ドルフロRPG〜AR小隊存続特異点EDチャート〜   作:杭打折

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流行りに乗った(今更)


ぱーと1

 西暦2030年、世界は崩壊の液に包まれた……

 

 ドッカーン!(第三次世界大戦)ってなわけで"ようこそ、硝煙立ち込める「少女」たちの前線へ"なRPG、はっじっまっるっよ〜!

 

 今回実況していくのは「ドールズフロントラインRPG」になります。

 後ろでOPが流れてる間に、このゲームのことを知らない視聴者兄貴達の為に説明をば。

 このゲームは「ドールズフロントライン」というソシャゲの派生作品で、原作のストーリーを追体験していくのが主な内容ですが、実はこのゲーム、RTA界隈では走者殺しゲーとして有名だったりします。

 それというのも、本作のフラグ管理の複雑さが原因です。

 本作はフラグが発生するポイントが膨大で、プレイヤーのあらゆる選択や行動によりシナリオが様々な可能性に分岐していくというお約束仕様ですが、このゲームはプレイヤーの些細な行動が後に予測不可能なこのシステムのせいでチャートと走者の鉄壁の心が薄氷の如く砕け散る訳ですねぇ。

 偉大なる先駆者指揮官兄貴達の動画でも存分に暴れてくれてるので、視聴者の皆様は見ろよ見ろよ。

 

 とはいえ?

 この動画では?

 私は完璧なフラグ管理をするので?

 

 愉悦部の皆様がチャート崩壊を少しでも期待したのなら、がっかりさせてしまうでしょうねえ。

 

 っと、そんな事を話してたらいつの間にやらOPも終わりましたね。

 さてキャラ作成ですが、今回は戦術人形を選択します。

 初期選択の勢力は勿論、王道を征くG&K。

 鉄血や正規軍、パラデウスなんてのも可能ですがカーソル移動の時間がロスになるのと、今回の目標で最短を走れるのがG&Kなので、実質的にG&K一択です。

 

 見た目は適当にランダムで構いません。このゲームのキャラメーカーは優秀なので、ランダム生成でも雑に可愛く、かっこよく作ってくれます。

 

 自動作成選択後にロードを挟みますが、手動で設定するよりずっと早いです。

 

 お、できましたね。

 今回は銀髪のセミロングに赤メッシュ、瞳は左右で色の違うオッドアイ……どことなく挑発的な雰囲気のある顔立ちですね。身長はまあまあって感じでしょうか。

 キャラ作成が完了したので次は使用する銃器選択ですね。

 

 はい、ここで今回のリセポイントです。本ゲームの銃器選択はガチャとなっています。使いにくかったり、特殊すぎる銃を引いた場合はリセットです。

 チュートリアルが始まるまで自分の銃が何なのかはわからないので、ひとまずそこまでは進めます。

 

 ちなみにこれ、完全ランダムというわけではなく、ある程度の絞り込みは可能です。今回はアサルトライフル枠を、その中でも5.56mmを使用するタイプを狙っていくつもりです。

 その為にもこの猫耳カチューシャ女科学者……を模したAIからの質問に答えていきましょう。因みに、本人との見分け方は胸の膨らみ方で……いえ、何でもありませんよ?

 

Q1.君はどんな距離で戦いたい?

A.幅広い距離のオールラウンダー

 

Q2.道具で重要なのは?

A.安定性

 

Q3.君は何を信じる?

A.自分自身

 

 はい、質問タイム終了!

 これで銃の抽選テーブルはAR枠、中でも5.56mmを使用するものが最も多くなります。

 さてキャラメイクが完了したところで今回のレギュレーション確認をしましょう。

 今回目指すのはドルフロ本編でも大きなターニングポイントであった特異点イベントを、AR小隊全員が集結した状態で乗り越えることにより発生する特殊エンディング……俗に言う特異点EDです。

 これに必要なのは下の2つ。

 ・特異点時にAR小隊が全員G&Kに残留

 ・特異点終了までAR小隊から脱落者を出さないこと

 

 おやおや、条件も少なくて意外と簡単そうですね?

 なお、原作では特異点開始前の段階でM4A1含めて三名が離脱して、特異点で更に一名が脱落します。

 

 戦力の80%が消えるので壊滅判定待ったなしですね。

 

 しかし、私からすれば笑い事ではありません

 何せ彼女らは目を離すとポンポンMIAになり(12敗)、最悪KIAです(6敗)。

 因みにほんへ指揮官は試走中一回も死にませんでした。ハイエンドに襲われても何食わぬ顔で帰ってきました。異能生存体かな?

 さて、話は少し戻りますが、先程の質問に対するおける解答内容の理由がここにあります。

 このゲーム、同系統の銃器を扱う者同士は感情判定にプラスの補正がかかるんですね。

 オソロのコーデでズッ友というやつです、わかります。

 

 そして選択される銃器はランダムとお伝えしましたが、このゲームに実装されている銃器の中でも5.56mmのARはAR-15やM16,M4のクローンと呼ばれるものが圧倒的な割合を締めます。これらは名銃のクローンなだけあり、ゲーム内では基本的にどれも扱いやすいステータス設定がされています。

 好感度補正を得つつ安定したスペックを確保する、スキを生じぬ二段構えで挑みます。

 

『それじゃあこれが最後の質問だ。君は何の為に戦う?』

 

 ……っと、読み込みが終わったので導入アニメーションが始まりましたね。見ても見なくても内容に変わりはないのでスキップします(無慈悲)。

 最後まで見たい人は、買って、どうぞ。

 ロードが終わったら、チュートリアルの開始です。

 ストーリー開始時期はいつになるのでしょうか。これもランダムなので、2060年のAR小隊結成以前だった場合はリセットです。

 

▶2061年 12/25 新ソビエト連邦 S-09戦線

 

 ファッ!?

