銀髪って事で
【マザーベース 司令プラットフォーム 食堂】
-スネーク視点-
ガラララ
食堂のドアを開ける、と同時にさっきまで朝食を取っていたスタッフ達が一斉にこちら...ダイアモンドホースの方を見る、もちろん朝食を取っているその手は止まってない
スネーク「まず席に着くか」
D-ホース「うん」
手頃な空いてる席を探し、そこに座る
スネーク「ここの食堂はバイキング制だ、好きなだけ取り、好きなだけ食って良いぞ」
カズ「支援班が調達した新鮮な食材ばかりだ!美味いぞぉ~!」
オセロット「勝手にバーガー開発してた事、忘れないからな」
D-ホース「うん!」
飯があると聞いて、ダイアモンドホースが笑った気がした
その時、俺はダイアモンドホースはそんなに取って来ないと思っていた
D-ホース「よしこのくらいかな?」
スネーク&カズ&オセロット「「「多すぎる!!!」」」
ダイアモンドホースはとんでもない量をとってきた、尋常では無い、いくら鍛えた軍人女性でもこの量は無理だ
D-ホース「~~~♪」
ダイアモンドホースは幸せそうな顔でとってきた食い物を食っている
スネーク「一体なんなんだ...D-ホースが人間になったと思ったら飛んでもない量を平らげるし...」
オセロット「さぁ....医療班も諜報班も分からないと言ってるからな」
カズ「それにしても可愛いなぁ...うへへ」
スネーク&オセロット「「おい」」
ダダダダダダダ!!
バァン!!
スタッフ「ボス!原因が分かりました!」
スネーク「何!?」
***
スネーク「...ウマ娘?」
スタッフ「はい...ウマ娘と言うのは別世界において偉業を納めた馬の名前と共に生まれ、その魂を受け継いで走る――。それがウマ娘の運命だとか、ウマ娘は日本の娯楽らしいです」
スネーク「ふむ...別世界という所が引っ掛かるな...」
オセロット「パラレルワールド、という奴じゃないか?」
カズ「パラレルワールド?」
オセロット「簡単に言うと、誰かが死ぬ世界線もあるし誰かが生き残る世界線もあるという事だ」
スネーク「そういう事か」
スタッフ「あ、それとウマ娘はある学校に転入するらしいです」
D-ホース「食べた食べた~♪」
スネーク「学校?」
スタッフ「日本ウマ娘トレーニングセンター学園、と言う所です」
スネーク「学校か....行きたいか?」
D-ホース「...うん」
家族のためにしかたない、ここはひと肌脱いで
スネーク「よし!日本政府に連絡しろ!」
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【日本 首脳官邸】
総理「....それで遠路はるばる日本へ参られたと」
スネーク「はい、急にすみません」
総理「その子が例の?」
D-ホース「はい、ダイアモンドホースと言います」
総理「はは!これは元気が良い!」
スネーク「うちは軍人しかいないむさ苦しい場所、この子の教育には悪いと思いまして、是非トレセン学園で...」
総理「なるほどそういう事ですか、では他ならぬ貴方の頼み、この私が理事長に直接言いましょう」
スネーク「感謝します」
D-ホース「ありがとうございます」
総理「トレセン学園まで送って行きましょうか?」
スネーク「いえ、ジープで直接」
総理「そうですか....あの~」
スネーク「はい?」
総理「街中で小銃を携帯するのは...ちょっと」
スネーク「も、申し訳ありません!」
D-ホース「....ぷぷっ」
スネーク「今、笑ったな!?」
D-ホース「笑ってない」
スネーク「いーや!笑った!」
***
ジープでトレセン学園へ向かっていると、ダイアモンドホースが喋りかけてくる
D-ホース「ねぇ、ボス」
スネーク「どうした?」
D-ホース「急にこんな事してごめん、私なんかのために」
スネーク「気にするな、家族のためならなんだってするさ」
D-ホース「....カッコいい」
警察「あー、そこのジープ止まりなさい」
スネーク「えっ」
警官A「この車、ナンバープレート付いてないね、ダメだよ」
スネーク「すいません」
警官B「貴方、外国人?」
スネーク「アメリカ人です」
警官B「パスポートは?」
スネーク「持ってません」
警官A「はい、じゃあパトカー乗って」
スネーク「はい...すいません」
D-ホース「......カッコ悪い」
※この後スネークは無事に解放されました
小説形式と台本形式、どっちがいいでしょうか
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小説
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台本