東方鎌霞団   作:カトブレパス

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サブタイトルがモンハンみたい。


第6話 守矢戦線、絶望あり

同時刻 妖怪の山 麓

 

 

妖怪の山周辺を見回っているのは、白狼天狗の犬走椛。白い着物に、赤い六角帽を被った少女である。

椛は通常通りの業務をしている最中に1人の怪しい影を見つけた。椛はその影に近づき、注意する。

 

「此処は妖怪の山。何方か存じませんが、立ち入る事は許されません。お帰り下さい」

 

その少年はジーンズにパーカーといった現代風の格好をしていた。

パーカーのフードを取り、意地悪そうな笑みを浮かべる。

 

「あくまでも僕の邪魔をしますか?ならば、仕方ないですね。力づくで其処を通させてもらいますよ?」

 

椛は少年から恐ろしいほどの殺気を感じ一瞬怯むが、直ぐに攻撃する。

 

拘符「レイビーズバイト」

 

至近距離から放たれる弾幕は少年へと一直線に向かってゆく。

少年はフッと笑ったかと思うと、自身も攻撃を開始する。

 

禍符「月禍桜蹄・不夜城」

 

少年は椛に向けて多数の弾を放つ。その弾のあまりの遅さに椛は拍子抜けしてしまい、自分の近くに迫っていた1つの弾に気付かなかった。

気付いた時にはもう既に遅く、被弾してしまう。被弾した箇所から閃光が煌めき、この世のものとは思えぬ轟音が鳴り響く。

もうもうと立ち込める煙が晴れると、其処に立つのは1名のみ。少年、非時千里であった。

椛は服の所々が焼け焦げ、傷だらけで倒れ伏している。その姿を一瞥し、千里は妖怪の山を登ってゆく。

 

妖怪の山 中間

 

 

千里は此処に来るまで幾多の妖怪に行く手を遮られていたが、ことごとく潰していった。

河童の河城にとり、厄神の鍵山雛など、妖怪の山に住まう殆どの妖怪だった。

妖怪の山に住む、鴉天狗の射命丸文も例外ではなかったが、千里が椛との戦闘を語ると一目散にその方向へと飛んで行った為、千里と相対するまでには至らなかった。

 

「やれやれ、こんな調子じゃ何時までたっても頂上に着けやしない」

 

千里はその道のりの長さに嫌気が差し、幾らかの力を解放して進んで行った。

 

妖怪の山 頂上 守矢神社

 

 

守矢神社の巫女であり、現人神でもある東風谷早苗は、霊夢の服を緑色にしたかのような巫女服を着て境内の掃除をしていた。

その時、山の中央付近より物凄い量の妖気を感じ取る。

早苗は疑問に思いながらも、異変なら霊夢が解決してくれるであろうと高を括っていた。しかし、その油断が命取り。いつの間にか背後に迫る妖気に気付く事ができなかった。

 

「如何なるときも油断は禁物だよ、お嬢さん」

 

早苗は咄嗟の事に反応できず、立ち尽くしてしまう。少年はここぞとばかりに攻撃する。

 

禍符「クレイジークラウン」

 

数百、いや数千の弾が早苗に迫りくる。だが、弾が早苗に届く事はなく、全てとは言わずとも、早苗に当たるであろう弾は全て弾かれていた。

 

「何処のどいつだか知らないが、うちの早苗を傷つけるのは私らが許さないよ」

 

奥の神社から現れたのは、背中に注連縄を背負った女性と、目玉が2つ付いた帽子をかぶった少女であった。

早苗は唖然とし、その2人の名を呟く。

 

「神奈子様、諏訪子様。何故?」

 

神奈子と呼ばれた女性はあっけらかんと笑う。

 

「何故って、早苗に危険が迫ったんだ。助けるに決まっているじゃないか。さて、そこの君。早苗に手ぇ出したらどうなるか分かってんだろうねぇ」

 

「全く予想がつきません。一体どうなるんでしょうか?」

 

馬鹿にされた神奈子と諏訪子はその飄々とした態度に激情し、攻撃していく。

 




GW、皆さんは楽しめましたか?

私は課題に追われてました(´・ω・`)
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