好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 全部会話の幕間会となっております。


魔性変革編 第五十五話 終了後の一幕

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おつかれー。なんか大変だったみたいね」

 

「ええ全く。事情を知られてなかったから、冥界にまでは連れられてなかったAIMS第二部隊(あなた達)が羨ましいわ。……いや本当に大変で疲れたわ」

 

「大丈夫なのカズヒ? いやほんと、何かすすけてるというかなんて言うか……?」

 

「ディオドラの眷属を奥の手使ってのしたと思ったら、今度はディオドラがグレモリー眷属の天敵過ぎたから滅亡迅雷フォースライザーを使う羽目になって、終わったと思ったら旧魔王派の3トップがエクストラボスとして出てきたのよ」

 

「……なんで生きてるの?」

 

「自分でも不思議。奇跡的な綱渡りに成功した感じだわ。全員生存とか偉業と称えられたいわね」

 

「そっか。ごめんね? 伝えられてなかったとはいえ、手伝えなくて」

 

「……気にしなくていいわよ、鶴羽。ソーナ会長も私もリーネスも伝えなかったんだから、貴女が参加できる方が問題だもの」

 

「……はぁ」

 

「何よそのため息。嘘だとでも思ってるの?」

 

「嘘は嘘でも「貴女が私を手伝おうなんて思わなくていい」とかそういう類でしょ? 後ろめたいとかそんな感じでさ」

 

「………ぐぅ」

 

「ほんとに言う奴初めて見たわよ。……パパのことはカズヒが気にすることじゃない。結局は自業自得よ。それも知らずに、私は……っ」

 

「鶴羽、それは―」

 

「うぅ~。緊急事態よぉ~」

 

「「リーネス?」」

 

「私達がこんなことになっている仮説までできる、とんでもない事態が判明したわぁ。あと総督に仮説立てられて白状させられるかもぉ」

 

「はっ!? マジ!? 仮説立てれるの!?」

 

「そうなのよ鶴羽ぁ。でもぉ、問題があるのぉ」

 

「ちょ、ちょっと待ってよ。問題ってどういうこと? そもそも総督に仮説立てられる理由も分からないし―」

 

「落ち着きなさい、鶴羽。……リーネス、もう一思いに重要なところを教えて頂戴。腹はくくったわ」

 

「分かったわぁ。………いい、よく聞いて二人ともぉ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「裏切者のイシロ・グラシャラボラス眷属の正体は、亜種聖杯と幽世の聖杯(セフィロト・グラール)を併用して記憶や能力を継承して転生したサーヴァント及び、ルシファー血族のミザリとして生まれ変わった、アドルフ・ヒトラーのデミサーヴァント、道間誠明よぉ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ふぅっ」

 

「カズヒぃいいいいいいい! いや、これ間違いなくプロボクサーのアッパー覚悟したら仕込み銃喰らうようなもんだけど! ちょ、ちょっとしっかりしてってば!」

 

「いえ、もうこのまま寝かせてあげましょぅ。悪夢しか見なさそうな気もするけどねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……で? お前はもう動いて大丈夫なのかよ、サーゼクス」

 

『大丈夫だ。というより、仕事をあまりしないように言われていてね。当分暇だから付き合ってほしい』

 

「そうかい。で、大王派の連中はこの機にごっそりお前らの権限を奪おうってか?」

 

『いや、思ったよりは仕掛けてきていないよ。むしろ別の形で動かれている』

 

「というと?」

 

『シュウマ・バアル達の提案により、そもそも今の四大魔王制度そのものを終焉させようとしているようだ。旧魔王派の者達や現魔王である私達が醜態をさらした今こそ、その動きを見せるタイミングだと考えたらしい』

 

「なるほどねぇ。魔王派の連中に対する嫌がらせ以上に、旧魔王の血族に横やりを入れられないよう「昔王様だった家柄」に墜とすつもりか」

 

『そういうことだ。現魔王(私達)は七つの大罪になぞらえた七大魔王制度に移行しようと考えていたが、大王派(彼ら)は魔王の名前そのものを指導者から外そうとしているようでね。七つの大罪だけでなく、その前の九つの大罪を組み込んだ、九つの罪王(ざいおう)を作ろうとしているようだ。もっとも、私達が続投する可能性も相応にあるようだけどね』

 

「魔王ではなく罪王(ざいおう)にねぇ。魔王って銘柄そのものを過去のものにするってことか」

 

