ネギま違い   作:メロンペン

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ネギまの時系列はとあるサイトの年表を参考にしています


火曜日はたわわ

ハル達がエヴァンジェリンの別荘から解放されて数日が経過し、麻帆良学園は学年末試験のクラス成績発表日を迎えた。

課題の難易度が下がったとはいえ、今まで最下位を定位置にしていた2-Aがその順位を上げる事は難しいのではと事情を知る一部の関係者は誰しもそう思っていた。

だがその予想に反して結果は学年3位という好成績で見事学年最下位の座を脱する事に成功し、それに伴いハルが教師として正式採用される事が決定した。

 

 

そして3学期終了式を終えた2-A生徒達は、明日からの迎える春休みをどうやって過ごすかを語り合いながら、辛かった学年末試験を思い出して苦笑を浮かべる。

 

「いや~、一時はどうなる事かと思ったけど無事に最下位脱出出来て良かったわね」

「でも、もうあんなに勉強するのはこりごりです。」

流石に学年1位の座は逃してしまったが、それでも学年3位という快挙を果たした2-A生徒達はいつも以上にプレッシャーが掛かった試験から解放された喜びを改めて噛みしめていた。

 

 

 

「でも、素直に喜んで良いのか微妙だけどね。私達だけ他の皆よりも長く試験勉強してるって少しズルイ気もするし」

明日菜は他の生徒に聞かれないように小声でそう呟くと、千雨もそれに同意するように相槌を打つ。

「合計して2週間くらい別荘で過ごした事になるんだよな。そりゃあそれだけ試験勉強すれば嫌でも成績は上がるって」

千雨達はエヴァンジェリンの別荘が外とは時間の流れが違うと説明を受けた後、木乃香の発案で試験当日までの勉強会を別荘内で行なっていたのだ。

毎日学校終わりに2~3時間エヴァンジェリンの家に行き、別荘内で2~3日間の試験勉強を続けた事で、明日菜は個人順位最下位の座を脱する事にも成功していた。

 

 

「よ~し、今日は最下位脱出とハル先生正式採用を祝ってパーッと盛り上がるわよ!!」

「賛成!!この間の歓迎パーティーは教室だったから今回は別の場所でやろうよ」

明日から春休みに入るテンションの高さも相まって、ハルナは二年生として最後の思い出作りを込めたパーティーを行う事を提案する。

そしてそれに異論を挟む生徒もいなかった為、急遽女子寮前の芝生を会場にした学年3位おめでとうパーティーが開催される事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

教員仕事を終えたハルは伝言役を頼まれた千雨と共に女子寮前で開かれるパーティーに参加する為、学園から女子寮へと向かう電車の中にいた。

「まさかこんなに電車が混むなんて予想外だったな」

「普段はこんなに混む時間帯じゃないんだけどな。たまたま乗り合わせる人が多かったのか?」

乗客の大半は学園の生徒とはいえ満員電車が狭苦しい事には違いは無いので、ハルは千雨に次の駅で降りてそこから女子寮までは飛んで行く事にしないかと耳打ちする。

 

「あらあら、先生と千雨さんもこの電車に乗ってたんですか?」

「那波さん?君もこの電車に乗ってたのか」

不意に声を掛けられたハルが振り向くと、そこにはハルのクラスの一人那波千鶴が立って居た。

聞けば千鶴は天文部の集まりで他の皆よりも帰りが遅くなってしまったらしい。普段はこんなに混む事は無いから珍しいと呟く千鶴だったが、ハルが上の空でイマイチ自分の話を聞いていない事に気付いて話しかける。

 

「どうかしましたか先生?」

(どうしたもこうしたも……この状況は色々とマズいだろ)

ハルの置かれている状況は、クラスで一番の巨乳を誇る千鶴の胸がその形を変えてハルの背中に押し付けられているというもので、電車の振動で揺れ動く胸の感触に思わず下半身に血流が滾ってしまいそうになる。

 

(相変わらずのエロコメ展開野郎だな。ここまで来ると安易すぎるって苦情が出るぞ)

(痛っ、仕方ないだろ。兎に角次の駅で降りるからな)

