好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 常々、高評価・感想・捜索掲示板での紹介を欲しているグレン×グレンです。

 さて、ちょっとここで説明会になっちゃいます。


聖教震撼編 第二十七話 兵器と死徒

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 神聖糾弾同盟と各勢力が入り乱れる乱戦は、未だ混迷から脱していない状態だった。

 

 何よりこの戦いが異形として異例といえるのは、あまりに多種多様な兵器が戦力として価値を成していることだろう。

 

 異形の社会は生身の戦闘能力がずば抜けて高い。それこそ中級クラスともなれば、現代の兵器系統なら一個小隊程度なら十分相手どれるものも数多い。上級悪魔が眷属を率いれば、小規模な駐屯地なら蹂躙できるだろう。

 

 だがそんな中、兵器が中級クラスと互角以上に渡り合う。その事実はあらゆる意味で脅威といえる。

 

 例えば、禍の団の主力たるサリュート系列。

 

 疾風殺戮.comが要求したサリュートⅠに連なる小型系列と、それを参考にアルバートが開発したΔサリュートといった大型系列。これによる戦術的行動は禍の団の脅威度を高めている。

 

 Δサリュートによって確立された換装技術。それによりサリュートⅡを発展させたサリュートⅢ。これによる対応力の増大は、各勢力にとっても強敵というほかない。

 

 例えば、大欲情教団が使用する人型兵器。

 

 神器(セイクリッド・ギア)という概念を知らない彼らは、しかし独自研究により兵器サイズで実用化に成功。その過程として禍の団と同じ「宿す人間ごと大型化する」というアプローチにより、主力兵器として運用できるレベルに到達している。

 

 性欲を根幹とするが為に股間部を肥大化させた設計は、しかし性欲を根幹とする大欲情教団とかみ合い高性能化に寄与。サリュートⅡに比べれば安定性や信頼性では劣るが、爆発力である程度補えるレベルに到達していた。

 

 例えば、三大勢力が開発したTFユニット。

 

 発想の転換から後れを取っているが、神の子を見張る者(グリゴリ)はは新規研究の第一人者。実験機止まりでいいなら人間が運用する異能レベルで人工神器を実践投入できるレベルに彼らが、その発想に合わせた機体を実用化させるのはある種当然だった。

 

 規模において禍の団を超えることもあり、TFユニットは性能重視。高性能化において「ロマン」を力に変換する機能を組み込む都合上、数にある程度制限を駆けるほかない代わりり、平均的な性能なら前者を遥かに超える。

 

 更に王の駒や真魔の駒を中枢ユニットとして組み込むアガレッサー。その量産型といえるガレシオンの開発もあり、更なる可能性を秘めた兵器群ともいえる。

 

 例えば、混沌回帰連隊(ケイオス・フォース)が主力とするガトリンガル。

 

 機能向上の為に人型兵器にする必要性がある前者と異なり、この機体は人型に拘らない。

 

 独立具現型神器に発想を得たジョン・マージ・ガトリング。これは人体という構造そのものが、兵器としては不適格という合理的見地によるものだ。

 

 兵器というものは基本的に、目的に合わせて特化した性能を確立できるに越したことはない。その方が運用する側も統括する側も整備する側も使いやすいものが開発できるし、リソースの一極化は総合的にコストにおいても重要だ。

 

 それに対し人体というものは、基本的に柔軟性に長けている。要は器用貧乏かつ強度にかけるという、兵器としては長所にしにくい部分が多い。投擲力などにおいては圧倒的だが、火砲やミサイルの発達もあり、兵器にするには優先順位は低い。

 

 その結果として獣という、柔軟性に欠けるが剛性に強い構造を採用する。それに伴うデメリットを乗り越えられる技術力があるのなら、立派な一つの選択肢だ。

 

 ……そしてサウザンドフォースが扱う騎乗型人造惑星であるメタルスターは、ガトリンガルが最も近い。

 

 これは発想として「安全性や高出力を両立した人工神器として、宿す人体ごと大型化する」という思想を持たなかったこと。そもそも人工神器が中核の思想になってないこと。そういった要因が重なった、ある種の収斂進化に近い。

 

 メタルスターは星辰体運用兵器。それを中核として運用されているからこその機体であった。

 

