たとえばラストダンジョン前の村の双子の兄が序盤の街で胃痛を起こして吐血するような物語 作:リューオ
リホ、セレン、フィロは通路を走る
「お待ちなさい、リホさん!話は終わってません事よ!」
「うっせぇ!お前らに付き合ってたら大蛇胎児が終わんねえんだよ!」
轟音が聞こえる
「また!」
「何なんですの?さっきから」
その轟音は外でも聞こえてた
「何や?ヤバそうな音が続いてんな」
「大丈夫だろうか、皆…」
三人はイズ達がいる部屋に着く
「アレは…!」
ロイドは烈火で焼き、イズも根を斬る
「皆、来ちゃダメ!」
「ちょうどいい」
「はっ!待て!」
木の根がロイドに当たる
「「「ロイド(様)!」」」
「師匠!」
「今治してやる」
イズは光剛剣最光の力でロイドの傷を治す
「大蛇か?」
「いえ、ミコナさんです!」
「は?何で…」
「アハハハ!仲間なんているから無駄な傷を負うのよ。ロイド・ベラドンナ!」
「…(プツッ)」
イズはミコナに殺意が湧く
「それは違います!仲間がいるから何でもできるようになるんです!」
「何…?」
「たとえ傷が治らなくても、強くなれなくても、負けてもいいやって気持ちが無くなるんです!こんな未熟な僕にも仲間がいてくれたから頑張れたんです!だから、僕は貴女に勝って大蛇を倒して、皆に胸張って軍人だって言えるようになりたい!」
ロイドの決意を感じ取った火炎剣烈火が赤熱し、赤く光る
「火炎剣烈火が…、光った…!?」
それを見たイズの殺意は治まる
「黙れ!お前の言葉も存在も何もかも否定してやる!」
激闘の衝撃で床が抜けて最深部に落ちる
「フィニッシュは必殺技で決まりだ!」
ワンダーライドブックを一度閉じるストーリーページを開き押し込む
<フィニッシュリーディング!>
続けてロイドは烈火を一度納刀する
<必殺読破マシマシ!>
最光のグリップエンドでバックル上部のボタンを一回押し、再度抜刀して発動する
<サイコーカラフル!>
<烈火抜刀! エレメンタル合冊斬り!>
「エックスソードブレイク!」
「森羅万象斬!」
イズは光剛剣最光を構えてX字に斬撃を、ロイドは逆手に構えた聖剣で七色に輝く炎の斬撃を同時に叩き込んでミコナを倒す
「終わった…」
「そうだな…」
「ロイド君!イズ君!」
「お前ら!」
「やりましたわね、イズ様!」
「さすが師匠」
「さっき、火炎剣烈火が光ってるのを見たんだ。アレは最光と同じ『邪悪とそれ以外を斬り分ける』という効果があるんだ。もしかしたら、ロイドの決意や覚悟を感じ取ったのかもな」
「いや~、ホントに素晴らしい戦いだった~。すっかり目が覚めてしまったよ」
大蛇はロイドとイズの頭を撫でる
「大きくなったな、ロイド君、イズ君。おじさんビックリしちゃったよ」
「お前、もしかしてヴリトラか?」
「おお!イズ君は覚えていたか!」
「あ、コイツはコンロン村の守護獣ヴリトラだ」
「コンロン!?」
「主に封印を守ったり、アルカの力を維持してるのも私だな」
「え、師匠の力を?」
「でも、どうしてここに?」
「何だ、聞いてないのか?君には言ってると思ったんだが…」
「そうか、そういう所なんだよな…。あのロリババアめ!私の背中の皮をエプロンに使うとぬかしてエクスカリバーでくり抜きおって!守護獣だぞ!さすがに堪忍袋の緒が切れて―――」
ヴリトラは暴れながら愚痴る
「ああ、すまない。みっともない所を見せてしまった」
「オッケー、ロリババアは後でギッチギチに縛った後、海に沈めるとして…」
「貴方も被害者だったのね…。あれ、じゃあミコナちゃんのトレントは誰が…」
「それは私だ」
奥から巨大な棺桶を持ったジジイが出てくる
「少年、君達は私が何に見えるかね?」
「悪い人…に見えます」
「俺からすれば悪のカリスマであり、犯罪界のナポレオンと言われた、犯罪コンサルタントのジェームズ・モリアーティ…だな」
((((((誰?)))))