千雨はハルの意識が目の前に居る自分から千鶴に切り替わった事を察して足を踏み付けるが、それが気付けとなったハルは意識を統一して千鶴の存在を無視する事に全力を注ぎ、電車が駅に止まると同時にハルは千雨の手を引いて急いで降りようとする。

 

「先生どうしたんですか?女子寮はまだ数駅先ですよ」

「ちょっと野暮用が有って。自分に構わず先に行って下さい」

ハルと千雨は千鶴の制止を振り払って電車を降り、その後を追おうとした千鶴だったが人混みに阻まれ一歩間に合わず扉が閉まってしまう

 

「ふーギリギリセーフだったな」

「それのどこがセーフだよ。本当にお前って節操がないよな」

ハルの体の一部分を尻目に、呆れたように溜息を吐く千雨だったが、それでも自分を忘れず連れ降りたハルに悪い気はしていないのか握った手を離さずにいた。

 

 

程なくして電車は再び走り出し、十数分後寮の最寄りの駅に着くと乗客の生徒達は一斉に降り始めた。そんな中千鶴は表情こそ普段と変わらないが、足取りを重くして寮への帰路についていた。

 

「はぁ……私、何か先生に避けられる事をしてしまったのかしら?」

千鶴はハルとの電車でのやり取りを思い出しながら、自分に何か落ち度があったのかと考えたがそれらしい事が思い付かず、単純に距離を取られてしまったのかと思い始めた。

 

「そう言えば千雨さんの手を取って一緒に降りたような……私が一緒だと邪魔だったのかしら」

「あっ、ちず姉やっと帰ってきた。もうパーティー始めちゃってるよ」

千鶴が電車の窓越しに見た二人が仲睦まじくしてた光景を思い浮べていると、いつの間にか寮まで帰って来ていたのか鉢合わせたクラスメイト達はパーティーの真っ只中だった。

寮の同居人である村上夏美は千鶴を見つけると駆け寄りパーティーに加わる様に促すが、今の千鶴はそんな事をする気にはなれなかった。

 

「ごめんなさい、私ちょっと気分が優れなくって。部屋で休んでも良いかしら?」

「そうなの?そう言えば顔色も良くない気がするし、私も部屋まで付いて行こっか?」

心配する夏美に一人で大丈夫だからと言って千鶴は自分の部屋に向かうが、その途中でこの場に居る筈の無い人物を見かけ、咄嗟に身を隠して頭だけ乗り出し間違いが無いか確認をする。

 

「あー腰が痛ぇ。何度も言うけど節操無いなお前」

「まあ否定はしないけどさ。それでも此処まで我慢した事は評価してくれよ」

(アレは先生と千雨さん?途中の駅で降りたのにどうして私より先に寮に戻ってるの?)

いくら自分がゆっくり歩いてたとしても、後から来た電車に乗ったにしては早過ぎる到着に疑問を浮かべる千鶴だったが、二人にそれを問い質す前に息を呑んでしまう光景が目に飛び込んで来た。

 

「アッ、おいバカ。今まで散々やってただろうが。これ以上遅れるとクラスの連中が怪しむぞ」

「そうは言ってもさ、まだ俺は不完全燃焼気味なんだよ。もうちょっとだけ付き合ってくれって」

口では抵抗の意思を伝えるものの、自らの胸を揉むハルの手を振り払おうとしない千雨はそのまま自分の部屋へと逆戻りして行き、その様子を伺っていた千鶴は思わず駆け出して千雨の部屋のドアに手を掛けた。

だがドアには鍵が掛けられており、千鶴はせめて音だけでもと思い扉に耳を当てて中の様子を確認しようとする。

 

「駄目だわ、何も聞こえない。二人で部屋の中で何をしてるの?」

直前のやり取りから大体の見当がついていた千鶴だったが、それでも直に見て確認を取るまでは信じきれないのか、何とか部屋の様子を伺う方法は無いかと模索する。

しかし、呼び鈴を鳴らして部屋の中から開けて貰う訳にもいかず、結局どうする事も出来なかった千鶴は誰かに相談する事も出来ず諦めて自室に帰ると、制服を着たままベッドに潜り込んでしまう。

