プレイしていたVRカードゲームの世界にTS転生したらしい ~カードゲーマーは異世界でもカードから離れられない~ 作:黒点大くん
首長の七ターン目だ。
「ドロー。チャージ。戦場を駆け抜けろ。すべてを貫け。コスト6で
俺の七ターン目だ。
「ドロー。チャージ。コスト8でダイヤモンドスパイク発動。ペルーダに使う。ターンエンド」
ハイパービーストは破壊されるだろう。しかし好都合。そうなれば攻撃できるのはペルーダのみ。
首長の八ターン目だ。
「ドロー。チャージ。コスト8でブーストアンドチャージを発動。5枚ドローして一枚をコストゾーンに置く。
次だな。
俺の八ターン目だ。
「ドロー。コスト4で鯵テーターを召喚。コスト2でビーコンパラサイトを召喚。鯵テーターでドラゴンホースに攻撃。ビーコンパラサイトでドラゴンホースに攻撃。ターンエンド」
ドラゴンホースの防御力は3、生命力は6。ペルーダの防御力では1余る。とてもおしい。
首長の九ターン目だ。首長のデッキが光っている。
「ドロー。チャージ。コスト1で
「
まあ破壊効果持ちだから割りと強いカードだけど。
「場に
「させるか。鯵テーターに攻撃してもらう」
「鯵テーター破壊。ターンエンド」
2ターンかければにわとりで倒せるけど、面倒くさいことに持ち駒とボードフィールドで蘇生できるからなぁ。
俺の十ターン目だ。デッキの上が光ってる。
「ドロー。来たぜ。コスト8でカースアーマー発動。このカードに選択されたモンスターは戦闘時相手モンスターの効果を受けない。ペルーダを選択する。マグネットジャミングアーマーの効果発動。1ターンに1度自分のデッキもしくは墓地からコスト0でカーススパイクを発動してもよい。そうしたら自分のモンスター一体に1ダメージを与える。ペルーダは戦闘以外でダメージを受ける代わりに自らの生命力を6にする。カーススパイクはペルーダを選択する。ターンエンド」
2ターン後が楽しみだな。
首長の十一ターン目だ。
「希望を与えてへし折ろうとするのはやめた。逆らう気力を無くすために叩き潰す。ドロー。チャージ。コスト5で魔法発動。持ち駒。墓地の鯵テーターをデッキの一番下に戻して、コスト1のPソルジャーを召喚。ターンエンド」
「そんなの出しても役に立たねーんだよなぁ」
なにがしたいんだよ。
俺の十一ターン目だ。
「ドロー。チャージ。ターンエンド」
ミスかな。放っておこう。
首長の十二ターン目だ。
「ドロー。コスト5と生命力5で生命力保険不死身手当を発動する。Pソルジャーでペルーダに攻撃。もちろん破壊される」
「それだけじゃねえ。お前に8ダメージだ」
本来なら倒せてたんだけど、不死身手当の効果で生命力が5だ。
「魔法発動。コスト4でセカンドクラッシュ。効果でペルーダを破壊する」
「セカンドクラッシュだと!?」
確かにそれなら相手モンスターの効果じゃないから破壊できる。やられたな。
ドロウ:生命力10→4
カーススパイクとダイヤモンドスパイクの分で生命力が6も減った。一気に逆転されたぞ。
「ペルーダを山札の一番下に戻してコスト1のPソルジャーを召喚。
ドロウ:生命力4→0
場がすっきりした。
「お前勝率悪くねえか。俺はこの間に二人ほど倒したぞ」
「セカンドクラッシュさえどうにか出来ていれば勝てていたんだ」
普通
相性が良いからと油断していたのが敗因かもな。
「敗者には罰があル。デッキロック。ここから出るまで外から持ってきたカードの使用を禁ずル」
カードが使えないようになってる。
「すみません首長。カードを使えません」
首長たちが消えた。
先に進む。
「カードが使えねえんじゃ危ねえぞ。俺が守らなきゃいけなくなるじゃんか」
「せいぜいがんばれ」
先に進むとパックが乱雑に落ちていた。
パックを拾う。
「ちゃんと金は払エ。万引きは直ちに射殺すル。金は床にでも置いておケ。パック二つにつき、金貨一枚ダ」
金貨を4枚置いて、パックを八つ買う。
「これで四十枚揃った。大丈夫だろ」
アサルトとかスペシャルとか訳のわからんカードもあったな。
パックの落ちてる部屋を抜けると、たくさんの埴輪と石の人形が置いてある部屋だった。
「なんでこんなところに埴輪があるんだ」
「ガーディアンシステム作動。排除すル」
デッキを構えた少女が現れた。その少女の見た目は人形のように整っていた。