好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ   作:グレン×グレン

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第二章 なかがき

 導入から原作より横に広くなった兵藤邸。これは人員が増えることを既に想定している上、あまり高くすると日照権的に引っかかるかなぁというメタな要素もあります。

 

 既にこの段階で、天界・教会側のオリジナル増員も追加することを考慮していたはずです。そして堕天使側からは和地達が来るので、とにかく体積を増やしておくに越したことはないですからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな導入部から早いタイミングで投入された、ヴィール・アガレス、イシロ・グラシャラボラス、フロンズ・フィーニクス、ノア・ベリアル。

 

 この段階である程度顔見世をした方がいい連中主体で構成されております。三者三葉で重要ですが、大別すると二種に分けれますね。

 

 まずはイシロ・グラシャラボラスことミザリ一派及びヴィール・アガレス。なるべく早い段階でオリ敵集団の中核を顔見世しておいた方がいいですからね。またミザリはカズヒやリーネスと因縁が互いに知らないけどありまくり、ヴィールも眷属関係で和地と因縁ができる関係です。

 

 そしてフロンズとノアは自分が持つD×D原作に対する小さな不満点である「大王派側の強敵が少ない」という点をカバーした形です。そして政において辣腕を振るうフロンズ及び、その補佐として戦術を担当するノアのタッグとして動いております。

 

 また、フロンズにやらせた感じでソーナの夢関連でも立ち回ってますね。彼はあくまで自分の目的を生かす為にソーナに便乗し半ば乗っ取っていますが、実際これぐらいの手法でもないと、古い悪魔の連中を納得させることは困難でしょう。サーゼクス達四大魔王でも即座にどうにかできることでない以上、相当の立ち回りは必須だと、この場面は毎度思っておりましたので。

 ……いや本当に、この辺りをなんというか雑に解決した作品が多いのはどうにかならないのか。原作においてもこの段階でよく見る展開にすると、まず間違いなく大王派が更に余計な横槍を入れる程度で御の字、最悪は主に責任追及まで及ぶ形で処刑とかがありえそうなのですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして特訓期間中に、和地周りのサブヒロイン列で伏線を回収しつつ対テロ戦。

 

 この作品は設計コンセプト上、原作では出てこないような連中が力を手にした勢いで暴れたりするところも入れたかった。その上で彼のヒロイン候補となりえる少女達も姿を見せるという手法をとっております。

 

 この段階でサブヒロインの設計は、紆余曲折あって五人程用意しました。これはカズヒの魔術適性である五大属性にあやかっており、それぞれ一つずつ対応させるよう設計しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして会合でテロが発生し、和地はガルアルエル姉妹と戦闘。姉のアーネはフロンズと何やら怪しい話をしている幸香の直属であり、要は後継私掠船団の幹部です。

 

 後程明かしますが幸香はかなり重要なポジションであり、その為後継私掠船団の幹部クラスも、和地のヒロインと対を成す態勢にしたいところでやっておりました。

 

 なのでまぁ想定できている方も多いでしょうが、ベルナはヒロインポジションです。後継私掠船団と決着をつける時は、姉妹対決になる流れを想定しており、小さなすれ違いも見えるかもしれないレベルで匂わせたりしてますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして和地、痛恨のミス(笑

 

 もうこの際ぶっちゃけますが、ヒツギはヒマリの相方ポジ二号といった形で設計しており、二人は対になる状態です。その為ある意味で和地といたさせたわけですが、この所為でリーネスが大ダメージしたのも伏線です。

 

 彼女はこの段階において、一人だけ裏事情に最も迫っている人物です。その為人に言えない事情で大ダメージを受ける方向性になっておりますね、ハイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてホーリー編に突入し、新キャラも続々加入。

 

 アニルとルーシアは基本的には「才覚面はそこそこ止まり」といった感じです。フリードレベルで優秀ですが、ずば抜けた神器の才覚があるわけでもない。アニルはまだペンドラゴン家由来でそれなりですが、ルーシアはしっかり者の精神面担当に近いところがあります。

 

 そして登場、南空鶴羽。今後もポンコツ的側面を見せていく彼女ですが、彼女が来たことでリーネスは心労を分かち合う仲間が出来ました。カズヒには言えないことも、彼女には言える関係です。もっともこれは信用の差ではなくカズヒの精神面に配慮したものと言っておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてカズヒにより、変態達が(ある程度)矯正。現在進行形で心を痛めつつも真っ当な人達に合わせて活動しております。

 

