たとえばラストダンジョン前の村の双子の兄が序盤の街で胃痛を起こして吐血するような物語 作:リューオ
青いセイバーに倒され、元の世界に戻ってきた俺は新しい剣を作る
蒼炎剣業蒼と獄炎剣煉獄を作る為だ。アイツを驚かせてやる!
「…うし、出来た」
ブランクの剣を完成させ、国境の港町歩いてると洞窟があり、入ってみると火を灯す松明?があった
根元には石が詰まってて、火が付きそうだ
「フレイム」
フレイムで火を点けると、松明?から火が吹き上がり、外から音が聞こえる
港町に行くと、赤い光が漏れるテントが張ってあった
「兄さん!アレは一体何ですか!?」
ロイド達が俺の元に来る
「俺はデカい松明的なものに火を点けただけなんだけど!」
「とりあえず、聞いてみたら?」
「うーん…、そうしようかな?」
俺はテントに入る
「ウム。お前が我々を呼んだのか?団長と話すがよい」
「団長か」
奥に進むとドラムロールが流れ、一か所に集まった瞬間、炎と共にコウモリのような男が現れる
「我々を呼んだのは君か。我が友よ、会えて光栄だ。私はグリム。この巡業団の長である。ランタンに火は灯され、君の声は聞き入れられた。素晴らしい舞台を選んでくれたな。我々の儀式を実行する場所として如何にも相応しい」
アレ、ランタンだったのかよ
「そして我が友よ、君には多くの仕事が残っている。ランタンが灯った時、君は役割を与えられた。緋色の炎によって、我々の盟約は結ばれたのだ。一刻も早く君を送り出したいが、その前に灯明を与える必要があるだろう」
作ったブランクの剣にグリムの力が籠められる
「今、この町に我が一族が散らばり、我々の種が求められるエッセンスを収穫している。それは夢の中で燃える炎だ。我が一族を探し出し、彼らが抱える炎を手に戻ってきて欲しい。共に力を合わせれば、我々は偉業を達成できよう。その剣が君を炎へと導き、その燃え盛るエッセンスをその剣に集めるだろう。私の力を込めた剣もまた、君と同様に今回の任務に欠かせぬ存在だ。その剣を連れて初めて、炎と我が一族はその姿を現すだろう。では生まれ変わりし者と、武運を祈る」
グリムは姿を消し、俺はテントを出る
「師匠、何か分かった?」
「長のグリムが込めやがった剣の反応を頼りに、炎を持って来いってさ」
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炎を回収し、グリムの所に行く
「感じるぞ。君が集めた炎の熱を。まさに素晴らしき前座。空気が興奮で高鳴っている。親愛なる我が子よ、お前はよくやった。その炎を更に明るく燃やすがいい!」
「この炎をどう使うんだ?」
「刮目せよ」
グリムが指パッチンすると、剣が黒くなる
「まことに美しい。しかしダンスはまだ続く!引き続き、散らばった緋色のエッセンスを集めるのだ。その剣が再び炎で満たされたら、この舞台に帰還するがいい。その時こそ、主演目の幕開けとなろう。生まれ変わりし者、尽力せよ」
「まだ続くのか…」
テントを出る
「どうでした?」
「また集めろってさ、行ってくる」
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また炎を集めてテントに戻る
「素晴らしい。まことに素晴らしい!我が一族はここに到り、時は来た」
剣がグリムに吸収される
「この燃え盛る炎が…、儀式の約束をしかと実現するであろう」
グリムが指パッチンすると、席に観客がいた
中にはロイド達もいた。何でいんだよ
「私と踊れ、我が友よ。観客が待っている。君が主演に相応しい存在である事を証明してみせよ!」
グリムとの戦闘が始まる
「最後の演目ってそういう事かよ!?」
「最高の演出をしよう」
クソッ、速い!
何とか攻撃を当ててるがマントが棘になるし、厄介だ!
「とんでもねぇ奴だなお前!」
「驚いてくれてやりがいを感じるよ」
主演の鑑かよ!
魔法を一発食らわせると、体を小さくする
「ほぉ、やるな」
グリムは体を大きくして弾幕を放つ
「さぁ仕切り直しだ」
「がふっ!」
グリムの突撃を食らう。休まる暇がねぇ!