 

(どうすればいいのかしら。先生と千雨さんがまさかあんな関係だったなんて)

見た目と雰囲気から実年齢より年上に見られがちな千鶴だが、年相応の感性を持ち合わせていない訳では無いので、ハルと千雨行っているであろう行為を妄想して思わず自分の体の敏感な部分を触ってしまう。

 

「あっ、駄目です先生。そんな所を触っちゃ、ンンッ」

想像の相手役がハルなのは単純に千雨を自分に置き換えているからなのか、それとも別の理由なのかは分からないが、千鶴は自らの手をハルの手と思いながら体を弄り続けた。

そしていよいよとなった瞬間、部屋の呼び鈴が鳴り千鶴はビクッと体を震わせて行為を中断させる。

 

「や、やだ。私ったらなんて事をしてたのかしら」

冷静さを取り戻した千鶴は自分の行為を恥ずかしく思いながらも、呼び鈴を鳴らした相手が誰なのか確認する為乱れた制服を整えながら部屋のドアを開けた。

 

「那波さん、気分が優れないと聞きましたが大丈夫ですか?」

「せ、せ、先生っ?あの、その、私」

部屋を訪ねて来たのがハルだと分かると、千鶴は先程の行為と千雨との光景を思い出して軽くパニックに陥ってしまい、何を喋ったら良いか分からず挙動不審になってしまう。

 

「あ、無理しなくて良いです。担任として確認を取りに来ただけなので安静にしてて下さい」

そう言って扉を閉めようとするハルだったが、その手を千鶴が掴んで制してしまう。

 

「担任として……ですか?本当にそれだけの理由で私の部屋に来たんですか?」

「ど、どうしたんですか那波さん?いつもと様子が違いますけど」

千雨とは違い教師と生徒として敬語で話しかけるハルに業を煮やした千鶴は、ハルの手を引っ張り部屋に連れ込むと、そのままハルに抱き着き押し倒してしまう。

 

「先生、先生が悪いんですよ。千雨さんとはあんなに仲良くしてるのに私には他人行儀に振る舞うから」

「な、那波さん?これは流石に洒落にならないですって」

あくまでも態度を変えないハルをその気にさせようと、千鶴は自分でも驚く程大胆な行動に出てしまう。

 

「ほ、ほら先生。私の胸どうですか?さっきまで触ってた千雨さんと比べてみて下さい」

千鶴はハルの手を掴むとそのまま自分の胸に押し付けて動かし始める。

 

(ま、またコッソリ覗かれてたパターンかよ。それにいくら何でもキャラ崩壊し過ぎだって)

そう思いながらも千鶴の胸を堪能するハルは、ネギが毎度クシャミで魔法を暴発させていたエロコメテンプレと似たような物だと割り切り、馬乗りになっている千鶴の胸を自分の意思で揉み始めた。

 

「やんっ!?せ、先生、そんな急に、あうっ」

「先に押し倒してきたのは那波さん……千鶴だろ?それに千雨とのアレが覗かれてたら口止めしないとな」

突然態度を一変させて強気に攻めて来るハルに、千鶴は自分が求められてると感じながらハルの成すがままにその豊満な胸を弄ばれ続ける。

 

「あっ、んっ、はぅ、先生、そろそろ胸だけじゃなくて」

「分かってるよ。ほら、コレが欲しかったんだろ」

それから暫くの間、女子寮の665号室では千鶴の嬌声が響き渡り続けるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

「ねえねえ、ハル先生まだ戻って来ないけどもしかして」

「さ、さあな。アイツ方向音痴だから迷ってるんじゃないか?」

パーティー会場となっている女子寮前ではハルが中々戻って来ない事を明日菜が怪しむが、千雨も今回は人の事を言えない行為をして遅れて来た負い目からか、それとなくハルが戻って来ない間のフォローをするのだった。




現在活動報告でシチュエーション募集を行っています
展開がワンパターンだと感じてる方がいれば今後の参考の為にもご協力して頂ければ幸いです。

次回ハルと親睦を深める相手

  • 早乙女ハルナ
  • 宮崎 のどか
  • 綾瀬 夕映
  • 朝倉 和美
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