 まぁかなり言いたいことを言わせましたが、集団リンチも立派な犯罪です。相手が悪人なら法律を破っていいという理由はありませんです、はい。その辺りはしっかりと指摘したい。

 

 そしてそんなカズヒにそれとなく配慮するリーネスと鶴羽。一人が二人に増えたところで、色々ありすぎる秘密案件はうかつに語れないので大変といったところですね。

 

 

 

 

 

 

 

 そしてそんなところから、シリアスな展開も多数発生。

 

 先述しましたが、フロンズとノア達若手大王派の二人は、戦力という観点ではのちの若手四王より劣ります。少なくとも現状では劣ります。

 

 しかしだからこその一手でノアがサイラオーグを下し、フロンズははなから投げ捨ててコマーシャル活動として行う。ノアのサイラオーグがこれまで積み上げてきた高みを逆手に取った戦術的攻略も、フロンズの眷属やレーティングゲームに重きを置かない手腕も、若手四王と比較すると異質に見える強みです。

 

 彼らは基本的に政敵なので、冥界全体のことを踏まえればイッセー達と歩調もかなり合わせてくれます。ですがそこに油断をすると、足元をすくわれかねないリスキーな集団。ある意味でライバル組織ともいえる連中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてレーティングゲームを利用した戦いですが、事前にカズヒが警戒しまくっていたこともあり、ディオドラはいきなり大ピンチ寸前。

 

 アーシアからは投げられる。フロンズ達によって数の圧殺も困難。この時点でアルケードがいなければ撃破されていたことでしょう。

 

 アルケードはもうこの時点でめっちゃ強い。間違いなく強い。これまで何度も出したいと思って抱けなかったプランであり、かなり持っています。

 

 具体的には、特定条件下ならD×D状態の二天龍よりも戦果を挙げられる系の化け物です。この段階でガチバトルが無くて安全の極みですね。

 

 そしてそんなアルケードの登場に合わせ、ヴィール・アガレス・サタンが決起。もうこの時点で規模がやばいことになってますが、王の駒の存在を知ってからこういうパターンの敵も出したかったりしまして。この段階ではもっとガンギマリ系狂人メンタルだったのですが、後々書いていくにしたがって常識を知っているキャラとなっていくのでお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてどこもかしこもヤバいことに。

 

 ミザリ・ルシファーはアドルフ・ヒトラーのデミ・サーヴァントとして大暴れ。私はオリジナル設定としてまず出さないだろうアドルフ・ヒトラーを盛りに盛ってますが、この作品群では更に盛られています。悪夢ですね。

 

 更にフリードも中ボスレベルの戦闘能力をサイボーグ化することで登場。サイボーグによるマギアは何度か出したかったので、原作キャラのフリードを魔改造しました。

 

 そしてそこかしこで戦闘も勃発。インガは和地と激突し、春奈もサイラオーグと真っ向勝負しています。

 

 もう分かっている方も多いでしょうが、この二人は和地ヒロインですからね。後々助け出すことも含め、和地が主人公します。

 

 そしてディオドラも星を開帳。真っ向から戦えばグレモリー眷属でもタイマンで勝てるやつはいますが、イッセーとゼノヴィアが二人揃っている状態では相性でごり押し可能という厄介案件。

 

 そして、そこで頑張るカズヒ・シチャースチエ。光狂いなだけあり、トチ狂った星を使って逆に蹂躙。イッセー達も頑張ってフルボッコ。

 

 和地も和地で派生フォームでインガを何とか攻略。有言実行で強引に引っ張り上げ、インガをヒロインに入れてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなことが続く中、本章最終決戦は旧魔王はトップ三人衆。ここで和地ヒロインとして設計しているのが分かっておられるだろうリヴァも参戦です。

 

 これまた彼女も和地ヒロイン。もうこの章で第一部に設計した和地ヒロインは全員登場しておりますね。

 

 そしてそんな流れで激戦開始。イッセー&シャルロットのコンビがシャルバを抑えている間に残りを和地達が倒し、一気に撃破という流れになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてそんなことが起きながら、色々とあったりするわけで。

 

 カズヒ周りについて大きな要素であり、道間誠明ことミザリ・ルシファー。彼はこの作品においては第一部の最も大きな山。極晃に至り和地達に立ち塞がる存在にするつもりで作っておりますと言えば、ヤバさも少しは伝わるかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな戦いが終われば、次章が幕開ける。

 

 コンセプトとしては劇場版。禍の団が基本のこの時期に、禍の団が碌に関わってないラグナロク編を一章でまとめる特別仕様でございます。

 

 では、次のなかがきをご期待していただけると幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 


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