カラスの妹   作:ヒトリババヌキ

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オリ主の強さこれぐらいでいいかな?


宝さがしゲーム完

あれから待つこと数分、外から大勢の歩く音や話声が聞こえてきた。

どうやらエイスの連中が来たらしい。

 

「ヒイラギさん。準備はどうですか?」

 

「問題ない」

 

「連中は現在ホテルの1階にいます。では手筈どうりに」

 

「了解」

 

 

そのような話をし私は異能を発動させ、ヒイラギさんはエレベーターで下に降りて行った。

ちなみに作戦は至極単純挟み撃ちである。ヒイラギさんが正面から攻め私が後ろから奇襲するだけ。

 

 

 

さて、私は回り込んだけどもヒイラギさんは... 来ましたね

 

 

 

「エイスの諸君歓迎しよう」

 

 

 

その言葉と同時に私は左手で持っていたベレッタで一番近くの男の頭を撃ち、その音に釣られて後ろを向いた三人をヒイラギさんが潰す。次に異能を使い手榴弾に手をかけている男の首をトマホークで切り裂く。

敵の一人が銃を撃ってくるがヒイラギさんがそれを防ぐ。この一瞬で5人倒したがまだ倍は残っている。

まだ戦いは始まったばかりだ。気を抜かないようにしよう...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっ、やめ...」 

 

 

 

その言葉が最後まで紡がれることはなく男は首から血を流して倒れる。

周囲に敵がいないことを確認し私は上の階に上ろうとする。

おっと、その前に

 

 

 

「ヒイラギさんお疲れさまです。できればなのですが、ヒイラギさんにはレインさんの援護に向かってほしいです」

 

「ふむ、それはなぜかね?」

 

「恐らくレインさんが向かったであろう渋谷駅には現在王を含めたエイスのメンバーが集まっています。レインさん一人には突破は厳しいかと。それに、これからシグを相手にしますがヒイラギさんの異能では相性が悪いです」

 

「なるほど...しかしリングを捨てるのは...」

 

「それならこのイベントが終了した際に私がその分の金額を出しましょう」

 

「ううむ、しかし... いや、わかった。私はレイン君の援護に向かおう」

 

「ありがとうございます。五分後にホテルが倒壊するようにできますか?」

 

「ああ、そのようにしておこう」

 

「ありがとうございます。それでは」

 

 

 

そう言い私はシグの居場所を感知し転移した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シグとの戦闘はすぐに終わった。向こうが攻撃してきたときにフレーム回避もどきをして首をナイフでグサリとしただけで終わった。かなり警戒していたのだが戦闘に関しては異能頼りだったようだ。

 

 

 

(さてと...やることやったし脱出しましょう...っ殺気!?)

 

 

 

殺気を感じた私は直に身をかがめ相手の蹴りを回避し、そのまま後ろに飛びのき相手の姿を捉える。

 

 

 

「ほぉ、今のを避けるか」

 

 

 

蹴りを放った坊主頭の男がそのように言う。

 

 

 

忘れてた。エイスの幹部は二人来てたんだった。

シグを倒したことによって完全に油断してた。

ケンイチも来ていることを完全に忘れてた。

 

 

 

ヒイラギさんにホテルの倒壊を頼んでからそろそろ5分経つ。

倒壊まで残り40秒といったところだろうか、その間にケンイチを倒すかこの場所から逃げるかしないといけない。

逃げる方がものすごく楽だができればこの場所でケンイチは倒しておきたい。...よし、殺るか

 

 

 

というわけで瞬殺しましょうか。

まず、相手に銃を撃ちます。勿論相手はそれを避けるか防ぐかするので銃弾に意識が向いているうちにグレネードを取り出し相手の足元になげ床を破壊しバランスを崩した瞬間に相手の背後に転移して首をトマホークでグサリとすれば終了です。

 

 

 

ドサリと音をたててケンイチが倒れる。首の動脈を狙ったのだから死んでいるはずだ。生死を確認する余裕もないので急いでホテルの外に転移する。

転移した直後に大きな音を立てホテルが倒壊し始める。

 

 

(さて、私も急いで駅に向かわなければ...いや...?ここはあえてゆっくり行って交渉シーンをみるのもいいのでは?そうだ、その方がいい。よし、駅には少し遅れていくとしよう)

そう考えながら私は駅に向けて歩を進めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           

私が駅に着いたとき交渉は大詰といったところであった。

 

「交渉成立だな!」

 

「おう...だがテメェの言葉に嘘があったら即殺すぜ...?」

 

「王さんよ、嘘だと思うならこの鍵を調て貰っても良いんだぜ」

そう言い兄さんが王にカギを見せる。

 

「んぁ?」

 

「ほらよ!じっくり検めてくれ!」

そう言った直後兄さんはそのカギを宙に思い切り投げた。

もちろん王はそれを取ろうとする。

 

「俺はさ思うんだよ...」

兄さんが言葉を続ける。

「途中どんな道を辿ろうが最後に生き残った奴だけが勝ちなんじゃねーのかって」

そう言い終えた瞬間に兄さんは近くにあるコインロッカーに手を伸ばしパスワードを入力した。

 

「あん?これが貸金庫の鍵だァ?どう見てもそうは―」

カギを手にした王がそう口にするがその続きは一人の声によって遮られた。

「悪い!間違えて投げちまった!」

 

「そいつは俺の原付の鍵だ」

本当の宝を手にした彼の言葉によって

 

「その餓鬼を今すぐぶち殺せッ!!」

王が叫ぶ。しかしその瞬間に転送が始まり身動きが出来なくなってしまった。

 

そして私は彼に言葉をかける

「それは不可能な話だ」

今までこの場にいなかった者の声に驚きながらも王は言葉を返す。

 

「テメェ誰だ!?あと、どうゆことだ!」

その言葉に私は

「それを知る必要はない。どうせ後でわかる」

と、返し終えたその時兄を除いた者の転送が完了した。

 

そうして宝探しゲームは幕を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




カナメと王の最後の会話まさかの全カット
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