好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はい、そういうわけでファニーエンジェル編での最終決戦スタート!

 ……今回は前座だけどな!?


英雄乱戦編 第五十九話 天界防衛最終戦(前編)

祐斗SIDE

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 天界を守る為に、僕達の戦いはここが大一番だと断言できる。

 

 だからこそ、ここですべてを出す切るつもりで……挑む!!

 

「雷光よ、嵐を纏えっ!」

 

「撃ち落とせ、エクス・デュランダル!」

 

 夢幻召喚をもってして更なる領域に到達した朱乃さんとゼノヴィアを中核に、僕達は大量に展開される敵仮面ライダーを迎撃する。

 

 遠距離から攻撃をしてくる人造惑星は、うかつに撃破してリゼヴィムの神器無効化能力(セイクリッド・ギア・キャンセラー)が復活しては困るからあえて攻撃しない。だけど、具現化されている仮面ライダーは別だ。

 

『『『『『『『『『『JUMP』』』』』』』』』』

 

 同型の援護射撃を受けながら、十数体の仮面ライダーサウザンドがプログライズキーを同調させる。

 

 彼らは一斉に飛び上がると、それぞれが跳ね上がるような軌道で突貫する。

 

「させるか、龍騎士よ!」

 

 カウンターをぶつけるように、僕は龍騎士を展開すると突貫させる。

 

『『『『『『『『『『ライジングディストラクション!!』』』』』』』』』』

 

 その蹴りが龍騎士を破壊するけど、大技は使わせれた。

 

 だからこそ、その隙は逃されない。

 

「もらった!」

 

「……吹っ飛べ」

 

 アニルくんと小猫ちゃんがその隙を逃さず、素早く攻撃を叩き込んで何体か撃破する。

 

 そこからくる僅かな隙をねじ込むように、ギャスパー君がここぞとばかりに闇の獣と停止の力で切り崩していく。

 

 そしてその均衡が崩れたところに叩き込まれるのはリアス部長の渾身の魔力。

 

「まとめて……消し跳びなさいっ!」

 

 放たれる砲撃は一撃で十数体の仮面ライダーサウザンドを消し飛ばす。

 

 だが、それをもってしても仮面ライダーサウザンドは数多い。

 

 更にテンサウザーも増産しているようだ。どうやら一度に出せる、もしくは効率的に制御できる数には限度があるだけのようだ。新たに補充する分の余裕は十分にあるらしい。

 

 それでも、僕達D×Dによって仮面ライダーサウザンドは抑え込めている。

 

 これだけでも十分すぎる価値がある。何故なら、その間にあの三人は必ず成果を上げてくれると信じているからだ。

 

 悪祓銀弾(シルバーレット)涙換救済(タイタス・クロウ)、そして僕達の赤龍帝。

 

 ここは任せてくれ。だから、任せたよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other side

 

 

 

 

 

 

 

 

 リリスを足止めに徹しているカズヒだが、ここで思い違いに気づき反省していた。

 

 五分は足止めすると言ってたが、そんなものではない。

 

 これなら本当に十分以上足止めすることも可能だろう。その確信すら覚えていた。

 

 理由は単純。リリスは確かに強大だが、いなしようはある敵だったからだ。彼女に比べればイッセーやヴァーリ相手の足止めの方が苦労するだろう。

 

 さもありなん。そもそも誕生してから二月立っているかも怪しいのだ。単純な性能は確かに高いだろうがそれ止まり。戦い方が拙いとしか言いようがない。

 

 これが本来の無限と称されるオーフィスなら、圧倒的な力がありすぎて流石に無理だろう。だが半分になり有限となったオーフィスの力ならば、カズヒクラスの戦闘強者ならある程度は対処できる。

 

 もちろん、それを持っても本来なら十分未満が限界だろう。だが今回は話が違う。

 

「させませんよ。無限の力は天界には厳しすぎますので」

 

 天使長ミカエルの星辰光による援護も大きい。

 

