今回は、ゴルシちゃんに振り回されるマックイーンのトレーナーです
あと、思ったんですけどスズカちゃんのストーリー見て思ったんですけど、主人公がいなかったらどうなってたんでしょうね
ゴルシちゃん。やっちゃいなよ
「さあ始まりました。出張!ぱかチューブっ!~。司会を務めるのはこのあたし、黄金の浮沈艦の二つ名を持つゴールドシップ様だぁ。放送室から生放送でお届けするぜぇ。そして、今回は特別ゲストを呼んでるぜ」
「紹介するなら、トレセン学園で腫れ物扱いをされ、由緒正しいメジロ家のお嬢様を口説き落とし。担当トレーナーになった男~」
「名前は~。え、えと、なんだっけ?あんた名前なんて言うんだ?」
「帰っていいか?まだ仕事が残ってるんだが」
「え~。マックイーンのトレーナーノリ悪ぅ~。そこはちゃんと付き合ってくれよぉ」
「マックイーンが呼んでいると言ったのは噓だったんだな。なら帰っていいか」
「そ、そんな。せっかく勇気を出して誘ったのにもう帰るのかよ。ひ、酷い。あたしとは遊びだったのか!この鬼畜!」
「俺には、勇気よりも、殺意を出していたと思ったんだが。ほんとに話で聞いた通りのやつだな」
「え?あたしのこと知ってるの。もしかしてこのゴールドシップ様のファンだったりするのか。サインでも書いてやろうか?」
「いや。マックイーンから「台風が擬人化したような人です」て聞いた通りだな。良い例えだ」
「おい。表出ろコラァ!ヨルダン辺りまでぶっ飛ばすぞ。この野郎」
「ほんとになんなんだおまえは……」
「まあ、いい機会だと思うぜ。ここで、いい感じにアピールできれば今のイメージ何とかできるんじゃないか?」
「別に誰にどう思われようが俺はいい。仕事に差し支えなければなんて言われようが関係ない」
「だったら、マックイーンにあんな顔させんなよ」
「何の話だ。俺にはさっぱりわからないんだが」
「あんたが悪く言われるのを聞いてマックイーンがいい思いすると思うか。だから今回でイメージアップさせろ。これでも帰るってんならあたしのドロップキックが火を噴くぜ」
「……」
「どうする。ここで話すかドロップキックの餌食になるか選びやがるんだな」
「……10分だ。これ以上は仕事が残っているから無理だ」
「なんだよ。10分だけかよ。まあいいか」
「で、何を話せばいいんだ?」
「わかってるって。今から言うから」
「ゴールドシップ様のお悩み相談コーナ~」
「このコーナーは迷えるポニーちゃんたちの悩みをあたしとあんたで解決してこうってわけだな。良い答えを考えれば、いい印象になるんじゃないか」
「基本的に、ウマ娘関係以外の話はできないからな。そこは分かってくれ」
「大丈夫。大丈夫、質問はトレーナーならではの考えが必要だからな。じゃあ、さっそくいくぜぇい」
「ペンネーム「先頭の景色が見たい」さんからだな。私は逃げの走りを得意としていたのですが、担当のトレーナーさんに言われて作戦を逃げから先行に変えてから調子がよくありません。足が重く感じでどうしても結果が出せないまま、今に至ります。私はどうすればいいのでしょうか。相談よろしくお願いします」
「で、どうだ。あんたの意見を聞かせてやってくれよ」
「こんなの考える必要なんてない。今すぐ担当のトレーナーに相談してきなさい」
「え?なんで。別にいつか治るかもしれねーしそのままでいいんじゃねー」
「いいわけないだろ。実際見てないからあまり言えないが、作戦を変えてから調子が悪くなったのと、結果が出せない理由から予想するに、身体的な不調ではなく、精神的な不調が原因だな」
「へー。こいつはじゃあどうすればいいんだ」
「そうだな。やっぱり1番いいのが担当のトレーナーに相談して、作戦を戻してもらえ。ダメなら自分の走り方に合ったトレーナーへ移籍だな。相談するなら今すぐしろ。今すぐだ」
「じゃあ、今回はこいつの担当トレーナーに原因があったんだな。作戦変えたのだってトレーナーの指示だったんだろ。なんだか可哀そうだな」
