好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

400 / 530
 たった、たった4クリック♪ たったそれだけ作品応援♪

 高評価・感想・捜索掲示板での紹介を欲する欲するグレン×グレン♪


英雄乱戦編 第五十八話 兵藤一誠、なめたらアカン

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 クソッ! 敵の数が多すぎる!!

 

 ドラム缶もどきは大量に砲撃を仕掛けてくるし、仮面ライダーサウザンドどかいう連中も、飛び跳ねてかく乱しながら射撃を叩き込んでくる。

 

 接近しても強力な蹴りで反撃してくるし、こいつら全員、手ごわい……っ。

 

「ええい! この数は……っ!」

 

「それにイッセー君の力が使えないなんて!」

 

 ゼノヴィアとイリナがカバーしてくれているけど、このままだとこっちが押し切られる。

 

 こいつら、ターゲットのメインはリゼヴィムだけど俺達も狙っている。むしろこっちの方が遠慮なしに攻撃を叩き込んできやがる。

 

 このままだとかなりまずい……っ

 

「ふはははははっ! 中々やるようだな……ならばっ!」

 

「ぬかせ異形! 人類の未来は奪わせん!」

 

 激突するリゼヴィムが変身したサウザイアー・リリンと、サウザンドフォースのテンサウザー・ロスト。

 

 あいつら、戦闘の間にこっちも巻き込めるような攻撃ばっかりしてきやがる。

 

 それなのに、両方ともまるで読んでるように正確に回避しきっている。いったい何だってんだ!

 

 畜生。真女王どころか、赤龍報奨も三叉成駒も使えない。

 

 これじゃぁ、俺は歴代最弱の赤龍帝のまま―

 

「……いや、違う」

 

 ―そうじゃないだろ。

 

 俺は大事なことに気が付いて、思わず拳を握り締めると顔面を殴りつけた。

 

 轟音が響き、思わず全員がこっちを見る。

 

 ま、そりゃいきなりこんな事したら変な奴だしな。

 

 ただ、何とか頭が冷えた。

 

 悪魔の駒の力がない? だから赤龍帝として歴代最弱? 違うだろ、馬鹿野郎。

 

『……い、イッセー?』

 

「シャルロット。お互い、まだまだ未熟だよな」

 

 ああ、すっかり忘れてた。

 

 そう、俺は―

 

「俺はリアス部長が愛する最強の兵士(ポーン)で、シャルロットが誇る比翼連理だ。この程度でへこたれるわけがねえ!」

 

 ―ああ、だから!

 

「久しぶりに行くぜ、シャルロット!」

 

『―――ッ! そう、そうでした。行きますよイッセー!』

 

 ああそうだ。

 

 俺達、二人で一人の赤龍帝は三位一体。ドライグと一緒の俺達だけの強みがあるんだって、最近すっかり忘れてたぜ!!

 

「『禁手化(バランス・ブレイク)ッ!!』」

 

 そう、俺達の本領は究極の羯磨(テロス・カルマ)赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)の相乗強化。

 

 赤龍帝の籠手が持つ可能性を拡張することに特化した、究極の羯磨が至った禁手。天使の羯磨に導かれし赤龍帝(テロス・アズライグ)こそが真骨頂。

 

 最近色々あって忘れてたけど、その多様性が俺の持ち味なんだよ!

 

 そして、これまでの結果がこの程度で全部消えるわけでもない。

 

 真女王を生かす為に、初代孫悟空の爺さんが教えてくれた方法は……生かせる!!

 

閃光の如き赤龍の覇道(ウェルシュ・ライトニング・ドレッドノート)ッ!」

 

 俺達の至った亜種禁手の一つ。極短時間限定で覇龍のポテンシャルを発揮する亜種禁手。

 

 連続発動は最初からでも一分程度。今でも三分続くか続かないか。

 

 だけど、それは常に力を振るっている時だけだ!!

 

 俺は素早く拳を振るうと、サウザイアーとテンサウザーの戦いに割って入る。

 

 攻撃そのものは回避されるけど、こっちの動きが鋭いから割って入れる!

 

「出力の調整が機敏かつ正確……っ! しかも克服した覇をあえて振るうなど、神祖が慧眼でも見通せていない……っ!」

 

「ええい! これだけの機敏な調整、透過と併用できるわけがないだろうに……っ!」

 

 そりゃどうも。俺だって必要な時はこれぐらいするさ。

 

 孫悟空の爺さんから与えられた課題。出力の正確な調整を安定して使えるようにする訓練。

 

 まだまだ大雑把なところはあるけど、赤龍帝そのもののドライグに究極の羯磨で可能性操作ができるシャルロットがいるなら、ハイロウの調整はかなり大幅にできる。

 

 打撃を入れる瞬間だけ覇の領域にすることで、結果的に発動時間を長続きにすればいい。

 

 このまま好き勝手にさせるわけにはいかねえしなぁ!

 

 それに!

