無常の理、神焼きの焔 作:風剣
「炬里さん、テレビ局の撮影班が到着しました。待機場所への案内へは三条さんが」
「わかった。私も一度挨拶に伺おう。……滞りもなく進められそうなのは喜ばしいことだ」
神世紀、
とはいっても、荷物の運搬や観覧場所の整備、火薬の準備を含めた大掛かりな作業は前日には終わらされている。花火大会に合わせ展開される露店の管轄や観客の案内も他の神職たちに任せていることもあり、炬里の受け持つこととなる残りの務めは催しが始まってからの裏方での進行ぐらいのものである。ひとまずは事前準備もある程度纏まり、炬里とともに集まって設営作業をこなしていた神職ともども解散する運びとなった。
「それでは、5時にはまた控え室に集合、最終確認の後に各々の持ち場へ。……この快晴だ、雨が降ることはないだろうが空模様が怪しくなればその際は手はず通りに」
――もっとも、神樹によって天候も管理されているなかで不慮の雨が発生することはまずない。秋葉、あるいは大赦によって主導される花火大会の日は慣例的に晴天になるように設定されているなかでは猶更だった。
もっとも、万が一雨雲が発生した場合には力技で解決することを可能とするものも、秋葉にはいるのだが――。
「……あの御方もこの催しが妨げられるとなれば鍛錬ついでに焔に雲を散り散りにさせると言いだしかねないからな、こうして今年も無事に開催できそうなのは何よりか」
花火の打ち上げもそう長丁場になるものではないが、こうした催しで最も手間のかかるのは終わった後の撤収作業だ。休息できる内に軽食でも摂っておこうと厨房を訪れた壮年の男性は、そこで厨房を出た浴衣の少年と鉢合わせた。
「……焔」
「父さん。お疲れ様です、これから休憩するところですか? 鍛練ついでにまた鍋ものを作ったのでよかったら食べてください」
「……ああ、ありがたく頂こう。焔は……そうか、鷲尾須美さんと約束をしていたのだったな」
燃える炎のような瞳を向ける少年が纏うのは普段家で纏う和装とは違った薄手の生地でできた濃紺の浴衣だ。いい匂いの漂う厨房に視線を向けながらの父親の言に、黒髪の少年は口元を綻ばせ小さく頷く。
「徒歩だと鷲尾さんの家からそこそこな距離があるから送迎も申し出たけれど、使用人の人に車で送ってもらえることになったらしいですね。神社の駐車場で落ち合ったらそのまま会場にいって花火をみるつもりです」
「……そうか。それならゆっくりと楽しんでいくといい」
笑みを浮かべ首肯した焔は足取りも軽く厨房を立ち去っていく。取り残された神主は息子の背が通路を曲がり消えていくと、呆れと感慨をない交ぜにした息を吐いた。
「──男児3日あわざらば刮目して見よ、とはよくいったものだが。……変わるものだな、本当に」
思い起こすのは、今しがた立ち去っていた少年の浮かべていた、落ち着いた様子こそ取り繕いながらも隠しきれぬ喜色と期待を滲ませた笑顔──。去年の今頃とは比べ物にならないくらいに年相応の顔をするようになった少年に、目を細めた男性は複雑な胸中を表すような苦笑を浮かべた。
「鷲尾須美、か」
厨房に置かれていた鍋を弱火で加熱しながら呟くのは、出来の良い──良すぎたが故に、ある日を境に諦めと達観に満ちた顔をするようになった息子に変化をもたらしただろう少女の名を呟く。
およそ、巡り合わせとしてこれ以上ない良縁なのだろう。かつてと打って変わり遥かに良い
それ故に──惜しいと、強く思う。
「……すべては、秋葉の宿願のために、か。全く──つくづく、ままならないものだ」
力なく漏らしながら口にした豚汁の旨さも、神主には少し重たかった。
