好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ 作:グレン×グレン
苦しいときも高評価・感想・捜索掲示板での紹介を欲しまくっているグレン×グレンです。
本日、敵ターン!!
イッセーSide
畜生、なんてこった!
「梅毒とかふざけんじゃねえ! 俺はまだ童貞なんだぞ!」
何が悲しくて、童貞のまま性病に罹らなきゃならないんだ。
性病っていうのは、エッチした奴がかかるはずの病気だぞ!? 風俗店にすら言ったことがない{そもそも高校生では違法}から、
そんなものに罹ってたまるか! 攻撃は何としても回避しないといけないじゃないか!?
食らってたまるか。食らうわけにはいかないだろう。
「うぉおおおおおおお!? 当たってたまるかぁあああああっ!?」
「イッセー! 天然痘の方が危ないのよ!?」
リアスがツッコミを入れてくるけど、そういう問題じゃないんだ。
童貞にとって性病がどれだけ心を傷つけるか分かってない。天然痘がどうした。しったこっちゃないんだよ。
なんて悪質な宝具なんだ。男にとってここまで非道な宝具が他にあるのだろうか。信じられないレベルでヤバいじゃねえか。
許さない。許さないぞ―
「俺を性病に罹らせようたぁ、許さねえぞぉおおおおおっ!!」
―クリストファー・コロンブスぅっ!!
「そうはいかないぜぇっ!!」
なんかコロンブスの奴、赤龍帝の鎧を身に纏ってない!?
聖槍を構えたコロンブスは、真女王状態の俺に真っ向から接近戦を仕掛けてくる。
なんて奴だ。っていうかなんで奴が!?
「ふははははっ! 相手が悪魔なら奪いたい放題だなぁ! 主よ、神罰の前に思う存分暴れさせてくれて感謝しますっ!」
「その感謝は絶対間違ってるだろ!」
振るわれる聖槍を回避しながら、俺は回し蹴りを叩き込む。
よっし! なんで赤龍帝の鎧をつけてるのか知らないけど、流石に真女王相手には―
「ならこれだぁっ!!」
―今度は三叉成駒ぁっ!?
戦車の拳をもろに食らって、俺は50mぐらい吹っ飛ばされた。
Other Side
「「イッセー!?」」
コロンブスに殴り飛ばされるイッセーに、リアスとゼノヴィアの絶叫が響く。
赤龍帝の鎧を身に纏ったかと思えば、更に三叉成駒の戦車になっての反撃。事態に思わず絶叫するのは仕方がないが、しかしここは戦場だった。
「とったぞゼノヴィアっ!」
「させません!」
ゼノヴィアが気づいた瞬間、その迫りくる刃から転ばされることで回避させられていた。
一瞬で滑り込んだアーシアの足払いが、ゼノヴィアをこかすことで斬撃からカバーする。
同時にオーラによる影響を回復されながら、ゼノヴィアは反撃のエクス・デュランダルを叩き込んだ。
それを受け流すオウルは、一旦距離をとりながらもいつでも仕掛けられる状態を維持している。
グリップ上の武器により牽制射撃を行いながら、機敏に移動して隙を伺っていた。
「……なるほど、奴が私以外のデュランダル継承候補……できるな」
デュランダルの使い手に選ばれたゼノヴィアだが、当然だが候補が一切いないわけではない。
適正の差もあって自分が選ばれたが、数人ほど候補が見繕われていたはずだ。その一人だろう。
自分を超えるデュランダル使いが追放され、デュランダル片手に悪魔に転生する。苛立つのは確かに分かるし、自分もかつて同じような話を聞けば敵意を持つことは間違いない。
ただ、直後に和平が結ばれたうえでこれとは流石に驚くほどだ。
「ここまで嫌われるとはね。そこまで苛立つようなことをしたのか、私は?」
流石に少し文句を言いたくなるが、そこに援護をしていた信徒の一人が近づいてきた。
「……戦士オウルは大の日本嫌いで有名なんです。ほら、日本って鎖国で我らが教えを締め出したじゃありませんか」
「……なるほど」
日本フリークのリアス・グレモリーの眷属として、日本で転生悪魔になったことが更に加速させていたのか。
「偉大なるデュランダルに悪魔が振るいし武器などという、決して消えぬ汚名をつけた恥ずべきデュランダル使い……っ! せめてここで打倒することで、これ以上は血を上塗りすることだけは阻止して見せる!!」
