好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 高評価、感想、そして捜索掲示板での紹介を常々欲しながら、第二部の序盤を描き試しているグレン×グレンです!






 いっそのこと、カズヒ以外のヒロインを当初五人で設計していたのを踏まえ、リーネスを含めて五人の第二部ヒロインを用意しようか考え中。そろそろヒロイン関連の基本設計は脳内プロットから出力せんといかんしなぁ。


旧済銀神編 第十一話 真打ち、突入です!!

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 とりあえず準備は終えて戦場に突入……したはいいがなんだこれは!?

 

 どこもかしこも防戦一方。というより、だ。

 

「明らかに、一体一体の性能が高すぎないか?」

 

 ミザリの趣味的な理由か、基本的にいたぶる方向になっているのが死人を減らすことにはなっている。

 

 だが、殆どすべての箇所が防戦一方だ。はっきり言って圧倒的という言葉すら生ぬるいだろ。

 

 思わず唖然となるが、その瞬間にステラフレームが五体ほど襲い掛かる。

 

 オーラを纏っての攻撃を回避し、俺はイッセーと共に迎撃する。

 

 動きは機械的。ゆえにある程度数で来られても対応はできる。

 

 だが、この出力はまずいだろう。

 

「なんだよこいつ等……量産型のグレンデルやラードゥンより出力が高くないか?」

 

「しかもそれが攻防一体。これは、もしかして仕様変更型か?」

 

 イッセーも俺も、僅かな攻防で違和感を強く覚えた。

 

 このステラフレーム、自我未覚醒体であることを加味してもかなり毛色が違う。

 

 攻撃は多様性が無い。だが同時に、基本出力はかなり高い。その上で、これまでのステラフレーム関連からは想定外レベルで数が多い。

 

 となると、おそらくは仕様変更。もしくはバリエーション違い。

 

 推察するに、おそらく繋がっているのが違うと考えるべきだろう。

 

 ステラフレームは人間サイズ主体の異形戦に対応でき、そのうえで高性能を両立させる人造惑星。現段階の禍の団では大型化するしかない状況に対する、遠隔接続をアンサーとする魔星。結論として、超巨大な武装プラットフォームを必要としたはずだ。

 

 つまるところ、同時投入数の限界はそれに由来する。デカい兵器はすなわち、製造に時間も資材も多くなる。

 

 つまりだ。目の前の仕様変更型は、繋げているのが別にある。

 

 問題は何だと言いたいが、俺は何となく予想がついていた。

 

 おそらくミザリの極晃だ。確か極晃は接続することができ、接続すればその時点で強大な力を振るうことができるようになるそうだ。

 

 それにしたって限度はあるだろうが、それでも恩恵は莫大だろう。理論上は太陽系を吹き飛ばすような代物すら会得可能なら、当然の結論としてこの程度はできる。

 

 となると、だ。

 

「予備躯体を極晃眷属にして、シンプルな方法で運用している。つまるところはそういう事か」

 

「それってつまり、そんだけのリソースってのがミザリにあるってことかよ!?」

 

 イッセーも理解が早いが、だからこそ急がないといけないだろう。

 

 これ、流石にカズヒねぇだって長時間は持たないだろう。むしろ無事なのか不安になってきたぞ。

 

 ただ数が多すぎる。目の前にいるだけで十体は軽く超えている。

 

 さて、どうしたものか―

 

「そんな時こそ、スーパー女神様ターイム♪」

 

 ―と思った瞬間、真下から大量の砲撃がステラフレーム擬きをけん制する。

 

 ああもう! この人本当に頼りになる!

 

 思わずにやけそうになるぐらいのスーパー参戦タイム!

 

「助かるリヴァねぇ! 愛してる!」

 

「ほわっ!?」

 

 あ、攻撃緩んだ。

 

「和っちそういうとこだからね!」

 

「リヴァもだけどよ、空気読め!」

 

 咄嗟に左右からの春っちとベルナによる砲撃が入ったおかげで助かった。

 

 っていうか、俺の所為?

 

 正直ちょっと反応が遅れるが、そこにインガ姉ちゃんが残ったステラフレームをけん制する。

 

「ここは任せて、先に行って!」

 

 ……そうだな。

 

 こいつらもこいつらでヤバいが、そんなことを言っている場合ではない。

 

 この状況、大将首のミザリをどうにかするのが最適解というほかない。

 

 これは、覚悟と信頼を決めるしかないだろう。

 

「……任せた皆、行くぞイッセー!」

 

「……ああ、頼んだぜっ!」

 

 俺とイッセーは頷き合うと、そのまま加速する。

 

 待ってろカズヒねぇ。俺だって、カズヒねぇに伝えたいことがあるんでな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズヒSide

 

 

 

 

 

 

 

 振るう猛攻と振るわれる反撃がぶつかり合う。

 

 分かっている。ミザリは強敵だ。

 

 共感覚により己に襲い掛かる脅威を察知する。その星辰光(アステリズム)が奇襲を防ぐ。この時点で守りは固い。

 

 更に純血悪魔がサウザイアーになっている以上、予測演算もあるだろう。対処が間に合えば最適解を引き当てる。

 

 その上、攻め手としては神滅具が五つに魔王血族からくるポテンシャル。普通に戦闘能力は魔王クラスあるだろうに、そこに星辰奏者(エスペラント)と仮面ライダーの二重強化。超越者に匹敵するといっていい。

 

 そして更に極晃星(スフィア)の上乗せ。悪夢というしかない。

 

