ネギま違い   作:メロンペン

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明日菜の勉強会。後編

3人だけの勉強会が行われていた宿直室のベッドの上で、明日菜は生まれて初めて体験した衝撃で思うように動けなくなった体をハルに弄ばれていた。

 

「しかし、俺って節操がないな。今は俺が正式採用されるかどうかの瀬戸際だってのに」

「アッ、やぁ、んあっ、ダメぇ、駄目だってばぁ」

 

先程まで自分で弄っていた胸の先端を触れるか触れないかの微妙な指使いで弾かれたかと思えば、一転して指で押し潰すように摘ままれ、痛みを感じたかと思えば今度は舌を使って労わるように舐められるといった具合に巧みに緩急をつけたハルの攻めに、明日菜は再び先程の衝撃がまた起きてしまうと感じ口を固く閉じて身構えた。

 

だがハルは明日菜が達するタイミングで敢えて動きを止めてクールダウンさせ、明日菜が冷静さを取り戻そうとするタイミングで攻めを再開させるという焦らしを数回に渡って続けた。

 

「アンッ!!こ、今度こそっ……ま、また止めちゃうなんてぇ」

焦らしを続けるハルに明日菜はある事を口に出してしまいそうになるが、それを口にしてはもう本当に後戻り出来なくなると思い、何とかこの状況を脱せないか思案する。

 

「明日菜も中々素直にならへんね。ハル君の事そんな嫌いやないんやろ?」

「きゃんっ!!こ、木乃香ぁ、アンタなにするのよぉ」

ベッドの傍らでハル達を見守っていた木乃香が不意に明日菜の尖った先端を摘まむと、もう片方の先端を摘まんでいるハルの指の動きに合わせるように弄り始めた。

 

「どや?ウチとハル君やったらどっちの方が気持ちええ?」

「そ、そんなのっ、くぅん、せ、先生の方がいいに決まってぇ」

木乃香の問いにそう答えてしまった明日菜が後悔した時はもう手遅れだった。

木乃香が手放した事で再び自らの両胸を弄りだすハルの手が気持ちいいと認めてしまった事で、明日菜は最後の精神的支柱だった高畑への恋愛感情をも崩壊させて、遂にハルに最後の行為を懇願してしまう。

 

「は、ハルぅ、お願い、私にもっとハルを感じさせてぇ」

その要望を聞き入れたハルは明日菜と体を密着させると、時間の許す限り明日菜の体にハルの存在を刻み付けるのであった。

 

 

 

「これで明日菜もハル君パーティの仲間入りやな。次は誰がええかなぁ」

「よーしそこまでだ。お前達全員今すぐ私の家に来い」

怒りに満ちた顔でそう告げるエヴァンジェリンの迫力に、ハル達3人は素直に従うしか術は無かった。

 

 

 

 

 

ハル達3人はエヴァンジェリンに連行される形で彼女の住居であるログハウスを訪れると、そこには既に千雨とアキラが待ち構えていた。

 

「お前等なぁ、人が真面目に試験勉強してる時に何やってんだよ」

「そうだよ、私達先生の為に試験勉強頑張ってるのに」

異論の余地が無い正論を述べられ、流石に木乃香も時と場合を弁えず調子に乗り過ぎたとハルと共に謝罪と反省を二人にする。

 

「ホンマに堪忍なぁ。今度はちゃんと試験終わってからにするから許してや」

「ちょ、ちょっと。話が見えないんだけど、もしかしてここに居る全員ってまさか?」

状況が二転三転し困惑を隠せない明日菜は、唯一確証が持てる事をこの場にいる全員に訊ねた。

 

「そのまさかだ。まったく、この間大河内アキラをこっち側に引きずり込んだ時、あれ程これ以上増やすなと念を押しておいたのに貴様という奴は」

「本当に悪かった。自分でも最近節度が無いって分かってるつもりだったんだが」

エヴァンジェリンに足を蹴られて反省の弁を述べるハルの姿に、明日菜も少々怒りが込み上げて来るが、それと同時に自分もその一員に入ってしまっている事を下腹部の疼きで感じ取ってしまう。

 

