好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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 一週間ぶりですいません。プルガトリオ機関の増員メンバーの設定に躓き、ファンリビの方にも力を入れていたので投稿頻度が低下しております。活動報告でちょっとした募集もしておりますです。

 一応書き溜めはあるのですが、迂闊に出すと煮詰まって出てこず逆に投稿できなくなる可能性もありますのでこんな感じです。設定が完成するまでは週一投稿になると思います。


 そんなわけで今回は幕間。前回の例の如く、強大な変態による物語となりますです、はい。


魔性変革編 幕間 変態達と救済者と悪の敵が疲れた一日

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ある日の放課後、俺は松田や元浜、そして桐生と駄弁っていた。

 

 珍しい組み合わせだけど、俺もイッセー達だけでなく学園内の人間とそれなりに仲良くやっていこうという考えはあるのだよ。

 

 なんで、クラスメイトと機会があればこうして駄弁る時間はあるにはあったりする。

 

 まあ今回はちょっと違うんだけどな。

 

「……いいから早く帰れよ。なんで早く終わったのか忘れるな」

 

「分かっている。分かっているが……っ」

 

「俺達、そろそろ限界なんだ……っ」

 

 ちょっと頬がこけている元浜に頷きながら、目が虚ろな松田もよろよろと一緒にちょっと離れたところの商店街を歩いている。

 

 それはもはや幽鬼のようなって感じだ。本当ならすぐにでも声をかけて、最悪の場合は救急車を呼んだ方がいいレベルの弱りっぷりだろう。

 

 そんな二人は、それでもほしいものがあるから頑張っている。むしろほしいものが手に入らないと、更にヤバいことになる。そんなレベルで心身ともに追い詰められていた。

 

 なので、俺もあるヤバい情報を掴みながらもついて言っている。というか、護衛している。

 

「……エロ不足で禁断症状とか、兵藤も大概だけどあんたらも大概よね~」

 

 桐生の言う通りの代物なのがあれだけどな!

 

 カズヒ姉さんがその身を餌にしてまで誘導したことで、この二人は変態行動を我慢し、人目もある程度は気にしてくれるようになっていた。だが同時に、イッセー程じゃないけど別の意味での奇行も目立っている。

 

 我慢しきれずつい覗きをしようと夢遊病状態になり、ぎりぎりで気づいて流血するまで額を壁に打ち付けることは日常茶飯事。

 

 奇声を思わず上げたり、肉体の疲労で発散しようといきなり全力疾走をしたり、ぶつぶつと自分を戒める言葉を十分以上呟いたり、とにかくこれまた怖い。

 

 イッセー程の色欲じゃないからこの程度で済んでいるようだけど、これもう病気だろう。医者に行け。

 

 まあ、自ら誘導したカズヒ姉さんがそれとなく見守ってたりしていることもあって、最近では「むしろこのざまでよく覗き止まりだった」というのが学園内の共通見解。同情しすぎてお茶を差し入れする女子が多発している始末だったりする。

 

 まあそんなわけで、もう我慢の限界らしく新作のエロゲを買いに行かせることは仕方ないと俺達も判断している。

 

 イッセーはそこすら我慢しているからか、いまだに発作が数日に一回は起きている。実は初っ端の時は多いと一日数回だったらしい。あいつ本当に病的な変態だな。

 

 とはいえ今回、カズヒ姉さんは動けない為俺がこうして付き添いをして、面白がった桐生もついてきているわけだ。

 

 とはいえこのままだとまずいな。

 

 二人には悪いが、気合を入れ直して速足になって貰わないと困るから、俺は咳ばらいをした。

 

「もうちょっと頑張ってくれ。ここ最近、やばい連中が関東を中心に活動しているのは知ってるだろ? しかも駒王町が範囲に入っている広範囲でやらかしているから、緊急事態で部活動どころか午後の授業まで中止になってんだぞ?」

 

 そう、そんな非常事態に我慢の限界に達しててしまったのだ、こいつらは。

 

 今駒王町を含めた関東地方に入る円形の地域に、プログライズキーを保有したヤバい組織が活動を活発化させている。それも、一つではなく二つの組織。とどめに不倶戴天の方針を掲げている。