 戦闘を続けていくうちに、私は思い出し始めている。

 

 そう、ミザリ・ルシファーは極晃星に至っている。その結果、私は圧倒されて蹂躙された。

 

 問題はどう蹂躙されたのかだ。この期に及んでいまだに思い出せてないのは、その辺りを特に重点的に仕掛けているという事だろう。

 

 ……いや、もはやそんなことを考えている暇はない。

 

 ここまで来たのなら選択肢は一つだ。

 

 全力をもって、突き破る。その一つ以外に道はない。

 

「そう、まだだっ!」

 

 乗り越える。そして、生きて帰って見せる。

 

 ……脳裏に浮かぶは、和地の姿。そしてあの時誓った笑顔の田知。

 

 それを呼び水にしたかのように、走馬灯のようによぎる思い出の数々。

 

 ああ、この思い出に恥じない自分でい続けたい。

 

 どれだけ失ったものが多くても、どれだけその過程でどす黒く汚れ果てても、今この手に得られたものがある。

 

 汚れ失ったその果てに、得られたすべての奇跡に誓う。

 

「勝つのは私だ……必ず、倒す!!」

 

 その決意に、ミザリは小さく微笑んだ。

 

 まるで()()()()美しく()()と確信したかのように。そして実際そうだからこそ。

 

 ミザリ・ルシファーの気合が入り直る。

 

「綺麗だよ、日美子」

 

 だからこそ、悲劇で終わらせる。

 

 言外にそう告げ、ミザリもまた突貫した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 振るわれる猛攻はあまりに激しく、こちらは防戦一方になっていく。

 

 三体そろってステラフレームの出力は、魔王クラスに到達している。具現化している聖十字架も、火力は本来の神滅具級になっている。更に超獣鬼やギガンティスサリュートという高性能兵器が多数。

 

 まずい。僕達だけでは押し切られる。

 

「この……っ」

 

『甘いぜ嬢ちゃぁん!』

 

 リアス部長の渾身の魔力砲撃も、多重十字砲火で放たれる紫炎が相殺される。

 

 更に大量の魔獣達が包囲し、圧殺すら仕掛けてくる。

 

 誰もが圧倒的な数に対応するので精一杯。僕も龍騎士団で押し返そうとするけど、物量戦ではこちらが不利か。

 

「こんのぉおおおおおおっ!!」

 

「させませんっ!」

 

 ルーシアちゃんとロスヴァイセさんの砲撃が敵を吹き飛ばしていくが、それでも敵の数が多すぎる。

 

 増援を呼べるようにしているとはいえ、いまだ来ていない。これはおそらく、外の戦闘も余裕がないということだ。

 

 それどころか、このままでは来たとしても間に合わないかもしれない。

 

『悪いねぇ~? ほら、おじさん達もやられたくて来てるわけじゃないし? 勝算無かったらこんなことしないし?』

 

 おどけるモデルヘキサに苛立ちそうになるが、それ以上に寒気を覚える。

 

 この感覚、おそらく奴らは―

 

『だからそろそろ、一人死んでちょ?』

 

 ―まだ引き出しを持っている。

 

 それに気づいた時、僕らの視界に絶大なオーラが凝縮されるのが見える。

 

 結界の端ぎりぎりに、重心が低くなっている魔獣が一体。

 

 この出力、下手をするとクリムゾンブラスターレベルはあるっ!

 

『そんじゃ、バイビー♪』

 

 その瞬間、砲撃が僕らを狙って放たれ―

 

『コーリングチェインスマッシュ』

 

『ウィッシングブーステッドエンド』

 

『シャイニングレインラッシュ』

 

 ―るその瞬間、僕達を追い抜いた三つの光がそれを迎撃して相殺する。

 

 増援。それも、この攻撃は!

 

『……なるほど、我々が来ていると踏んでぶつかりに来たか。非合理的にも思えるが、同胞の危機に動くのはあり得るか』

 

 冷静にモデルアーチが推察する中、攻撃を放った三人は着地する。

 

「当然だろう、叔父上。……理でも情でも、出ないわけにはいかないわねぇ」

 

 小さく、意識を切り替えながらリーネスがそう言い返すと共に、南空さんとオトメさんが前に出る。

 

「出ると思ったわよ、再生怪人クソ親父! 再生怪人がパワーアップすんな!」

 

「貴方達の好きにはさせない。和地にも、イッセー君にもハッピーエンドを繋げて見せる!」

 

 その決意に満ちた言葉に、僕達も気合が入り直る。

 

「……そうね。二人とも来たのなら、なおのこと負けられないわ」

 

 微笑みながら、リアス部長は魔力をほとばしらせながら前に出る。

 

「さぁ、私の可愛い仲間達! 目の前の外道どもを吹き飛ばしてあげましょう!」

 

『『『『『『『『『『はい、部長!』』』』』』』』』』

 

 さあ、ここからが第二ラウンドだ!

 




 ちなみに名前を紹介している余裕がないのでここで言っちゃうと、極晃星ダイレクト接続仕様の単純型はサテライトフレームと言います。

 素体やラージフレームを想定する必要がないため数は揃えられますが、戦闘手段の多様性が少ないため、一対一でのキルレシオや戦術的価値ではステラフレーム(自我未覚醒体)に劣る感じです。

 例えるならスパロボZにおける、ジ〇ニオン・〇イとジ〇ミニオン・〇イの違いといったところでしょうか。兵器としての完成度や総合力では大きな差が出るといったところですね。
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