ストライクウィッチーズ 〜異界からの大艦隊〜   作:橘闘牙

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まだ、不備があると思いますがそこは後々直したり、加執するつもりなのでどうか優しい目でご覧ください。

最近忙しく、更新作業や修整の遅延は目立ってくると思いますがどうか長い目で見ていてください。


第一章 〜ストライクウィッチーズ篇(501部隊)〜
第零話


 

 

 第2次世界大戦終結から60年後、2005年9月1日ドイツ国内で「ナチス第4帝国」と名乗る武装集団が現れ、瞬く間にドイツが占領された。

 

 また翌年ではイタリアでは「ファシストイタリア」、ロシアの一部で「赤軍」と次々とテロ軍団が発生し、ナチス第4帝国率いるテロリスト軍は世界征服という野望を叶えるため国際連合軍に宣戦布告をし、第3次世界大戦、通称「テロリスト戦争」が勃発した。

 

 だがこの戦争には奇妙な規定条約があった。それは

 

 

「使用できる兵器は1945年8月15日までに設計が完了し、試作に着手しているもの。また多少の改造は認める」

 

 

 という条約だった。なぜこんな条約が結ばれたかという、はっきりしたことは未だに謎に包まれている。

 締結されたのは、ソ連崩壊とドイツ連邦成立時と重なっている為にこの頃から仕組まれていたとか政治家による陰謀だという声も上がっている。だが、これらの中で一番可能性が高いと考えられているのは戦争はもう絶対に起きないという慢心と予算という物に釣られたに過ぎないと考えられている。

 

 

 

 この戦争は、

 

ナチス第4帝国、ファシストイタリア、赤軍率いるテロリスト軍

 

 

アメリカ合衆国 イギリス ドイツ連邦 イタリア共和国 フランス(フランスものちに占領され自由フランス軍と名乗る) ロシア連邦 台湾 日本などの国際連合軍との戦争である。

 

 開戦当初はこの条約に混乱する連合軍に対しテロリスト軍は次々と領土を広げていったが開戦から7年後一人の日本人パイロットの活躍により形成が逆転し、連合軍が優勢になった………

 

 

 2017年某日〜とある連合基地〜

 

 ウゥゥゥゥゥゥ――――!!!!(サイレン音)

 

 

「敵爆撃機接近!!戦闘機隊は直ちに出撃しこれを迎激せよ!!」

 

 

「よーし!お前ら行くぞー!」

 

 

 戦場に似つかわない少し甲高い声が基地に響くが、誰もそのことを気にする様子は見られない。その声の持ち主は、如何にも日本人といった風な少年だった。

 彼は旧日本海軍が開発した艦上戦闘機〔烈風〕に乗り込み

 

 

「510戦闘隊、出撃!」

 

 

 と叫び、烈風のスロットルをあげて、少年含む20機以上が出撃した。

 

 烈風のパイロットは自分の部隊を鼓舞しつつ、警戒を怠らずに敵爆撃隊のいる方向へ飛ぶ。

 

 

「隊長、もうすぐ戦争は終わりますね。ファシストイタリアは去年降伏し、続いて赤軍の方はもはや戦闘不能。ナチスも2か月前のノルマンディー上陸戦でほぼ壊滅。あいつらが降伏するのも時間の問題でしょう」

 

 

 と若い女性隊員が言った。

 

 

 

「そうだな………だけどな鈴。その間に何千、何万の人が亡くなった。………本土も何度か空襲され、それよりも多くの戦友を失った。」

 

 

「隊長……」

 

 

「だけど、鈴の言うとうり奴らはもう戦う気力は残っていない。聞けばナチス国防軍は全軍本拠地であるベルリンに撤退したそうだ。今から空爆しに来る連中も最後の意地を見せようとしてるんだろうな………もうすぐベルリン近くだな」

 

 

「隊長!!2時方向2000キロ下、ドクロマーク及びハーケンクロイツの国籍マークのハインケルHe117爆撃機編隊!!ナチス空軍です!!」

 

 と、隊員の一人が叫んだ。

 

 

「よぉーし!全員攻撃態勢に入れ!!相手は最後の意地を見せるために決死の覚悟でこの場にいるはずだ。決して油断せず確実におとすぞ!」

 

 

 と少年は無線で全員に呼び掛けて敵の撃機編隊に向かって急降下した。

 

 そして翼内にある30ミリ・20ミリ機関砲と機首の13ミリ機銃で爆撃機を撃墜していった。

 しかし、それは最後の爆撃機をおとそうとしたタイミングで起こった。まさに撃墜というときに尾翼付近で爆発が起こった。

 

 

「な、なんだ!?」

 

 

後方を確認するとそこは穴だらけのボロボロな姿になった尾翼が目に入ってきた。

 

 

「くそ!なんてこった!」

 

 

 状況を僚機に伝えようにも、被弾の影響で通信アンテナをもっていかれてしまっために伝えることができない。

 なんとか、烈風を操縦して滑走路に着陸しようと行動したが、機体が急降下をはじめてしまった。

 

 

「まずい!下手したらこのまま空中分解してしまう!」

 

 

 各種計器と操縦桿に注視しつつ、タイミングを見計らって機体を立て直すべく必死に行動した。

 

 

「あーがーれ!!」

 

 

 その瞬間、……目が覚めた。

 

 

「官……しれ……しょうき……将暉司令官、お目覚めになられましたか?」

 

 

「……あぁー、大鳳か?今目が覚めたところだ。何か寝ている間に、変わったことはなかったか?」

 

 

「いいえ、特にはありません。あえて言いますと、司令官が少々うなされていたくらいです。」

「全艦、好調に運行されています。」

 

 

「そうか、うなされていた事に対しては、いつも通りの昔の夢さ。」

 

 

「左様ですか、ではこれで失礼します。司令もお早めにいらしてください。」

 

 

 そう言うと大鳳は退出していった。

 

 

「…あれから、3年…か…あっと言う間だったな。あのときは、本当に駄目かと思ったけど…姉さんが…助けてくれたのかな?」

 

 

 そんな感慨に少しの時間浸かり、振り払い思考を切り替えた。

 

 

「さぁーてと!大鳳達も待っていることだろうし、さっさと着替えて行きますか。」

 

 

 着替えを済ませ、駆け足で目的地へと足を向けた。

 

 

 

 

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