ウルトラマンティガ THE ULTIMATE MAGICIANS 作:naogran
遥か海底にある都。
兵士達「うわああああああ!!」
???「フハハハハハハ!!」
この都では、人魚達が住んでいる都だったが、突如現れた3体の悪しき人魚達の襲撃を受けていた。
???「相変わらず脆いものだな!」
そこに、3人の人魚の少女が。
3人の人魚「ヤアアァァァァ!!」
剣、槍、盾を握って悪しき人魚達を迎え撃つ。
???「また貴様等か。目障りだ!!」
右手を突き出すと、竜巻が発生して3人の人魚の少女達を吹き飛ばした。
3人の人魚「キャアアァァァァ!!!」
竜巻が3人の人魚の少女を飲み込んだまま上昇した。
???「どうする?このまま滅ぼすか?」
???「いや、数人は残しておこう。最後のお楽しみだ。」
???「では、今日はこの位で退却しましょうか。」
悪しき人魚達は姿を消した。
都の城。
兵士「サブリナ女王!バルジル大王!」
サブリナ「被害は・・・?」
兵士「兵士総動員で迎え撃ちましたが・・・大半が戦死・・・重傷者500名です・・・」
バルジル「そうか・・・ミア達は?」
兵士「ミア様、シメナ様、ビアンカ様は・・・奴等が発生した竜巻で・・・恐らく海面へ・・・」
バルジル「何・・・!?」
サブリナ「そんな・・・!?」
地上世界・ビリア共和国・浜辺。
タクト「どうだ!空を飛んでる気分は!」
フェオン「凄い気持ちが良いわね!」
エミリー「空を飛ぶと言うのは考えた事もなかったな!」
今彼女達は、タクトが作った首飾り・ヴォラーレリトスに秘められた飛行能力で空を自由自在に飛んでる。
ソフィー「レオン君!風が気持ち良いよ!」
レオン「あぁ!こんなの初めてだぜ!」
空を飛び終えて着地した。
タクト「皆早いな。使いこなせたの。」
イザベラ「ちょっと不安でしたけど。」
アンナ「でもタクトさん凄いです!空を飛ぶ事を思い付くなんて!」
タクト「ティガには飛行能力もあるからな。それをヒントに、その首飾りを作ったんだ。」
レア「なぁタクト!それだったら、力が増す魔道具とか作ってくれよ!」
タクト「それは自分の力で手に入れろ。何もせずにそんなの使ったら自分自身を制御出来ない。」
エミリー「タクトの言う通りだ。自分を磨き上げてこそ、新たな力を手に入れる。」
ヒナ「そうです。」
レア「そうだったな。ゴメンな。」
タクト「いや、良いんだ。・・・ん?」
浜辺の岩場に打ち上げられてる何かを発見した。
タクト「・・・・」
フェオン「ん?タクト?どうかしたの?」
タクト「なぁ、彼処。何か見えないか?」
フェオン「え?・・・何かしらあれ?」
タクト「行って来る。」
岩場へ向かった。
レオン「おいタクト!?」
グレア「危ないよ!?」
岩場へ向かうタクトを追う。
岩場。
タクト「・・・・・」
打ち上げられた物を見てタクトが驚いてる。
アンナ「どうかしたんですか?」
エミリー「タクト。」
タクト「お前等・・・見ろ。」
全員「!!」
打ち上げられた物。それは・・・
3人の人魚だった。
フェオン「に、人魚!?」
イザベラ「どうしてここに・・・!?」
タクト「ん?」
3人の人魚の腕を見る。
タクト「怪我してるな。イザベラ、ヒナ、ソフィー。この子達の手当てを頼む。」
イザベラ・ヒナ・ソフィー「はい!」
その日、浜辺に打ち上げられた人魚をタクト達が寝床にしている廃墟へ運ばれた。
廃墟。
人魚「・・・っ・・・」
打ち上げられた人魚の1人が目を覚ました。
人魚「・・・ここは・・・?」
目を開けると、水の入った湯船に入っていた。
人魚「あ!シメナ!ビアンカ!」
シメナ「・・・お、お姉ちゃん・・・?」
ビアンカ「ミア姉さん・・・?」
シメナ「・・・え?・・・お姉ちゃん、ここって?」
ミア「分からないの。ここが何処なのか・・・」
タクト「目が覚めたみたいだな。」
ミア・シメナ・ビアンカ「え?」
そこにタクトが顔を出した。
ミア「あなたは・・・?ん?・・・」
目に映ってるタクトの全身を見る。
ミア「まさか・・・人間!?」
タクト「そう言う君達こそ、人魚なんだろ?さっき浜辺に打ち上げられた所を見付けて、ここへ運んだ。」
