一応言っておくと、投稿ペースは早くて一週間になるので、気長にお待ち下さい。
ある暗闇の中、1人の少年が何も無い虚空に向かって話しかける。
「本当に貴方達の注文を聞いたら返してくれるんですよね、Σさん?」
その問いに対し、闇から返ってきたのは素っ気ない返事であった。
「くどい、いい加減諦めろ。お前は我々に逆らう事はできん。何度も言ったが、我々の元にはお前の師が居るのだからな」
その声を最後に空間に静寂が訪れる。少年は、自らを死から救ってくれた命の恩人を必ず救ってみせると誓った。
「待っていて下さいね、■■■さん。今度は、僕が貴女を助ける番です」
世界 某所
「ゼウス殿!いいかげんご決断下さい!」
部屋の中に怒声が響き渡る。
ここは世界の創造神達の集う会議である。どこにでもいる力の無い神ではなく、地球という1つの世界を創った神のみで構成される世界の命運を左右する会議である。
「しかし、伊邪那岐殿。その提案を承諾しては、我々の信頼が地の底まで落ちるのではないかね?」
「そんな事を言っておられる場合ですか!?被害額はもう500億を超すのです!」
「まあまあ、伊邪那岐君。僕達だって本気を出していた分けじゃないだろう?」
伊邪那岐に声をかけたのは、インド神話の創造神・ブラフマー。
そう、世界神連合のメンバーは1度、鎌霞団に挑んでいた。しかし、全ての力を使ったわけでは無い。世界を創った神が本気を出せば、簡単に世界は滅亡してしまうからである。
先ほどより話題に上がっているのは、現在世界の至る所で盗みを働いている盗賊団。鎌霞団なのだ。
「・・・分かった。その代り、何かあった時責任は取ってもらうぞ。」
ゼウスは渋々承諾したが、表情には諦めの色が浮かんでいた。
「有難う御座います。では、このリストの場所に送って下さい。」
そう言い残すと、伊邪那岐は帰っていった。
日本 高天原
此処は日本神話の神が住んでいる場所、高天原。普段は伊邪那岐の子の月詠も出迎えてくれる筈だったが・・・
「伊邪那岐様、お帰りなさいませ。」
出迎えてくれたのは、伊邪那岐の妻・伊邪那美だった。伊邪那美は黄泉平坂にいるはずだったが、伊邪那岐が黄泉平坂に押し入り、連れてきてしまっていた。
「ああ、すまないが少し1人にさせてくれ。考え事がある。」
そう言うと伊邪那岐は自室へ入っていった。
「ふう、ゼウス様も納得してくれたことだし・・・」
伊邪那岐は一束の手配書を取り出した。
「紫の所にも送っておこう。あいつは元気だろうか?懐かしいな」
遠い昔、伊邪那岐は八雲紫なる妖怪に会った事がある。理由は今は明かさないでおこう。
1人呟くと手配書に転送術をかけ、その紙束を転送した。遥か彼方にある幻想郷へと。
どうも、カトブレパスです。
こんな酷い出来の小説を読んで頂き、有難う御座います。
自分でも自信が無いので、低評価を付けてくれても構いません。
一応、次回も見てくれる読者の皆様の期待に添えられるよう頑張っていきますので、宜しくお願いします。
今回は文字数が少なかったですが、次回からはなるべく長くしていきます。