たとえばラストダンジョン前の村の双子の兄が序盤の街で胃痛を起こして吐血するような物語 作:リューオ
~翌日~
俺達は今、森の中を歩いてる。今思えば、冥獄の待機音ってバグって感じが無かったな。あの時は眠かったからまともに思考出来なかったし、改めて聞くとプラチナの『やぶれたせかい』のBGMな気がするな…
「ふぁ~…、こんな朝早くから何の用事じゃ「いや、ヴリトラの肉体を復活させる事だろ。俺はこのままでもいいけどな(変身の意味で)」
んで、城のようなところに出る。あれ、どっかで見たような?
「これがダンジョンですの?」
「そうじゃ。ここが最果ての牢獄、ラストダンジョンじゃよ」
「牢獄には見えないが…」
…あ、思い出した!小さい時、ロリババアがロイドに対してセクハラしてたから、その腹いせにコッソリ窓から入って自分を魔王と名乗る輩がいたから、俺が作った『ほんもののナイフ』でソイツらを片っ端から殺し回ったんだったな。そのせいで魔王は姿見せなくなったけど。うぐぅ…、思い出したら久しぶりに胃痛が…。コフッ
「―――で、近年になってからは魔王が減り続けているんだ」
「兄さん、お腹を抱えて大丈夫?血も吐いているし…」
「久しぶりの胃痛(ryあぐっ!?」
胃痛が…キツすぎる…!
「所で…イズだったかな?何か知らないかい?」
「実はかくかくしかじかで…」
「なるほど、腹いせで君の作った『ほんもののナイフ』で魔王を殺し回ったと…。バカなの「うっせェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!」キュアドリームッ!?」
ユーグにボディブローを食らわせる
「元はと言えば、ロリババアがロイドにセクハラをするからだ!アザミ王国の祭りの時だって、ロイドの朕とチョコでチョコバナナだと抜かってヤろうとした事も知ってるからな!それに、お前のせいでどんだけヴリトラとセレンが苦労した事も分かってんのか!」
「イズ様…」
『イズ君…』
「あーもう!中の魔王をぶっ殺す!」
ほんもののナイフを持って中に入ろうとするが、ユーグに羽交い絞めにされる
「Arrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrthurrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!」
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数分後、俺は落ち着くようになり、話を続ける
「アルカの力が制御不能で、ヴリトラがこんな状態。この不安定な状態で鍵を差し込んじゃったら、すぐに魔王が世に解き放たれる事になるね」
「鍵って?」
「聖剣だよ」
アレかぁ…
(イズ君がやらかして魔剣ヘルライズソードにしてしまった奴やん…)
(あれ、そんなにヤバイ物だったの?)
聖剣が魔剣ヘルライズソードになって、更に破界剣冥獄になったって言うと、ユーグぶっ倒れるかもな…
「何で抜けちゃったかは知らないけど、抜けちゃったものは仕方ないか。アレ、今どこにあるの?」
「城の宝物庫に収めてあります」
「了解、しっかり管理しててね」
ユーグはコッソリ怪しく笑う。黒ですな
「イズ、ヴリトラをこっちに」
「ライドブックだけど、どうすんだ?」
蛇竜ヴリトラをユーグに渡す
「ヴリトラ、お前がいなくても頑張るから…」
『ホント…、残念です…』
「さて、早速ヴリトラ復活の儀式を始めようか!」
んで、ヴリトラを球体のようなものに入れて培養液に入れる
「よしっと…。ちょいとアルカさんや」
ロリババアにデコピンする
「いったぁ!嘘、痛っ!」
「オッケーさすが僕。てぇんさいだね」
ロリババアがその場に座り込む
「大丈夫ですか?村長」
「何か、体がおかしいんじゃ…」
「しっかりと弱体化してるね。ラストダンジョンから切り離された証拠だ。アルカは今、9歳くらいの体力しかないよ。体は子供、頭脳は大人…ではないか、常識ないし」
「あのロリババアが」
「セクハラ大明神が」
「ストーカーが」
「変態が」
「お主ら…!」
「日頃の恨みを晴らすなら今がチャンスだね」
「Yeahhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!!haaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!覚悟しやがれェェェェェェェェェェ!クソロリババアァァァァァァァァァァァ!あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!ぎゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!」
俺は愉悦な顔でハリセンで叩きまくる
「ちょ、やめ、イズ…!ワシが、死ぬ…!」
「兄さん、もうその辺にしておいた方が…」
「それもそうか、ロリババアマグナムができなくなるからな」
「ロリババアマグナム!?」
ユーグは驚く
「さ、さて…用事は済んだし、そろそろ皆帰る時間なんじゃないかな?アザミで御前試合があるんだろ?」
「はい!しっかりアランさんの応援をしないと!」
「スタジアムの準備もあるし、早めに戻るに越した事はないな」
「僕もヴリちゃん復活まで暇だから、見に行こうかと思ってるんだ」
「お主がそんなイベントに興味があるとは知らなかったのう」
「たまには僕だってね」
「よーし、皆帰るぞ!」
「あ、そうだ!僕、村の皆に挨拶してから行きます」
「俺もそうするか」
「アルカ、帰る前に話があるんだけどいいかな?皆の前じゃ、ちょっとマズイんでね」
「気を付けろ、アイツは何かを企んでる可能性がある」
「分かったのじゃ」