「別にトレーナーは悪くはない。確かに担当のトレーナーの指示で不調になったが、そもそも依頼してきたウマ娘のリスクのある逃げより、先行でじっくり勝機を狙った走りのほうが堅実的だからな。トレーナーとして正しい対応だろう。だが、相談してきたウマ娘の異変に気付かないのはまずいとは思うな。実際。」
「送ってきたやつにも原因がないわけじゃない。不調がいつからなのかわからないが、その問題を解決しないままいるほうがダメだろう。作戦を提案してくれたトレーナーに意見を言いにくいのは分かる。だが、自分から解決に動き出さなければいけない。周りは助けてはくれないからな。自己防衛だ。自己防衛」
「ふーん。意外だな。あたしはあんたのこともっと冷めたやつだと思ってた」
「付き合えって言ったのはお前だろ……」
「あと、あんたがしてたこと聞いて思ったんだけど、ぶっちゃけ私たちウマ娘の事嫌いなのかなって。でも、こんだけ話してくれるならどうなんだろうな。そこんとこどうなの?」
「別にお前らの事は……。いや、なんでもない。普通だ。好きでも嫌いでもない」
「えー。そこは大好きって言うところだろぉ?このゴールドシップ様が聞いてるんだからよぉ~」
「その異常ともいえる自信はどこから湧いてくるんだ。担当トレーナーの苦労が多いことだろう」
「結論。今すぐ担当トレーナーと相談しましょう。こんな感じだな」
「終わったか?なら、もう帰っていいか?」
「まだ時間残ってるぞ、逃げんなよ。そうだ、あたしから聞きたいことがあったんだっけ」
「まだ何かあるのか」
「あと、なんで担当がマックイーンだけなんだ?他にもウマ娘とらないのか?」
「基本的に、担当は1人のほうが俺はいいからな。他にはとらない。一人ならではのメリットもあるからな」
「メリット?」
「単純に、一人に掛けられる時間が増えるからな。質が上がるのがメリットだな」
「じゃあ、当然デメリットもあるのか?」
「ウマ娘が一人しかいないから、怪我でもされたらそのシーズン終わりだからな。リスクが高いんだ」
「なるほどな。じゃあそんなリスクをとってまでマックイーン一人だけなんて、よっぽどあいつが好きなんだな。あと、あいつじゃなきゃダメなのかよ。他にも速い奴たくさんいるだろう」
「彼女じゃなければ……」
「お、なんか深い理由でもありそうだな。聞かせろよ」
「……いや、特にない。彼女の才能に可能性を感じたから、担当になっただけだ」
「……あっそ。まあそういうことにしてやるよ」
「もういいか。なら帰って……」
「あ、あともう一つ聞きたいことあったんだ」
「まだ何かあるのか」
「いやさ、お前らのトレーナー室の前通る時、中から悶える女の声を聞いたって報告があるんだが、説明してくれ。中で何やってたんだよ。エロか?エロいことか?マックイーンにウマぴょいさせてたんだろ。うまだっちシてたんだろ。あ?」
「そんなわけないだろう。ストレッチとマッサージをしてただけだ。勘違いするな」
「マッサージってオイル?」
「普通のマッサージだ。ジャージの上から暖かいタオルを使った按摩と指圧だ」
「じゃあなんでマックイーンは悶えてるんだよ。理由つけてセクハラしてるだけなんじゃねーのか?」
「おまえが俺にどんなイメージを持っているのか分かった。初めてから数分は痛みが強いんだ。筋肉痛の場所を重点的やるからな。だから、マックイーンにハンカチを噛ませて耐えてもらっていたんだ。本人も了承している」
「まあ、セクハラしてるかの詮議は置いといて。でも、どうしてマッサージしてるんだ?」
「レースでのパフォーマンスを少しでも上げるためだ。練習でどれだけ鍛えても、結果を出せなきゃ意味ないからな。それに怪我のリスクの低下や疲労回復の意味もあるからな。やらない理由がない」
「へぇー。いろいろ考えてるんだな」
「当たり前だ。それがトレーナーの仕事だからな」
「よし。このままどんどん行っちゃおうか。まずはー……」
「時間だ。帰るぞ」
「あ、おい。まてぇ。逃げるなー」
同時刻 食堂での会話
「マックイーン顔赤いけど大丈夫?」
「ええ、大丈夫です。(今度からもっと声を抑えなくては……)」
ゴルシむず過ぎる。
あと作者は何も言いません