 同時ロールアウトを前提として、対リリンや対乳龍帝を想定した機体の開発も行われていた為で遅れてはいるが、星辰体運用兵器としては、元々星辰体技術の出所であることもあって引けを取らない。

 

 そしてその根幹機体である通常使用もまた、多角的な戦闘により敵勢力と渡り合うには十分すぎる性能を誇る。

 

 人心結集による異形制圧(ディストラクション・セイヴァー)。その星辰体運用兵器が、敵勢力に対して等しく猛威を振るっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 メタルスター

 

人心結集による異形制圧(ディストラクション・セイヴァー)

 

基準値:B

発動値:

収束性:D

拡散性:

操縦性:

付属性:E

維持性:B

干渉性:E

 

 

 

 

 

 

 

 機械的に発動されるこの星が、更なる戦線の混迷化をもたらしていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アザゼルSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 ったく。漸くこっちにこれたと思ったら、やばいことになってんなぁ

 

「おう、お前ら! 頑張ってるようで何よりだ」

 

「アザゼル先生」

 

 チームD×Dの陣に到着した俺に、ソーナが気づいて軽く一礼する。

 

 もっとも長い会話をする暇もないし、それをするほどソーナも馬鹿じゃねえ。

 

 すぐに魔法陣を展開して布陣などを映し出しながら、俺に向き直った。

 

「現状は膠着状態、乱戦となってますね」

 

「みたいだな。こっち来るまでに映像もある程度見てる」

 

 俺は魔法陣を追加捜査して、戦場の様子を映像として出す。

 

 横倒しにしたドラム缶みたいな、サウザンドフォースの戦闘兵器。更にその下で猛威を振るう死徒どもを見て、俺は舌打ちしたくなってきた。

 

 死徒はなぁ。あいつら本当に対人においちゃぁ厄介すぎるんだよなぁ。

 

「純粋な人間の異能だと碌に通用しないからな。悪魔祓い(エクソシスト)の武装も、神器もろくに効かないってのが厄介だ」

 

「先ほど接敵した椿姫達も苦戦していましたしね。椿姫が至っていなければ死者が出ていたかもしれません」

 

 あ~。なるほど。

 

 あいつの禁手、かなり特徴的というかハメ殺しに特化している節があるからな。かなり神器そのものの性質から離れているから、出せるまでにいくつかの条件ができちまってるのはネックだが。

 

 D×Dは純粋な人間は少ないが、混血や転生で人間の要素が残ってる連中は多いからな。殆どは禁手に至ってるとか、死徒に通用するレベルだから失念してたぜ。今度対死徒装備とか用意してやるかねぇ。

 

「……幾瀬鳶雄さんが、神聖糾弾同盟と戦闘中に上級死徒と接敵しています。彼は大丈夫ですか?」

 

「そっちは問題ねえ。鳶雄のは神器全体を見ても、とびぬけて対死徒における優位性があるからな」

 

 どうも死徒は「人の為の理」に徹底的なマウントが取れる存在みたいだ。その性質上、人の理から外れていれば外れているほど優位性が上昇する感じだな。例えば神や悪魔が神や悪魔用に開発した装備なら、ストレートに攻撃が通る。逆に神や悪魔が作っても、人間用に仕立てれば無効化することもできる。

 

 そういう意味じゃぁ、狗神は死徒にとっちゃぁ相性最悪だ。

 

 なにせあの神滅具は、材料として神が神の為に作った武器と神が呪いをかけた人間が込められている。真逆の存在を二つも使って作られてるから、尚更反則級に死徒には通用する。特攻が入るのではなく特防をすり抜けるわけだ。

 

 だからこそ、そっちは問題ねえ。そもそもD×Dも大王派も、悪魔が普通にいるからな。陣形を組み替えればある程度の対応はできる。

 

 だからこそ、問題視するべきはそこじゃなく―

 

「サウザンドフォースの人造惑星はどうだ?」

 

 ―そっちに気を取られている間に、やばい方に仕掛けられる可能性だ。

 

「……そこも問題ですね。予想以上に戦場をかく乱されています」

 

 ソーナの方もそういうだけの事態ってわけか。

 

 確かにあのドラム缶、厄介だしな。

 

 空を自由に飛び回るドラム缶は、飛行兵器としちゃ中々なもんだ。低速での安定飛行から、超音速の高速飛行、ヘリコプターじみたVTOLまで自由自在。単独で対地攻撃機や爆撃機、ガンシップじみた対応を自由自在にやってのける。

