好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! ついに第一部の最終章に到達しました、グレン×グレンでっす!

 いやぁ、何度もD×Dの作品は書いてきましたが、ここまで来たのは久々です。……何とかここまでこれた。あとは成長するのみだ。

 この調子だと三部構成になりそうですが、まぁともかくは第一部に決着をつけたいところです。ある程度は掛けていますが、まぁ章としては比較的短めになりそうですね。

 ……さぁ、まずは変態だ!


最終章 旧済銀神編
旧済銀神編 第一話 その言葉は、答えだった。


カズヒSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まぁああああああああだぁあああああああああだぁあああああああああっ!!」

 

『リスターティングユートピア!!』

 

 私は渾身の突貫で、強引に隔壁を十枚ぐらい突き破る。

 

 大欲情教団により、皇族すら狙った東京都心襲撃作戦。

 

 タイミングを合わせた常任理事国に対するカウンター攻撃により、人間側が動くに動けないこの状況。もはや私達が動くしかない。

 

 その決意をもって私は隔壁を蹴り破り、そして戦士達が突入する。

 

「私の可愛い下僕達! 日本を、世界を救うわよ!」

 

 突貫するリアス部長が率いる仲間達に迎撃を任せ、私は一瞬で気配を消すと暗がりに隠れる。

 

 その瞬間、迎撃に出た変態どもが股間からオーラの砲撃を発生させる。

 

『『『『『『『『『『砕け散れ、エクスタス・ブラスター!!』』』』』』』』』』

 

 股間から下手な上級悪魔を消滅させれるような砲撃をぶちかますな。

 

 そして奴らは老若男女を問わず、更に股間からオーラの剣を引き抜いた。

 

『『『『『『『『『『行くぞ、絶頂ぅううううう剣っっっ!!』』』』』』』』』』

 

 量産型の聖魔剣レベルなら切り結べそうな剣を勢力で作るな。

 

 もの凄くツッコミを入れたいのを我慢して、私は大暴れしている仲間達を陽動に、本拠地にこっそり移動する。

 

 ダーティジョブや内戦時代の経験を活かし、一瞬のスキをついて掻い潜って本拠地を狙う。

 

 この事態はとにかく短期決戦でつけないとまずい。時間を掛ければ最悪の場合、皇族に被害が出る。

 

 それだけは避けなくてはならない為、とにかく後先を考えない奇襲作戦が決行された。その中核戦力だD×Dだ。

 

 五大宗家や東京都心防衛で、戦力の八割が割かれている。日本神話の神々や、隔離結界領域に主力が行って体勢を立て直すこともあって動きが遅れている。

 

 その為、比較的動きやすいD×D及び、艦隊の半分を常に動けるようにしているフロンズ派に白羽の矢が立ったわけだ。

 

 フロンズが持つこの辺りの手腕は少し警戒だが、奴もこの状況下で馬鹿な真似はしないだろう。するのならもっと楽だしね。

 

 だからこそ、陽動はここで第二段。

 

『……全艦突撃ぃ! 一気に挟み撃ちだぁっ!』

 

 そのまま隔壁を突き破るのは、サンタマリア級突撃強襲ユニット装着艦艇。

 

 巨大なドリルを持つあの艦艇は、こういう時凄まじく便利といえる。デカいから目立つしね。

 

 これに気を取られている間に、私は全力をもって中心部の神殿に駆け出した。

 

 ……途中、「頑張れ我が子の初体験~近親相〇のススメ~」やら「ペットとエッチなハッピーライフ 」だの「同性S〇Xは異性愛者にこそ。異性愛者が送る、だからこそ楽しめる同性同士の絆」などといった狂気の本が満載の本屋があったが、注意を惹きたくないので我慢して破壊しないでおく。五回ほど覚醒する羽目になったけどね。

 

 そして神殿に到着した私だけど、警備があまりに薄い。

 

 ……迎え撃つ体制? それとも罠?

 

 いえ、今はそれを警戒している余裕などない。罠ならそれ事破壊するだけね。

 

 そう決意し、私は一歩を踏み出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 慎重に進みながら、私は大広間を抜けて祭壇の間と思われる地点に到達する。

 

 その場には、一人の人物が待ち構えていた。

 

 中性的な容姿のローブを羽織った人物。そしてよく見れば、かなり特殊なタイプだと分かる。

 

 細身でありながら胸元が膨らんでおり、上半身を見れば女だとすぐ分かる。だが同時に股の部分もまた膨らんでおり、男としていわゆるデカい手合いだとも分かる。

 

 いわゆるインターセックスとかいうやつね。そして同時に、纏うオーラに聖なる気配が、奴の正体を理解させる。

 

「あんたが、大欲情教団の首魁かしら?」

 

「その通り。大欲情教団教祖、琉生佐一(りゅうき さいち)という」

 

 静かにそう答えるそいつは、微笑みながら両手を広げる。

 

「待っていたぞ、ドウマヒミコよ」

 

 その言葉に、私は戦慄すら覚える。

 

