「きゅっ!きゅー!きゅっ!」
白い蛇のような幻想的で美しい生き物。知性を感じさせる眼。その名を白龍といった。
「僕は竜なのにお前は龍なの?それは差別じゃない?」
まあかなり小さいしまだまだ子供だね!僕はすごい大きいもんね!てか小さいからまだ大きい蛇にしか見えない。まあかなり胴が太いけど。
「ぴ?」
「ふふん。まあ僕に召喚されたんだからドラゴンの戦い方を教えてあげるよ!」
でもこのしゃべり方じゃなめられちゃうかな?ドラゴンの村にいた時は俺って言ってたからなあ。
少し精神年齢レベルを上げるか。
「とにかくお前は俺が鍛えてやる」
「ぴ!」
うんかわいい。それとこれからはもっとかっこいい感じの口調で行こう。
ぎゅるるるる。
腹が鳴る。俺の。いや、しかたないよね?おなかすいたし。
そんなことを考えて食堂に飛んで行こうとすると、笑い声が起こった。
「ん?なんだ?」
その輪の中心にはルイズっち。それと黒髪の少年。
「あー?なにこれ?」
服と髪の色からしてどう見ても日本人である少年。召喚されたのか?
「タバサー。なにこれ?おーしえてー」
「使い魔」
ふーん使い魔かー。
「人間って召喚できるものだったかしら?」
「私は聞いたことがない」
「俺はどこかであるなあ」
「「俺?」」
口調のことはほっとけ。自分よりも下等な生物ならまだしも、自分と同じレベルの生物に「僕」はない。
「気にしないで」
うーん。なんだったか。・・・あ、そうだゼロ。ゼロの使い魔だ。そういえば主人公が召喚されるんだっけ?忘れてたー。
「ま、どうでもいいかー。それよりもこいつのご飯どうしようかな―」
「あんたそれ白龍じゃない。さすがね」
「おう。俺が鍛えるんだ。ん?お前らのも韻竜に火蜥蜴か。俺が鍛えてやろうか?」
「韻竜?」
「!?」
ふふん。俺に竜の違いを語らせたら終わらないよ!まあ、黄色人と黒人の違いみたいなもんだしな。
「ま、適当に遊んであげて」
「暇な時なら」
「よし!じゃああの使い魔とルイズも連れて飯に行こう!」
楽しみだな!
「ねえタバサ、あの竜韻竜なの?」
「ん」
「ふふ、心配しなくても黙っててあげるわよ」
もうルイズの使い魔召喚も終わってるっぽいな。
「おーい!ルイズ。飯行こうぜ!」
「もう少し貴族らしいしゃべり方を身につけなさいあんたは!」
「ミス・ルイズ。私とともにお食事などいかがでしょうか?」
「きもい!」
「ええ!?」
なんで!?俺頑張ったのに!
「あの、これは」
「お!使い魔君!俺らとランチをトゥギャザーしようぜ!」
「る〇大柴」
ははは、聞こえなーい!
「さあ、走るぞ!」
「走らないわよ!」
「でもお前飛べないだろ?」
「ぐっ」
ちなみにどうでもいいですが本作ではキュルケは男漁りをしていなく、処女です。なぜかは言わない。ヒントは主人公が人間として暮らし始めて10年経ってる。