***
神世紀72年。かつて四国に現れた天の神を信奉するテロリストを赤嶺、弥勒家の勇者と共に鎮圧した5代目の火継ぎ曰く。早く来るときは本当に30分前には女の子は来るから、待ち合わせをするときは相手を待たせることのないよう必ず30分前には現地に向かうべきである。
そう手記に遺した5代目、及び後継の火継ぎに力と記憶を託した秋葉の始祖の女性関係に関して、秋葉の人間が何かを語ることはない。
秋葉で生まれ育った人間の多くが幼い頃から憧れを向ける英雄の実態というものは、敬意のすべてを奪うほどではないにせよ、仄かな幻想を打ち砕くくらいには残酷なものだった。
とはいえ、多少当人の人格や経歴に難があったとしても。先人の教えというものは断じて侮れるものではないのだと、少年は丁度自分の集合場所に辿り着いたタイミングで駐車場の一角に停められた車から降りた須美を見ながら唸った。
「──送ってもらってありがとうございます。花火大会が終わったらまたよろしくお願い……あれ、焔くん!? なんで、私時間を間違えたりした? 待ち合わせはちゃんと30分後よね!?」
「……寧ろこっちも君がこんなに早く来ているというのは驚きなんだけれどもね。先駆者の意見を聞いてなかったら20分は待たせてただろうから今来れて本当によかったよ」
集合地に30分早く来ていたのにも関わらず現地で待機していた焔に気付いた少女が途端に慌てだすのに微笑みを浮かべながらも、彼の胸中は決して穏やかなものでもない。落ち着いた素振りを取り繕う少年はうるさく高鳴る心臓を抑えるように胸に手をあてて呼吸を整えていた。
「……? そう、時間を間違えた訳じゃなかったのならいいけれど……。焔くん、どうしたの? 凄く息苦しそうにしているけれど……」
「大丈夫、大丈夫だ。心臓の動悸が激しかったからいま調子を整えてるだけだよ」
「それ大丈夫ではないわよね?!」
心底、綺麗だと思った。
雪のような白い肌。後方で結わえられた黒髪。水色を基調とした花柄の浴衣を身に纏う姿は神樹館の制服とも、お見合いに着てきていた着物とも違う華やかさがあって。彼女を構成する要素の全てが相乗し合うようにして鷲尾須美という少女の魅力を引き立てていた。
「……大丈夫、五体満足で健康そのものだよ。ただ……うん。ちょっとした全能感と絶大な幸運を噛みしめているところだ」
「? えっと、本当に何もないのならいいけれど……合流時間が花火の打ち上げの始まる20分前なのよね。こんなに早く集まって大丈夫かしら……」
「あぁ――。それは大丈夫、だと思う。もう暫くすれば境内のあちこちで露店も動き始めるだろうからそこで時間を潰して花火が上がり始めるまで待っていよう。鷲尾さんも夜ご飯はまだ食べてないよね?」
「え、えぇ。……家族と一緒にお祭りに通ったことはあるけど、お祭りの屋台で夜ご飯を済ませることになるのは初めてかも」
「そっか。……実は俺もなんだ」
「え」
「花火は家から見てるだけだったからな、お祭りを手伝うことはあったけれど誰かと一緒に来るどころかこうして参加するのも初めてだよ」
「神社の息子さんなのに……?」
「火継ぎだからね。普通の神職の子ならこういうお祭りのときは手伝いでもしてたんじゃないかな。希望すれば問題なくいけたと思うけれど俺はこういうのに自分から行こうとしたこともなかったし――、立ち話もなんだし、取り敢えずはあちこち見て回って行こうか。整理券も貰ってるから時間になったら指定された場所に移動しておこう」
「神社の息子らしい特権が出てきたわね……」
西暦末期、世界を滅ぼしたバーテックスを相手に勇者たちと共に立ち向かい戦った秋葉の始祖。炎神の加護を授かり四国防衛に貢献した彼が死して以降も絶えず火継ぎの間に受け継がれる