『ああ、盟主の呼称すら変えることで改革が進んでいると見せる腹積もりだろう。また、それとは別に面白い提案が大王派からなされている』

 

「なんだよ? あいつらからどんな提案が出たんだ?」

 

『罪王は九人制定する予定なのは言ったが、それぞれに基本となる役割や資格を与える腹積もりのようでね。その草案の中に「他種族からの転生悪魔からの選出」や「各神話勢力からの指名者で最も多い人物」といったものが存在しているんだ』

 

「……へぇ。先手を打ってある程度は譲ってやるってか? ま、大王派(あいつら)が好みそうな条件も制定されてるんだろうがな」

 

『そうだね。「三世代以上前から純血の悪魔限定」や「大王バアル家から」といったものも数多い』

 

「先に自分達から妥協することで、逆にお前らに妥協させるって寸法か。堕天使()天界(ミカエル)が横やり入れてくる可能性も考慮してるな。誰が提案して考えたのやら」

 

『だが私達からしても好都合なところもある。ここはあえて可能な限り了承することも踏まえるつもりだ。なにより、同時に提出された軍備強化案は飲むしかないからね』

 

「……だな。旧魔王派の連中はこれで当分黙るだろうが、ミザリの野郎は不安分子だ。それに禍の団には英雄派ってもう一つでかい派閥がいるし、更に同盟を結ぶ形での冥革連合も厄介だな」

 

『セラフォルーもファルビウムも威力偵察が本命だったが、レーティングゲームのトップ3がことごとく負傷を負ったそうだ。それに(キング)の駒や真魔(ディアボロス)の駒、そして(シビリアン)の駒も演説通りの性能だった。……更にだ』

 

「それと? まだなんかあんのか?」

 

『ああ。まずは冥革連合の駒だが、ある程度の仕様変更が成されているとアジュカから報告があった』

 

「仕様変更ねぇ。より高性能になるようにとかか?」

 

『いや、むしろそういったランダム要素を完全に削り取る代わりに生産性が向上している』

 

「……へぇ。続けろよ」

 

『ああ。アジュカは製作品に隠し要素を仕込むことを好んでおり、悪魔の駒(イーヴィル・ピース)においてもそれがあるからこそ変異の駒(ミューテーション・ピース)だ。だが冥革連合が送り付けた王の駒や真魔の駒、そして民の駒に至るまで、それらの機能が完全に取り除かれた分、生産性を高める仕様変更が成されていた。民の駒に至っては兵士の駒一個分の資材で十五個は作れるとのことだ』

 

「そりゃすげえ。今までの悪魔の駒で転生するような連中は、どうしても戦力としての観点が重視されてたからな」

 

『だが、農業や工業の知識やノウハウを持っているだけの一般人なら兵士の駒でも余裕がありすぎる。彼らはそういった直接的な戦力外の部分を集めつつ、質は王と真魔で埋めていくといったところだろう』

 

「覚悟ガンギマリの連中みたいだからなぁ。若手将校のクーデターってのは基本的にあほなことが多いが、今回はあほの方向性がどうかしてるぜ」

 

『ああ、冥界の未来を憂いてるのは嬉しいが、このような形で動いてしまったのは残念だよ。……そしてだ』

 

「ああ、他にもある言い草だったな。で?」

 

『ミザリ・ルシファーの言っていた道間誠明という名前だが、大王派の方で情報提供があった。亜種聖杯戦争を研究している魔術回路持ちの魔法使いの一族らしく、日本を中心としつつも海外にも血族が存在する、大規模組織だ』

 

「そういや、奴さん達は聖杯戦争にも興味を持っていたからな。それなりに縁はあるってか?」

 

『本家の者達と情報交換をしている程度だそうだけどね。だがその結果、道間清明という男とそれに絡む主件について知ることができた』

 

「事件ねぇ。なんか嫌な予感がするな」

 

『正解だよ。本家筋のある男が起こした唾棄すべき凶行がきっかけとなって起きた、酷過ぎる悲劇だ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……そういうことだ。考えようによっては、ミザリ()もまた、哀れな被害者と言えるだろう』

 

「どんな種族にも糞野郎はいるってか。ったく、嫌な話もあったもんだ」

 




 あ、あと先日に設定資料集を一部更新しておりますので、ぜひ確認を。

 感想、高評価がモチベーションにつながるグレン×グレンですが、そういったものがもらえるように頑張っていきたいと思います。

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