好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 高評価・感想・捜索掲示板での紹介をすごく欲し続けているグレン×グレンです!

 さぁ、壮絶な戦いは続きます!








 ちなみに書き溜めは、ルシファー編の最終話まで書き終わりました。幕間を描いたら最終章を始めます!


黙示覚醒編 第三十八話 大決戦、続いてます!

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦闘の流れは、切り札の投入によって大きく切り替わる。

 

「和地! 春奈と一緒にヴィールを抑えて! 私はまず相方を潰すわ!」

 

「オーケー任せた! 行くぜ、春っち!」

 

「任せて和っち、そして師匠!!」

 

 なるほど。まずヴィールは抑え込み、全員の集中攻撃でどうにかするという事か。理にはかなっている。

 

 ただ、懸念がないわけでもないんだよね。

 

「気を付けてくれ、何故か双竜健也はオトメさんを中心に狙っている!」

 

「「なんで!?」」

 

 思わず二人がハモるけど、それは僕も分からない。

 

 とはいえ、だ。ヴァレリーさんを送り届ける為、イッセー君達数人が削れているのもあれだ。ヴィールを打倒するなら尚更だろう。

 

 となると尚更、双竜健也の打倒は必須だ。

 

 まず間違いなくヴィールの方が総合力で上である以上、倒しやすいのは双竜健也。彼も確かに強いけど、まだシンプルゆえに真っ向勝負向きの僕らとかみ合う強さでもある。加えて面制圧と単純な出力なら双竜健也が上といえる為、そういった点での優先順位も上だ。

 

 だからこそ―

 

「オトメさんのカバーは僕がするよ。九成君はヴィールを抑えてくれ!」

 

「……よし、任せた!。そして足止めは任せろ、必ず三十分は凌ぐ!」

 

 ここまで頼りになる返事もそうはない。

 

 彼が凌ぐといったのだ。確実に三十分はしのいでくれる。それが涙換救済(タイタス・クロウ)の本領というものだ。

 

 だからこそ、双竜健也は僕達が打倒する!

 

 そして双竜健也もまた、その流れを変えるつもりはないらしい。

 

 巨大な蒼き鎧を黒い戦闘端末を従え、こちらに対して突貫する。

 

「……なら、そろそろこっちのしたいこともさせてもらおうか!!」

 

 そう言いながら真っ先に狙うのはオトメさん。

 

 だけど、それをさせるほど僕達も甘くはないさ。

 

「悪いけど、オトメねぇに粘着質な男は寄せれないわね」

 

「仲間なんでね、そう簡単にはさせれないさ」

 

 カズヒのアタッシュナイダーと僕の聖魔剣が、双竜健也を縫い留める。

 

「行きなさい、祐斗君、カズヒ!」

 

「端末はこちらで食い止めます! 本体はお任せしました!」

 

「余計な邪魔は入れさせません!」

 

 朱乃さんの雷光が、ロスヴァイセさんの魔法が、ルーシアちゃんの砲撃が、戦闘端末や大型鎧を食い止める。

 

 その間に、僕とカズヒとオトメさんで僕らが双竜健也を倒す。

 

 覚悟してもらおうか、双竜健也!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 後ろも激戦になってるな。

 

 相手はヴィール・アガレス・サタン。そして眷属である双竜健也。

 

 かつてアグレアスで戦った時もヤバかった。そこから更に鍛え上げているんだから、楽に勝てる相手じゃない。

 

 だけど、それは俺達も同じだしな。

 

 仲間達はみんな鍛えてきたし、いろんな方法で強くなってきた。そう簡単にはやられないさ。

 

「ギャスパー、ヴァレリーは任せる。道は俺達が切り開く!」

 

『任せたよ、イッセー先輩。その分はヴァレリーは任せて!』

 

「あらあら。私ってば大事にされっぱなしなのね」

 

 そういう事で、さぁ行こうか……いや、多いな。

 

 量産型のグレンデルにラードゥンに偽赤龍帝だけでも、合計で100を迫る数。更に普通の量産型邪龍に至っては千を超えるだろう。それがこっちに差し向けられているだけでもっ手のが酷い。

 

 これは流石にきついだろ。

 

 あ、もういきなり覚悟を決めた方がいいかも?