 

『そこですっ!』

 

「「!?」」

 

 俺の打撃を回避した二体のサウザーに、オーラの砲撃が放たれる。

 

 忘れてねえか? 俺とシャルロットの星辰光(アステリズム)は、自分の神滅具に相手の神滅具の力を籠めれる能力だ。

 

 シャルロットが自分の神器を使う分には、赤龍帝の力もある程度は使えるんだよ!

 

「なめられたものだ。……リリス、そろそろ援護を頼む」

 

「まったくだ。メタルスター部隊、攻撃開始!」

 

「それをさせると―」

 

「―思ってるの!?」

 

 相手も更に総力を投入するけど、そこにゼノヴィアのデュランダル砲が放たれ、縫うようにイリナが入って攻撃を仕掛ける。

 

 乱戦になってきたけど、この程度じゃなぁ!

 

 ……と思ったら、リリスが盛大にデュランダル砲と仮面ライダーサウザンド達を吹っ飛ばしてこっちに向かってきた!

 

 流石にオーフィスの半分はきついか!?

 

「リゼヴィム、守る」

 

 あ、思いっきり殴り掛かる体制だ。

 

 思わず身を守ろうとした時、割って入る影があった。

 

『BURST!』

 

『ダイナマイティングカバンバスター!』

 

 カウンターでぶっ放した砲撃が、リリスの動きを一瞬だけど止める。

 

 その一瞬で、割って入った奴が振り返った。

 

「イッセー、アスカロン貸して! ハリー!」

 

「OKカズヒ!」

 

 いいタイミングで来てくれたぜカズヒ!

 

 俺はアスカロンを投げ渡すと、カズヒはそれをすぐキャッチ。

 

 確か聖剣因子を人造して移植したとか言ってたしな。短時間なら大丈夫だろ。

 

 更にカズヒはアタッシュナイダーを取り出すと、魔術で展開しながらジャッジングサマエルプログライズキーをセットした。

 

「五分稼ぐわ!」

 

 絶対稼ぐなこりゃ。

 

 ただそれでもたった五分。カズヒがそれぐらいのことしか言えない辺り、やっぱりやばいか。

 

 ただその瞬間、今度は大量の光がリリスに対して放たれた。

 

「なら私がいれば十分は稼げるでしょう」

 

「ミカエル様!? ご、ご支援感謝感激です!」

 

 カズヒが思わず挙動不審になるぐらい、この援護はありがたい。

 

 天使長のミカエルさんなら魔王クラスの強さはある。しかも星辰奏者だからもっと強くなってるだろうし。

 

 ありがとうございます! 信徒メンバーがちょっと戸惑っているけど!

 

 そう思った時、更に仮面ライダーサウザンド達に消滅の魔力が放たれ、雷光と魔法の雨あられが、嵐と共にぶっ放された!

 

 おお、最後のがよく分からないけど、リアス達まで来てくれたのか!

 

「イッセー、大丈夫!?」

 

「助けに来たよイッセー君!」

 

 くぅ~っ! 仲間が来てくれると感激だぜ!

 

「みんな! サウザンドフォースの連中がリゼヴィムの神器無効化能力を封じてる! 神器で畳みかけるんだ!」

 

 そう、神器無効化能力が使えないリゼヴィムにとって、神器の攻撃は未知の攻撃に近い。

 

 なら対応は困難になるだろうさ! ここは容赦なく使わせてもらうぜっ!!

 

 ああ、そしてこういう時にこそ―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「無事かイッセー! こっちは片付いた!」

 

「浸らせてくれないKYな人達には、先生の女神パワーがお仕置きしちゃうわよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―きちんと決めるから、お前に嫉妬するぜ九成っ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どうやら、大一番にはギリギリで間に合ったようだな。

 

 かといって状況は把握しきれてない。テンサウザーがいるということはサウザンドフォースが割って入っている程度だ。しいて言うなら、あのサウザイアーの色違いはリゼヴィムが変身したやつなんだろう。

 

 何故イッセーが今更真女王以外で戦闘をしているのかとか、なんで神器らしき攻撃がリゼヴィムらしき奴に通用しているのかとか、疑問符があまりにも増えて来る。

 

 こういう時は―

 

「イッセー何がどうなってる!?」

 

 ―人に聞こう! 当事者(イッセー)よろしく!

 

「……シャルロット、説明任せた!」

 

『上空を飛翔しているサウザンドフォース製人造惑星により、兵士(ポーン)の駒が持つ昇格(プロモーション)とリゼヴィムが持つ神器無効化能力が封じられています。前者は透過対策までしている念の入れようです!』

 

 よし、シャルロットが要点だけをかいつまんでくれた。

 

 かいつまんでくれたから尚更意味不明だ。

 

 なんで透過対策万全の昇格(プロモーション)封じなんて、イッセーの力限定特化の能力作ってるんだ。しかも透過対策だぞ透過対策。内通者がいるにしても早すぎる。

 

「……ふっ。サウザンドディストラクションがなければ、乳神が来る前には開発し、兵藤一誠も殺害を行えていたのだがな」

 