大赦も協力する大規模な催事は近隣の住民のみならず県外からも毎年多くの観客が訪れる――、まだ開催まで時間があるにも関わらず境内に立ち並ぶ露店も稼働を始め、焼きそばやフランクフルトなど食品を取り扱う屋台には着実に人が集まりつつあった。
これは早めに合流できたのが幸いだったかなと、もっと観客が訪れればさぞ混雑するだろう境内の様子を見ながらぼやく。神の座す地となってからは大規模な改築と
「まだ全部が全部やってる訳ではないだろうけれど、今の内から開いてるところを回っていた方が良いかもな……。軽く食べようかなと思ってるけれど鷲尾さんはどこか気になるところはあったりするか?」
「そうね……。定番のタコ焼き、焼きそばも捨てがたいけれど……あっ、揚げ餅も良さそう!」
「うん、食べやすそうだし良いんじゃないかな。……隣にかき氷もあるのか……」
「まだ何も食べてないんでしょう? 最初からかき氷なんて食べたらお腹壊しちゃうわよ」
「冷たい食べ物も好きなんだだけれど……、それならかき氷は後でにするかな。あっすいません揚げ餅を2つお願いします」
ほどよく揚げられた一口サイズの餅をソースに絡め気軽に口にしながら、少しずつ人通りの増えていく参道で歩みを進める2人は目についた屋台へと気軽に足を運んでいく。
食べ歩きの経験自体少ないのか、先導する少年についていきながら揚げ餅をつまむ須美にはどこか不慣れな様子があったが……それでも適応力は高いのだろう、時間が過ぎてまばらであった人通りも来客たちで賑やかになっていくとお祭り独特の雰囲気を楽しんで受け入れられている様子だった。
ずるっ。
「ぁ。……破けちゃった」
金魚すくいの屋台。顔を曇らせる須美の手のなかには盛大に破けたポイと呼ばれる和紙網がある。狙いの金魚を捕ろうとした瞬間に半ばから裂けた紙に落ち込む少女の背後で同じく惨敗を喫した焔も低く唸った。
「鷲尾さんも失敗したか……。これ、想像以上に難しいな? 水に濡れただけでそこまで簡単に破けるのにみんなどうやってすくってるんだろうな……」
「やったー、3匹目!」「凄いじゃない! なかなか銀は素質があるわね……!」
「くっ、思っていた以上の屈辱ね……。力加減はもう少し慎重に……けれどすくい上げるタイミングにこそ大胆に……? 無念ね、列もできちゃってるからここは一旦退くけれど、次こそは……」
隣で当然のようにあっさりと金魚を確保してのける猛者を尻目に、規定回数の挑戦に達し敗れた2人は収穫もなしに金魚すくいの屋台を立ち去っていく。一匹だけならとサービスする店主の厚意を敗者が受け取る訳にはいかないと須美が固辞した結果であった。
金魚すくいの動きを思い返すように手首のスナップを繰り返す少女は険しい面持ちである。また後に2度目の正直を誓う彼女はぶつぶつと戦略を練り直しているようだった。
「花火が終わったあともまだ屋台はやってるわよね……? ちょっとだけ帰りの車を待たせることになるかもしれないけれど1回2回ならどうにか……」
「もう一度挑むのならまた屋台による前に一声かけておけば心配もかけないで済むんじゃないかな。……気分転換に何か甘いものでも食べるか? そこのベビーカステラとか――「りんご飴はどう? 凄く美味しそうだわ」 圧」
ぬっと近づけられた顔、深緑の瞳に燃やされる謎の対抗心。カステラは一応日本独自に発展した和菓子という扱いでいい筈なのだが苦手だっただろうかと若干たじろぎながら少年が指摘するとはっと息を呑んだ須美は甚大な衝撃を受けた表情で一歩二歩と後退った。
「私としたことが、つい横文字に反応して洋菓子許すまじと焔くんに食って掛かってしまうだなんて……大和撫子を志しながらなんて情けない、許婚失格だわ」
「そんなことある? 俺は鷲尾さんで――」
