好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 たったの4クリックにある、力を味わいたいと願う。

 高評価・感想・捜索掲示板での紹介をクリムゾンブラスター欲するグレン×グレンです。


黙示覚醒編 第二十三話 双龍紅化

Other side

 

 

 

 

 

 

 

 

「……さて、父さんがやばいことになっているね」

 

「どうする気だ? やはりプラン通りになりそうだな」

 

「ふふふ。それはそれで悲しいけどね。それより封印は解けそうかい、アルバート?」

 

「やはり難しいな。おそらく時間が間に合わん」

 

「となると、プラン通りか。……人造惑星の処置ってできるかな?」

 

「素体をしっかり回収してくれればな。もっとも、奴は素質が薄いから時間がかかるぞ?」

 

「ふむふむ。まぁ、異世界に仕掛ける時まで待たせてもいいかもね」

 

「なら時間をしっかりかけるか。……それはそれとしてだ」

 

「……うん、分かるよ。僕の甥っ子、どこに行く気なんだろうね」

 

「パンツの繊維もラーメンの麺も細長いが、だからって共鳴するか普通」

 

「これはこれで悲しいけど、もっとシリアスな悲劇が見たいねぇ」

 

「無敵すぎだろ、我らがマスター」

 

「どういたしまして」

 

「褒めてないし、ニスネウスはどうするんだ?」

 

「一応ちょっとしたテストの一環だけど、どうも上手くハマってないね。……慣れるまでは大物狙いでいかないとダメか」

 

「だからこそ、繋げるならトライヘキサか。しかも相手の動きまで踏まえた大博打……当たればデカいし外れるなら―」

 

「―トライヘキサを援護して、僕達が動けばいいってわけだよ。さぁ、仕掛けるとしようか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁて、それじゃぁ、奥の手を用意した方がいいかしらね?」

 

 そう微笑むパシパエ=カイニス。どうやらここで俺達を殺すつもりらしい。

 

「……それに、ここで死んだ方が幸せかもしれないわね?」

 

「ミザリは色々動いているようで何よりだな」

 

 野郎。姿が見えないと思っていたが、どうやら色々動いているようだ。

 

 絶対碌でもないこと考えている。もういい加減そこに気づいてしまっているよ、俺。

 

 ……ふぅ。とにかくまずは冷静に叩き潰すか。確実に敵の精鋭を減らしておこう。

 

「もらったぞ、リゼヴィム!」

 

「喰らいやがれぇえええええっ!!」

 

「うおっとぉっ!!」

 

 あっちも色々気にしておかないとな。二天龍がガチヤバいことになっているのに、凌げているサウザイアーとリゼヴィムも大概ヤバい。

 

 そんなことを気にしている余裕もないぐらい、パシパエ=カイニスは微笑みながら槍を具現化する。

 

 見ただけで分かる。あれはかなりまずいぞ。

 

「ふふ。色々仕込んで準備してみたの。……ほら、カイニスは槍を使っているから……ね?」

 

「そうかい。ま、いつものことだがな」

 

 俺は軽く返すが、これはちょっとまずいな。

 

 あのオーラ、どう考えても出力が高すぎる。魔王クラスの出力が普通にあると考えるべきだろう。

 

 リゼヴィムの片手間にどうにかできる相手じゃない。

 

「和地! 私に合わせてほしいですわ!」

 

 ヒマリがそう真っ先に言うが、確かにな。

 

 俺とヒマリはツーマンセルでの連携訓練を何度も積んでいる。ヒツギはヒマリと二人で一つの星辰光(アステリズム)を持っている都合上、本領発揮は連携必須だ。

 

 となれば、ヒマリを基点にするのがこの場における最適解。そこに関して否はない。

 

 ただ問題は―

 

「オフェンスは俺がやった方がいいと思うが? 神器の問題、解決してないだろ?」

 

 ―ヒマリとヒツギの神器問題だ。

 

 確か対策もやっていたはずだが、大丈夫なのだろうか。

 

 そこを懸念にする俺に対し、二人は笑みをもってそれに応えた。

 

