ウルトラマンティガ THE ULTIMATE MAGICIANS 作:naogran
ベガルタ「死ね死ね死ね死ね死ね死ねーーーーー!!!!!!」
ティガ「ウアアァァァァ!!!」
悪しき人魚のベガルタの激情は頂点に達し、ウルトラマンティガを滅しようとしている。立て!ウルトラマンティガ!
ティガ「・・・・・・ハァッ!!!」
エネルギーを集めてベガルタの鞭を破壊した。
ベガルタ「何!?貴様アアアァァァァァァ!!!!」
ティガ「タァッ!!」
走って来るベガルタをスピンキックで後ろへ流した。
ベガルタ「クソッ・・・!!!そんな・・・!!!」
ティガ「フッ!ハアァァァァ!!!」
両腕を左右から上にあげ、胸の前に集めた超高熱のエネルギーを光球にした。
ティガ「タァッ!!」
右手を突き出すして放つデラシウム光流が、ベガルタに直撃した。
ベガルタ「ーーーーーー」
何かを呟きながら爆発した。
ティガ「アァッ!!」
その爆風でティガが吹き飛ばされ、カラータイマーが消えたと同時にティガも消えた。
人魚の都・城。
バルジル「娘達を助けて下さり、誠に感謝します。」
フェオン「いえいえ。」
バルジル「それにしても、人間の皆様が海底へ赴くとは・・・」
イザベラ「それはグレアさんのお陰です。」
グレア「どうもどうも。」
ヒナ「グレアさんの魔法で、私達は海の中でも息が出来るんです。」
サブリナ「やはり人間の世界には、未知な魔法があるのですね。」
レア「それで、その悪しき人魚達は今何処に居るんだ?」
バルジル「実は、我々でも奴等を特定出来ないのだ。何処に潜伏しているのか・・・」
エミリー「そうか・・・」
そこに兵士が駆け込んだ。
兵士「バルジル大王!!」
バルジル「どうした!またラグアの襲撃か!?」
兵士「いえ・・・人間が都に!」
バルジル「何?」
フェオン「え!?ねぇ!その人間ってどんな姿をしてるの!?」
兵士「えっと・・・青い髪で赤い服を着てる・・・」
フェオン「タクト!?」
アンナ「案内して下さい!」
兵士「はい!此方へ!」
バルジル「タクト?そなた達の仲間かね?」
レオン「あぁ。俺達の頼もしい仲間だ。」
外に出て広場へ。
兵士「あの方です!」
そこにタクトが倒れていた。
フェオン「タクト!!しっかりしなさい!タクト!!」
しかしタクトは目を覚まさない。
アンナ「兵士達の戦いで力尽きたんでしょうか・・・?」
フェオン「まだ息があるわ。すぐに手当てするわ!」
兵士「では城へ!」
黒い空間。
???「ラグア様。」
ラグア「アガトラム。ベガルタはどうした?」
アガトラム「ベガルタは戦死しました。謎の男によって。」
ラグア「そうか。感情は激しかったが、良い奴だった。」
アガトラム「どうしましょうか?そろそろ行動を開始されては。」
ラグア「・・・声明宣言を出そう。準備を急げ。」
アガトラム「はい。」
城でタクトが看病されてる。
バルジル「ほう。彼が。」
カサンドラ「そうです。タクトは私達と共に戦っているんです。」
サブリナ「確かに。彼から特別な力を感じます。」
タクト「・・・っ・・・ん?」
ようやくタクトが目を覚ました。
フェオン「タクト!!」
イザベラ「良かった!目が覚めたんですね!」
レア「心配したんだぞ!」
タクト「・・・皆・・・ミア。シメナ。ビアンカ。って、この2人は?」
シメナ「あ、そうだったね。タクトは初対面だったね。」
ビアンカ「このお2人方は、私達3姉妹の親です。」
ミア「バルジルお父様とサブリナお母様。人魚の都の大王と女王だよ。」
タクト「そうか・・・あ、俺はタクト=クリスティ。タクトで構わない。」