 これは大当たりですねえ!

 本編開始が2062年ですから、そこまで一年以内。しかもストーリー序盤の舞台であるS-09地区の配属ともなれば……ん?待って?S-09"戦線"?

 

「制圧射撃!」

「敵の頭を抑えた!前線を上げるぞ!」

「前進!前進!!」

 

 響く怒声にあちらこちらから響いてくる銃声。自分の居る場所は積み上げられた土嚢で構築された防御陣地で……最前線スタートじゃないですかー!やだー!

 確かに、実戦で覚えろなACスタイルは、操作説明に取られる時間が短縮されるのでアドではあるのですが……そんな事より銃の確認をしましょう。

 

 インベントリを開いて装備を確認します。

 

▶Primary : AK-101

 Secondary: RG-6

SideArm : None

 

 えーけーいちまるいち。

 いや、たしかに狙ったとおり5.56mmのアサルトライフルだけども。よりによってこれを引くのか……。

 

 これだと好感度補正掛からないしリセも考えたほうがいいかもしれません。

 

 あ、でもこれ、かなりカスタムされてますね……ツカイタイ……

 

 ま、まあ、感情補正なんてあったら嬉しい程度のものなので!

 補正が無くてもてもパーフェクトコミュニケーションをすれば問題ありません。見せてあげますよ、女を口説くテクを(彼女不在暦=年齢)。

 というわけで、本RTAはこのAK-101ちゃんでいきます。

 

「隊長、私が前に出ます!」

 

 そんなことをしてたら、NPCに話しかけられましたね。早くやれ、ということでしょうか。

 それより、私は隊長だったんですか。そうなると、この子が私の部下ということですね。

 なお、そんな可愛い私の部下は、先に突撃した他の部隊に続かんとして防御陣地から飛び出そうとしています。

 とりあえず、引き留めましょう。

 マフラーを引っ張っられた部下は尻餅をつく形で後ろに倒れ、咳き込みながら何故という視線を送ってきます。

 

 優しい隊長として、部下には丁寧に説明してあげないといけませんね。

 ほら、さっき前進した部隊をご覧になって?

 敵迫撃ユニットの標的になって吹き飛ばされましたね。迂闊に前に出ればあんな風にスクラップ待ったなしです。

 おわかりいただける?

 おわかりいただけたようですね。

 彼女は若干青ざめた顔で何度も頷いています。

 可愛いですね。まるで本物みたいな表情と動きです。昨今では最早お馴染みとなったNPCの疑似人格ですが、本作のそれも実によく出来ています。

 

 さて、さて。

 

 この状況は早急になんとかしないといけません。

 まずは司令部に迫撃ユニットに存在を報告しましょう。そして砲弾が飛来してきた方向と角度から予測した敵ユニットの位置を連絡します。

 

 司令部からのご相談が来ました。「狩りに行けるか?」との事です。

 此処でYESを選択するとプレイヤーの部隊は遊撃戦力として防衛部隊から抽出され、迫撃ユニット狩りの任務が新たに発生します。NOを選択した場合は、おそらくこのまま防衛戦となります。

 此処はYESを選択しましょう。迷う必要はありません。

 防衛戦では一定時間陣地を守りきるルールなため、クリアタイムが固定ですが、遊撃戦の場合は任務を達成すればクリアなので時間短縮が可能です。

 なので、タイムを縮めたい時は防衛戦以外を選択するのがおすすめです。

 

 さて、部隊を確認しましょう。部隊は……AK-101と一〇〇式だけやないかい!

 最低限部隊の体裁を整えたというのがひしひしと伝わってきますが、ゲーム序盤なんてそんなものです。

 

 私はここで一〇〇式に待機を命じます。つまり、彼女を防衛陣地に残していくということですね。

 命令を受けた一〇〇式ちゃんは……ありゃ、不満げ。これだと命令違反してついてくる可能性があるので説得コマンドを使って説得しましょう。

 危険な任務に君達を連れて行くことはできないのだ……(建前)

 今回は隠密をしたいからサプレッサーの無い君はちょっと……(本音)

 

 説得したところ、とりあえず納得してくれたようです、ヨシ!

 

 さて準備も出来たので防衛線を離れます。味方機関銃部隊の制圧射撃に合わせて前進し、敵の前線部隊に肉薄します。この時に迷彩マントを使用しないと敵迫撃砲にポップコーンにされてしまうので注意しましょう。

 

 十分な距離まで接近したら敵歩兵を隠密で仕留めていきます。敵の頭を中心に捉えて引き金を引く簡単なお仕事です。鉄血のクズ共は晴れて屑鉄の仲間入。

 

 ざまぁないぜ!

 

 このまま経験値稼ぎに勤しみたい欲に駆られますが、調子に乗らずにすぐに離脱するのが大事です。鉄血の一般兵は味方が死ぬとそれを察知して、ある程度集まってくる習性があるからです。

 なので地雷とグレネードトラップを仕掛けておきましょう。鉄血兵のAIはガバいので、期待値は高めです。トラップでも敵を倒せば経験値をゲットできます。

 

 仕掛け終わったら多少身軽にもなるので、敵の迫撃ユニットを狩りに行きます。

 

 さて、本日はここまで。お疲れ様でした。

 




リハビリがてらやってみた。
反省はしてるし後悔もしてる。

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