 

 左右に搭載されたアームはそれが対地攻撃武装として使えるうえ、更にいくつかの武装を運用可能。さらに両端部もウェポンプラットフォームとして使えることで、更なる攻撃を可能とする。

 

 とどめに星辰光だ。これがかなり厄介だな。

 

「……自立戦闘端末製造能力ってところか」

 

 俺が映像を見る限り、奴らは数種類の自立戦闘端末を多数使役して運用している。

 

 攻撃を回避して三次元的に仕掛ける爆弾や、ちょっとした滑空砲レベルの砲撃を速射でかます移動砲台だのが確認されている。

 

 

 奴らの基本戦術はそれだ。あの自立戦闘端末を中核としつつ、更に重武装の高速飛行兵器とすることで星圧力を高めている。

 

 おそらくは対軍勢を主軸にした兵器なんだろう。一騎当千ではなく数を用意できる軍勢を蹴散らす兵器。そういう意味では理にかなっているな。

 

 戦域全体の支援が主軸の兵器ってところだ。そういう意味じゃぁ、バリエーションで対リゼヴィムや対イッセーがあるのも納得だ。本命が勝つ為の支援を行うのがメインなんだろう。

 

 ……とはいえ、だ。

 

「ソーナ。戦略的な観点から見て……どう思う?」

 

「高い確率で、サウザー諸島連合とは別に国家級の支援を受けている、と考えるべきでしょう」

 

 やはりそうなるな。

 

「俺も同感だ。あの工業生産力、異形全体を敵視している連中が獲得するには国家レベルの支援が必須だろう」

 

「禍の団だって、小国複数レベルの援助ができるだろう、南海同盟があっての大艦隊だろうしな」

 

 異能を使えば技術面はどうにかできるだろうが、物資面においてはどうしてもある程度の国力が必要だ。

 

 そういったモノのメリットってのはバカにならない。如何にサウザンドフォースが油断ならない技術力を持っていようと、工業的な面で相応の地盤は必要だ。

 

 それに気になる点はいくつかある。

 

 サウザンドフォースが語る神祖。後継私掠船団(ディアドコイ・プライベーティア)から聞く限り、連中は謎があまりに多い。

 

 下手な魔星を凌駕する星辰光(アステリズム)。破損した箇所から結晶が生成されて数秒立たずに元通りに修復される、独特な回復能力。乳神の来訪やリゼヴィムの台頭、更に予測不可能なイッセーの進化すら、ある程度見通していた異常な読み。

 

 それでいて、幸香やハヤテの造反をもろに受けるチグハグな部分といい、奇妙で不気味というほかない。

 

 そんな連中が本部としていたのがサウザー諸島連合。おそらく建国前から下準備をしていたと考えるべきだ。

 

 ……そんな入念な準備を整えた連中が、サウザー諸島連合だけしか足場を用意してないってのも怪しい。

 

 数百年以上の暗躍を、どの勢力も察知できない形でやってのけた連中だ。俺ならそんなセーフハウスならぬセーフカントリー、一つだけなんてことはしない。

 

 こりゃ、一度真剣に調べないといけないのかもな。

 

「さて、この後どうしたもんかねぇ?」

 

 一応、相応の手札ってのは用意してるんだが……な。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 バチカンを中心とする各勢力の激戦は、大きく情勢を揺るがしていた。

 

 サウザンドフォースのメタルスターによる制空権の確保と、死徒による人間に対するアドバンテージを生かした蹂躙。これによりサウザンドフォースは優勢を獲得し始めていた。

 

 あえて純粋な人間の兵器を利用するメタルスターの対地攻撃と、純粋な人間の兵器ならほぼ無効化できる死徒の特性。その相乗効果が敵に対して強い蹂躙を成し遂げていた。

 

 ……だが、いつまでもやられているほど弱い勢力画ばかりで世の中は構成されていない。

 

 その音が響いた時、死徒の一人は少し疑念を浮かべていた。

 

「なんだ、この揺れと音は?」

 

「四足動物の走行音……にしては大きい?」

 

 その懸念に死徒達が止まり、そしてそれは幸運だった。

 

 その直後、巨大な四足動物型の兵器が絡み合うように激突したのだから。

 