 ミカエル自身が魔王クラスとも戦えるレベルであり、更に斥力による拘束を可能とする星辰光が、リリスの動作から瞬発力を奪っている。間違いなく性能においては最強である彼を起点とすることで、更なる立ち回りが可能だった。

 

 更にそこから縫い留めるように、聖槍の切っ先がリリスを僅かずつ削っていく。

 

 有限と化したとはいえ無限だった存在。必然的にすぐ回復していくが、しかし動作から精細を欠かせるには十分だ。

 

 かつてオーフィスを有限とし、リリスの元となる力を簒奪した英雄派。無限を攻略したその手際も含めて、彼の力量は絶大だ。

 

 加えて彼の禁手と戦い方は、性能で圧倒する存在を技量と手法で絡め捕るテクニックタイプの極限域。圧倒的な性能による力押しに対しては、めっぽう強い存在でもある。

 

「流石に倒すのは無理だが、しかしいなす分には簡単だね。……二天龍の方が遥かに滾らせてくれるよ」

 

 残念そうに告げる曹操の横から、更に突貫するは岩石の獣。

 

 それにまたがり龍殺しの矢を放つサイリンは、そんな曹操に呆れたような笑みを浮かべていた。

 

「そんなに二天龍にご執心なの?」

 

「もちろん。慈悲の欠片もない圧倒的な力と、あらゆる手を覆す意外性の極み。あれに比べれば、俺を沸かせるには全く足りてないさ」

 

 さらりと告げられるその返答に、サイリンは苦笑しながら矢を放つ。

 

 リリスも反撃の攻撃を放つが、ミカエルの星もあって直撃は当たらず、そして余波はサイリンが真っ向から受け止めていた。

 

 その偉業じみた耐久力の元となるは、サイリンが着込んでいる輝く鎧。

 

 それを一瞥しながら、踏み込んでリリスの足を払うアーチャーが小さく微笑んだ。

 

「ふふふ。マスターは尼子の次代であってドゥルヨーダナはデコイにしておりましたが、よもやそちらの方から更なる高みに至れるとは思わぬでござった」

 

「インドラ神に感謝……いえ、皮肉のつもりかもね」

 

 そうサーヴァントに返すサイリンを、カズヒはちらりと確認する。

 

「ドゥルヨーダナ方面から? 帝釈天……インドラって加護を与えるんじゃなくて妨害してきた側じゃなかったかしら?」

 

 マハーバーラタには詳しくないが、ドゥルヨーダナは主役側であるアルジュナ達の敵で、アルジュナはインドラの子だったはずだ。

 

 多くの神々がアルジュナ側を支援し、それはインドラ側も同様だったと記憶にある。敵対する側であり、加護を賜った逸話があっただろうか?

 

 疑問を戦闘に集中する為抑え込もうとするが、そこでミカエルが小さく頷いていた。

 

「……なるほど、カルナの鎧ですか」

 

 その言葉に、サイリンは小さく頷いた。

 

「そう。ドゥルヨーダナの配下であり、多くの神々によってアルジュナとの闘いで敗北を強いられた悲劇の英雄カルナ。彼の誓いを悪用したインドラが奪った、カルナの鎧のレプリカですよこれは」

 

 そう返すサイリンは、そのうえで一歩を踏み込んだ。

 

「そう、私は二重の意味で国家元首の末裔たる者。……アーチャー、どうせばれてるだろうから、そろそろ名乗りを上げなさい!」

 

 そう告げる彼女に、アーチャーは小さく頷いた。

 

「……では。拙者の時代より前のあり方ではござろうが……主の命なら名乗るがよしですな」

 

 そう告げると共に、アーチャーはリリスの攻撃をいなし、胸を張る。

 

「遠からんものは音に聞け! 近くばよって目にも見よ! やぁやぁ我こそは、尼子十勇士が一人、山中鹿之助也!!」

 

 その名乗りと共に、アーチャー……鹿之助はサイリンを立てるように跪く。

 