 

 その所為でどっちかが活発にな所為で一気に激化しており、組織同士での殺し合いも勃発。カズヒ姉さんやヒマリ達は、相手がプログライズキーということで駆り出された。俺も狩りだされるはずだったが、片方の方針的に一人残って松田と元浜をカバーした方がいいということで、じゃんけんの末俺が貧乏くじだ。

 

 その二つの組織の名を、桐生が思い出した。

 

夫従妻隷会(ふじゅうさいれいかい)月女神の鉄槌(アルテミス・ジャッジメント)だっけ? またいろんな意味で凄いわね」

 

「どっちも女性主体ってのが更に凄いな。特に前者の方」

 

 俺がため息をつく気持ちを分かってほしい。

 

 夫従妻隷会は「妻は夫の奴隷として付き従い、夫は妻を奴隷としてしっかり躾けて酷使するのが正しい夫婦の姿」とする、女性中心の組織だ。

 

 ……この時点でイカれてると思った人は、たぶん精神的にまともだと思う。あとこいつら、DVとかで夫を訴えたり義憤で妻を庇う行動をしている夫側の家族を「邪悪の権化」として、薬物叩き込んで廃人にして徹底的に吸い尽くすという所業を何度もやっているとか。あとメンバーにネットワークに詳しい奴がいて、世界的にメンバーが増えているとも聞いている。

 

 月女神の鉄槌はまだ分かり易い。性犯罪被害者の集まりがプログライズキーで過激化したもので、「性犯罪者は皆死刑が原則であるべき」として、その手の前科者を探し出してミンチにして家畜の餌にするような真似をマジでやってる組織だ。

 

 賛同者な上餌代を浮かしたくて積極的協力をしていた畜産業者が捕まった結果、そんなことを本当にしている組織があることが発覚。向こうも摘発されたことで更に過激化しており、刑務所を襲撃して殺そうとすることまであるらしい。あとこっちもその手の被害者ネットワークから過激化する形で国際展開している。

 

 ……お判りいただけただろうか。そりゃ松田と元浜に護衛をつけるべきである。

 

 それぐらいの身内びいきはさせてほしい。あとカズヒ姉さんは正義の味方で悪の敵らしく「過剰報復は基本的に悪行」である為、むしろ月女神の鉄槌の方に注力している。

 

 このタイミングで我慢の限界が来ているってのも大変だが、流石に同情する。

 

「くそ……、でもここで買わないと、もう俺達限界だ」

 

「エロが、エロが足りねぇ……。どうか、俺達に命の水を……果実を……っ」

 

 絶対にこんなのを見たらブチギレるよなぁ。月女神の鉄槌には特に警戒しないと。

 

 俺はすぐにショットライザーを装着できるよう備えながら、周囲を警戒する。

 

 こいつらホント、下手したら死んでてもおかしくないような報復を毎度毎度受けてるんだから。警察に逮捕されるにしてもそっちもきちんと問題にするべきだし、私刑で殺されるのはちょっとなぁ。

 

「でもまあ。このレベルの変態なんて普通見れないし、はたから見てる分には面白いわね」

 

「お前のそのスタンスもヤバいからな? あいつら、性犯罪者を庇う女性を「売国奴ならぬ売性奴」として殺してるからな?」

 

 桐生にそう警告するけど、本当に過激派すぎる。

 

「とにかく急ぐぞ。買い終わったらさっさと帰るが、一人ずつ送るからそこは我慢しろよ? 俺がカバーしきれない」

 

 桐生ももうちょっと当事者意識を持ってほしい。あの手の潔癖症はむしろ自分達側の連中に同じレベルの潔癖を求めるんだから……さぁ?