 カズヒ・シチャースチエでなく、道間日美子の名持って告げる。その裏事情を把握している者は、異形や異能に関与する者だけのはずだ。

 

「だが同時に、これだけの淫らなる素質を秘めた者達がいるとは思っていなかった。どのような性癖を力としたのかは知らぬが、世界は淫らに満ちているな」

 

 ……だが、この反応だと異形や異能とは縁がない様子だ。何かが凄まじい違和感を覚えている。

 

「しかし、名前の響きから日本の者かと思ったら違うようだな。見る限り西洋系、それもロシア辺りか?」

 

「外れてはないと言っておくわ。……そして、なんで私の名前を知っているの?」

 

 何か強大な違和感を覚える中、琉生は小さく微笑んだ。

 

「我らが性託が告げたのだ。「あにのこをみごもったどうまひみこがけっせんのときにきたる」とな」

 

 どこから突っ込めばいい。

 

 深く説明を聞きたくない。全力で聞かなかったことにしたい。だが、聞かないわけにもいかないだろうこれ。

 

 心の底からため息をつきたくなっているが、琉生はそれに気づいたのか、少し怪訝な様子を見せる。

 

「ふむ? 敵対している者ではあるが、調子の悪い者を派遣するのはどうなのだろうか? 鞍替えするなら快く受け入れるが?」

 

 気遣いが本気なのが複雑ね。

 

「いいえ、これは今の精神的負担のものよ。……で、護衛はいないの?」

 

 奴が教祖であるのなら、護衛がいて当然だろう。人間組織はそういうものだ。

 

 情報が確かなら、奴は現世聖域の墓標(カテドラル・グレイブ)を持っている。そうとは知らないとはいえ、あれだけの人工神器を作っているのなら、その発端である聖墓もある程度は使えているだろう。禁手に到達している可能性だってある。

 

 とはいえ、心理的に一人にするなど考えづらい。警戒心が高まるわね。

 

 だが、琉生は首を横に振る。

 

「既に外周を固めている。ただ、貴殿と話がしたくてあえて人払いをしているのだ」

 

 その理解できない説明をしたうえで、琉生は真剣な眼差しを私に向ける。

 

「一つ伺いたいことがあるのだ。……実の兄とのまぐわいは、素晴らしかったか?」

 

 その質問に、私は一瞬だけ固まるのを自覚した。

 

 ただ、挑発の意図は感じない。

 

「私は様々な性癖を認めているが、自分自身で言うとシスコンでな。姉上とは精通した日に交わる約束をしていたが、その前に急な病で亡くなってしまった」

 

 目を伏せて悲しみを見せる琉生は、そのうえで真っ直ぐな視線を向ける。

 

 ……色々な意味で色々な部分が痛くなるような発言ではあるが、あまりに真剣すぎて何も言えないまま、彼は私を真っ直ぐ見据えてくる。

 

「だからこそ、我らとは異なる箇所で実の兄弟と交わることができたお主に聞きたいのだ。それは、素晴らしかったか?」

 

 その言葉に、悪意はない。

 

 むしろできる限り誠実に、その問いを向けていることが分かった。

 

 だからこそ、私は―

 

「少なくとも、その時私は勝利を感じていたわ」

 

 ―その問にだけは、誠実に答えると決意した。

 

 真っ直ぐに目を見る。臨戦態勢を解除する。そして向き直り、私は告げる。

 

「でも、それは間違いだった。全てを裏切り何もかもを踏みにじって、その結果勝利したのは誠にぃだった」

 

 そうだ。誠にぃがあの場の勝者。失う事で勝利を得た誠にぃは、その勝利の為だけに生き続け、死んでなお繰り返す。

 

 私はあの場において、敗北者だ。そもそも私にとっての勝利をはき違えていた。勝てるものも勝てない典型例だ。

 

 ただ、それでも言えることはある。

 

 それを、真摯な問いに真摯に告げよう。

 

「それでもその先で得たものがある。私の人生はその笑顔に賭けた誓いを果たす、その為に生きて死ぬと決めているの」

 

 そう告げ、そして宣言する。

 

「だから、私はお前の敵だ。お前達の好きにさせてまで、私は生きる気なんて欠片もない。私はお前達から()()()()()()を守って見せる」

 

 そう告げ、そして私は構えをとる。

 

 告げるべきことは告げた。これ以上は、必要ない。

 

 琉生もそれは理解したのだろう。静かに周囲にオーラを滾らせる。

 

 そして、そのうえで小さな微笑を向けられた。

 

「……礼を言おう。内容ではなく、怨敵とみなした者へ向ける真摯な態度に」

 

 ええ、そしてこれで会話は終わり。

 

 ここからは、容赦なく叩きのめす―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほどな。アドリブで介入してみたが、思わぬ展開になっているな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―その決意が定まった時、琉生の胸元から腕が突き出た。




 ある意味だ足でしかない変態どもですが、三部構成になった場合はさらなる力を持つトンデモ組織になる予定。とりあえず異形は参加させる。





 ある意味この会話が、カズヒにとって大きな意味を齎します。






 そして、ここからが急変ですよぉ……?
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