ミア「浜辺に・・・打ち上げられ・・・あ!そうだあの時!」
悪しき人魚達の竜巻で吹き飛ばされた時を思い出した。
ミア「あの時私達は・・・あの竜巻で・・・」
タクト「多分その竜巻で、この地上世界へ来ちまったんだろう。」
シメナ「地上世界・・・ここが地上世界なんだね!生まれて初めて〜!」
タクト「・・・あ、そうだ。自己紹介がまだだったな。俺はタクト=クリスティ。タクトって呼んでくれ。」
ミア「私はミアよ。こっちは私の妹達。」
シメナ「シメナだよ!」
ビアンカ「ビアンカです。」
タクト「それと、俺の仲間達も居る。ちょっと呼んで来る。」
すぐにフェオン達を呼び、目を覚ましたミア達に自己紹介した。
カサンドラ「それで、あなた方人魚は何処から来たのですか?」
ミア「・・・私達の都が、ラグア達に滅ぼされようとしているの。」
タクト「ラグア?そいつも人魚なのか?」
ビアンカ「元々は私達と同じく、平和な都で暮らしていました。けど、100年前に突然力を欲するようになってしまって・・・」
タクト「君達に戦争を仕向けたと。」
シメナ「私達はずっとラグア達と戦った。でも、戦うごとに勇敢な兵士達が次々と敗れ・・・」
ミア「今も都を襲撃している・・・このままだと・・・」
フェオン「でもその都って海底にあるんでしょ?私達は人間だし、どうしようも・・・」
ヒナ「せめて、水の中でも息が出来る魔法があれば・・・」
グレア「あ、その魔法なら私あるよ!」
イザベラ「グレアさん持ってるんですか!?」
グレア「私を誰だと思っているの?私は蝶々の精霊!どんな魔法を兼ね備えてあるよ!」
レオン「いや、蝶々が水の中を呼吸出来る魔法があるのはどうかと・・・」
グレア「細かい事は気にしちゃダメ!」
タクト「ならば話が早い。ミア。俺達をその都へ連れてってくれないか?」
ミア「え?」
タクト「守りたい物があるのは、俺達も同じだ。だから、連れてってくれないか?」
ビアンカ「ミア姉さん!」
シメナ「お姉ちゃん!」
ミア「・・・ありがとう皆!私達が案内するよ!」
タクト「よし。」
浜辺にミア達を下ろした。
グレア「じゃあ行くよ!」
両手を翳すと、フェオン達の全身に泡が流し込まれた。
グレア「これで深海でも息が出来るよ。」
レア「サンキューなグレア!」
カサンドラ「では皆さん、行きましょう!」
しかし海中から、謎の集団が現れた。
アンナ「な、何あれ!?」
ミア「ラグアの兵士達!!」
兵士達がタクト達を襲い始めた。
イザベラ「ヤァッ!!」
蔦を飛ばして捕縛した。
フェオン「ヤァッ!!」
その隙にフェオンが大剣で斬り裂いた。
フェオン「ッ!!数が多い!」
タクト「ここは俺が引き受ける!先に行ってくれ!」
フェオン「分かったわ!!」
ミア「1人なんて無茶よ!」
ヒナ「大丈夫ですよ!タクトさん!お気を付けて!」
タクト「あぁ!」
ミア「・・・行こう!!」
浜辺にタクトを残して、フェオン達がミア達に付いて行った。
タクト「さぁ来やがれ!!」
ハンドスラッシュを連射し、ラグアの兵士達を次々と駆逐する。
海中。
ミア「ねぇ、タクトは大丈夫なの?」
レオン「心配するな!タクトなら!」
ビアンカ「え?」
イザベラ「そうですねぇ・・・私達と一緒に戦ってくれる仲間ですから。」
シメナ「一緒に戦ってくれる仲間・・・」
浜辺。
タクト「ハァッ!!」
迫り来る兵士達を肉弾戦で蹴散らす。
タクト「数が多過ぎる・・・!!これじゃ消耗戦だ・・・!!」
???「調子に乗っているのも今の内だ!」
タクト「誰だ!!」
海から1人の人魚が現れた。
タクト「お前は・・・悪しき人魚か!」
ベガルタ「僕はベガルタ。よくも僕の子分達を殺してくれたね。」
タクト「お前がこの兵士達の親玉か!」
ベガルタ「これ以上殺されると、腹の虫が収まらないからね。フンッ!!」
右手から水の鞭を生成し、タクトの首を絞めた。
タクト「何!?」
ベガルタ「幾ら人間でも、海の中では無力同然!このまま溺れさせてやる!!」
タクト「ガァッ!!」
束縛されたタクトが海中へ引っ張られた。
海中。
ベガルタ「苦しめ苦しめ!!」
タクト(いや、俺には・・・!!)