バルジル「君の事はフェオン殿から聞いてる。ようこそ人魚の都へ。」
タクト「ありがとう。・・・そうだ。俺さっき、ベガルタを倒したんだが・・・」
ミア「え!?ベガルタを倒した!?」
タクト「うおっ!?顔近い!」
ミア「彼奴、感情が激しかったのに倒せたのね!」
タクト「あぁ・・・そう言えば戦ってる最中に感情が暴走してたな。・・・なぁバルジル。その悪しき人魚達って、元々この都の住人だったんだろ?何故力を欲したんだ?」
バルジル「・・・・・」
ミア「お父様?」
バルジル「・・・・・ミア。シメナ。ビアンカ。お前達に真実を伝える日が来たな。」
シメナ「真実?」
ビアンカ「どう言う事ですか?」
バルジル「付いて来なさい。あなた方もご一緒に。」
ソフィー「ん?」
城の裏にある墓地。
ミア「ここって墓地?ここに何があるの?お父様。」
そして、1つの墓の前に止まった。
バルジル「見なさい。」
ミア「ん?・・・え!?」
その墓地に刻まれた名前は・・・
ラグアだった。
ミア「嘘・・・!?ラグアは死んでたの・・・!?」
バルジル「ラグアだけじゃない。後ろの墓を見て見なさい。」
ビアンカ「これって・・・!?」
ラグアの墓の後ろの墓を見ると、ベガルタとアガトラムの名前が刻まれていた。
タクト「どう言う事だ・・・!?悪しき人魚は元々・・・!?」
サブリナ「そうです。ラグア達は200年前に亡くなった戦士達。ある日を境に現れた海底を這う要塞との戦いで命を落としたと。」
バルジル「その要塞の名は、ヌアザだ。」
レオン「ヌアザ?」
ソフィー「そのヌアザって言うのは、何なんですか?」
バルジル「我々でもヌアザの正体を掴めずにいる。そしてラグア達はこの墓地に埋められたが、ヌアザがラグア達の遺骨を回収して蘇らせたに違いない。」
タクト「そして彼等を使って、この都を襲撃したと。」
バルジル「襲撃する理由は不明だが、これ以上ラグア達の身体を使って悪用するのならば容赦はしない。」
ラグア『醜い人魚共!!』
全員「!?」
上にラグアの幻が出現した。
ラグア『今こそこの戦いに終止符を打つべきだ!我々がお前達人魚達を滅ぼせば終止符を打てる!さぁ、戦いを始めよう!!』
幻が消えた瞬間。
”ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!”
地震が起こった。
バルジル「何だ!?」
兵士「都に巨大な要塞が現れました!!」
バルジル「何だと!?」
人魚の都に、巨大な黒い要塞が出現した。
ミア「まさかあれが・・・!!」
バルジル「あぁ・・・大要塞ヌアザだ!」
大要塞ヌアザからラグアが現れた。
ラグア「現れたか!!バルジル!!」
バルジル「ラグア!貴様はそうまでしてこの海を支配したいのか!」
ラグア「そうすれば、あのお方へ献上出来る!」
ビアンカ「あのお方?」
フェオン「ちょっとアンタ!!そんな事をして許されると思ってるの!?海を支配するなんて私達も許さないわよ!!」
ラグア「フンッ!人間めが。海は我々が支配するのに相応しい庭だ!死にたくなければ大人しく降伏しろ!」
タクト「それは不可能だ!」
ラグア「何?」
タクト「海は世界の命そのものだ!命を蔑ろにするなんざ言語道断!お前達を悪用してる張本人を倒せば戦いに終止符を打てる!」
ラグア「ほう。俺達が死んでるって事を知りやがったのか。」
アガトラム「秘密を知ってしまったのなら尚更。お前達、行け!!」
悪しき人魚の人魚兵達が出現した。
ラグア「精々遊び続けるが良い。アガトラム、ここは任せたぞ。」
