たとえばラストダンジョン前の村の双子の兄が序盤の街で胃痛を起こして吐血するような物語 作:リューオ
同刻、王城にて―――
「この度は、軍人に復帰させていただきたくお願いに上がりました」
国王は何も言わない
「陛下?」
「もういいだろう。お前の思い、王はしっかりと聞き届けたと思うぞ。後は連絡を待て、必ず軍人に「本当にそうなのか?」クロム?」
「お前には伝えなかったが、俺は王女に会った。マリア・アザミ王女は信頼における仲間と共に陛下に呪いをかけ、ジオウとの戦争を引き起こそうとしている黒幕を、極秘に探している。その中で得た情報に、耳を疑うようなものがあった。黒幕と思しき男は街のチンピラ共に、こう依頼したそうだ。『見つけ次第連れて来い。死体でも構わない』、そして男は何度も繰り返した。『この国の平和の為に』と。聞いた事がある口癖だ、お前が黒幕なのだな?メルトファン!」
「ああ」
「何故だ!」
「無能をのさばらせて、ジオウ帝国に好き放題やらせ、戦争は愚か…報復措置すら取らん王なのだ。傀儡にした方がこの国の為になると思ったまでだ」
「想像以上にゲロってくれたな、メルトファンの旦那!」
「ですわね」
リホとセレンが来る
「リホ・フラビン、セレン・ヘムアエン!貴様…」
「どうも、お初にお目にかかるわ、黒幕さん。マリア・アザミです。今はイーストサイドの魔女マリーで通っているけどね」
「王女だと!?」
「ふふふふふふふふふ…。王女、戻って来たか」
国王は何者かに憑りつかれてた
「何ですの、あの模様!?」
「陛下に何をしたのだメルトファン!」
「私はただ、王を傀儡に(ryぐあっ!」
メルトファンが吹っ飛ばされる
「愚かな男だ、お前が我を操っていたのではない。我がお前を操り我の封印を解かせたのだ。貴様の村の人間を襲わせたのも私だ。王家に恨みを持つ者を増やす為にな」
国王はメルトファンに近づく
「望み通り戦争は起こしてやる」
頭を掴み上げ、怪人にさせられる
「メルトファン!」
「その姿で最後まで私の役に立て!」
マリーは追いかけようとするも、怪人が邪魔をする
「■■■■――――!」
「追って下さい!王様を解放できれば、この騒動は収まります!」
「でも…」
怪人が襲ってきて、リホが受け止める
「いいから、早く行け!」
マリーは国王を追いかけ、怪人はリホを弾き飛ばすタイミングで、俺がバルコニーに着地して、怪人に銃撃する
「お前は誰だ?」
食堂のおっちゃんが俺に聞くが、無視して灰緑色の銃を腰に装着して外す
<SHOT ABADDORISER!>
くるくる回した後、灰緑色の電子キーのボタンを押す
<HIT!>
ショットアバドライザーにキーを装填する
<AUTHORIZE!>
キーを開いて、怪人に銃口を向ける
「…変身」
<SYNCNET RISE!>
「グッ!」
銃弾が怪人を牽制した後、俺に向かって飛んでくる
「あのままじゃアイツに当たるぞ!」
リホの予想とは違い、着弾するとアーマーを形成する
<CROWDING HOPPER!“AN ATTACK METHOD USING VARIOUS GROUP TACTICS.”>
俺は仮面ライダーアバドンに変身する。俺用にカスタムした為、スペックが高い。プラスしてボイチェン機能があるからバレる心配はない、声は諏訪部順一だ。外見はREAL×TIMEに出るベルで、武器が違うだけ
「来い」
「■■■■――――!」
怪人が近づく所を銃撃するが躱される
「ふっ!」
格闘戦に持ち込む。できるのかって?これでもスーツアクターやった事あるんで大丈夫だ
「はぁ!」
怪人を蹴り飛ばし、ライズスターターを押す
<HIT!>
エネルギーがチャージする、そしてトリガーを引く
<CROWDING BURST!>
「貰った!」
溜めたエネルギー弾を撃つが、叩き落とされて爆発する
<HIT!>
「隙ありだあああああああああああ!!」
<CROWDING BURST CANNON!>
視界を奪ってる隙にライダーキックして、怪人を蹴り飛ばすと爆発して倒れる。気絶してるだけで生きてるぞ?
「もう少し手こずると思ったのだが…、決意も覚悟も足りなかったな」
「セレンさん!」
ロイドも城に着く
「ロイド様!?」
「よかった無事で…」
「ロイド様~~~~~!」
セレンが駆け寄るが、ロイドはスルーして食堂のおっちゃんに話しかける
「店長、どうしてここに?大丈夫ですか?」
「ロイド君か、君こそ何でここに?」
セレンは泣いてるがスルーだ
「手伝いに来たんです。…あの」
今度は俺に話しかける
「貴方、もしかして兄さんですか?」
いきなり核心突いてきやがった!?外見はマジの仮面ライダーアバドンなのに何でだ!?
