好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 たったの四クリックを病的に欲しているがゆえに高評価・感想・捜索掲示板での紹介を求め続けているグレン×グレンです。

 さぁて、書き溜めをちびちび削りつつ、頑張って話を作っていくぜぇ!


黙示覚醒編 第三十六話 準備完了(いろんな方面で)!

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……そろそろ、日本側でも作戦が始まっている頃か」

 

 俺が時間を確認して呟くと、イッセーは何かげんなりとした表情を浮かべていた。

 

「なぁ? そんな時に飯食ってていいのかよ?」

 

 まぁ、言いたくなるとは思う。

 

 今俺達、病院内のレストランで飯を食っているからな。

 

 ちなみに俺はお代わりをしている。うどんを二杯目だが、冥界のうどんも美味いな。

 

 で、イッセーにもそれを付き合わせていたら作戦開始。まぁのんきに飯食ってどうするんだとか言いたくなる奴はいるだろう。

 

 だがしかし、これは必要不可欠なことだ。

 

「イッセー。前にも言ったと思うが、休むのも仕事の内だ」

 

 俺はその辺りを丁寧に教え込む。

 

 忌々しいがザイアの教えは、根っこの部分がぶっ壊れていたがそこに目をつむれば正論が基本だ。そして正論とは正しい論と書く通り、正しいからこそやるに越したことはないのだ。

 

 そして、そういったものは例外があるが、例外は少数派。つまり圧倒的大多数は正論に乗っ取る努力がいるし、例外だってそうするに越したことはないことが多いわけだ。

 

 と、言うわけでだ。

 

「そしてさっき言ったが、味方が休む為にも頑張るのも仕事のうち。今部長達が頑張っている間に、俺達は英気を養うのが仕事だ」

 

 というわけで、俺は次のうどんを食べ始める。

 

 最初に食べたのはかき揚げうどん。次はカレーうどんである。

 

「俺もお前も数日間意識なかったわけで、はっきり言って体がなまってるし栄養的にもあれだ。食って肉を回復させとけ」

 

「……なるほど。それはそうだな」

 

 そう納得すると、イッセーも肉うどんを食べ始める。

 

 ちなみにうどんなのは消化を考慮してだ。あと麺類、出来るのも食べるのも手早く済むからな。

 

 そしてうどんを食べながら、俺達は話をすり合わせる。

 

「食べたらなるべく休んで、腹がこなれたら軽くウォーミングアップだな。……なるべく待機とは言ったが、絶対出番が来るだろうし最良のコンディションに近づけないと」

 

「言われてみるとそうだよなぁ。俺達が出会ってから、冥界の大一番的な事態で出番がなかったことがないし」

 

 ほんとそれな。

 

 だがいきなり出ると、休むべき奴が休みづらい。それに俺達は病み上がりだから本調子じゃないし、イッセーに至っては意味不明な事態でコンディションは最悪に近い。学徒動員とか傷病兵とかと同レベルで、出撃は後回しにするべき事態だ。

 

 だからこそ、準備は絶対的にしておかないと。

 

 ……そんな俺だが、どうしてもちらちらと視線が動いてしまう。

 

 イッセーもその辺りに気づいてるのか、微妙な表情になっているな。

 

「カズヒはやっぱり、まだ起きてないのか?」

 

「ああ。思った以上に消耗していたみたいだ」

 

 常に気を張り詰めている節のあるカズヒねぇだ。一気に崩れて疲労が来たのかもしれない。

 

 いっそのこと完璧に回復するまで寝とけとも言いたい気はするな。少しぐらい長生きしてほしいし。

 

 とはいえ、心配ではあるんだがな。

 

 ……とはいえ、心配しているだけで何もできることもないだろう。ついでに言うと、そこに意識を向け続けてたら「そんなことしてる場合か」と怒られそうだし。

 

 というわけだから、やるべきことはただ一つだ。

 

「……出番が来なければそっと見守る。出番が来たらきちんと活躍して土産話を持って帰る。それぐらいだな」

 

「ま、カズヒ相手ならそれがいいか」

 

 理解が早くて助かるぜ。

 

 さて、そろそろ食べて胃を休ませるか。

 

 ……こっちの出番がないならいいが、たぶんそれはないんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……残存の主力どころは納得してくれたけど、結構な人数が参加しちゃったね」

 

「まぁ仕方がないだろう。冥革連合を含め、伝えてない者が多いからな」

 

「そうは言うけどさ、アルバート。冥革連合は目的上、最終的に敵対するだろう? 潰れてくれた方が好都合なんだよ」

 

「よく言うな、マスター。どう転んでも悲劇を味わえるだろうに」

 

