花道を探して   作:ゆごりー

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ゆごりーです。ライスちゃん、ガチャで出ないんですよね・・・
それでは本編どうぞ!


初特訓

ライスシャワーと組んだ翌日。俺はライスの細かい体質や得手不得手を知るため、芝コース上に待ち合わせをしていた。待ち合わせ時刻に少し遅れてライスがこちらに小走りで来た・・・が

 

ライス「と、トレーナーさん!遅れてごめんなさい!トレーニング、よろしくお願いします!」

 

悠「う、うん。よろしく。それよりライス?その荷物は・・・」

 

ライス「あ、これはね?初めてトレーニングするから迷惑にならないように沢山準備してきたの。怪我した時のための絆創膏とか、テーピングとか、遭難した時のためのマヨネーズとか。」

 

悠「ま、マヨネーズって・・・」

 

応急処置の道具を自分で持ってくるのは偉いと思うけど、遭難した時って、実際にそんなことがあったのだろうか。

 

悠「遭難って、した事あるの?」

 

ライス「ううん、ないよ?でももしそんなことがあってトレーナーさんに迷惑かけたくないから・・・」

 

悠「あはは、嬉しいけどいつもそんな大荷物背負わなくていいからね?じゃあ始めようか?」

 

ライス「は、はい!お願いします。」

 

かくしてライスとのトレーニングが始まった。俺自身も初めてのトレーニングで実はかなり緊張していたがそれをライスに悟らせる訳にはいかない。トレーナーとしてそれなりの態度を見せなければ。ちゃんとライスの長所、短所を見極めないと・・・と思っていた矢先

 

ライス「うーーーー、んぐぐ・・・」

 

悠「嘘、固すぎない?」

 

準備体操も兼ねてライスに柔軟をさせたのだが長座体前屈がほぼほぼ直角だった。さすがにこれはちょっとまずい。

 

悠「ええっと、ライス、ちょっと背中押していいかな?もちろん触られるのが嫌ならしないけど・・・」

 

ライス「う、ううん。大丈夫です。お願いします。」

 

ライスから許可を取り背中をぐいっと押してみる。すると疑ってはいなかったがサボっているわけでもなく本当にここまで固いようだ。ほとんど前に倒れない。

 

悠「うーん、ライス。早速だけど1つ宿題ね?毎日起きた時とお風呂上がりに柔軟をしておいてくれる?やって欲しいことはこっちでまとめるからさ?このままだと怪我とかにも繋がるかもしれないから・・・」

 

ライス「う、うん。わかったよ。」

 

悠「じゃあ、よし。初めよっか?」

 

ライス「はい!」

 

かくしてライスとの練習が始まった。坂路と芝。2つ2000メートル走らせてみたがそこそこいいタイムを出す。すぐに息を切らさずやはり持続力の良さが伺えた。2500にして走らせると更なる好タイムが出た。この子は見立て通り中、長距離でのレースを主体にレースの予定を組んであげた方が良さそうだ。逆に1500で走らせてみると平均値より少し下回った数値となった。

 

悠「OK。今日はここまでにしようか?」

 

ライス「はぁ、はぁ、お疲れ様でした。」

 

その後も基礎的な筋トレや体力作り、練習終わりの柔軟などをこなしてもらい初日の練習が終わった。

 

悠「どうだった?俺自身も練習組んだのは初めてで、変えて欲しいところとかあるかい?検討させてもらうけど・・・」

 

ライス「ううん、大丈夫だよ?ライスこれからも頑張るね?」

 

おー、と手を挙げて意思表示を見せてくれる。練習内容も素直にこなしてくれるし、何よりもっと頑張れるよ!と自分から進言してくれるので俺としてもとてもやりやすかった。頑張れるといっても明らかに無理してる時は止めるつもりだが上手くやっていけそうだな。と思った。

 

悠「よし、ライス、このあと時間ある?」

 

ライス「へ?あ、ありますけど。何かトレーニングの続きですか?」

 

悠「違う違う。今日は初トレーニングだったでしょ?お疲れ様って意味とこれからよろしくって意味でご飯食べいかない?奢るからさ?」

 

ライス「ほ、ほんと!?行く!ライス行くよ!」

 

食い気味に行く、と言うのでササッとあと片付けを済ませ雑談をしながら商店街を目指す。

 

ライス「え!?トレーナーさん18歳なの!?」

 

悠「あはは、結構頑張ったんだぞ?この年でトレーナになるの。まあ色々理事長には助けていただいたけど。」

 

ライス「理事長さんといえば・・・あの後大丈夫だったの?ライスの為に選抜レース抜けてきちゃったんでしょ?」

 

悠「ああ、ちゃんと理由説明したらわかってくれたよ?『肯定!!これからライスシャワーと二人三脚で共に切磋琢磨するように!!!』って言われた」

 

ライス「ふふ、トレーナーさんモノマネ上手だね。」

 

ライスと他愛のない話をしている間にいつの間にか商店街についていた。どこに入るが吟味しているとライスの視線がラーメン屋の『爆盛りメガMAX』に釘付けになっていた。

 

悠「よしライス、今日はあそこで・・・」

 

店員「爆盛りメガ本日分ラスト1杯終了でーす。また明日のお越しをお待ちしておりまーす。」

 

ライス「あ!はうう」

 

ちょうど爆盛りメガが無くなってしまいしょぼんとするライス。ここは、

 

悠「・・・よし、ライス?トッピング好きなの好きなだけたのんでいいよ?餃子とか炒飯とかサイドも好きなだけ。」

 

ライス「へ?い、いいの?」

 

その後以外にもよく食べるライスとラーメンを堪能したのだった。




ありがとうございました。次回にとうとう彼女との接触も図らせます!
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