プレイしていたVRカードゲームの世界にTS転生したらしい ~カードゲーマーは異世界でもカードから離れられない~ 作:黒点大くん
俺のデッキが赤く光った。俺の一ターン目だ。
「チャージ。コスト1で薬草アルラウネを召喚。ターンエンド」
二人の子供たちはコストを溜めてターンを終えた。
俺の二ターン目だ。
「ドロー。チャージ。コスト2で癒しの使い手を召喚。薬草アルラウネで右の子供に攻撃」
「何で回復したんだろ」
「負けようとしているんだね」
まあ普通回復したらそう思うよな。
「薬には副作用がつきものだ。手札の
これでウィザードとモスキートを持ってきた。
右の子供の二ターン目だ。
「ドロー。チャージ。コスト2でメガチャージ。ターンエンド」
左の子供の二ターン目だ。
「ドロー。チャージ。コスト2でメガチャージ。ターンエンド」
息がぴったりだな。
俺の三ターン目だ。
「ドロー。チャージ。薬草アルラウネで左の子供に攻撃。手札の
右の子供の三ターン目だ。
「ドロー。チャージ。コスト2でメガラビットを召喚。ターンエンド」
左の子供の三ターン目だ。
「ドロー。チャージ。コスト4でドラゴンテイマーを召喚。ターンエンド」
ドラゴンテイマー……ドラゴンの召喚コストを2下げるモンスターだな。
俺の四ターン目だ。
「ドロー。コスト3で厄罪空間発動。薬草アルラウネでメガラビットに攻撃。ターンエンド」
右の子供の四ターン目だ。
「ドロー。チャージ。コスト4でトリプルドロー発動。ターンエンド」
左の子供の四ターン目だ。
「ドロー。コストを2減らしてコスト4でハイパーティラノサウルスを召喚。ハイパーティラノサウルスで薬草アルラウネに攻撃。破壊。ターンエンド」
ドチクショー。これじゃあ
俺の五ターン目だ。
「ドロー。コスト4で旅の薬売りを発動。自分以外のプレイヤーを一人選んで生命力を2回復させる。そうしたら3枚ドローして墓地のコスト1のモンスターを場に出すことができる。左の子供の生命力を2回復させる。癒しの使い手の効果で4回復だ。そして薬草アルラウネを復活させる。薬草アルラウネでメガラビットに攻撃。ターンエンド」
これでどちらの子供も生命力が18以上になったぞ。右が18、左が22だったかな。
右の子供の五ターン目だ。
「ドロー。チャージ。コストを1減らしてコスト5でメガライオンを召喚。メガライオンで癒しの使い手に攻撃。ターンエンド」
左の子供の五ターン目だ。
「ドロー。コスト4でトリプルドロー発動。ハイパーティラノサウルスで癒しの使い手に攻撃。破壊。ターンエンド」
「あっ。美味しいところ持っていかれた」
「先に倒さなかったのが悪い」
「なにおう」
癒しの使い手を倒されて俺はピンチだ。
俺の六ターン目だ。
「ドロー。チャージ。コスト6でヒーリングバリア発動。薬草アルラウネでドラゴンテイマーに攻撃。ターンエンド」
右の子供の六ターン目だ。
「ドロー。チャージ。メガライオンで薬草アルラウネに攻撃だー。いけー」
「ヒーリングバリアの効果を発動する。一ターンに一度自分の種族:ヒーラーに対する相手モンスターの攻撃を無効化する。そうしたら攻撃を無効化されたプレイヤーは生命力を2回復して2枚ドローしてもよい」
「よっしゃラッキー。回復するぜ」
地獄への道は善意で舗装されているという言葉がこの状況に相応しい。
これをくらえ、
「手札の
「なんだもったいぶったわりに生命力がたった1減るだけじゃないか。ターンエンド」
この
左の子供の六ターン目だ。
「ドロー。チャージ。ターンエンド」
「意外だなあ。生命力が2回復して2枚ドローできるチャンスを棒に振るとは思わなんだ」
「なんか嫌な予感がする」
嫌な予感がするのか。その正しい勘を大事にして生きようね。
俺の七ターン目だ。
「
「いっぱいやってるよー」
「いくら倒しても無駄って言うことだな。大人しくモンスターを全滅させるのはあきらめておけ」
「「やだ」」
息ぴったりだね。
まだドローしてなかったね。
「ドロー。チャージ。コスト3で厄罪空間の効果発動。
左が生命力26で右が生命力22だったかな。このデッキは頭がこんがらかるからあま