「大丈夫! そろそろこっちも復活するよ!」

 

「イッセーも頑張ってるし、こっちも気合を入れないとね!!」

 

 そう言いながら、二人はショットライザーを装着。

 

 ……そのうえで、更に一手を付け加えた。

 

『『クリムゾンユニット!』』

 

「……増加ユニット?」

 

 パシパエ=カイニスが怪訝な様子を見せるが、俺もこのタイミングだとは思わなかった。

 

 ショットライザーを手に盛った状態で、基部に更に装着される赤い拡張ユニット。

 

 二人の問題解決の為、リーネスが実験中の伏せ札。クリムゾンユニット。

 

 なるほど、ここで使うという事か。確かに切りどころでもあるだろう。

 

 となれば―

 

「分かった。俺は基本としてサポートに回る! どっちもしっかりやってこい!!」

 

 ―やることしっかり、やるとするか!!

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

『『Kamen……rider……Kamen……rider……』』

 

 ヒマリ・ナインテイルとヒツギ・セプテンバーは、この数か月弱体化にさいなまれていた。

 

 その理由は、攻撃の起点といえる神器の不調に由来する。

 

 赤龍婚乳(バス・トライク)。兵藤一誠が編み出した乳技の一つ。譲渡の応用系であり、乳房に力を流し込むことで、対象を龍に変じる力ともいえる。

 

 これにより、ヒツギとヒマリは一段上の力を獲得。だがここで不都合が発生する。

 

 それこそが二人の神器。厳密にいえばそれぞれが持つドラゴン系神器が要因だ。

 

 元々高位の龍を封印していたそれは、準神滅具一歩手前。それに神滅具たる赤龍帝の力が注ぎ込まれたことで、不調が発生してしまった。

 

 準神滅具に一歩届かない神器が器では、準赤龍帝といえる存在になった力を運用するのに困難が生じる。それに伴い神器そのものが緩やかに変化を遂げており、これがある種のバグを発生させていた。

 

 時間を掛ければ克服されるだろう。だが同時に、現状は強敵が迫りくるのもまた事実。

 

 これに対し、リーネス・エグリゴリは当然対処を試みる。

 

 それこそが、ヒマリだけでなくヒツギも仮面ライダーにすることであり、それをもってして第一段階。

 

 そしてデータをとったことで、ここに本命の第二段階が具現化する。

 

「「……変身!」」

 

『『ショットライズ』』

 

 放たれる赤いショットモデルは、紅の装甲を両者に展開。

 

 瞬時に展開されるそれは、龍を模した強化装甲。

 

『『クリムゾンドラゴン! Our darlin is red drgon』』

 

 ここに推参、クリムゾンラクシュミー及びクリムゾンナジェージダ。

 

 ヒマリ・ナインテイルとヒツギ・セプテンバー専用の仮面ライダーがここに降臨した。

 

「……やっぱこの音声ハズい! リーネスにはあとで文句言わないと!」

 

「そうですの? 私はリーネスに感謝感激雨あられですわよ?」

 

 対照的な反応を見せながら、二人は同時に突貫する。

 

 それに対し、パシパエ=カイニスは微笑みながら指を鳴らす。

 

 そこに現れるは、合計六体のステラフレーム。

 

 それを従えドローンを展開させながら、パシパエ=カイニスは槍を軽く振るって迎撃する。

 

 ぶつかり合う衝撃は、双方を数メートル弾き飛ばす。

 

 そこに迫りくる自我未覚醒体のステラフレーム。

 

 ドローンまで展開しての数の圧殺。放つ攻撃こそ和地が素早く対応しているが、突貫まではしのぎ切れない。

 

 パシパエ=カイニスはこれで終わりとは思っていなかったが、だがどうするのかと思っていた。

 

 広義的なリアス・グレモリー眷属は油断ができない。下手に遊びを入れると破滅に繋がる。英雄派の一件もあり、本腰を入れるべき時に確実に潰し切るべきだと理解している。

 

 だが同時に、どういった手札で盛り返すか。それが分からない。

 

