好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ 作:グレン×グレン
とりあえず第一部は完結です! そこはご安心ください! エピローグ書き終えました!! すでに第二部のプロローグは終わっています!
明日からは第二部を本格的に書いていくことになると思いまっす!
Other side
激戦は、少しずつだが禍の団に傾き始めていた。
数多くの神仏が参戦してなお、凌いでいる。この時点で、各勢力は心理的に負荷がかかっている。
神仏が出ても勝てないのか。その心理的圧迫が、戦局を少しずつだが禍の団に傾けていた。
そして、その中でも最高峰の存在が苦戦しているのなら尚更だ。
『フハハハハハハハハハッ! この程度か、インドラよぉっ!!』
「HAHAHAHAHAッ! やるじゃねえか、科学者さんよぉっ!」
大量のギガンティスサリュートを引き連れたアルバートの猛攻に、帝釈天は血まみれになりながら戦っていた。
既に二体はギガンティスサリュートを撃破している。だが、追加が投入されている為状況は芳しくない。
シヴァ神と並ぶ現勢力側最強戦力。その帝釈天がここまで苦戦しているという事実が、周囲の士気を下げている。
更にあろうことか、神仏の力が落ちている。
既に夜になるが、ギガンティスサリュートに括りつけられた大量の光球が周囲を照らす。
その輝きを受ける神仏が、科学の産物に追い込まれている。それどころか、まるで力を封じられているかのように押されている。
その事実に多くの神仏が気圧されるが、帝釈天だけは違っていた。
「やるじゃねえか! それに、お前さんの正体もなんとなく分かってきたZE!」
『いうじゃないか! なら、語って見せるがいい!』
大声を張り上げながら、帝釈天とアルバートは激突する。
その猛攻の応酬の中、帝釈天は一つの神話体系をまとめ上げるだけの視野で敵を見抜いていた。
「発想の転換、いうなれば一瞬の閃きをもってアザ坊達を出し抜く技術発展。それを一気に形にする驚異的な努力。そんな天才的技術者がサーヴァントだっていうなら、真っ先に思い付く奴がいるだろ? ……トーマス・アルバ・エジソン!」
その声をと共に、帝釈天は絶大な雷撃でギガンティス・サリュートの一機を撃破する。
すぐに増援が来るが、それもまた彼の推測を後押しする。
「こと、大量生産においてお前さんは有名だ。サリュート系列の物量戦術、技術顧問の癖ってのが見えるZE?」
『ふっはっは! 流石は神仏の頂点、正解だ!』
それを、アルバートは認めた。
『その通り、我こそはトーマス・アルバ・エジソンの影法師! アーチャーのサーヴァントだ!』
吠えると共に、光球は更なる光を見せつける。
『そう! 俺は科学によって神仏を打倒したいのさ! まだこんな搦め手も必須だがな! ……
「電球の普及による人類の急激な発達。確かにそっからどんどん発展していっているが……それが対神秘って形になるとはNA!」
そう、それこそがこの窮地の大きな要因。
対神秘宝具、
「まったく、お前さんも大概馬鹿じゃねえのか? ミザリが大暴れしたら発達どころか失墜だぜ?」
『ライバルのネガキャンに処刑器具を作る男が、まともなだけだと思うのか?』
そう返す応えこそが真実。
発明王エジソンは、時として多大に問題のある人物でもある。
その側面を切り取り、それゆえに科学による神仏打倒を挑戦させる。それによる、悲しき美の追求と科学の極限到達を目指す。
それこそが、アルバートがミザリと結んだ盟約の真実。サーヴァントにいくつかの側面がある場合の、マスターとの影響が悪い形でかみ合ったケースというほかない。
だが裏を返せば、それをもってしても帝釈天は大いなる強敵。
だからこそ、おかしい。
「お前さん、もう一手持ってるだろ? 使った結果がこれってことかい?」
『その通り! そういう意味では、今回はちょっと不満があるのだよ!』
そう答えるアルケードは、そのうえでハッキリと告げる。
『だからこそ、お前達に勝算はないのだがなぁっ!!』
その確信が、禍の団の士気を底上げしていた。
和地Side
俺は目を覚ますと、ゆっくりと起き上がる。
この感覚はあれだな。俺、また数日ほど寝込んでたな。体がまたなまってやがる。
「……ったく。しかもなんか嫌な予感がするな」
なんというか、周囲が少し静まっている。そのうえで、空気がひりついている雰囲気もある。間違いなく、何かが起きている時の状況だ。
とにかく起き上がると、俺は体の調子を確かめながら部屋を出る。
と、目の前にお袋の姿があった。
「……心配かけさせました。とりあえず、起きました」
ちょっと対応に困ったけど、とりあえず言うべきことを言う。
と、数秒目をぱちくりしていたお袋が慌てて振り返った。
「リーネス、鶴羽! 和地が起きたよ!」
「「……和地っ!?」」
あ、涙目で鶴羽とリーネスが駆けつけてきてくれた。
心配かけたなぁ。謝らないと。
いや、原因は完全にヴィールの所為なんだが。あの野郎、墓に聖水でもぶっかけたくなってきたぞ。
ま、とりあえず心配はしっかりかけているし、筋は通すか。
「……いや、心配かけて申し訳ない。不可抗力な気もするけど、本当にすまないというかなんというか」
「もぉおおおおおおおっ!! いろんな意味で大変だったし大変なことになってるしぃ! 心配だったんだからねぇえええええええええっ!」
鶴羽が大泣きだよ。いや、ホント御免。
ベアバッグになりかけている状態だけど、とりあえずこれぐらいならまだ大丈夫。
いや、思った以上に大丈夫だな。聖血の力で俺も強化されているのか?
まぁそれはともかく。俺は鶴羽の頭をなでながら苦笑するしかない。
「あ~……。とりあえず、状況がマジっぽいから誰か説明を―」
そう思った時、そっとリーネスが俺に抱き着いた。
鶴羽みたいに力加減があれではないけど、かなり本気の力加減でしがみついている。
あと背中もプルプルと震えている。というより、どうもマジ泣きの状態になっている。ほっとしているのと不安が一気に出たのが重なり合っている感じだな、これ。
……いや、ちょっと待て。
この雰囲気はおかしい。何かが決定的に違う。
そう、これはお袋とか保護者のパターンではない。イッセーとか友達のパターンでもない。
これは、まるで、その、ですね?
「……お袋、俺は凄い事をしているのではないだろうか?」
「……具体的に、言ってみて?」
苦笑のお袋に、俺は覚悟を決める。
どうかツッコミが入りますようにと、心から願ったうえで聞いてみた。
「もしかしてお袋、前世の親友全員義理の娘になっちゃうかも的な?」
どうか来てくれツッコミ!
「気づくのが遅いよ、田知!」
ツッコミ来たけどそっちじゃないぃいいいいいいっ!?
Other side
状況が、一気に一変する。
それは、急激な変化だった。
変化は単純。そして強大。
そう、単純に敵が強化されたというその一点。
ステラフレーム、フローズヴィトニル、そして業獣鬼と超獣鬼。
その全てが性能を跳ね上げ、今まで以上の猛攻を開始する。
……戦いは、更なる惨劇に繋がっていく。
ようやく明かせた、禍の団技術顧問なアルバートの真名。
厳密にはトーマス・アルバ・エジソンのあれな部分が抽出されたサーヴァントと思っていただければ。
……何かしらの形で善玉側面のサーヴァントを出すという手法も取るべきか。「ドキ♪ ジャンヌ=ダルクだらけの聖杯戦争♪」とかネタで思いついていたけど、方向性をちょっと変えてみるべきかな……?
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