突貫しプロトデュランダルⅡを振るうオウルの一撃を、ゼノヴィアは何とかしのいでいく。
だがその一撃は重く、ゼノヴィアはどうしても押されてしまう。
―エクス・デュランダルを、私が使いこなせていない証拠かっ
内心でそう、忸怩たる思いが浮かんでいく。
エクス・デュランダルは、デュランダルとエクスカリバーの融合だ。
伝説の聖剣同士を組み合わせるという、前代未聞ゆえに多くの可能性を感じさせる試み。天界でも常々検査や調査が行われているが、それだけの可能性があると多くの者が信じているからこそのものだ。
それがデュランダルの二号機の試作型、つまりデュランダルの劣化型にとどまっているだろうそれに負けているのは、ゼノヴィアの未熟によるものだ。少なくともゼノヴィアはそう考える。
純粋に性能で圧倒している武装を使っているのに負けるのは、そういうこといがいのなにものでもない。
振るわれる猛攻を前に、ゼノヴィアは少しずつ確実に押され続けている。
……状況は、少しずつだが確実に、神聖糾弾同盟に傾いていた。
祐斗Side
まずいね、これは。
「さぁ、お祈りの時間です! 祈り……スマッシュっ!」
祈りのポーズをとったまま、超高速で
輝く光を身に纏った突撃を、クリスタリディ猊下はヘキサカリバーで何とか受け止めた。
「ぬぅ……っ!」
だがその瞬間、
「懺悔の時来たれり! 祝福……メテオッ!」
その瞬間、聖なる光がバリアのように張られ、
「いい加減に……しなさい!」
英雄派のジャンヌが聖剣の龍をカウンターでぶつけるけど、それを強引に叩き潰す聖処女ジャンヌ。
だが衝撃は流石に削れている。そこを狙って、クリスタリディ猊下についた戦士達が殺到した。
「お覚悟!」
「甘いです! お祈り千回からやり直しなさい!」
その瞬間、カウンターのようにクロスボウが大量に展開され、盛大な槍の弾幕が放たれる。
一斉射撃に戦士達がガード越しから弾き飛ばされる。
その光景に神聖糾弾同盟側が、活気づいていく。
攻撃の勢いも高まっていき、そして彼らの士気もどんどん高まっていく
「流石は
「ジャンヌ! ジャンヌ! 理想のジャンヌぅっ!!」
「うぉおおおお!
……何かが違う気がするけど。
これ聖女を信奉しているというより、アイドルの追っかけとかそんな感じだよね?
少し僕が引き気味なっていると、クリスタリディ猊下は静かに首を横に振った。
「
な、なるほど。
ロキが召喚したジャンヌ・ダルクとは似ても似つかない性格なのはそれか。
おそらく召喚した者の持つ、
………。
いや、無理だ!
どういう方向性になったら、こんなキャラ付けになるんだ!?
Oter side
かつて、和平が結ばれて少しした後。具体的には「乳龍帝おっぱいドラゴン」が放送されて大ブレイクしている頃。教会では対抗馬となる番組を作るという計画が持ち上がっていた。
結果として試作段階まで到達したものが、アニメ「神聖糾弾少女ジャンヌ ダルク」。神の尊さに触れた悪魔を守る為、神と敵対することに拘る悪魔や堕天使から身を挺して守る聖女の物語というものを設計した。
結果としてロキがサーヴァントとしてジャンヌ・ダルクを引き連れたことで企画倒れになり、ある種の精神的なガス抜きとして作成に熱中していた開発グループは、耐えきれず教会を抜ける。そしてそのタイミングで神聖糾弾同盟の接触を受け、亜種聖杯戦争を引き起こす。
……それがよくなかった。
三大勢力の和平で心を病みかけていた彼らは、その慰撫も兼ねて熱中して番組作成を試みた。すなわち彼らにとって主人公のジャンヌは、「自分達にとって理想のジャンヌ・ダルク」だったのだ。
……多方面が泣いていい事態になったのは、皮肉としか言いようがない。
聖処女ジャンヌはぶっちゃけると、FGOのナポレオンから着想を得たバリエーションです。
そしてコロンブスは割とFGO要素から性格面はあまり変わってない。代わりに能力面がいろいろヤバいことになっております。
……だが残念なことに、神聖糾弾同盟ばかりが大暴れするわけでもないのです。
次回、いろんな方面が反撃します!