「フッ、そうか。君達がそうなのか…少年!君達は英雄になりたいのではないか?人々の笑顔の為、身を粉にし、悪しき者と戦う、そんな英雄にだ!」
「その為に軍人になりました」
「ならば今すぐ(ドカンッ)」
下からアルカが出てくる
「見つけたぞ、ソウ!」
「ソウ…?」
「
「相変わらずだなアルカ。まぁ落ち着け、懐かしい顔もいる事だし」
「懐かしい顔じゃと?」
アルカはヴリトラに気付く
「ヴリトラ!なぜここ「お前のせいだろ!」ぶべらっ!?」
イズはアルカをドロップキックする
「話はヴリトラから聞いた、お前がヴリトラの皮を剝いだって聞いてなぁ…!」
ソウはヴリトラの体に乗る
「油断したなヴリトラ、私の狙いはお前だよ」
「何!?」
手を肉体に突っ込む
「やめろ、ソウ!」
「コイツを消し飛べば、コンロンの封印が弱まる!」
「世界がとんでもない事になるぞ!」
「百も承知だ!」
ヴリトラを消滅させる
「ヴリトラ!」
「ハハハハハ!ヴリトラ亡き今、アルカの力は無きも同然!後は扉を開けるだけだ!」
「貴様…!」
「無駄な事をっ!?」
ソウを蹴り飛ばす
「アイツの力は無くなったのに…!」
「うん、何で?」
「な、何だ!?」
イズの懐からブランクのワンダーライドブックが飛び出し、青紫色に変化する
<蛇竜ヴリトラ! かつて悪事を働き、雷神によって倒された魔神がいた…>
『いやいや、死ぬかと思った…』
「「「喋った!?」」」
「どういう事だよ…」
『イズ君、悪いが小さな本に憑依させてもらったよ』
「アルカめ…。少年に小さな本を忍ばせていたとは…!」
「いや、コレ俺が作った奴なんだけど…」
「えー?確かヴリトラの皮でエプロン作って、パスタの生地と一緒に練り込んでしまって、仕方なく呪いのベルトと称して二束三文で売って「ぶっ殺す!」
イズがキレてヘルライズソードで斬りかかる
「今回はこの辺にしておいてやる。だが、必ずコンロン村をラストダンジョンも解放する」
「待て!話はまだ…」
ダンジョンは崩壊し始める。まあ、アランがやった事だけど
「アイツめ!ワシらを生き埋めにするつもりか!?」
「これは師匠がダンジョン中を突き破ってきたからでは…?」
「マリー、煙叡剣狼煙だ」
「分かったわ」
煙叡剣狼煙の煙で外に転移し、ダンジョンは崩壊する。ちなみにアランはドラゴンスレイヤーの称号を貰った
~夜のマリー宅&イズサイド~
皆で集まって打ち上げを始める
「打ち上げ始めるわよ」
「お、やっとるやっとる!」
ロリババアは土管から出てくる
「よう、ロリババア」
「ホントに神出鬼没なんだな」
「アハハ、凄いじゃろ!ほいっ」
セレンを袋にかぶせる
「ちょ、何するんですの!?」
「いや~、ちょっくら来てもらうぞい。コンロン村へ」
それにしても、あのジジイ…ソウが持ってたあの棺桶、俺が作った宝具システムシリーズの一つだ…。何であのジジイが持ってるんだ?
~デカい棺桶~
イズが作った宝具システムシリーズの一つ
ぶっちゃけ、新茶が持ってるアレ
ショウマ経由でソウの手に渡った
~ラスダン吐血コソコソ噂話~
イズとショウマは亀ラップする程の仲
出会う度に亀ラップやってるとか