 

「畜生、こうなったらもうD×Dを出すぐらいじゃないと―」

 

『その必要はまだない。やるならもっとタイミングを計り給え』

 

 ―この声は!?

 

「フロンズさんか! でもどうやって?」

 

 俺が尋ねたその時、俺の後ろを何かが高速で飛び越える。

 

 その瞬間、どデカい砲撃が邪龍達をごっそり吹き飛ばした。

 

 防御に特化しているラードゥンの量産型こそ無傷だけど、グレンデルと偽赤龍帝の量産型はかなりダメージが入っている。通常型の邪龍に至っては、射線に入った奴らは跡形も残ってない。

 

 しかもその砲撃がトライヘキサにも当たり、ちょっとだけで揺らいでいる。

 

 例えるなら軽めのストレートって感じだ。だけど、それだけの威力を出す攻撃があるなんて。

 

『これだけの威力を用意したのか!?』

 

『何を驚く。そも我々が研究開発しているGF(ギガンティック・フォートレス)としては、これでも片手落ち未満だ』

 

 驚く俺達の前で、ギャスパーにそう答えるフロンズは通信越しで苦笑している。

 

 そして飛んで行ったそれらは戻ってくると、そのまま俺達に迫る邪龍達の宣戦を一撃離脱戦法で引っ搔き回していた。

 

 ……なんだろう。三胴型の空飛ぶ兵器?

 

 宇宙戦闘機とかだったら、あんな感じになるかもしれない。あと後ろの部分にデカい大砲が二つ付いたユニットがあるな。

 

『そもそもGFとは「対龍神クラスを視野に入れた兵器体系」として開発したものだ。サンタマリア級こそ艦隊規模での運用が前提だが、本来龍神クラスを視野に入れるのなら、より小型かつ高機動でなければ話にならない』

 

 フロンズはそう言い切ってから、軽い溜息をついた。

 

『その真なる第一弾こそ、ディズシリーズの先駆けともディズ・ファースト。最初期ロットのカノンユニット込みで一個小隊は持ち込めたが、あの程度では道は遠いな』

 

「そうかしら? 凄いものだとは思うけれど」

 

 ヴァレリーがそういうけど、フロンズは通信越しでもわかるぐらいため息をついた。

 

『一個小隊レベルであの火力では話にならん。この戦闘データを見るだけでも期待値に届かせるのなら……赤龍帝を単位にすればこうだな』

 

 お、俺を単位に?

 

『あの数でならロンギヌススマッシャークラスは必須。火力のままなら一個大隊は必須。現実的に見据えるならば、クリムゾンブラスター級を二個中隊が妥当なところか』

 

「怖いこと言うなぁ、おい!?」

 

 この人が一応味方でよかった。敵に回してたら真っ先に潰すべきだよこれは!

 

 正直ちょっと引いているけど、だけどおかげでだいぶ道は切り開けている。

 

 それにアポプス達も、前の方で戦闘している人達もいるからこっちに避ける戦力は多くない。

 

 ストラーダ猊下や八坂さん。曹操やクロウ・クルワッハ。とんでもないメンツがゴロゴロいるな。壮観だよ。

 

 リゼヴィムもこれは予想してなかっただろう。こんなことでないと集まれないのが現状だけど、こんなことがあれば手を取り合って戦えるぐらいには、俺達はやってきたんだ。

 

 なら、俺達だってやってやるさ。

 

「……お願いします! トライヘキサとアポプスは俺達が!」

 

『そうするといい。当面、大王派(こちら)は露払いに徹するさ』

 

 ああ、そして絶対、この努力は無駄にさせない!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 向こうも大概ヤバいことになっているが、こっちはこっちで大一番だ。

 

 野郎、既に残神に至っているとは驚いた。到達するとは思っていたが、いくらなんでも早すぎるだろう。

 