 

 まあ殺気を感じないところから考えて、周囲百メートル以内は大丈夫っぽいけどな。

 

 あいつらなんだかんだで遠距離狙撃じゃなくて白兵戦でばっかりレイダーを使うからな。殺気さえ感じないなら……いや油断はいかんな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other side

 

 

 

 

 

 

 

 

 その油断は極めて正しかった。

 

 そして同時に、考えうる限り最悪の事態が起きていた。

 

「……お前達が来るとはな。女を汚す邪悪の権化が」

 

「こっちの台詞だ。女の真なる悦びを拒絶する悪鬼め」

 

 睨み合う者達はそれぞれがレジスティングアントレイダーを装着していたが、それぞれの正面に立つ者は別のレイダーを装着していた。

 

 片方の集団はスカウティングパンダレイダー。それを妨害する集団はクラッシングバッファローレイダー。

 

 狙撃を行おうとする者と、それを阻害しようとする者達の睨み合いになっていた。

 

 狙撃を敢行しようとする者が月女神の鉄槌、それを妨害する者が夫従妻隷会という分かり易い構図だった。

 

 ちなみにそこから北に500mほど行った先に和地達がいる。和地の警戒意識の範囲外に運よく陣取っていた月女神の鉄槌だが、偶々夫従妻隷会に発見されて狙撃に失敗している状況だった。

 

 そんな睨み合いの環境に、更なる役者が舞い降りた。

 

『Burst』

 

「変身!」

 

 その言葉に誰もが警戒したその時、ライオンの姿をしたライダモデルが周囲を引っ掻き回す。

 

 直後ビル壁を文字通り駆け上がって乱入した女が、そのライダモデルに組み付かれ、そして装甲を身に纏う。

 

『ダイナマイティングライオン!』

 

 濃いピンクの装甲を見に纏うのは、レイダーよりも薄い装甲を纏った外観の、複眼を持つ戦士。

 

『A beautiful explosive force like fireworks』

 

『bleak down』

 

「そこまでしてくれないかしら? 最も、どっちにしても捕まえるのは確定だけれどね」

 

 舞い降りたのは仮面ライダー道間、ダイナマイティングライオン。

 

 試験もかねて装着したカズヒは、仮面越しに半目を敵に向けた。

 

「私からすればどっちも狂人集団なのよ。あほなことしてないで法改正の為に政治家でも目指してから出直してきなさい」

 

 本当に改正されたらどうかとも思うことを言うが、カズヒとしても多少苛立っているので仕方がない。

 

 寄りにもよってターゲットが松田と元浜だということに気づいているからこそ、カズヒは内心で舌打ちする他ない。

 

「あの二人は、あれでも一気に改善されてるし、それ以前の行動はむしろ報復の方が問題がある始末よ? 更に私刑をするっていうなら、容赦はしない」

 

「その通りだ! 男とは彼らのように女性を下卑た視線で見るべきもの! そんなことも分からない馬鹿がっはぁあああああ!?」

 

 便乗した夫従妻隷(馬鹿)には両腕に装着された連装グレネードランチャーで吹き飛ばしながら、カズヒは軽くため息をつく。

 

「あんたらはあんたらで世界のDV被害者に土下座しなさい。とりあえず戯言は取調室で吐いて頂戴」

 

 そう告げながら、カズヒは今回のプログライズキーの調子を確認する。

 

 良くも悪くもカズヒを魔星にすることに特化しているハウリングホッパーより、基本性能では確実に高い。また両手のグレネードランチャーの火力は、魔術回路が決して高性能とは言えない彼女からすれば立派なダメージソースになる。

 

 これならばやりようはあると確信しつつ、カズヒは体内時計でまだあと五分は必要だと悟り、誤差を考慮した範囲でどうやって時間を稼ぐかを考慮している。

 

 堕天使側の助力で警察や自衛隊に提供されているバトルレイダー部隊到着まで、あと早く見積もって五分。誤差があることを踏まえると体感で七分は欲しい。

 

 流石にこの数のレイダーを相手どるとなると、三つ巴の戦いになることを踏まえても厄介だ。

 

 上手く相手同士をぶつけ合わせても、相当に疲れると思った時、ふと気づいた。

 

「そこまでにしろ!」

 

 更なる者達が乱入した。

 

 というか、この場において最も異端と言える集団だ。

 