「ったく、お前らが好き勝手にしてると学園の魔法使い連中に目を付けられない様に我慢してる自分がアホらしくなってくるぜ」

「ま、魔法使い?長谷川さん急に何を言ってるの?」

千雨の口から魔法使いという単語が出た事に困惑した表情をする明日菜の姿を見て、エヴァンジェリンはまだ説明してなかったのかとハルに確認する。

 

「打ち明けようとしたタイミングでエヴァが部屋に来たからな。という訳で明日菜、秘密にしてたけど俺は魔法使いなんだよ」

「流石のバカレッドでもそんな説明でハイそうですかと信用出来る訳ないだろう。実際に魔法を見せてやった方が話が早い」

そう言ってエヴァンジェリンはハル達をミニチュアの塔が入ったボトルが置かれた部屋へ案内する。

 

「ハル、魔法を教えるついでだ。茶々丸相手にお前の魔法戦闘の腕前見せて貰うぞ」

「いや、だから俺は前にも言ったと思うけど、攻撃魔法は学校で教わった武装解除と魔法の射手(サギタ・マギカ)しか使えないんだって」

思いがけないバトル展開が発生しそうになり、ハルはエヴァンジェリンに異議を唱えるが敢え無く却下されてしまい、急遽ハルと茶々丸による明日菜達への魔法講習が執り行われる事になってしまうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、何これ!?どうして私達こんな場所に居るの?」

「おい神楽坂、気持ちは分かるけど落ち着けよ。それにしても魔法ってのは何でもありなんだな」

「ホンマ凄いなぁ~。ウチも早くこんな魔法使える様になりたいわ」

突然目の前の光景がエヴァンジェリン部屋の中から一面の海が広がる砂浜に変貌し、明日菜は驚き混乱してしまうが、既に魔法の存在を知ってる千雨達は今まで自分達が目にした物とは一線を画すエヴァンジェリンの魔法に、明日菜とは違う意味で驚嘆してしまう。

 

「ここで先生と絡繰さんが戦うんだ……先生、本当に大丈夫なんですか?」

魔法を知ってまだ日が浅いアキラは目の前の光景に驚きつつも、ハルが茶々丸と魔法を使った戦いをするという事の方が心配な様子で、ハルに万が一の事が起きないか確認を取ってくる。

 

「ご心配には及びません。私も本気で葱野先生と戦うつもりではありませんので」

「なあ、本当に茶々丸と戦わないと駄目か?明日菜はもう魔法の事を信じてるみたいだし、別にやらなくても良いとおもうけどな」

「却下だ。いいな、ギブアップは無し。勝敗はどちらかが戦闘続行不能になったと私が判断するまでだぞ。よーい始め!!」

エヴァンジェリンが開始の合図をした事で茶々丸は戦闘モードになってハルに襲い掛かってきた。

 

「うおっ!?想像してたより速っ!!まだ準備出来てないってのに」

そう言いながらもハルは無詠唱の光属性の魔法の射手を数発放つと、茶々丸は足裏のバーニアを吹かして飛来する光弾を回避し距離を取る。

 

「無詠唱の魔法の射手を五発か。留年生だったわりにそこそこやるじゃないか」

「3年も余計に授業受けてたからな。嫌でもこのくらいは使えるようになるって」

距離を詰めようとする茶々丸を魔法の射手で牽制し続けるハルだったが、一向にそれ以外の魔法を使おうとしないのでエヴァンジェリンは少し苛立ち始めた。

 

「おい!!今のチャンスだっただろうが!!何故決め手になる魔法を撃たないんだ!!」

「だから、俺は魔法学校で必須科目だったコレと武装解除しか使えないって言っただろ」

「隙アリです。一気に距離を詰めます」

エヴァンジェリンの苦情に答える為注意を逸らしたハルに対し、茶々丸はチャンスとばかりに最大加速して接近すると、魔法で身体能力を高めているとはいえ並の格闘家に毛が生えた程度のハルの意識を刈り取るべく拳を突きだした。

しかし、茶々丸の拳がハルを捉える前にその腕は掴まれてしまい投げ飛ばされてしまう。

 