 木場も大概早く至っているが、それだって俺がすぐ近くにいて何度も見れるからだ。それに比べればヴィールの場合、データが少なすぎて条件が違いすぎる。大差ない時期に習得するとか、ちょっと引くぞ。

 

 ただ、それはそれとしてだ。

 

 王の駒の真相が明かされた以上、冥革連合は大きく方針を変化しなくてはならないだろう。

 

 今までの方針は分かりやすい。要は王の駒を自分達が作ったことにして、そのドロドロな裏事情を隠すのが狙いだった。

 

 だからこその再興の敗北だ。冥革連合からすれば、王の駒や発展形である真魔の駒を使って自分達を滅ぼし、死人に口なしで堂々と使い続けることが理想だったという事だろう。

 

 だが、それもディハウザー・ベリアルの告発で露と消えただろう。

 

 だからこそ、だ。

 

「理解しているだろうがあえて言おう。俺達はトライヘキサを奪取し、冥界を強引にでも平定する」

 

 そのヴィールの言葉に、嘘偽りなど欠片もない。

 

 こいつは本気で言っている。トライヘキサを利用して、冥界の強引な平定を目論んでいる。

 

 最悪の勝利を与えるなといったのが冥革連合だ。だが、勝利することそのものが最悪だという意味で言ったのは今なら分かる。

 

 それはつまり―

 

「もはやこれまで。我々冥革連合は、冥界政府を掌握して強引に王と真魔を使わせる方向に舵を切らせてもらう」

 

「ま、そういう事なんだろうな」

 

 攻撃を凌ぎながら、俺はヴィールの言葉に納得する。

 

 ヴィール・アガレス・サタン達冥革連合は、その目的だけはシンプルだ。その点、ブレずに首尾一貫している。分りやすいにもほどがある。

 

 すなわち、悪魔社会の富国強兵。その為の手段として、王の駒に目を付けた。そしてそれを更に発展させた、悪魔の駒(イーヴィル・ピース)というアドバンテージを最大限に生かす方向性を確立させた。

 

 だがその根幹となる、王の駒は裏のどす黒い事情がこれでもかと明かされた。だからこそ、手段を変えて強引に押し付ける方向に舵を取った。それがヴィールにとっての最悪の勝利。

 

 ならば、だ。

 

「止めてやるよ、ヴィール・アガレス・サタン。そのうえで、悪魔ではなく三大勢力含めた世界の富国強兵を成し遂げてやる」

 

 それ以上の勝利をもって、俺達はこいつを超えていく!

 

「行くぜ春っち! ここで決着をつける!」

 

「そうね和っち! それが手向けってものよ!」

 

 吠えると共に、俺と春っちは突貫する。

 

 そして、ならばそれに相応しい装いというものがあるだろう。

 

「併せろ、春っち!」

 

「分かった和っち!」

 

 さぁ、覚悟してもらおうか。冥革連合筆頭、ヴィール・アガレス・サタン。

 

 ここをお前の死に場所にしてやる。腹をくくってもらおうかっ!!

 

 その決意と共に、俺達が握るのは炎を纏った二対の剣。

 

 そしてヴィールがその意味を悟る。

 

「なるほど、そう来るか!」

 

 ああ、理解しているようだから伝えてやる。

 

「これぞ我が新魔剣、赤き熱愛の餞別(マリッジ・オブ・ファイヤ)との同調専用魔剣。エンゲージフレア」

 

「貴方を和地と越える為に、編み出した奥の手です!」

 

 さぁ、ケーキ入刀ならぬヴィール入刀といこうかっ!

 




 さて、同時進行で激戦勃発。

 GFも新型機がついに登場。本質的にはサンタマリア級は母艦とか艦隊であり、比較的小型であるディズ系列こそがフロンズの定義するGFの主力となる形です。

 もっともこの段階では、フロンズの言う通りまったくもって及第点には遠いですが。フロンズとしては複数種による艦隊規模運用で龍神と渡り合えるレベルが理想なので、この段階では数も質も足りません。

 それとは別にヴィールとの決着をつけるがために突貫する和地&春奈。こっちが主体になる形となっております。
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