僕と彼女の青春謳歌! 凍結   作:aki1029

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バカテスト化学
第2問
問 以下の問いに答えなさい。
『調理の為に火にかける鍋を作成する際、重量が軽いのでマグネシウムを材料に選んだのだが、調理を始めると問題が発生した。この時の問題点とマグネシウムの代わりに用いるべき金属合金の例を一つ挙げなさい。』


ユリエ=アーリスの答え
「問題点・‥マグネシウムは火にかけると激しく酸素と反応するため危険であるという点」「合金の例・‥ジュラルミン」


教師のコメント
正解です。合金なので『鉄』はダメという引っ掛け問題なのですが、アーリスさんは引っ掛かりませんでしたね。


坂本雄二の答え
「問題点・‥マグネシウムは火にかけると酸素と反応するから危険、あと鍋を自分で作成しようとしたこと(ニ●リにでも行けば鍋くらい売っている。)」


教師のコメント
答えは合っているのですが・‥一応化学の問題なのでそういうところは突っ込まないでください。


吉井明久の答え
「合金例・‥ステンレス鋼(鉄50%以上を主成分とし、クロム10,5%以上を含む錆びにくい合金鋼である。)」


教師のコメント
「さすが、吉井くんですね。主成分の%まで答えてくれるとは思いませんでした。」


転校生来る
2話‐級友と再会‐


~明久side~

「・‥いつの間にか、帝国ホテルにでもワープしたんだろうか?」

去年ほとんど行ったことのない3階に踏み入れると、まず目の前に現れたのは通常の5倍はあろうかという馬鹿デカイ教室であった。

「なんて無駄使いなんだ・‥」

各座席はリクライニングシートでノートパソコンが付いていて、黒板の代わりに壁一面の巨大なプラズマディスプレイって・‥

そうして、教室をボーッと眺めていると、

 

「ちょっと、そこどいてくれるかしら?」

と声を掛けられる。僕は振り返ると、そこには僕の親友で女の子みたいな顔立ちな男子、秀吉が立っていた。何故か女子制服を着て・‥いや違うな。この人は、

「あ、優子さん、おはよう」

「って明久くんじゃない。やっぱりAクラスに入れたんだ?」

「うん、まあね」

この子は木下優子さん、秀吉のお姉さんで僕の友達だ。秀吉の家に遊びに行った時初めて会い、それから仲良くなって学校の事で色々お世話になった。

 

「やったじゃない!まあ、明久くんなら余裕だと思っていたけどね!」

「そう?」

自分で言うのもなんだけど僕、あんまり文系科目とか点数高くないんだけどな~。

「それじゃあ、これから一年よろしくね!明久くん!」

「よろしく、優子さん!」

二人で教室に入ると、見知った顔ぶれがもう揃っていた。

「お、遅かったじゃねえか明久!」

「おはようなのじゃ、明久よ」

「・‥おはよう」

「おはよう雄二、秀吉、康太、みんなもAクラスなんだね!」

「ああ、翔子がどうしてもってな・‥」

この野性味たっぷりな感じの赤髪は坂本雄二、才色兼備な嫁「まだ、嫁じゃねーーー!!」・‥彼女を持つ僕らのリーダー的な存在だ。

「・‥まだ、ということは雄二はいつか私と結婚する?」

「翔子!?い、いや今のは言葉の綾で・‥///」

「嬉しい///」

いつの間にか雄二の隣にいるのは霧島翔子さん、雄二のお嫁さんで「だから、よめじゃねえ!!」たぶんAクラスの代表だろう。

「儂も姉上に脅されてのぅ」

この独特の話し方をするのは木下秀吉、どうみても女の子にしか見えない「儂は、男じゃ!」所謂男の娘という奴だ。

「というより、私がなんですって?」

「あ、姉上!?い、いつからおったのじゃ!?」

「明久くんと一緒に入ってきたけど!!」

なんか姉弟で話しているしあっちはほっとこう。

「・‥俺はムッツリ商会の許可の条件だった」

この口数少ないのは土屋康太、イベント等の時に学校に許可をもらい写真撮影をして、販売したり(売上の6割をきちんと学校に渡している)風景の写真などを撮ったりして男女両方に人気のある『ムッツリ商会』のオーナーだ。ただちょっとスケベで「・‥そんな事実は確認されていない(ブンブン)」よく鼻血を出しているが基本良いやつだ。・‥ていうか、なんでみんな考えていることがわかるんだろう?

 

きーん、こーん、かーん、こーん

そうこう話しているうちにHR開始のチャイムが鳴り、みんな慌てて席に着く。

席は、

      前

・   ・   ・   ・

・   ・   ・   ・

秀吉 優子 康太 緑髪の子

 

空き 明久 雄二 霧島さん

      

(凄い余裕がありキッチンなどがある)

      後ろ

 

こんなかんじで友達で囲まれているんだけど、左が空席だ。誰か来るのかな?

