PV1万突破していてとても驚きました。ここまで続けてこれたのも皆様のおかげです、ありがとうございます。
前回あんな前書き書いたんですがファル子が出てないです。
追記何故かタイトルが菊花賞になってました。今後は気をつけます
皐月賞の一日前
「オグリ、皐月賞のあとの練習は俺のおにぎりではなく食堂でご飯を食べてもらいたい。」
「トレーナー、もしかして、作るのが嫌になってしまったのか……」
涙目で見てくる。
まずい、担当ウマ娘と仲が悪くなって調子を下げさせるのは一番の悪手だ、半分本当のことだが誤魔化そう、ちゃんと説明したらわかるだろう。
「違うぞ、長い人生で一番重要なのは友達を作ることだ。そして人と人が最も話すときは人と物を食べているときだ。つまり食堂で友達を作り一緒に食事をすることそれが大切なんだ。」
「俺はお前のトレーナーでもあり、先生でもあるからな、お前のことを考えたことしかしないぞ。」
「お前は、もう友達はたくさんいるが、悪いやつ以外は友達はいくら居ても問題ないからな。」
「……本当か?」
本当に泣きそうな目で見てくる、なんでこういう時だけするどいんだ。
「もちろんだ、俺が君に嘘をついたことがあったか?」
「……食堂で、ご飯を食べるようにする。でもたまにはおにぎりを作ってくれないか?」
「……!もちろんいいぞ!そんなに俺のおにぎりを美味しいと思ってくれているんだな。」
「それに、おにぎりを作るところを今度こそ見せてくれないか?」
「もちろんだ、おにぎりを作るところを見せてあげよう」
「それもあるんだが皐月賞頑張って勝ってくれよ。」
「任せてくれ、君のおにぎりを食べた私は無敵だ。」
そんな話をしたことで皐月賞の日もオグリキャップがお腹いっぱいになるようにおにぎりを用意することになった。
私がここまで頑張ってこれたのはウララちゃんのお陰だ、ウララちゃんが早く勝てるウマ娘になるのを私は願っている。
そう考えないと毎日おにぎり50個はキツイ。おにぎりを作る大変さを説明してなかったけど、まず、ここまであると米炊くのだって大変だ。家にあるのは元々5合炊きだからわざわざニ升炊きの炊飯器を買ったからな。
そして私は、一つのおにぎりを作るのに約一分掛けている。一日分を約50分掛けて作っているわけだ。50個の時はもう慣れたが150個作ったときは心を無にしないと駄目だった。これを続けているとオグリに弁当を勧めたくなる。それでもおにぎりを作り続けた訳だが、今回の説得でしばらく解放されそうだ。
皐月賞に向けて、練習もしたから大丈夫だろう。あとは本当に勝つだけだ。
皐月賞当日
皐月賞は午後から走るそれまでにこのおにぎりを渡さないといけない。さて控室に向かうか。
少し開いている控室から不思議な声が聞こえてくる、趣味が悪いが覗かしてもらおう。
鏡トレーナー「クリークママ〜♥」
「僕頑張ったからたっくさん甘やかして欲しいでチュ〜〜♥」
クリークママ「は〜い、トレーナーさんは本当に偉い子ですよ〜♥♥」
どうやら見てはいけないものを観てしまったようだ、先月、公衆の面前で葵トレーナーとウマぴょい伝説踊っていたがあれよりヤバいことをしていたとは彼も疲れているんだろう、ここは何も見なかったことにしよう。まぁ葵君には情報交換するが。
今気づいたが俺のリハーサルウマぴょい伝説は何だったんだ。
おっとまた、少しだけ空いたドアが正直言って少し怖いがもう一度覗いてみよう。
ハッピーミーク「クソです…あのクソ女…ミークのためだの吠えてた奴が…この間のお出かけ鏡トレーナーのを……」
これ以上見てはいけない、なんだろうこの前は新しい一面を見つける日だったけど、今度は見てはいけない一面を見てしまう日なのか?
葵ちゃんも結構大胆な子なのかもしれないな、
鏡くんは実は私の想像以上に恐ろしいやつかも知れないな。
おっと今度こそ、オグリキャップの控室だな、
「オグリ、入るぞー」
「……トレーナー、随分遅かったじゃないか。」
「すまないな、ちょっと見てはいけないものを見てしまってな。」
「……?見てはいけないもの?」
「レースには関係ないから気にする必要はないぞ。」
「それより、お前の大好きなおにぎりだぞ〜〜」
「……!トレーナーありがとう!そのトレーナー、たまには、一緒に食べないか?」
「そういえばほぼ毎日作ってるが一緒に食べたことは無かったな、たまには一緒にたべるか。」
「私もおにぎりを作ってきたんだ。」
そう言って5個ほどおにぎりを見せてくれた、大きくて一つで十分たりそうだがこれがオグリの基準なんだろう。ありがたくいただこう。
3個目で限界が来た。
「いや〜、オグリのおにぎりは美味しいな〜、美味しすぎて一気に食べるのはもったいない気がするな〜。」
「……トレーナー、私のおにぎりは美味しくないのか…」
コイツこんなに面倒くさい子だったか!?