「我が新たなる主、ドゥルヨーダナの血を纏いし尼子の新たな当主、サイリン・アマゴ・ドゥルヨーダナ! かつての尼子家が治めた国にも負けぬ一大PMSC、アマゴフォースのCEOが栄える為に、貴様らの首を頂戴いたす!」

 

「そういうこと。さぁ、尼子家の新たな栄光、そして曹操が進む彼の夢! 阻むというならかかってきなさい!!」

 

 構えサイリンが放つは鏑矢。

 

 その龍殺しの矢がリリスをのけぞらせ、その隙を逃さず曹操が駆ける。

 

 合わせるようにカズヒも駆ければ、そこにリリスは反撃を叩き込む。

 

 少し面倒くさがったのか、津波のように広範囲を巻き込む大規模攻撃。

 

 それに対し曹操がいなす態勢に入るより早く、カズヒは一歩を踏み込んだ。

 

「止まるな、道は切り開く!!」

 

 踏み込むカズヒはフォースライザーを操作し、出力を大幅に向上させて突貫する。

 

『リスターティングディストピア!』

 

 オーラを放出させながらの突貫、そして波涛に激突するカズヒ。

 

 半減し有限になったとはいえ、リリスはオーフィスの力。その主神すら超えるだろうオーラを前に―

 

「……まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ……まだ……だぁっ!」

 

 ―()()()()()、その力から守るべきものを守る為、カズヒの意思は覚醒する。

 

 その事実を自覚的に運用し、瞬間的に十五回の覚醒をもって、カズヒはオーラを突破した。

 

 むろん瞬間的な二桁の覚醒はカズヒに肉体に多大な負荷をかける。一瞬は確実に動きが止まり、そして休息なしでは自滅に繋がる大博打。

 

 だが、それはカズヒが一人ならの話だ。

 

「道は開いた、今よ!」

 

「ふふ、なら遠慮なくいくとしようか!!」

 

「ええ。銀弾が開けてくれた英雄への道、駆け抜けてこそよ……曹操!!」

 

 すぐ後ろについていた曹操と、曹操に続いた再臨が、素早く駆け抜けて大技で隙の生まれたリリスに攻撃を叩き込む。

 

 大技を入れたがゆえに逆に波状攻撃を受けたリリスは抑え込まれ、その隙にカズヒは宝石魔術で治癒を行う。

 

 呼吸を整えるカズヒに、援護射撃をしながらミカエルが降り立った。

 

「無理をしないでください、と言いたいところですが無理でしょう。ですが、これならリリスは当分抑え込めます。ありがとう、カズヒ」

 

「もったいないお言葉です、ミカエル様」

 

 思わぬ言葉に流石に頬が緩むカズヒだが、すぐに意識を切り替えると回復に集中する。

 

 おそらくここで決着はつかないだろう。だがだからこそリリスに誰一人として奪わせるわけにはいかない。

 

 間違いなく最強戦力であるであるリリスは推させるべきだ。イッセー達もオーフィスも、それぞれ違う意味でリリスが被害を増やすことを望まないこともある。カズヒとしてもリゼヴィムやミザリの道具として、悲劇が撒き散らかされることを望んでもいない。

 

 だからこそ、まだだ。

 

「二分で回復を終わらせます。行ってください、ミカエル様」

 

「分かりました。その二分、なんとしても持たせましょう」

 

 そう、この戦いでこれ以上誰も奪わせない。

 

 それは邪悪を穿つ銀弾たる自分の誓い。

 

 それは平和を愛する優しい赤龍帝たる兵藤一誠の誓い。

 

 そして何より、嘆きを変える青い救い手、涙換救済(タイタス・クロウ)九成和地の誓いなのだから。

 

「あっちは任せたんだから、こっちはしっかり任される。……そうでしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、外周での戦闘も大きく趨勢が揺れ動いていた。

 

「全軍、攻撃準備。目標は敵母艦と思われる飛行船群だ!」

 