「わ、私は君の兄さんではないが…」
「その武器、兄さんが使ってたのと同じです」
「それは彼に頼んで…」
「僕、知ってますよ。発明品を作る度、毎回村長を「分かった!認めるから!俺はまごう事なく、お前の兄のイズ・ベラドンナだ!」
ボイチェン機能を解除する。弟には勝てないな…
「イズ様~~~~~!」
セレンは俺がイズだって事分かると駆け寄ってくる。けど、俺はそれを受け流す
「兄さん、それは何のコスプレですか?」
「コスプレじゃなくて、パワードスーツ的なのなんだけど」
「ところで、マリーさんは?」
「ん?ああ、そうだ!奥で一人でモンスターと戦っている!」
「一人で!?こんな事してる場合じゃなかった、すぐ行かなきゃ!」
「逃~~~げ~~~る~~~デ~~~ス!」
「マリーさん!?」
イガリマのギアを纏ったマリーがドアから出てくる
「ごめんなさい!散々来るなと言われ「ウェルカムデース!」え?」
「よく来たデスねロイド君!」
「あの、怒らないんですか?」
「ううん、私こそ「待て!待てと言ってるだろうが!」
国王が追いかけてきた、スラッシュアバドライザーの出番だな。俺はスラッシュアバドライザーを出そうとしたが、無かった
「あ、あれ!?」
「どうかしたんですか?」
「もう一つのアバドライザーが「お前が探しているのはコレか?」なっ!?」
いつの間にか国王がスラッシュアバドライザーを持ってた
「これを使えば、その力が使えるんだろう?」
国王は腰にアバドライザーを当てる
<SLASH ABADDORISER!>
「使い方分かる?教えよっか?」
「それくらい分かるわ!」
クラウディングホッパープログライズキーのライズスターターを押す
<HIT!>
そして装填する
<AUTHORIZE!>
「変身」
<SYNCNET RISE! CROWDING HOPPER!“AN ATTACK METHOD USING VARIOUS GROUP TACTICS.”>
国王は仮面ライダーアバドンに変身する
うん、ちゃんと理解しててよかった。…って言ってる場合じゃねぇ!?
「はぁ!」
「ぐっ!?」
スペックはカスタムが上なのに、一撃一撃が重い…!
「むんっ!」
格闘戦の末、パンチがショットアバドライザーに当たって壊れて変身が解除され、ローブを国王に投げて視界を奪ってる隙に距離を取る
「イズ様~~~!」
マズイ…、ショットアバドライザーは壊れて修復できない!何か変身解除できるほどの強力な技があれ…ば…。そうだ!
「リホ!セレン!俺があの時書き込んだ技を使え!セリフはもう分かるはずだ!」
「「分かった(りましたわ)!」」
リホは義手を構える
「我が魂喰らいて走れ!銀の流星!『
「ぐおっ!?」
「わえはヴリトラ。この世の天地を覆うもの。集えアスラよ、わえの肉なる魔の軍勢よ。分かち隔つがその理、隠れ果てよ万象!『
「ぐああああああああああああああああああ!!」
セレンの
「ロイド、アレでコイツを拭いてくれ」
「ああ、アレですね」
ロイドは古代ルーン文字入りのハンカチで拭き、憑りついてた者は消える
「終わったか…」
その後、俺とロイドは士官学校に編入できた。今日が編入の日だ
「ロ~イ~ド~!イ~ズ~!」
ロリババアが工房兼俺の部屋に入ってくる。着替え中なのに
「ぐへへ…、撮え「そいっ」
投影したルルブレを投げて水晶に突き刺し、初期化すると同時に割る
「ああああああああああああ!イズ、なんて事するのじゃあああああ!」
「ざまぁみろwww」
制服に着替えて部屋を出る
「お待たせしました」
「これで夢への第一歩に踏み出せたわね」
「はい!」
「辛い事があったらいつでも相談してくれ。我が弟からの相談は年中無休だ!」
(でも、一体誰がロイド君とイズ君を編入させたのかしら?セレンちゃん達よりも前に打診が入っていたという事だったけど…)
「ロイド様~!イズ様~!」
「あら?」
ドアを開けるとリホとセレンがいた
「すみません。もう少し待ってもらえませんか?」
「全然いいぜ」
「はぁ~!ロイド様とイズ様、なんて凛々しいお姿!」
「お主らは誰じゃ?」
後ろからロリババアが顔を見せる
「貴女こそ誰ですの?」
「うちの村の村長のロリ…アルカだ。こっちは友人のリホとセレンだ」
「友人のう?…イズ、さっきなんて言いかけたのじゃ?」
「ロリババアって言いかけたけど何か?」
「イズには数日間お腹を下した挙句、辛い物をしこたま食べた後のように肛門がヒリヒリする呪いを掛けて「俺には無理だけど?もし、掛かったらルルブレで消すけど何か?」
困った時のルルブレは便利だなぁ
「おはようございます!ロイド殿、イズ殿!」
そこにロイドに殴られかけた男がいた、お前も士官学校に行くのか
「アランさん!」
「お前、この前ロイドに殴られかけた奴じゃねえか!」
「あの時、兄さんもいたんですか!?」
「ああ、仕掛けは今度な」
「今回はどうもありがとうございました」
「「ありがとう?」」
「実は、僕と兄さんが士官学校に編入できたのはアランさんのおかげなんです」
皆、俺が作った11本の内の8本の