 SF作品に出てきそうな、プロペラとかがないのに浮いているタイヤの無い車。そんな風に形容できるが数台舞い降り、中から武装した集団を下ろしていく。

 

 ここに来て更なる勢力による四つ巴。ややこしいことになった事に、誰もが気付いた。

 

 だが、新たなる乱入者は殺意を向けず、女性達が手を前に出した。

 

「無益な争いはよくない。私達はまず、何が一番大切かを知るべきよ!」

 

 そんな一見すると常識的な対応を取った集団だが、然しそこからがまずかった。

 

 四割ほどのメンバーが男女問わずいきなり下半身を裸にすると尻を突き出す。

 

 それ以外のメンバーが自分の正気を疑う中、彼らは誇らしげに言い切った。

 

「情欲の目で見られることは男女問わぬ祝福だ! さあ、この麗しの臀部を持つ者達を見て心のささくれを癒すがいい!」

 

 ………五秒、空白が生まれた。

 

『スカウティングボライド』

 

『クラッシングボライド』

 

『『『『『『『『『『レジスティングボライド』』』』』』』』』』

 

「……はぁ」

 

 カズヒがため息をしながらフォースライザーを一度開閉した瞬間―

 

『『『『『『『『『『死ねぇ変態がぁっ!!』』』』』』』』』』

 

 ―一斉砲撃が変態達を襲った。

 

「悪いけど、もろとも倒れなさい」

 

『ダイナマイティングディストピア!』

 

 更に一門につき秒間十発、合計秒間四十発の強化グレネードを放つ道間ダイナマイティングライオンの必殺技「ダイナマイティングディストピア」が彼らもろとも変態に襲い掛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんていうか、カズヒがすっごいすすけてる。

 

 今日は俺が鎧を着て踊る日じゃないけど、次のダンスの前練習ってことでちょっと踊ることになってて、あとカズヒが「変身に慣れておきたい」ってことで一緒に練習することになった。

 

 なったんだけど、練習を終えたからなのか、カズヒが崩れ落ちてだれた。

 

「か、カズヒ? 大丈夫か?」

 

「全然大丈夫じゃないわ。実は今日、精神的にめちゃくちゃ疲れた。ダンスでもすれば気がまぎれるかとも思ったけど、気が紛れて逆に色々限界になったわ……」

 

 うわぁ、背中がすすけてるって言葉がこれほど似合う姿、俺は見たことねえよ。

 

 表情もなんていうか虚ろだし、変身の時にかかる負担とか完全無視で、メンタルの疲労でこうなってる。

 

「大丈夫ぅ? 今日、色々とあったみたいだけれどぉ」

 

 リーネスがそう言いながら屈み込むと、カズヒはガバッとリーネスに抱き着いた。

 

 ちょっと驚いたリーネスがぽんぽんとあやすと、カズヒはそのままリーネスの胸に顔を埋める。

 

 カズヒは胸を削っているからこういう時に悪影響がない。そしてリーネスはおっぱい大きいから、むにゅんとなってる。

 

 くそがぁあああああ! シャルロットに顔向けできないけど羨ましくは感じるんだよぉおおおおおお! おっぱいおっぱいおっぱいぱぁああああい!

 

 俺がもだえてるのを完全無視で、カズヒはカズヒでプルプル震えてるし。

 

「いくら必要悪だからって、メンタルに限界は存在するのよ。更生する気満々の犯罪者だって、メンタルの限界値に個人差はあるのよ。……あれは流石にSAN値が限界……っ」

 

「よしよし。大変だったわねぇ」

 

 もう泣きそうなレベルのカズヒの背中をなでながら、リーネスもちょっと困ったような笑顔だった。

 

 まあ、気持ちはちょっと分かる。

 

 性犯罪者全員皆殺しをモットーとする連中を警戒してたら、小競り合いを繰り広げていたDV夫こそ男女関係の至高とする連中が出てきて、とどめに謎の変態集団が男女関係なく生尻で説得を試みたとか、何の悪夢?