 その号令と共に、撤退準備に入っている飛行船を逃がさないとばかりに天使からの攻撃が放たれる。

 

 放たれる光の槍は、数千を優に超える。それどころか派遣された護衛軍からも多種多様な攻撃が放たれ、迎撃を行っている邪龍達を薙ぎ払っていった。

 

 更に掻い潜る様に肉薄する白兵部隊もいる。極めつけにサウザンドフォースは禍の団を盾にする様に布陣しており、加えて撤退を視野に入れてないのか更なる兵器が投入されている。

 

 その兵器は二門のガトリング砲から弾丸を放ってけん制しながら、近づいた敵を拳で殴りつける戦闘を行っていた。

 

 結果的に挟み撃ちになる禍の団だが、しかしそれでもよく耐えていた。

 

 その理由は、禍の団が投入した新兵器にある。

 

 サリュートⅡの蓄積したノウハウから発展形として開発された、デルタサリュートのデータを組み込んだ新型人造惑星、サリュートⅢ。

 

 各種換装装備を用意することで、基本的にサリュートⅡで出来ることをすべてこなしながら特化した長所を持つ兵器としての更なる進化を遂げた新型兵器。

 

 近接戦闘型クロスユニット。砲撃戦闘型ロングユニット。隠密作戦用スパイユニット。そしてこの防衛戦闘用ガードユニット。

 

 これらの完成と投入により、禍の団はここまでの作戦行動を行うことに成功していた。

 

 この機体がなければここまでの作戦は不可能だったろう。もしするとしても、それは移動拠点としてのアグレアスを確保できていたら担っていたはずだ。

 

 だからこそ、禍の団は何とか今でも戦えている。

 

 だが、もう作戦はここまでだ。

 

 元々物のついでで行った作戦である以上、これ以上ここで戦う理由はない。無駄死にを増やすだけで得することがないだろう。

 

 ゆえに、ただの悲劇ではなく質と量に拘った悲劇を求めるミザリは、撤退を行う為の指揮を行っていた。

 

「無理して迎撃する必要はない! 近づくとまずいかもと思わせればそれで十分だ!」

 

 そこまで語ったうえで、ミザリは軽くため息をついてからあらぬ方向を見る。

 

 第四天に繋がる門がある方向を見て、ミザリは少し困り顔になった。

 

「早く帰ってきてくれないかなぁ。流石に置いて帰るわけにはいかないんだけど」

 

 興が乗って遊んでいるのか、それとも兵藤一誠達かサウザンドフォースに一杯食わされて手間取っているのか。

 

 最悪見捨てなければいけないが、それをやると禍の団は今度こそ組織的に致命的な麻痺を起こしてしまうだろう。

 

 良くも悪くも禍の団ははぐれ物が多い故、トップに相応のカリスマ性や圧倒的な性能が必要なのだ。

 

 つまり、リゼヴィムとリリスがいないと禍の団は今の規模を維持できなくなる。

 

 この規模の組織は間違いなくミザリにとって必要不可欠。それを踏まえると、今生の父親であることも含めて二の足を踏んでしまう。

 

「……それはそれで悲しめそうだけどね。気が合うし」

 

 だが深呼吸でそれを切り替える。

 

 そうしないとトリップして、思わぬダメージを食らいかねないからだ。

 

 そして同時に、脳裏で一つの思考を行う。

 

―やっぱり、今度機会があったら試さないとまずいよねぇ、コレ。

 

 博打にはなるだろう。だが同時に、何の博打もなしにできるほど自分の願望は簡単ではない。だからこそ、「自主的に輪廻転生を悪用する」などという大博打をした自分でもある。

 

 それを踏まえ、ミザリは小さく微笑んだ。

 

「その時まで生きていてほしいね。いや、死んだら死んだで悲しいけれど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 決戦の時は、近い。




 そういうわけで、サウザイアーとテンサウザーをボコるのは後半まで待ってね?



 ……ご安心を、これを予約投稿した後すぐに予約投稿する予定です。明日の朝には見れるから!!
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