ドルフロRPG〜AR小隊存続特異点EDチャート〜   作:杭打折

2 / 2
ガリガリ君パイン味が消えたので投稿が遅れました。





ぱーと2

 はい。それでは続きからやっていきましょう。

 AK-101が敵の前線に取り付いたところからの再開です。AK-101ちゃんにはこのまま予測した迫撃ユニットの所在地に直行しましょう。

 迫撃ユニットは敵前線の後方、戦域の広範囲をカバーするような、いやらしいポジションで我々G&Kを見つめていると予測されます。

 なので不躾な覗き魔は殺しましょう、慈悲はない。

 

 移動する道中で遭遇した敵は弾薬と時間に余裕を持ちつつ撃破していきます。経験値稼ぎはとても本チャートにおいてとても重要です。

 ただ、ちんたらしていると迫撃ユニットが移動したり増援が来てタイムロスに繋がるので気をつけないといけないです。

 

 移動してる間に本作の武装システムについて、簡単に説明します。

 本作ではタイプ別に装備枠が存在しており、射撃で主に関わってくるのはプライマリ、セカンダリ、サイドアームの三つです。近接武器の枠もあるのですが、今回は説明を省きます。

 プライマリとセカンダリには全ての種類の武器が装備できます。しかし今回はG&K戦術人形スタートなので、プライマリは烙印武器で固定となります。

 サイドアームはハンドガンなどの武装が装備できます。

 さて、それではAK-101ちゃんの現在の装備を見ていきましょう。

 

 Primary:AK-101

 Secondary:RG-6

 SideArm:None

 

 こちら、アサルトライフルとグレネードランチャーの火力特化構成となっております。実はこれ、かなりの当たり構成です。

 なぜかと言うと、今作は爆発物がとても強いんですよね。実際にどれくらい強いかと言うと……ちょうど鉄血が居たので見てもらった方が早いでしょう。

 

 前方に居るのは盾持ちが複数にAR持ちが複数。なんとも都合よく、隊列を組みながら警戒をしています。

 

 なんで前線よりも後方で盾持ちの部隊が警戒しているんでしょうか?あ、もしかしてこの辺りに迫撃砲とかあったりしません……?

 

 はい、まあ、そういう事ですね。護衛らしき部隊がいるということは、付近に標的が居るのはほぼ確定です。初期の鉄血はこういった部分でかなり正直に動いてくれるので、わかりやすくていいですね。

 

 さあ、サクッと片付けちゃいましょう。

 セカンダリのRG-6に切り替えて、敵集団の中心に狙いを定めます。奴さんはまだこちらに気付いてないので、焦らず急いで狙いましょう。

 狙いを定めたらすぐに撃ちます。榴弾をポンッポンッとくれてやれば木っ端微塵です。

 

 範囲攻撃は気持ちいいZOY!

 

 あ、大音量注意です(事後警告)

 

 後はグレネードで仕留めきれなかった敵の処理も忘れずに行います。迫撃ユニットを処理するにあたって邪魔なのでね。さっさと片付けてしまいましょう。厄介な盾持ちはグレネードで片付けてるので軽装甲のAR持ちを処理するだけの簡単なお仕事です。

 

 奇襲成功したおかげで敵は総崩れ。未だ数の優位があるにも関わらず、AK-101の銃口が吐き出す5.56mmに成すすべもなくやられていきます。

 

 動く敵が居なくなったら、リロードしながら敵部隊の向こう側を目指して前進。ついでにマガジンへの弾込めも行います。

 アサルトライフルとグレネードランチャーを引っ提げた少女がマガジンに弾を込めながら走っている光景は何とも言い難い風情がありますが、時短の為なら已む無しです。

 

 それ程進まぬ内に敵の姿が見えてきました。量産型鉄血機械兵の迫撃タイプ―Jaguar(ジャガー)――が群れています。機影の後部が大きく膨らんでいるところを見るに、給弾装置付き後方支援タイプ。元々足回りのいいユニットではない上に給弾装置を装備したタイプはそれに拍車をかけて動きが鈍重です。敵に対して情け容赦は一切無用。ここに居るのは全部AK-101ちゃんの経験値になる為に生まれてきたのです。

 

 まずはグレネードランチャーで爆撃です。装填してある分の弾を全部撃ち込んでやりましょう。都合4発、敵の密度の高い部分を狙ってやります。そして、給弾装置が抱えていた砲弾達に誘爆。周囲を巻き添えにする形で連鎖反応をお越しとんでもない花火のような光景を描きます。

 しかしながらフルコンボとは行かなかった様子。運良く爆発から逃れたり、着弾地点から遠かったりして難を逃れたのが数機。こちらに水平射撃の要領で砲を打ち込んできます。

 それに対してこちらは全力ダッシュで応えます。ある程度距離があるうちは敵の砲撃は無視してオッケーです。所詮は苦し紛れの悪あがき、スピードさえ緩めなければ今のところ当たる道理もありません。

 

 当たらないと見るや、Jaguar達は慌ただしく後退を始めます。逃げて他部隊との合流を果たすつもりでしょう。

 

 逃げられると思っているのでしょうか?