異空間収納からスパークレンスを取り出し、光を解放した。
ベガルタ「何だ!?」
海底に落下したベガルタが、ウルトラマンティガを目撃した。
ベガルタ「何だ貴様は!?」
ティガ「タッ!!」
ベガルタ「面白い!僕を楽しませてくれよ!!」
迫るベガルタをティガが受け止めた。
ティガ「タァッ!ハァッ!」
両足の膝蹴りでベガルタの腹部に叩き込んだ。
ベガルタ「邪魔だ!!」
左肘でティガの背中に叩き込んだ。
ティガ「ウッ!!」
ベガルタ「ハァッ!!」
ティガ「ドゥアッ!!」
尾鰭で蹴られたティガが倒れ、ベガルタがティガにのし掛かった。
ベガルタ「喰らえ喰らえ!!」
両パンチでティガにダメージを与える。
ティガ「ッ!!」
左手でベガルタを退かそうとしたが。
ベガルタ「無駄な足掻きを!!」
簡単に払い除けられた。
ベガルタ「このまま死ぬが良い!!」
そのままティガの首を絞め始めた。
そして人魚の都へ急行するフェオン達は。
ミア「あ!見えて来たよ!」
遂に人魚の都へ辿り着いた。
人魚の都。
フェオン「ここが人魚の都・・・」
町が破壊され、戦場と化してる。
アンナ「酷い・・・」
レア「レア達の故郷と同じだ・・・」
兵士「ミア様!シメナ様!ビアンカ様!」
そこに、生き残った数人の兵士達がミア達を見付けた。
ミア「皆!」
兵士「ご無事だったんですね!」
ミア「うん。彼女達が私達を助けてくれたの。」
兵士「え?人間の皆さん・・・ですか・・・?」
フェオン「あ、はい。そうです。」
兵士「ミア様達を助けてくれた事を深く感謝申し上げます!」
地面に膝を付いて感謝の意を表した。
ビアンカ「お父様達は?」
兵士「ご無事です!」
シメナ「城へ行くわ!」
兵士「あなた方もご一緒に!」
エミリー「あ、あぁ!」
一方ティガは、ベガルタに首を絞められている。
ベガルタ「死ね死ね死ね死ねーーーー!!!」
嗤いながらティガの首を絞め続ける。
ティガ「ッ!!ーーーーーーハァッ!!」
左腕でティガクリスタルを光らせてパワータイプへタイプチェンジした。
ティガ「タァッ!!」
ベガルタ「何!?」
のし掛かってるベガルタを巴投げで払った。
ティガ「フッ!」
ベガルタ「い、色が変わっただけで強くなるのかよ・・・!!」
ティガ「ハァッ!」
ベガルタ「ッ!?」
油断してる隙にティガがベガルタの腕を掴み。
ティガ「タァッ!!」
ウルトラ・ホイッパーで投げ飛ばした。
ベガルタ「ふ・・・巫山戯るな巫山戯るな巫山戯るな巫山戯るな!!!!!」
ティガ「ッ!?」
突然ベガルタが激情に走った。
ベガルタ「俺より強い奴が居るのは認めねえぞ!!!!!」
両手から巨大な鞭を生成し、ティガを捕縛した。
ティガ「アァッ!!」
ベガルタ「死ね死ね死ね死ね死ね死ねーーーーー!!!!!!」
その鞭を利用して、ティガに電撃を流し込んだ。
ティガ「ウアアァァァァ!!!」
悪しき人魚の侵略は、このまま海を制圧してしまうのか・・・立つのだ!ウルトラマンティガ!
人魚の都を執拗に攻撃を続けるラグア達。ウルトラマンティガは、渾身の力を込めてラグア達と戦う。