 テンサウザーはテンサウザーで、いったい何なんだオイ。

 

 奴の言い分から逆算すると、まるで乳神が来ることを予期していたような雰囲気を感じている。

 

 流石にあんなものを予想できるやつがいるわけ―

 

「気をつけろ皆! そいつら、リゼヴィムがここに来た目的が煉獄と天国を繋ぐ道に悪魔の母リリスが隠した知恵の実と生命の実を回収したついでだってことも、リゼヴィムの奴が自分が死んだらその魂を生贄にトライヘキサ復活を早める気だってことも言い当ててた!」

 

『『『『『『『『『『はぁっ!?』』』』』』』』』』

 

 思わず全員が絶叫するイッセーの情報に、戦慄しか覚えない。

 

 どこから驚けばいいんだよ。もはや諜報とかそういう次元でもないだろう。

 

 ザイアの連中、どこから情報源を得ているんだよ……っ!!

 

 いや、今はそこはどうでもいい。正確にはよくはないだろうが優先順位が違う。

 

 そのサウザンドフォースの主力と思しきテンサウザー。そしてリゼヴィムが変身しているサウザイアー。

 

 こいつらを捕縛することができれば、今後の状況がいい意味でひっくり返せる。できないにしても、これ以上ここでのさばらせる理由がない。

 

 テンサウザーはともかくリゼヴィムの方は絶対殺せない感じだが、その辺は頑張るしかないだろう。意外とぶちのめしても死にませんでしたケース多いしな。よし、行けそうだ。

 

 更に、絶大なオーラがこっちに向かって接近していることも分かる。

 

 これはおそらく―

 

「見つけたぞ、リゼヴィムッ!」

 

「いい獲物が来てくれたようだ。サウザンドフォースまでいるとはね」

 

 ―ヴァーリと曹操か!

 

「ヴァーリ気をつけろ! リゼヴィムを殺すとトライヘキサが復活するから殺せない!! あと神器無効化能力は周りのドラム缶が封じてる」

 

「なんだと? ……ええい、なら殺して欲しがるほどいたぶるだけか。まぁ、倒しやすいのと差し引きで考えるべきだろうね」

 

 イッセーと並び立ち、ヴァーリは素早く禁手を展開。

 

 覇なす白龍(ヴァニシング・メイル・)の戦装飾(クルーズドライブ)。あれでも十分戦えるだろう。

 

「なら、俺は悪祓銀弾(シルバーレット)を援護しよう。リリスに関しては俺達英雄派に責任があるからね」

 

「分かったわ。なら私もサポートに回るべきかしら。アーチャー、援護して」

 

「承知したでござる」

 

 曹操は連れてきた英雄派を率いて、カズヒねぇの方に向かうらしい。

 

 なら、俺がするべきことは単純だな。

 

「ちょうどいい。ザイアの連中には常々何発もかましたいんだ。……テンサウザーは抑える」

 

 俺はゾーンを維持しながら、テンサウザー・ロストの方に向き直る。

 

 はっはっは。結果的に下地となる能力が鍛え上げられたことは事実だが、それとこれとは話が別だ。洗脳教育のツケは払ってもらう。

 

 そして、そんな俺の隣に並び立つ女性がいた。

 

「カズ君がカズ君のケリをつけるなら私もやるわ。……お・か・え・し♪」

 

 リヴァ先生……。

 

 ああ、そうだな。

 

 さっきまでは俺が割り込んだようなものだ。なら文句を言う理由もないし、力が欲しいのは尚更だ。

 

「頼りにしてるぜ、リヴァ先生!」

 

「もっと頼ってね、カズ君♪」

 

 ああ、今後も頼むぜリヴァ先生。

 

 だからこそ―

 

「これ以上、天界に嘆きを持ち込ませない」

 

 ―俺は、伏せ札をここで開帳する。

 

「覚悟はいいかテンサウザー。駒王町を含めたお前達の狼藉の代金、そろそろ一旦支払ってもらうぞ!」

 

 チームD×D、なめるんじゃねえっ!!

 




 イッセー反撃モード。そしてオカ研集合!




 サウザンドフォースの仕込みはほぼ完ぺき。神様転生者たちの千年掛けた蓄積は、原作通りならイッセーもリゼヴィムもチェックメイトをかけられていただろう。

 だがしかし、後ろから刺されて流出した力がそれを食い止める。




 ……イッセーが昇格基準の力を主体にしてるんですっかり出番がなかった亜種禁手祭り、ここに復活。

 劇場版ゼロワンでメタルクラスタホッパーが善戦したような、かつての力により敵が思わぬ反撃を喰らうっぽい流れ。そもそも昇格封じが即興なのでこれも即興ですが、結果的にいいバトルを入れられたと思います。

 当初の予定ではサウザイアー・リリンという猛威に対して全員総がかりで食らいつくという流れでした。まぁそれを前座とすることで龍人化の力を比較対象として示せる余地があると思ったんですが、こっちのほうが燃える展開ですし、九尾さんのメッセージには感謝ですね♪
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。