 逃がす訳がありません。

 逃げられると思うな。

 

 しっかりとグリップを握って銃口を押さえ込み、そのままフルオート――残り二機。

 続けて、敵の撤退方向を塞ぐように手榴弾を投擲。足を止めたところをすかさず狙い撃ちにします――残り一機。

 最後の敵は撤退を諦めたのか、再度、こちらに砲口を向けてきています。既に発射直前といった様子。

 さて、彼我の距離は先程までよりも近いです。そのせいで敵砲弾の回避難度は上がっています。今の距離だと直撃はしませんが、爆風と破片でそれなりのダメージを受けてしまいます。なので、敵が砲を撃つ直前にダッシュした勢いのまま大きくジャンプをします。

 これは、一般NPCの範囲攻撃やスキルは標的を効果範囲の中心にして――言い換えると直撃狙いで――ロックオンしてくるという本作の仕様を使用(激ウマギャグ)した、回避テクの一つです。

 

 ロックオンされた状態になると、ロックオンはこちらを追尾してきます。これを逆手に取って、大きくジャンプすると敵の照準は空中に向けられます。

 するとどうなるか。弾道はより大きな放物線を描くように上に延び、着弾地点も遥か後方に遠ざかります。

 これを利用して敵弾を回避するというわけです。

 なお、タイミングか運が悪いと空中で直撃して死にます(2敗)。

 

 しかし、完璧な走者である私がこんなところでミスる筈がありません。

 

 砲弾は顔スレスレを通り過ぎてましたが、私は元気です。

 

 当たらなければどうということはない(震え声)

 

 距離的にも丁度いいので、Jaguar君の上に着地しましょう。某赤い配管工のように踏んだだけで撃破はできませんが、代わりにマガジン内の弾を、脆弱な上部装甲にご馳走してあげればイチコロです。

 

 鉄クズが鉄屑になったとこで残敵確認。迫撃ユニットがいない事が確認出来たら信号弾を打ち上げてミッションコンプリートです。お疲れ様でした。

 

 さて、イベントシーンですね。最初のオープニングとは異なりスキップ出来ないので見るしかありません。

 様子を見るに、拠点で弾薬を補給してるみたいですね……というか、今気付いたのですが赤メッシュがありませんねこの子。キャラメイクの時と違いますね……バグかな?良くないなぁ、こういうのは。

 

『やりましたね、隊長!』

 

 弾薬補給を行うAK-101が戦術ネットワークに復帰した途端、一〇〇式からの通信。彼女も無事だったようですね。

 部下を拠点に待機させてても画面外での戦闘進行によっては撃破されてる事があるのですが、今回はちゃんと生き残ってくれたようです。

 しかし、AK-101はまだ前線に出るつもりなんですかね。まあそうでなければ弾薬を補充なんてしていないのでしょうけど。

 敵砲兵も片付けたんだから後は前線を押し上げて敵部隊を跳ね返すだけなのに、御苦労なことです。

 まあとりあえず、イベントムービー流しつつ今回はおしまいです。お疲れさまでした。

 

 

 

 

 G&K社S09戦線、物資補給所。

 前線から僅かに後方、司令部施設の一角に設けられた物資補給所。そこでは前線から戻ってきた戦術人形達が、部隊ごとにグループを作って消耗した物資の補給をしていた。

 戦果を自慢する者、戦利品を見せ合う者、戦闘後に何をするか語る者、一息つく者など。それなりの数の人形達が休息を取っていた。

 賑やかさすらある補給所の一角。和気藹々とする者達から離れた場所で、AK-101は一人で黙々と、弾薬を詰め込んでいた。

 

「はぁ……」

 

 時折、盗み見るような視線が向けられているのに気付いて、AK-101はわざとらしく周囲に聞こえるように溜息を吐く。視線を感じた方へと目を向ければ、慌てて視線を逸らす人形がいた。

 最初から興味も無かったようにAK-101は視線を外すと、弾薬を詰める作業に戻る。

 すると再び、視線が向けられる。露骨過ぎる程の腫れ物扱いだが、AK-101にとってはこれが日常だった。

 

 とはいえ、AK-101自身としては、そのような扱いをされること自体にはどうとも思ってはいなかった。

 寧ろ、単独行動のほうがパフォーマンスを発揮出来るし、人形付き合いには鬱陶しさを感じる。逆に、今の扱いは有り難いとさえ思う。

 

 ふと、新しい部下について考える。

 今回の戦闘から配属された戦術人形。おそらくはS09に来てから間もない新米。

 自分に関する話はまだ聞かされていないのだろう。そうでもなければ、あの様に積極的に関わりを持とうとするとは思えない。

 恐らくは、指揮官が意図して配置したのだろうとAK-101は推測する。他者との関係を拒絶している自分の現状を、指揮官が気にかけているという自覚はあった。

 指揮官は善良な人間だ。自分の事も運用し、部隊まで任せてくれるくらいには。

 

「まあ、どうだって良いんだけどね」

 

 次の戦闘への準備を終えたAK-101は思考に区切りをつける。

 自分は何処に向かうべきか。何を倒すべきか。指揮官に指示を仰ぐため、司令部に繋ごうとして――

 

「指揮官……?」

 

 ――繋がらない。ノイズだらけの回線に思わず眉を顰める。

 

「ジャミング……敵襲ッ!?」

 

 司令部との音信不通という事実が何を意味するのか理解して叫ぶと同時に、巻き起こった爆発とそれに伴う閃光によって彼女の視界は埋め尽くされた。

 

 

 




筆が遅い(ビンタ)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。