好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 さぁ、最終決戦も激しくなっていくぜぇ!


聖教震撼編 第五十八話 聖都に星が満ちる時

カズヒSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 パラシュラーマ。インド神話において、戦士階級を皆殺しにしたとされる、神の化身。

 

 一神教の戦士達によるクーデターのシメとしては、皮肉が聞いているにもほどがあるわね。おそらくだけど、真相発覚とこの皮肉でメンタルをへし折ることで、一人でも多く神聖糾弾同盟を滅ぼせるようにする策でしょう。隙を生じぬ二段構えの精神攻撃が、圧倒的戦闘能力を更に生かしているわ。

 

 徹底的にのちの反乱の眼を一発で刈り取る。ウルバヌス二世の強い意志をひしひしと感じるわ。

 

 ……ダーティジョブ担当だった身としては、言いたいことに理解ができてしまうのが複雑ね。それができるならかなり綱紀粛正が楽ではあるもの。サーヴァントである己を影法師でしかないと断じ、かつテロリストとして行動できる側だからこそできるクレバーな策ではあるわ。

 

 とはいえ、それを見過ごせるかといえば全くの別問題。加えて彼にとっても不本意な形になりかねないのなら、尚更止めるしかないわね。

 

「……さて、なるべく信徒だけで潰すのが美談かしらね」

 

「だろうね。デュナミス聖騎士団としては、こういう時に動くのが出番だし」

 

 私が独り言ちると、リュシオンが苦笑しながら同意を示してくれる。

 

 パラシュラーマは油断なくこちらを警戒しているけれど、只倒せばいいというものではない。世の中には勝ち方というものがある。

 

 この事態を可能な限り丸く収めるのなら、反乱を越した信徒達のメンタルにも配慮しなければならない。ウルバヌス二世自ら選別した安牌は、反乱を起こした負い目と反乱によるガス抜きでどうにかなる。つまりそうでない方だ。

 

 皆殺しという選択肢を捨てる以上、今後彼らが少しでも問題行動を起こさないようにするべき。いくら重篤な後遺症が見込めるとはいえ、今どきは言葉で荒立てることもできるのならなおのこと。

 

 ……つまりは、彼らにとって美談になる勝ち方だ。

 

 信仰心ゆえに暴走し、そして生贄にされそうになった者達。彼らを信徒達が身命を賭して救う。こういう美談に基づいて救えるのなら、のちの揉め事を起こす可能性は低いだろう。

 

 非常に面倒くさいけれど、こういったことも考えないとこの手の馬鹿は余計なことをしかねない。しても少なからず出てくるでしょうから、減らす為にもするべきだわ。

 

 さて、となると―

 

「……ゼノヴィア、貴方はゴドフロワの方をお願い」

 

「なるほど。私の場合はややこしくなるということか」

 

 理解が早くて何よりね。

 

 ゼノヴィアは教会から追放され、さらに悪魔に転生した来歴がネックになる。ついでに言えば、和平に対する反対も理由なのだから、魔王の妹に仕える堕天使元総督の教え子とか、なまじ信徒だからこそもめかねない。

 

 ゼノヴィアもそれを理解して、そのうえでストラーダ猊下のもとに歩み寄る。

 

「猊下、ご武運をお祈りします。……そして、なればこそ最善を尽くさせてください」

 

 そう告げ、差し出すのはデュランダル。

 

 ……そういえば、エクス・デュランダルを解除しているのね。

 

 まぁ、エクス・デュランダルがゼノヴィアに向いているかというと思うところはあるけれど。こう言うとなんだけど、ゼノヴィアは考えることもできるだけで基本特化型のパワータイプだものね。

 

 開き直ってデュランダルをメインウェポンで、サブウェポンとしてヘキサカリバーは選択肢としてはありでしょう。割り切るというのは時として効果的だもの。選択する自由はあるわね。

 

 そしてこちらの勝率を上げる為に、ここにデュランダルが歴代最強とも称される使い手に返ってきた。正直かなり頼りになるわ。

 

「……ふふ。これは期待に応えねばならんな」

 

 微笑みながら、ストラーダ猊下はデュランダルを手に取った。

 

 もうその時点でなんというか、気配が変わるといった感じがするわね。

 

 ……パラシュラーマの警戒が跳ね上がった気がするわ。これ、真剣にクロウ・クルワッハクラスの使い手じゃない。

 

 さて、これは死ぬ気でやるしかなさそうね。

 

「さて、それでは動きましょうぞ猊下」

 

「無論だとも、戦士デュランよ」

 

 ストラス騎士団長に頷きながら、ストラーダ猊下はデュランダルを握り締めて一歩を踏み出す。

 

「厄介な戦士(クシャトリア)が多いようだ。これは骨が折れそうだな」

 

 そう、パラシュラーマは踏み込みながら告げた。

 

 ……反応が一瞬遅れた。あまりにスムーズに動いていた所為で、相手が仕掛けに来たことが判断できなかった。

 

 ワンテンポ。だけど十分すぎる致命的な隙だ。

 

 そのまま一瞬で振るわれる斧の一撃は―

 