「いや違うんだオグリ、実はお腹いっぱいになってきてな。」
「そうか……やっぱり美味しくないんだな…」
「すごく美味しいから!自分で作ったおにぎりより美味しいくてすごく喜んでるからな!」
「本当に美味しかったらいくらでも食べれるはずなんだ。」
どんなやつだそいつは!!オグリか!コイツ美味しかったらいくらでも食べれるタイプか
「トレーナーが、作ってくれたおにぎりならいくらでも食べれる。」
「俺もそんな気がしてきたよ!!よーしあと2つもたべるか!!」
もうどうにでもなれ!!
「もう食えな……」
「安心してくれトレーナー、おかわりもある」
ニッコリ笑顔でオグリが言ってくる
これはオグリなりの恩返しなんだろうか、俺が悪かったから許してくれないだろうか……
「これが最後だよな」
「……足りないのか?それはすまなかった、次はもっと用意しよう。」
「これでお腹いっぱいだ!よーしたくさん食べて元気を出すぞ〜」
晩ごはんが間違いなくいらなくなる量のおにぎりを食べた。
「オグリ、勝ってくれよ……」
「もちろんだ、任せてくれ。」
皐月賞
実況「最初に先頭に出たのは7番ジャラジャラ」
「3番オグリキャップまずは後方で様子を伺う。」
解説「7番ちょっと掛かり気味かもしれません一息つけると良いのですが」
中盤
「先頭にたったのは11番スーパークリーク!!」
「一番人気のオグリキャップ足をためています。」
終盤
「ここで飛ばしてきたのはハッピーミーク先頭との差がみるみる縮んでいきます!」
「スーパークリーク粘ります、しかしその差はわずか!!」
「ここで真打ち登場オグリキャップ並ばないハッピーミークとスーパークリークをごぼう抜き!!」
「オグリキャップ!!脚色は衰えない!!」
オグリがこちらに手をふる、私も全力で振り返す。
三冠の1つ目皐月賞は私達が取った。ウイニングライブではしばらくオグリはバックで踊ることはなさそうだ。
オグリが、センターでライブをしている、久しぶりに自分の担当ウマ娘のライブを見たが涙が出てくる。
ウマ娘の娘は子供だと言うことかも知れない。
自分の娘の晴れ舞台みたいで、泣けてくる
URAファイナルズ優勝したときたぶんめちゃくちゃ泣くと思う。
とにかく私はペンライトを全力で振りながらオグリを応援した。
「素晴らしいウイニングライブだったぞ。」
「トレーナー応援ありがとう。」
「今日は二人で食べに行くぞ。」
オグリが好きそうな定食屋に行った
俺は焼き鮭定食でオグリはすき焼き定食だ。
前食べたときとても美味かったのでオススメした。
「トレーナー、こういうお店はよく来るのか?」
「安くて美味いからな、新人の時からずっと定食屋には来てるよ。」
「……トレーナーは、どうしてトレーナーになろうとしたんだ。」
「俺は用心棒とかが活躍する西部劇が大好きなんだ、戦隊ものとかも好きだが、時代劇も大好きだ。用心棒は先生ってよばれるんだ。俺もそう呼ばれたくてな、学校の先生にお前は、先生に向いているって言われてな、それならウマ娘のトレーナーになりたいなと思って勉強してトレーナーになったけど、誰も先生って読んでくれないんだ。」
「なら、ふたりきりの時は私が先生って呼ぶよ。」
「実は、先生って、呼ばれるより、今はトレーナーって呼ばれる方が気に入ってるんだ。」
「さて、オグリ次のNHKマイルカップを勝つぞ今日はレースの疲れを癒やしてゆっくりするぞ。」
そういったあとオグリは早速願掛けのカツ丼を7つほど頼んでいた。7冠してほしい俺の気持ちを見据えてくれた行動かもしれないが財布に大打撃だった。
ファル子がほしいです。
あと、作者は貧乏舌で何でも美味しく食べられるのと、味とかよくわからないので、料理のコメントは全力で捻ってます。オグリは優しい子なので恩返しをしようとしています。