「確実に終わったと判断しましたが……葱野先生は氣も扱えたのですね」

「まあ一応な。でも使えるのは身体強化だけで放出系はイマイチなんだよな」

体勢を立て直した茶々丸の目に映ったのは身体に魔力とは似て非なる力、氣を纏ったハルの姿であり、先程までの距離を取った戦いから一変して今度は接近戦で茶々丸と戦いを始めた。

 

 

「お、おい。ハルのアレって魔法じゃないのかよ」

「アレは氣と呼ばれる力だ。詳しい説明は今は省略するが、要するに魔力とは違って人に宿っている生命エネルギーをだな……」

省略すると言いながら氣と魔力の違いを詳細に説明するエヴァンジェリンに、明日菜以外の面々は大まかに理解出来た様子だったが、千雨はある疑問が浮かびエヴァンジェリンに尋ねる。

 

「なあ、だったら氣と魔法を一緒に使えば単純に攻撃力が倍になるんじゃないのか?」

「氣と魔力を同時に扱うのはそう簡単に出来る事では無い。だからハルはああやって魔力と氣を切り替えて使い分けているんだろう」

「えっと、良く分からなかったけどつまり今流行りのハイブリッドカーみたいな事?」

明日菜は自分なりに氣と魔法の違いを結論付けたその時、茶々丸と格闘戦を繰り広げていたハルが再び距離を取って再度魔法を使うべく詠唱を始めた。

 

「と言っても、例によって魔法の射手だけなんだけどな」

「風属性の魔法の射手が13本接近、更に水属性も同数飛来!?」

合計26本の別属性の魔法の射手が一度に茶々丸に襲い掛かると、風と水のそれぞれ異なる捕縛効果を持った矢によって拘束されてしまう。

 

「まさか同時に別属性の矢を飛ばして来るとは……捕縛魔法解除プログラム発動」

「そうはさせないって。風花・武装解除」

拘束から抜け出そうとする茶々丸に武装解除を唱えると、魔法の射手の拘束はそのままに茶々丸は身に着けていた衣服を全て剥ぎ取られてしまい無防備状態になってしまう。

 

「なあ茶々丸。どうして俺が風だけで十分なのに態々水も同時に使ったと思う?」

そう言いながらハルは雷の矢を纏わせて帯電させた手で茶々丸に触れる。

 

「アアアッ!!こ、これはっ、水を通電して全身に電流が?」

「そういう事。だったら水属性だけで縛っても良いだろって思うだろうけど、風属性の矢の方が単純な捕縛効果は強いからな」

ガイノイドである茶々丸に電流責めは生身の人間以上に命取りになるのかもしれないが、それでもハルは触れている手の感触からギリギリの線を見極めて茶々丸の体に電流を流し続けた。

 

「アッ、ヤッ、ハアアアッ!!ゆ、許して下さいっ、もうこれ以上はぁ」

「そんな事言ってもエヴァが中止宣言するまでギブアップしても止められないからな」

身悶えして許しを請う茶々丸の姿に申し訳ないと思いながらも、ハルは電流の強弱を変えながら剥き出しとなった茶々丸のボディを撫で回していく。

 

「駄目ですっ!!も、もう本当に限界ですっ!!ヒあアアああアッ!!」

「そ、そこまで!!おい茶々丸大丈夫か!?」

遂に限界を迎えた茶々丸は関節部や頭部から煙を出しながら機能を停止させてしまった事で、ようやくエヴァンジェリンから勝負ありの判断が下される。

 

 

「茶々丸さん大丈夫かな?まるでロボットみたいに煙出してたけど」

「みたいじゃなくてどう見てもロボットだろうが!!お前等マジで気付いてなかったのかよ!!」

球体関節の裸体姿を見ても茶々丸をロボットだと気付かなかった明日菜達にツッコミを入れつつ、一度入ると24時間経過しないと外に出は出られないという別荘の仕様に明日の学校どうするんだと叫ぶ千雨のツッコミが響き渡るのであった。

 

 




※アンケートの結果です(1話~3話で別のアンケートが用意されています)
ハルの戦闘スタイル(アンケート結果で戦力強化の方向性を決定します)

(18) 魔法の射手特化
(24) 氣と魔法の切り替え型
(9) マジックアイテム使い
(63) 上記3つの複合
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