「創生せよ、天に描いた星辰を―――我らは煌く流れ星」

 

 ―ストラーダ猊下は、星を開帳しながら受け流した。

 

「誉れ高き聖剣担う、我らが初代の聖騎士よ」

 

 その瞬間には反撃の一閃が振るわれる。

 

「ただ我武者羅に剣を振るったその果てに、英雄たれと願われた、汝に敬意を表します」

 

 その斬撃はすべからく、斧によって受け流される。

 

「ゆえにこそ、私は汝を悲しみましょう。その若さと共に進んだ道が、老いを知らずに潰えたことを」

 

 振るわれる攻防は明らかに高次元。最高峰の技術を持っていなければ成せない動きは、お互いにスムーズに攻撃と受け流しを繰り返している。

 

 斧という、性質上一撃の重さ重視で連撃には向いていない武器でそれを成すパラシュラーマ。更に87の老体でありながら、そんな連撃を成せるストラーダ猊下。

 

 控えめに言って、どっちも異常な高みに至った戦士だろう。

 

「真なる戦士の輝きは、ほんの僅かな時のみある。若さに連なる体の光は、心に陰りを生むだろう。しかし積み重なった心の光は、体に陰りを生むのだから」

 

 そして、ストラーダ猊下の星が明かされる。

 

「その瞬きの最盛をこそ、私は伝え聞きたかった。その最盛の瞬きに、輝くことを逃したからこそ、私は貴方がその時を迎えてほしかったと願ってしまう」

 

 我に返った私達が援護をしながら、パラシュラーマと攻防を繰り広げるストラーダ猊下。

 

 その御身は、攻撃を繰り広げるごとに若返っていく。

 

「それゆえに、尊敬すべき豪傑たちよ。我が一瞬を見逃すな。瞬きの最盛が我が身に宿るは、刹那の時しかないのだから」

 

 恐ろしいというほかない。この星はすなわち肉体回帰能力。

 

 老いた戦士が若返る。老年の技術と経験を、若き肉体によって振るう。これが恐ろしくなくて何だという。

 

 人間という短命の戦士が、異形たち長命の戦士と同じ領域に立ち向かえる。単純明快な悪夢が具現化している。

 

「その極み、貴殿が見据えるその時こそ。我が身が汝に手向けられる、究極の弔いと思うがいい」

 

 寒気を感じるほどに、目の前に教会最強の戦士が降臨する。

 

 星辰奏者、ヴァスコ・ストラーダ。全盛期に戻った化け物剣士が、更に肉体を強化させて戦闘を行う。

 

 冗談抜きで、クロウ・クルワッハ級の化け物が目の前に顕現したわねこれ。

 

超新星(メタルノヴァ)――枢機の聖騎士よ、堕天を断ち切れ(カテドラル・オルランドゥ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヴァスコ・ストラーダ

 

枢機の聖騎士よ、堕天を断ち切れ(カテドラル・オルランドゥ)

基準値:E

発動値:C

収束性:C

拡散性:E

操縦性:E

付属性:D

維持性:C

干渉性:E

 

 

 

 

 

 

 

 単純な星の性能はともかく、能力が鬼というほかない。

 

 何より彼は剣士であり、ただそれだけを極めた怪物。

 

 単純ゆえの強みを最大限に生かした、強みを伸ばした極地。

 

 シンプルイズベストの極点たる星が、最強の敵を相手に激突してるわね、これ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……やはり、な」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……ただ残念そうな口ぶりなのが不安になるんだけど。何か懸念事項があるのかしら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『天弄せよ、我が守護星―――鋼の悪意で世界を犯せっ!!』

 

 クソ親父がそう吠えると共に、苛立ちを撒き散らしながら星を開帳しやがった。

 

『苛立たしいぞ愚かな神よ。狂った明星を縛り損ねて、我が人生を下劣な鎖で縛らせるとは殺意がわく』

 

 もう出だしからして性格のクソっぷりを感じさせる詠唱と共に、星の出力は増大化する。

 

 展開される聖十字架の数も質も高くなる。攻撃の密度と火力が目に見えて上昇し、俺達を仕留める為に襲い掛かる。

 

『ゆえに代価を頂こう。紫炎の焔を纏いし十字架、我が武力として使うがために、思うがままに頂戴する』

 

 そう。恐ろしいのはまさにその点。

 

 この期に及んで目に見えて出力が変わる。それだけの高い出力が、シャレにならない脅威として具現化する。

 

『素晴らしきかな紫炎祭主。神威が如きこの力なら、代価としては十分だろう。目障りな有象無象を焼き払う、猛威はここに顕現する』

 

 更にクソ親父の躯体に張り付くように、紫炎を放つ十字架が装着される。

 

 推進力として、攻性防壁として、当然火炎放射器として。その力が更に具現化される

 

『我が鎖もいつかは焔で焼き尽くそう。万象一切焼き尽くされろ。我が栄光の道照らす薪と成れ!!』

 

 ある意味で、戦闘という観点で言うならステラフレームでも最強だろう。

 

 単純に振るって強い能力。兵器としての理想形ともいえる星辰光を、魔星の領域で具現化する。

 