ドアが開き、髪をお団子状にまとめメガネをかけてスーツをきっちり着こなした知的的な女性が入ってきた。

「みなさん進級おめでとうございます、私はこの2年A組の担任高橋洋子です。よろしくお願いします。」

高橋先生は、去年西村先生と同じくらいお世話になった先生だ。

「まずは設備の確認をします。ノートパソコン、個人エアコン、冷蔵庫、リクライニングシートその他の設備に不備のある生徒はいませんか?なお、参考書や教科書などの学習資料や冷蔵庫の中身なども学園で支給しますので必要な物がありましたらなんでも申し出てください」

いやこの設備に不備って・‥本当に壊れているか、よっぽどの金持ちくらいしか出ないでしょ・‥

「先生、教室の後方にあるキッチンは使用しても大丈夫ですか?」

「片付けをすることと授業中を除くという前提で問題ありません、そちらで使用する材料も学園で支給します。」

キッチンを学校で使えるのは嬉しいな。材料も支給ならお昼代もかからないしね。

「他には?」

「先生、冷蔵庫にMAXコーヒーがないんですけど」

「あとで、支給します。」

そんなのもありなんだ!?もう、なにが来ても驚かないよ。

「他は・‥いませんね。必要なものは教室後方に箱と用紙がありますので、用紙に必要なものと数と自分の名前を書いて、箱に入れてください。毎日放課後に業者が来て、確認後翌日か翌々日までに支給されます。それと、個人設備の故障等は私に言ってもらえればすぐに業者に修理の手配をしますので」

その業者ってAクラス専属なのかな?予算とかどうなっているんだろう?

「では、始めにクラス代表を紹介します。霧島翔子さん前に来てください。」

「・‥はい」

そういって霧島さんが前に出る。

「ねえ、雄二。彼女が代表で嬉しい?」

「そ、そんなわけあるか///」

嬉しいらしい。本当に雄二は霧島さんのことになるとわかりやすいな~

「・‥霧島翔子です。よろしくお願いします。」

「ああ、あと吉井くん。あなたも前に来て挨拶してください。」

「え、僕もですか?」

「ええ、そうです、あなたは次席なんですから。」

高橋先生がそう言った瞬間、クラスがざわつく。

「え、吉井って・‥」

「観察処分者じゃ・‥」

ああやっぱり、みんないつも僕が先生の手伝いをしてるから僕が観察処分者だと思っているんだ。すると高橋先生が、

「いいえ、吉井くんは観察処分者じゃありません。召喚獣使用適正値がとても高いため、制限のために召喚獣を観察処分者と同じに設定されているだけです。ですから吉井くんの総合点

は7988点です。」

「「「「「高っ!!??」」」」」

僕の点数にクラスが驚く。でも霧島さんの方が高いんじゃ?主席だし・‥

「・‥吉井の方が高い。」

「え、そうなの霧島さん?」

「‥・(コクリ)」

「ええ、本来は吉井くんが主席なのですが適正値の高さと点数的に、他のクラスに不利ということで代表は霧島さんになっています。さらに吉井くんには召喚戦争の際、制限が付きます。」

そっか~、制限ついちゃうのか、これは少し面倒くさいな。とりあえず挨拶か、

「えーと、吉井明久です。これから一年間よろしくお願いします。」

「この二人を中心にこれから起こる戦争を勝ち抜いていってください。ああ、それとこのクラスに一人転入生が入ってきます。」

やっぱり、左の席は転入生のためだったのか。

「それでは、アーリスさん。入ってきてください。」

え?

「失礼します」

そう言って入ってきたのは、銀色のきれいな髪も可愛らしい少女。まるでゲームから出てきたかのような姿にクラスがざわつくなか、僕は呆然と、

「・‥ゆ、ユリエ?」

アメリカで出会い、僕が恋した少女、ユリエが文月学園の制服を着てそこに立っていた。

 

彼女は僕を見ると、まるで悪戯が成功した子供のような笑みを浮かべ、続いてクラスのみんなに笑顔で、

「ユリエ=アーリスです。明久の許嫁ですのでよろしくお願いしますね!」

 

爆弾を落とした。




こんにちは、aki1029です。
やっと仕事に余裕が出来て2話目の投稿になります。
まだまだ亀更新が続く日々ですが、5月の後半くらいになれば仕事が落ち着いてきますので、ある程度の定期更新をする予定(あくまで予定!!)なので、のんびり気長に待っていてください。

*6/1感想より誤字の指摘があったため、修正しました。夏野霧姫様ご指摘ありがとうございます。
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