 

 俺でもそれで女の子のお尻に集中できるか自信ねえよ。カズヒは別にそういった方向性ないし、尚更冷静に諸共ぶっ飛ばす判断できたのがすげえよ。

 

 でもまあ、位置の関係で変態集団には逃げられたらしいけど。

 

 一番動きに練度があったっていうし、一体全体どういうことなんだか。あとアザゼル先生があほやらかした日に出てきた露出狂製造軍団と似てるような気もするから、尚更なんていうか……なぁ?

 

 しかも松田と元浜が狙撃されかかったっていうし、九成も気配の察知外だから迎撃が間に合ったか怪しい話みたいだしなぁ。

 

 あ、九成は松田と元浜とついていった桐生を家に送ってるからまだ来てない。今回はダンスの練習だったから来なくてもいいので、ヒマリもまだ協力している最中だ。

 

 松田と元浜はグロッキーすぎて、エログッズを買った後に二時間ほど休憩したからそんな感じだ。心身の不調がテンションアップについていけなかったとか。休憩場所代わりのカラオケボックス代は後で返済してもらうとかメールで書いてた。

 

「二人を助けてくれてありがとな。今度纏まったお金が入りそうだし、なんか奢るよ」

 

「素直に甘えるわ。……音だけ聞くっていうなら聞かせてあげるから、バイブ買ってくれてもいいのよ? 高いの」

 

「……もうちょっと女の尊厳を守れる借りの返し方をしたらぁ?」

 

 リーネスに同感。いやちょっと聞きたいけどマジで聞きたいけど聞きたいというしかないけど。それはそれとしてお前それはどうよ?

 

 精神的にかなり追い詰められてる妄言ってことにしとこう。

 

 あ、護衛をしてくれてた九成にもなんか奢った方がいいよな。

 

「というかぁ、まとまったお金って何が入るのぉ? 旧魔王派の討伐とかならカズヒや和地にもだと思うけれどぉ」

 

 リーネスが首を傾げるけど、そういえば言ってなかったっけ。

 

 ……確か明日放送だし、言ってもいいかな?

 

「明日の朝、悪魔側のテレビで新番組があるんだよ。それ見たら分かると思うぜ?」

 

 これぐらいなら大丈夫だろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 明日、乳龍帝おっぱいドラゴン放送開始!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いや、この題名色々と問題ありまくりだよな、冗談抜きで。

 




 ……こんな感じの話が後少なくとも五話は書く必要があるんだろうなぁと思うと、ちょっと大変な気がしてきた今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 ちなみにダイナマイティングライオンプログライズキーはちょっとした特例というか、使い勝手がいいので後々コピーを作って和地やヒマリの派生形態にもしようかと思っている特別枠です。クロスしているのなら原作に出てきたプログライズキーにも出番を用意するべきだよなぁと思って入れました。ほかのプログライズキーも、敵や味方が使用する形で出番を見せてあげたいところです。








 そして次の話ですが、途中で参加させるべきプルガトリオ機関の一部隊の構成員設定を煮詰めきれず、時間がかかりそうです。書き溜めはいくつもありますが、調子に乗って連投しているとそれこそ尽きて更新が長期停止になりかねないので、その辺はケチっております。

 中核としてはラグナロク編を入れつつ、原作短編を元にした話をいくつか入れる、ちょっとした閑話的な章となります。まあラグナロク編は禍の団との戦いが主軸である中にある異例と言える展開ですので、こういう感じなのもいい気がしてきました。

 とはいえ禍の団とは全く別口なロキとの戦いですので、この強化されまくっているメンバーにぶつけるにはいろいろとあります。それと自分の作品では禍の団にも一枚噛ませる展開が多いですが、今回もまた違った切り口で言ってみようかと。最もそこは味方陣営側の影響によるものですが。

 とりあえずロキの強化は必須ですし、アンチ作品にしない都合上ヴァーリにもそろそろテコ入れしてパワーアップするべきかと思ってもいます。またフロンズ達大王派にも活躍させたいので、ジャンプ漫画とかでよくある主人公たちが何話たっても出てこないようなパターンもありそうです。

 まあ、大筋の方向性はすでに決まっているのでご安心を。あと活動報告の方もご確認して何か頂けると嬉しいです。

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