「君が作り上げた剣からも感じる、お前の強さを、実に愉悦!」
「マジでキザだな!余裕ぶってたら痛い目見るぞ!」
「それもまた一興というものだ」
主演の鑑かよ!
何とか攻撃を見切れるようになり、グリムにダメージを与える
「良い動きになってきた」
「お前、炎を取り込んでどうしたいんだ!」
「この世界は醜い夢で満たされている。その夢を刈り取り、体を、心を燃やし尽くす事こそ、我が宿命!最高の喜劇だ!」
炎は特別なエッセンス、悪夢か何かか?
攻撃を避け、トドメの一発を叩き込む
「うむ」
グリムは一礼すると、喝采が起きる
余裕かよコイツ!?
「ブラボー!観客が君を称える声を聴くがいい!彼らは久しくこのようなショウを目撃していなかったのだ。さて、では」
指パッチンすると、エンブレムが無い赤黒い剣が出現する
「見るがいい!剣が何と成長した事が。我々の情熱的なダンスがその糧となり、力となったのだ!君達は今後、多くの悲劇と勝利を主演する事となるだろう。さあ、お別れの時だ。あのようなダンスを踊った我々に、これ以上儀式を求める事もあるまい?」
グリムは消える
「闇に出てゆくがいい、我が友よ。最後の演目を残し、この舞台から去るがいい」
テントから出る
「まさかグリムに勝つなんて、凄いですよ兄さん!」
「さすがイズ様ですわ!」
「やるじゃん!」
「ウチだったら勝てる気せぇへんわ…」
「まぁでも、後3つ集める必要あんだよね…。てな訳で行ってきます」
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炎を集めてテントに戻るが、グリムが出てこない
奥の方に進んでみると、ワープ装置的な物があり、それに乗ってみる
「同じ…か?いや、雰囲気が変わってるからな…。それにパイプだらけじゃなかったしな」
心音が聞こえ、舞台に行くと心臓のような何かがあった
心臓のような物が裂け、炎が噴き出し、赤くなったグリムが出てくる
「待ち侘びたぞ」
俺は剣で受け流す
クッ!ただでさえ速かったのに、動きが更に速い!
「…お前、コウモリかと思ったけどダークライの力もあるだろ?」
「ご名答、私は『蛾』『コウモリ』『ダークライ』のDNAを持っている」
ダークライって、悪夢を見せるポケモンだった筈だ。太刀悪いなぁ!
「洗練するんだ」
コイツ、試してやがる!
「俺が作ったブランクの剣にお前の力を込めて、どうするつもりだ?」
「異世界の青き剣士と、何ら変わりがあろう?」
異世界の青き剣士…?ワイルドセイバーの事か?
あの2本の剣はペルソナとFateのライドブック用の剣
俺はあの剣を作ってやろうと奮起になって、それで…
「っ!もしかして、溜めた悪夢を使って俺にも似たような剣を?」
「生まれ変わりし者よ、理解が早くて助かる」
「そりゃどーも!」
中央の悪夢の塊が光る
「燃やせ、怒りの炎を」
「戦う理由あんのかって思った事があったが、戦う事で炎をデカくするのが目的なのか!」
長い時間戦ってるが、そろそろだと思いたい
「いいぞ生まれ変わりし者。月の鬼の遺伝子を持ち、防人を捨てた彼を思い出させる」
は?防人?月の鬼?何言ってんだ?
そう思ってたら、トドメの一発を入れる
悪夢の塊から炎が噴き出し、俺は意識を失う
「これで儀式はなされた。私がいた世界で、暫くは身を休めよう。…そして、悪夢の力を内包した剣が完成した。使いこなしてみせよ、イズ・ベラドンナ」
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気が付くとテントは消えていて、ロイド達が俺を囲んでた
どうやら日が暮れてきてるようだ
「気が付いたんですね、兄さん」
「心配したんですのよ!」
「イズ、その剣…」
リホ指した方…右手を見ると、刀身が赤黒く、エンブレムの色が緋色の火炎剣烈火があった
「これが、悪夢の力が込められた剣か…」
「その剣、凄い不気味やな…」
「名付けるなら、『夢想剣悪夢』だな」
~夢想剣悪夢~
グリムの力が内包した剣
悪夢である炎を扱う
…これ、邪剣?魔剣?どっち?