「この失態は、何かで取り返さなければ――。……焔くん、射的! 何か欲しいものはある!?」
「えっ……。じゃあ、ええと。そうだな、どれもお菓子や玩具ばかりでいまいちしっくりこないし……強いて言えば、トランプとか……?」
「任せて。できたら大当たりも獲ってくるわ」
「む、無理はしないでいいから……」
異様なる気迫を伴って目をつけた射的の屋台へと向かっていく彼女の後ろ姿を呆然と見送っていった焔は、須美が列に並ぶのを見届けると困ったように辺りを見回す。目当ての屋台を見つけた少年は列がそう大きなものでもないのを確認すると足早に歩き始めた。
数分の列での待機と会計を済ませ黒髪の少女の向かった屋台へ足を進めれば、丁度彼女の番が回っていた頃のようだった。
回数は3回。一度目を外し。2度目は命中も揺れるのみ――。3度目で、見事に狙いの的の中心を打ち抜いた須美は笑顔で屋台の店主からトランプのカードが収められたケースを受け取る。
ぱあっと花が咲いたような笑顔を浮かべた彼女は、振り向いて後方の焔を見つけると屋台の店主に頭を下げた後に小走りで近付いていく。
「はいっ焔くん、景品のトランプ! ごめんなさい、できれば大当たりも獲りたかったけれどこれを勝ち取るのに手間取ってしまって……よかったらどうぞっ!」
「いや、本当に獲ってくれるとは……。ありがとう。それじゃあこれは俺から」
そういって少年の渡したのは細い木の棒の上に突き刺さるようにして固定された中の果実を覆うようにして包んだ紅いキラキラとした丸い飴細工。りんご飴を受け取った須美は瞬きを繰り返し彼を見つめた。
「これって……本当に買ったの? さっき勧めたのだって半ば暴走してたようなものだったのに……」
「あっ、やっぱりあれって暴走だったんだ。いや、折角俺のために射的行ってくれたのに何もなしというのも何だからさ。どうかな、もし食べられないのなら俺が頂こうかなと思うけれど」
予想だにしない厚意ではあった。遠慮と驚愕、仄かな喜びをないまぜにした表情で沈黙した少女は、やがて口元を綻ばせると焔から受け取った飴を握り微笑む。
「いいえ、ありがたく頂くわ。ありがとう。……ふふっ、美味しい」
「うん。……そろそろ時間だ。花火を見に行こうか」
自身の分も購入していた焔と2人、リンゴ飴を舐めながら人通りの多くなった参道を歩いていく須美。少年の受け取った整理券に記載された場所へと移動していく彼女は慣れた足取りで目当ての場所まで向かっていく少年を見上げ問いかける。
手に握る甘酸っぱい飴を丁寧に舐めていった結果うまれた綻びから中身の果実がバランス悪く崩れそうになるのを咄嗟に口で抑えた少年の姿にくすりと微笑んだ。
「あの、焔くん──」
「んぇ、
「ぷっ、ふふ……! あっこれ私も同じことになりそう、気を付けないと──。……それ食べた後でいいのだけれど、これから行く場所って有名なスポットだったりするの? 既に人だかりも凄いけれど」
「あ、ぁむ──。…………よし、大丈夫。それでこれからの場所だよね、整理券は祭りに来た時点で受付で配られてるし、これでもだいぶ人の流れを統制できてるとは思うけれど……おっと」
「きゃっ」
隣の行列から飛び出した子どもと須美がぶつかりかけ動きの制限される浴衣の少女が体勢を崩す。
ごめんなさーい! と叫んで頭を下げては駆けていく子どもに苦笑しながら顔を上げ、焔に腕をとられ腰に手を回される形で支えられる体勢になっていた須美は思ったより近くにあった少年の顔に心臓を跳び跳ねさせた。
「あぇ」
「……? 怪我はないよな、大丈夫か?」
「あ……。うん、平気! 万事問題なしでございます!」
「?」