「それとこれとは別さ。どう転んでも益があるからって、より悲しい(良い)結果を目指さないのは問題だろう?」

 

「お、一本取られたか! まぁそうだな。より良い結果を得る為の努力や研究は必要だとも。それが技術を発達させるのさ」

 

「そして、その為に人類に悲劇を齎しても構わない。そういう側面とはいえ、とんでもない性格をしてるよね、君も」

 

「当然さ。でもなければ死刑装置を嫌がらせで作ったりはしないだろう?」

 

「怖い怖い。……でも、これでも限度はあるだろうしね」

 

「反則の権化みたいな力を手にしながらよくもまぁ」

 

「処理墜ちって概念があるだろう? 僕の頭の性能に限度がある以上、この極晃()は相応の相手をきちんと選ぶ必要があるんだ」

 

「だからこその賭けか」

 

「そういう事さ。たった一つで最大の利益を得られるかどうか。悪くない勝率ならなおのことだね」

 

「……恐ろしい奴だ。例え失敗しても、致命的な事態になる可能性は低いと見積もっているのだろう?」

 

「ああ、最悪はグレートレッドとトライヘキサが戦って相打ち。それ以外ならやりようはいくらでもあるだろうからね」

 

「トライヘキサのあの力なら、滅ぼす場合グレートレッドが必須。なにせグレートレッドと違って、龍じゃないからサマエルも効かないだろう」

 

「だがそうなれば余波で地球は大損害。選択肢としては封印一択。都合のいいことに、トライヘキサの封印そのものの行きついているだろうからね」

 

「そして封印したトライヘキサをあえて開放することは心理的に危険。そして奴らがそれだけで安心できない場合、当然だが対策を立てるはずだ。……それが、仮説通りなら」

 

「それこそが、涙嘆悲劇(バッドエンド)の始まりなのさ」

 

「本当に怖いな、我らがマスターはな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アザゼルSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……やばいな、こりゃ」

 

 俺は準備を整えながら、今の戦況を確認していた。

 

 フロンズ達の全面協力もあり、奇襲には成功した。

 

 更にエルメンヒルデの尽力もあり、マリウスがリゼヴィムに隠し通した聖杯の追加情報も発覚。聖遺物による干渉が可能だと分かったうえ、それに使える聖釘の破片まで手に入った。

 

 それで外に出ることが可能になったヴァレリーと、疑似的に聖杯を使用できる鶴羽。この二人で聖杯に干渉することで、トライヘキサに干渉する。そのあとはロスヴァイセ特製の結界術だ。

 

 そして、これをもってしても封印が限界。だが封印しただけではまた解放される可能性がある。

 

 ……だからこそ、確実に滅ぼす為の手段も用意した。数千年以上かけての長期戦だが、滅ぼす算段も付いている。

 

 だが、想定されていたが横やりが厄介だ。

 

 邪龍達だけでなく、禍の団との三つ巴。間違いなくここからが厄介だろう。

 

 俺は時計を確認し、そしてため息をつきそうになる。

 

 どうやら、あいつらにも出てもらうしかないようだな。

 

「……俺だ。通信をイッセー達に繋いでくれ」

 

 できればイッセーを巻き込みたくなかった。和地が強引に止めたのも、まぁある程度は褒めてやりたい。

 

 だが、これ以上は無理だ。

 

 忌々しいが、出せる戦力を出し惜しみしている余裕がない。どっちにしても、あまりため込んでも暴発しそうだしな。

 

 念の為、D×Dは使うなと言っておくかと思った時、通信が繋がる。

 

『あーっはっははははははははははあああああっはぁー!!』

 

『落ち着け馬鹿! いろんな意味で落ち着け!』

 

 なんか和地の方が騒がしいな!?

 

 イッセーが止める側ってどういうこった? いったい何があった?

 

「おいどうした!? ちょっと緊急連絡なんだが!?」

 

『ちょうどいいですね。こっちも情報をまとめたいところでした』

 

 その声に、俺は思わず頬がにやけた。

 

 おいおい、このタイミングとは最高じゃねえか。

 

 待ちに待ったこの大一番で、ついに装填されたってことか。頼りになるオカ研の二大最終兵器が、安心の涙換救済(タイタス・クロウ)と一緒だとはな。

 

 俺も、ぎりぎりで顔が見れそうで安心だぜ。

 

「お早うさん、カズヒ。悪いが非常事態でな、一発銀弾を叩き込んでくれや」

 

『では、準備する間に説明をお願いします。……正直記憶が飛び気味で、状況の理解が追い付いていないので』

 




 第一部最終決戦のクソゲーっぷりは酷いことになります。今はそれだけを告げておきましょう。
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