アガトラム「お任せを。」
ラグアがヌアザへ戻って行った。
バルジル「お前達、戦う準備は出来てるか?」
ミア「勿論!」
シメナ「うん!」
ビアンカ「はい!」
3人が剣と槍と盾を持った。
フェオン「私達も行くわよ!」
全員「オー!」
フェオン「タクトは要塞へ行って!」
タクト「分かった!」
走って大要塞ヌアザへ直行する。
バルジル「全軍!突撃ーーーー!!」
兵士達「ウオオオオーーーー!!!!」
フェオン・イザベラ・エミリー・レア・アンナ・カサンドラ・ソフィー「ヤアアァァァァァ!!!」
レオン「ウオオオオオオオ!!!」
大要塞ヌアザ内部。
タクト「兵士達が居ない。ラグア達が全部出したのか。」
しばらくすると、巨大な扉が見えた。
タクト「・・・あの奥からラグアを感じる。」
ハンドスラッシュで扉を破壊して、扉の奥へ向かった。
エミリー「ハァッ!!」
太刀で悪しき人魚兵達を斬り続ける。
ミア「そーれっと!!」
剣で悪しき人魚兵達を駆逐する。
エミリー「中々の腕だな!」
ミア「当然!」
イザベラ「えいっ!!」
魔法の蔦を伸ばし、悪しき人魚兵達を束縛する。
シメナ「ナイスイザベラ!!」
槍で束縛されてる悪しき人魚兵達を突き刺さした。
イザベラ「お強いんですね。」
シメナ「お父様に教えられたからね!」
アンナ「キャア!!」
レア「アンナ!大丈夫か!?」
悪しき人魚兵達に押されたアンナを支えた。
ビアンカ「そうはさせません!!」
駆け付けたビアンカが盾を投げて、悪しき人魚兵達の首を折った。
ビアンカ「大丈夫ですか?」
レア「ビアンカお前、結構エグいな・・・」
ビアンカ「へ?」
レオン「ソフィー!一緒に!」
ソフィー「レオン君となら!」
2人は息の合ったコンビネーションで悪しき人魚兵達を次々と倒していく。
フェオン「カサンドラ!」
カサンドラ「フェオン!」
フェオンが大剣を振り回して倒し、カサンドラが軽快な動きを駆使して悪しき人魚兵達を斬り続ける。
アガトラム「中々やりますね。では、私がお相手しましょう。」
フェオン「ッ!!」
大要塞ヌアザの中枢。
タクト「ッ!!」
そこは、廃墟のような場所だった。
ラグア「よく来たな。」
タクト「ラグア!」
???「お前はここで朽ち果てるのみだ。」
タクト「誰だ!?」
上から球体が現れた。
ヌアザ「我はヌアザ。」
タクト「お前、意思を持っているのか。」
ヌアザ「我は、この海を支配する為に這い続ける要塞。」
タクト「答えろ!お前は誰に作られたんだ!」
ヌアザ「我は、あのお方に作られた存在。だが、お前が知る必要はない。ここで死ぬが良い!」
するとラグアの目が消え、身体中から闇が溢れた。
タクト「もう死人同然になったか・・・」
ヌアザ「さぁ行けラグア。この男を始末しろ!」
タクト「させるか!」
スパークレンスの光を解放し、ウルトラマンティガへ変身した。
ティガ「タッ!」
ラグアに迫り、マルチパンチを連続で叩き込む。
ティガ「アァッ!!」
しかしラグアには通用せず、ラグアのパンチを受けた。
ティガ「タッ!ハァッ!」
今度は左右のマルチキックで腹部に攻撃する。
ティガ「タァッ!!」
マルチパンチをラグアが受け止め、ティガに電撃を流し込んだ。
ティガ「タァッ!!」
人魚の都。
アガトラム「遅い!!」
フェオン「キャアアア!!」
アガトラムの竜巻でフェオンが吹き飛ばされた。
カサンドラ「フェオン!!大丈夫ですか!?」
イザベラ「お姉ちゃん!」
フェオン「大丈夫よ・・・!」
アガトラム「人間と言えど、所詮はその程度ですか。これで終わりにしてあげます!!」