びしっと体勢を整え敬礼をする取り乱した少女に怪訝そうにしながらも、それなら良いかと頷いた焔は須美の手を握りながら人混みのなかを進んでいく。この人通りのなかではぐれるのは防ぎたいという判断だった。
「最初からこうしておけば良かったな……、鷲尾さん、本当に平気?」
「あ、うん大丈夫よこの通り! ……あっ、ごめんなさいいろいろ食べた後で手がべたついてるかも……」
「あー……、いや、俺もそれはお互い様だ、ごめん。ウェットテイッシュは持って来たかったな……」
「……次は、忘れないようにしましょう」
「うん。……次、かあ」
(……手、あったかい)
繰り返すようにして相手の感触を確かめるようにして手を握る少女の行為に疑問と微かな羞恥を感じさせられながら、どんな会話をしてたんだったかと思い返す。
やがてどこで花火を見るのかと聞かれていたのを思い出した少年は軽く背伸びし人だかりの奥にあるものを見つめた。
「それで、花火を見る場所だよな。そう遠くはないよ、なんならもう着くし……。金鳥居のある広場、海岸と瀬戸大橋の方をよく見えるようになってるからさ、花火を見るのにもいいスポットになってるんだよ」
「金鳥居って……」
「昔カグツチさまが祀られてたところにあったものを改築のときに再現したものだね。幸運招来の御利益があるということにはなってるけれど……着いた着いた」
目を凝らし広間に設置された時計台を確認すれば、時刻は花火の打ち上げが始まる時刻まであと数分といったところだった。
あっという間にこんな時間かとぼやいた彼は手を握り合ったままだった須美に視線を向けるが、掌から伝わるどこかひんやりとした、けれど奥には確かな人の温もりが存在する感触を振り払うことはできずに。目を細めた少年は何を言うでもなく、他の大勢の観客と同じように空を見上げる。
瞬間、ぱっと。
中空に打ち上げられ咲かせられた炎の華が、空を彩った。
「あっ、始まった!」
「……場所次第で、花火もこんなに間近に見えるものなんだな」
奏火祭のメイン、花火の打ち上げが始まる旨のアナウンスがながれ観客の歓声があがる。次々に花火が打ち上げられ夜空を彩っていくのを、感嘆の声をあげる須美の隣で少年はじっと見ていた。
「──」
星が飛び散るように開いて爆ぜるもの、地上まで垂れ下がらんばかりの尾を引く火を散らすもの、さまざまな色合いの小花を一斉に散らすもの、焔の知らないアニメーションを模したような造形のもの──。
職人の緻密な計算によって成された夜空を花火が鮮やかに彩っていく様相は、焔たち火継ぎには到底再現できない美しさがあった。
「……今日、来れて良かったわ」
ぽつりと呟いた須美の言葉に隣へ視線を向ければ、打ち上げられた花火の色に照らされる少女ははにかむように笑っていて。
「ありがとう、焔くん。今日は──とても、楽しかった」
「それは……それは、本当に何よりだ。こっちも、鷲尾さんが来てくれて良かったよ」
「……それ」
「?」
「その、名字で呼ぶの。さんづけも、少しだけ距離を感じてるというか……。私にも初対面のときには名前で呼ばせてたのに、焔くんだけ名字、さんづけというのはちょっと……」
「……なるほど」
「それじゃあ──」
そうして、一際大きな華が夜空で咲くなかで、少女は目を見開き、そして微笑んで。
2人、静かに約束を交わした。
「──また。来年も、一緒に花火を見ましょうね」
神世紀297年、7月。
人類を滅ぼすべく壁の外から侵攻するバーテックスが現れる、1年前のことだった。
いよいよ本格的にわすゆ編になります
秋葉焔:今回は特にベタ惚れ具合が顕著だが初対面の頃からあまり態度は変わっていない。ずっとこんなん。
鷲尾須美:なんとなく伝わってくる一緒に居てくれオーラが満更でもない。嫁ぎ先のお義母様(?)となかなか会う機会がないのが悩みといえば悩み。