 意外性溢れすぎる進化を遂げる兵藤一誠を筆頭とするだけあり、彼らの真価や成長は異例すぎる。世界的に見ても類を見ないイレギュラーたる聖魔剣や、偽物に本物のバロールが宿ることで表れた新規神滅具など、想定する方が困難極まりないイレギュラーが多すぎる。

 

 だからこそ、シンプルに圧倒的な圧殺を試みる。戦闘とは基本、自分の長所を押し付ける方が有利なのだから。

 

 ―そう。パシパエ・カイニスは一切油断をしていなかった。

 

 念には念を入れた圧殺を試み、そこに容赦は一切ない。自分たちの持ち味を最大限に生かし、自分が動かせるだけの余剰戦力による集中攻撃を仕掛けている。

 

 ……だがしかし、リーネス・エグリゴリの技術と研究はそれを上回った。ただそれだけのことである。

 

 次の瞬間、圧殺を試みたステラフレーム達は弾き飛ばされた。

 

「っ!?」

 

 その現象は一斉に放たれる砲撃によるもの。更にこちらを狙った更なる砲撃まで襲い掛かり、パシパエ=カイニスは弾き飛ばされる。

 

 体勢を立て直して反撃を試みるも、ステラフレームと

ドローンに対し、鋼の龍が襲い掛かる。

 

 一瞬で乱戦に近い状況になる中、パシパエ=カイニスは瞬時に槍を構える。

 

 かつてアグレアスで戦った時の余剰分を込めたそのやりは、主神の権能に匹敵する力が籠っている。神滅具の禁手に並ぶだろう強大な力。パシパエ=カイニスの切り札と言っていい。

 

 その瞬間的な対応から放たれる槍の一閃を、突貫した二人の仮面ライダーが迎撃する。

 

「早い!」

 

「当然じゃんか!」

 

「その為の力ですわ!!」

 

 振るわれる攻撃に対応しながら、ヒツギとヒマリは連携でパシパエ=カイニスを抑え込む。

 

 ヒマリが前衛を担い、更に大量の龍を率いることでステラフレームを抑え込む。そこにフォローに回るヒツギが、大量の砲撃をもって縫い留める。

 

 双方共に、それは龍の外装(ドラグナイト・メイル)でも龍の咆哮(ドラグレイ・カノン)でもない。これは、そんな次元では収まらない。

 

 少なくとも準神滅具の領域のそれに、ヒマリとヒツギは調子に乗らないように気を遣いつつ戦闘を行っていく。

 

 ……クリムゾンユニットは、ヒツギとヒマリの神器不調を克服する為に試作されたユニットである。

 

 双方、そしてきっかけといえる兵藤一誠をリンクする形で対応する為に開発されたユニット。それぞれに三人の神器についている宝玉を外して封印しており、これにより同調させることで安定性を確立させることを目的としている。

 

 性質上イッセーと連携がとれる距離での戦闘が必須であり、現段階では当然のように試験装備。とはいえ、その状態なら二人は封印系神器を使用できる状態を確保。更に副産物として、二人の神器は準神滅具の領域に到達した。

 

 ……現段階では名称こそつけられていないが、まず間違いなく準神滅具としてカテゴライズされると考えられている。

 

 その力をもってして、二人は一気に接近する。

 

 圧倒的な猛威を振るうステラフレームを複数対率いるパシパエ=カイニス。

 

 準神滅具と化した神器を併用し、二人係で対応するヒマリとヒツギ。

 

 その猛攻は激戦となり―

 

『『FREE BOOST!』』

 

「「喰らえぇっ!!」」

 

『『クリムゾンブラストフィーバー!!』』

 

 ―放たれる砲撃。それにより、戦線が大きく動き出した。

 




 ようやく出せた更なる進化。カドゥケウスの更なる飛翔をご覧あれ!










 二人の神器の不調理由は、まぁこのように「中のドラゴンが超進化しているから」といったもの。そこでリーネスは対応として「増加ユニットで拡張する」ことを決定。ショットライザーの基部に追加ユニットを装填する方向で作り出しました。ナジェージダはそのための基部としての側面があります。

 なので当然、次からが本番でございます。
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