右手を天に掲げて、巨大な竜巻を生成した。
レア「おいおい何だありゃ!?」
レオン「何かマズいぞ!?」
ミア「大変!あれを受けたら都が滅んじゃう!!」
アガトラム「お別れです!!!」
しかし別の竜巻が発生し、アガトラムが生成した竜巻がかき消された。
アガトラム「な、何!?」
バルジル「私を忘れては困るな。」
ミア・シメナ・ビアンカ「お父様!!」
アガトラム「クッ!やはり・・・大王を相手にしたら厄介ですね・・・」
バルジル「貴様!弱き者を殺して強き者には敵前逃亡をするだと!?断じて許さん!!」
握ってる杖を天に掲げて落雷を発生させた。
アガトラム「グアアアアアア!!!」
落雷を受けたアガトラムが痺れた。
バルジル「トドメだ!!」
ミア・シメナ・ビアンカ「ヤアアァァァァァ!!!」
3人の武器がアガトラムを斬り裂いた。
アガトラム「・・・これで・・・またあの世へ・・・」
優しい笑顔になって消滅した。
要塞の中枢。
ティガ「アァッ!!」
ラグアの電撃を受けてる。
カラータイマーが点滅を始めた。
ヌアザ「良いぞラグア。さぁ、その者にトドメを!!!」
ラグアがティガを掴み、要塞の壁を突き破って外へ。
ヌアザ「何!?」
外に出て人魚の都へ。
ティガ「アァッ!!」
フェオン「ティガ!!」
ミア「え?何あれ?」
レア「あれはウルトラマンティガ。レア達を助けてくれる光の戦士だ!」
ミア「ウルトラマン・・・ティガ・・・」
ティガ「・・・!!」
ラグア「・・・う・・・撃て・・・!」
ティガ「ッ!?」
ラグアの意識が戻り掛けてる。
ミア「ラグア!?」
ラグア「・・・お・・・俺を・・・撃て・・・!」
ティガ「・・・!?」
ヌアザ『何をしたおる!!早くトドメを刺せ!!』
ラグア「俺は・・・もう戦いなんて・・・うんざりだ・・・!俺は・・・この都が好きだ・・・!もうお前に・・・利用されてたまるか・・・!!」
バルジル「ラグア・・・!」
ラグア「バルジル様・・・!今までの罪を・・・お赦し下さい・・・!」
バルジル「・・・あぁ・・・」
ラグア「・・・早く!!」
フェオン「皆!!」
武器を持ったフェオン、イザベラ、エミリー、レア、アンナがジャンプし、ラグアを斬り裂いた。
ラグア「・・・ありがとう・・・皆・・・」
感謝をして消滅した。
ヌアザ『クッ!結局使えなかったゴミか!まぁ良い。別の奴を利用するか。』
大要塞ヌアザが都から離脱した。
ティガ「ッ!タァッ!」
離脱したヌアザを飛翔して追った。
フラッシングアタックでヌアザへ体当たりした。だがヌアザに傷が付かなかった。
ティガ「・・・」
両腕を前に突き出し交差させ、大きく横にゆっくり広げてエネルギーを集める。
ティガ「タァッ!!」
ゼペリオン光線がヌアザに直撃した。
ヌアザ『バカナアアアアアア!!!!』
遂に大要塞ヌアザが大爆発を起こして消滅した。
戦いに終止符が打たれ、人魚の都に平和が訪れた。タクト達は人魚達の英雄となり、パーティに参加した。
その後、今度こそ墓に永眠したラグア達を供養する。
そして、人魚の都に別れを告げて地上へ帰って行った。
浜辺。
タクト「・・・」
フェオン「ラグア達は、あのヌアザの呪縛から解放されたかったのかもね。」
エミリー「あぁ。じゃなかったら、自分を撃てなんて言えないな。」
タクト「彼奴等は天国から、ずっと人魚の都を見守り続けるに違いない。さてと、次の旅へ行くか。」
レオン「何処へ行くんだ?」
タクト「それはこれから決める!」
世界中の精霊を集めるコレクターに囚われたグレア。彼女は、囚われた精霊達の中に古き友人ティオを発見した。