「……なんだあれは!?」

 

 驚愕する死徒達だが、そんな死徒達を置き去りにするように動物型兵器は激突する。

 

 片方は、三大勢力の新型TF(トライフォース)ユニット。機獣将軍ヴォルティーガ。

 

 ロマンを力に変えるTFユニット本来の設計思想にのっとり、「動物型ロボット兵器」に対するロマンを最大限に生かす為、獣型に変形できる陸戦特化型TFユニットである。

 

 そして一回り小型ながら、更に小型の機体を引き連れて渡り合うは、ガトリンガル陸戦仕様、ガトリンガル・レオン。

 

 ライオン型のガトリンガルであり、これもまた陸戦特化型の機体となっている。

 

 共に陸戦特化型。そして被害をなるべく抑えたいヴォルティーガと、周辺被害を意にも介さないガトリンガル・レオン。その戦いは考え方の違いもあって互角に近い状態となっていた。

 

 ……そして、その困惑をついて動く者もいる。

 

「……まったく。まさか俺達がバチカンに来るとはな」

 

 その言葉に気が付いた死徒は、しかし反応が一瞬遅れた。

 

 その瞬間、死徒部隊は首を跳ね飛ばされる。

 

 一瞬の交錯。その隙をついた攻撃はしかし、普通なら対処ができていただろう。

 

 秒で戦闘が成立したのは、彼らが突入してきた方向にある。

 

 つい直前に砲弾が着弾していた場所から、敵が突っ込んでくるという心理的盲点。

 

 普通なら、悪祓銀弾のような特例の行動といえる。だが、そもそも()()()()と分かっているなら問題ない。これはつまり、そういうことだ。

 

「……大王派ではなく魔王派側、それもアザゼル元総督の要請らしい。よく主も許可を出したものだ」

 

「道間家も色々あって、大王派以外の選択肢を取りたいのだろう。我々もまた、対応が分かれているようだ」

 

「ミザリ・ルシファーこと道間誠明の一件か。まぁ、俺達は外注に近いから道間のことはどうでもいいがな」

 

 そう語る彼らに、榴弾砲の直撃が迫る。

 

 だが彼らは一瞥しただけで回避を放棄し、そのまま会話を続ける。

 

 直後、砲弾が全員を巻き込む位置に着弾。

 

 ……その数秒後、彼らは意にも介さず肩をすくめながら歩き出す。

 

「主も出ているのだろう? いつも思うがフットワークが軽すぎるな」

 

「同感だ。俺なんぞ鎖国前からの付き合いだが、あの人絶対アザゼル元総督と気が合うぞ」

 

「心が若いって、人生を彩るコツだよな。あの人トップなだけあるよ」

 

 そう平然と語ったうえで、彼らは次の目標を捜索する。

 

 ……バチカンを巡る戦いは、同時に死徒対死徒の様相すら見せていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 情勢は、更に動き出す




 とまぁ、いろいろと動く感じになっております。

 ……では手短に、メタルスターの星辰光を乗せて終わりになりますね。




『星辰光』
人心結集による異形制圧(ディストラクション・セイヴァー)
基準値:B
発動値:
収束性:D
拡散性:
操縦性:
付属性:E
維持性:B
干渉性:E
 メタルスターが基本として搭載している星辰光。
 自在戦闘端末創造能力。メタルスターに内蔵されたユニットと同調することで、多種多様な戦闘端末を創造して制御できるようになる能力。

 卓越した運動性で敵の攻撃を回避しながら直撃して爆発するボムセイヴァー・150mmの近接炸裂弾頭と形成炸薬弾頭を切り替えて発射するガンセイヴァー・有効射程を伸ばす中継ビーコンとなるナビセイヴァー・歩兵たちを運ぶ輸送ユニットとして随伴させるシェルセイヴァーなどを選択可能であり、適切に運用することで多角的な戦闘を可能にする。
 この星を全力で運用したメタルスターは、星辰奏者一個中隊に匹敵する戦術的価値を保有。上級悪魔が眷属を率いてもてこずる性能を獲得した、高性能軍事兵器として確立されている。