 更に分かりやすく出力が高いという性質も含め、圧倒的な猛威そのものといえる力が放たれた。

 

超新星(メタルノヴァ)――明星逃がす咎の代価、徴収(プルトリップ)されしは紫炎の至宝(・アンセム)ッ!!』

 

 その瞬間、俺の目の前は焦熱地獄かと言いたくなるほど炎が撒き散らされた。

 

『このモデルマッド様の手柄になりなぁ、雑魚どもがぁああああああっ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モデルマッド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明星逃がす咎の代価、徴収(プルトリップ)されしは紫炎の至宝(・アンセム)

基準値:

発動値:AAA

収束性:C

拡散性:AA

操縦性:C

付属性:

維持性:AA

干渉性:D

 

 

 

 

 

 

 

 俺のクソ親父、ステラフレームのモデルマッド。

 

 具現化させているのは聖十字架再現能力・座標指定型。

 

 反則極まりないほどに単純に強い、戦闘特化型の星辰光。

 

 その猛威が、俺やサウザンドフォースの仮面ライダーに襲い掛かる。

 




 かつて行った、「原作キャラで星辰光を持つの誰だ?」アンケートで、ぶっちぎりトップレベルで票が集まったストラーダ。
 ぶっちゃけ「必要ないぐらい強すぎるよね?」だったので出す気ゼロでした。だがここまで強い人気だと無視もできない。

 そんな時、「お前これ誰が倒すんだよ」案件まっしぐらなパラシュラーマがtappeさんよりもたらされた。

 ……そこでグレン×グレンひらめいた。

「そうだ。激突させよう!」

 化け物には化け物をぶつけるんだよ! とは誰の言葉だったか。まさにその発想により、こうして最強大決戦が始まります!





 それはそれとして、モデルマッドの星辰光を説明して終わりです。

モデルマッド

明星逃がす咎の代価、徴収(プルトリップ)されしは紫炎の至宝(・アンセム)
基準値:
発動値:AAA
収束性:C
拡散性:AA
操縦性:C
付属性:
維持性:AA
干渉性:D


 醜悪なりし悪党は、しかして絶大な炎を放つ。
 それは戦闘特化型人造惑星の理想形。ただ放つだけで圧倒的に強い、磨かずに光る原石。それゆえに、その猛威は悪辣なり。

 モデルマッドが個体として保有している星辰光。能力は聖十字架再現能力・座標指定型。

 指定した地点に紫炎祭主の磔台を再現し、大火力の紫炎による殲滅させる。シンプルでわかりやすいからこそ隙が無い、魔星に非常に向いた星辰光。
 一つ一つの火力はオリジナルには一歩劣るが、脅威となるはその物量。紫炎による十字砲火を同時多発的に設置できるその便利さは、四方八方から神仏魔王を害せる火力を投射するという、凶悪な戦法をたやすく成立させる。
 加えて紫炎による延焼で逃げ道を奪い、その熱による行動効率を下げさせるなど副次効果も優れている。

 さらに発動値状態に至っては、全身に追加装甲として紫炎の十字架を装着。敵手の接近を阻む攻防一体の対応力を確立させる。
 六性質も押しなべて優秀であり、また座標指定型という特性ゆえに、干渉性質の低さが意味をなしていないという、ある意味で欠点らしい欠点が存在しない、戦闘特化型魔星として高い完成度を確立した星となっている。

 極めれば同時多発的に別々の禁手を展開しての多様性すら確立可能だが、使い手の精神性ゆえにそんな手法をそもそも得ようともしない持ち腐れが不幸中の幸い。
 だが同時に、そもそも必要がないほどに凶悪な星辰光であるがため、その穴をつける者が極小としか言いようがない。

 灼熱の悪意は地獄の如く。あまねくすべてを蹂躙する。
 信徒の心身を蹂躙する、悪鬼の星が降臨した。

★詠唱

 天弄せよ、我が守護星―――鋼の悪意で世界を犯せ。

 苛立たしいぞ愚かな神よ。狂った明星を縛り損ねて、我が人生を下劣な鎖で縛らせるとは殺意がわく。

 ゆえに代価を頂こう。紫炎の焔を纏いし十字架、我が武力として使うがために、思うがままに頂戴する。
 素晴らしきかな紫炎祭主。神威が如きこの力なら、代価としては十分だろう。目障りな有象無象を焼き払う、猛威はここに顕現する。

 我が鎖もいつかは焔で焼き尽くそう。万象一切焼き尽くされろ。我が栄光の道照らす薪と成れ!

 超新星(メタルノヴァ)――|明星逃がす咎の代価、徴収されしは紫炎の至宝《プルトリップ・アンセム》





 とまぁ、こんな感じ。

 コンセプトは「ウラヌスちゃん族」。これにD×Dとのクロスオーバーを考慮してこんな感じになりました。

 適当にぶっぱして強い、第一世代側魔星レベルぶっちぎりな星辰光。やろうと思えば禁手祭りという鬼畜生攻撃も理論上可能でしたが、普通に難しいことをする必要を感じない使い手のしょっぱさが唯一最大の欠点です。
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