 星の光は人のために。すなわち異形を殺し死の光。
 その決意を持つ狂信者に操られ、鋼の星は猛威を振るう。

★詠唱

 創生せよ、天に描いた守護性を―――我らは鋼の流れ星。

 偉大なる神祖の遺志を継ぎ、我らはここに星となる。
 鋼の星は守護の星。人よを守りて異形を討ち、世界の未来を守るのだ。

 全身全霊、覚悟完了。死すら恐れぬ決意をもって、今こそ人を救う時。
 問答無用、一切粉砕。人を惑わす悪しき異形に、今こそ滅びをもたらそう。

 嗚呼、いつか人類皆すべて、神域に至るそのために。愚かな異形を葬り去らんと、決意をもっていざ出陣。

 超新星(メタルノヴァ)――人心結集による異形制圧(ディストラクション・セイヴァー)


■Type-セカンド
『星辰光』
神意解析による明星沈静(リリス・キャンセラー)
基準値:B
発動値:
収束性:E
拡散性:AAA
操縦性:E
付属性:E
維持性:B
干渉性:E

 Type-セカンドが機能として保有する星辰光。神器無効化(セイクリッド・ギア・キャンセラー)相殺波動放出能力
 千年にも及ぶ神器の解析研究から神器の共通規格を洗い出すことで、それに加工を施して神器無効化能力を無効化するフィールドの生成する星辰光。
 その性質はいわばECMに対するECCM。さらに数をそろえることで破壊のリスクを含めた問題を解決している。

 リゼヴィム・リヴァン・ルシファーが超越者たる最大の特性。神器保有者に対する絶対的な優位性。それを奪い取るこの星は、必然的に彼の脅威度を大幅に低下させる。
 少なくとも神器といった手段を利用できるだけで、大幅に難易度が下がるのは必定。この星辰体兵器はその一点をもって規格外の域に達している。

 リゼヴィム・リヴァン・ルシファーは悪意こそあれ、活動的な物ではなかった。危険人物でありながら虚無故の怠惰なその男に、ここまで対策を徹底的に用立てる神祖に、疑問の声もあっただろう。
 ―故にこそ、明星の悪意が目覚めた結果、サウザンドフォースは躍動する。高まる士気に促され、千の軍勢は明星に迫る。


■Type-サード
『星辰光』
兵士解雇による隷属解放(イッセー・シーリング)
基準値:B
発動値:
収束性:E
拡散性:AAA
操縦性:E
付属性:E
維持性:B
干渉性:E

 Type-サードが機能として保有する星辰光。昇格(プロモーション)阻害粒子展開能力。

 兵士の駒に干渉しその特性たる昇格の機能を阻害させる特殊粒子を生成し、広範囲に散布する星辰光。性質上非効率な面を数でカバーしており、これによって悪魔の駒の特性を大幅に低下させることで、兵士の駒を九割がた無力化することに成功している。

 当然だが同系統の技術に対するデバフにはなるが、効率は大きく下がるためあくまで昇格阻害に限定した運用を迫られる。また一見非効率的な粒子散布だが、これによる数の暴力に伴う面制圧は、半減や透過において多大な優位性を獲得する。
 性質上単純な兵士の駒が持つ昇格を阻害することにおいて徹底的に特化しており、この期待が一機でもいれば昇格は不可能に近い。数をそろえることで突破を困難にすることも可能。

 つまるところ、この星は兵藤一誠の異例な成長に関与する兵士の駒を阻害することに特化した星辰光。そのため駒が大きく関与する真女王や三叉成駒及び赤龍報奨はほぼ使えず、龍神化の系譜も負担が激増するため部分変化ぐらいしか使えない。
 ……それほどまでに、兵藤一誠は危険な存在。わかっていても動き出すまでに主人公を殺すのは想定外のリスクが急激に高まる。その懸念を持つが故の対策は、今ここに花開いて悪夢と化す。







 ……とまぁ、対イッセー及び対リゼヴィムも含めて紹介です。

 九尾さんの指摘もあって「原作の展開を想定した、想像できるわけがない展開にメタをはった手段」を考慮した結果、割と何でもありの星辰光を主体にして人造惑星を開発することを決定。それに伴い真祖がすでに死んでいることや発想の転換面から、「人型でない兵器」としての人造惑星を出すということになりました。
 人型人工神器のモビルスーツ的運用に対するモビルアーマー的なもので。ここから発想を得た感じでほかの勢力も似たようなものをちょっとぐらい作った方がいいかなぁとか思ってたりしております。
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