ウルトラマンティガ THE ULTIMATE MAGICIANS   作:naogran

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眠る森の歌
シャーリー 登場



17/眠る森の歌

クリミア王国を発ってから3日後。

 

タクト「フッ!」

 

フェオン「ハァッ!」

 

この日も模擬戦は欠かせない。

 

フェオン「ヤァッ!!」

 

タクト「クッ!!」

 

彼女の振り下ろす大剣を、タクトが白刃取りで防いだ。

 

フェオン「相変わらずの馬鹿力ね・・・!」

 

タクト「お前も相変わらず良い腕してやがるぜ・・・!だがな!!」

 

大剣を上げた瞬間に回転キックで大剣を蹴り飛ばした。

 

フェオン「キャアアアーーーーー!!」

 

大剣と共にフェオンが飛ばされた。

 

タクト「ふぅ。」

 

フェオン「いたたたた・・・」

 

倒れてるフェオンに、タクトが手を伸ばす。

 

タクト「立てるか?」

 

フェオン「ありがとう。」

 

彼の手を握って立ち上がる。

 

フェオン「本当に強いわねタクトは。」

 

タクト「当たり前だ。仲間とお前を守る為だもの。今日の模擬戦は以上だ。」

 

 

 

 

 

 

模擬戦を終えて、馬車に乗って旅を続ける。

 

タクト「エミリーは寝てるか?」

 

イザベラ「もうぐっすり寝ています。」

 

エミリーは模擬戦で疲れて眠ってる。膝枕してあげてるヒナも。

 

タクト「今日もエミリーとの模擬戦は引き分けだな。」

 

レア「本当、あの2人は仲良しだなぁ。」

 

カサンドラ「幼馴染みですよね?」

 

アンナ「赤ん坊の頃からずっと一緒ですからね。」

 

タクト「ん?」

 

馬車を止めた。

 

グレア「どうしたの?」

 

目の前に森があった。

 

ティオ「森?地図によればここに森はなかったはずなのに。」

 

タクト「ここを抜けないと次の国へ進めないな。通るぞ。」

 

馬車が森の中へ入って行った。

 

 

 

 

???「・・・・」

 

森の中へ入る馬車を、謎の少女が見てる。

 

 

 

 

森の中。小鳥が鳴き、光が差し込んでる。

 

フェオン「綺麗な森ね。」

 

タクト「秘境の時とちょっと違うな。」

 

グレア「ん〜。何だろう・・・暖かくて気持ち良い〜。」

 

”〜〜〜〜〜〜♪”

 

突然、森に歌が聞こえた。

 

フェオン「歌?」

 

グレア「ん〜・・・心地良い歌〜〜・・・zzz・・・」

 

ティオ「グレアが寝ちゃった。あれ・・・?僕も急に・・・zzz・・・」

 

精霊2人が眠った。

 

タクト「2人が寝ちゃった。」

 

フェオン「本当に不思議な森ね。ここで休憩しましょ?」

 

 

 

 

森の中で休憩を挟む。

 

”〜〜〜〜〜〜♪”

 

タクト「にしても、この歌は良い歌だな。」

 

サンドイッチ食べながらそう言った。

 

イザベラ「綺麗な歌声。誰が歌ってるんでしょうか?」

 

フェオン「オペラの方じゃないかしら?」

 

レア「歌が大好きな人かもな。」

 

アンナ「どっちにしても、心が癒されますね。」

 

カサンドラ「ふぁ〜〜・・・」

 

アンナ「カサンドラさん、眠い?」

 

カサンドラ「はいぃ・・・」

 

彼女はアンナの膝枕で眠った。

 

アンナ「可愛いなぁ〜・・・あれ・・・?私も眠くなって・・・zzz・・・」

 

そしてアンナも眠った。

 

レア「zzz・・・」

 

タクト「もう皆眠っちゃったな。」

 

フェオン「そうね。私達も少し寝ましょ?」

 

イザベラ「うん。」

 

3人も眠に入った。

 

 

 

 

 

 

しばらくして。

 

タクト(zzz・・・ん?何か、柔らかい感触がする・・・)

 

ヒナ「タクトさん。」

 

タクト「・・・ん・・・?」

 

目を開けると、ヒナが居た。

 

ヒナ「やっと起きましたね。」

 

タクト「・・・ん?」

 

今彼は、ヒナの膝枕で眠っていた。

 

タクト「うわああ!?ヒナ!?」

 

ビックリして起き上がった。

 

タクト「俺に膝枕を仕出かすとは・・・」

 

ヒナ「うふふ♪どうでしたか?私の膝枕。」

 

タクト「エミリーの言った通りだ。ヒナの膝枕も柔らかくて気持ち良かった。ってか、お前の膝枕は彼女達限定じゃないのか?」

 

ヒナ「いいえ、タクトさんもですよ。」

 

タクト「そっか。もう眠気は覚めたか?」

 

ヒナ「はい。お陰様で。」

 

タクト「エミリーは?」

 

エミリー「私も起きてるぞ。」

 

起きてるエミリーが返事した。

 

タクト「模擬戦の疲れは取れたか?」

 

エミリー「あぁ。今日は夜遅くまで起きてそうだ。」

 

ヒナ「では、私がエミリーちゃんにあれこれして差し上げましょう♪」

 

タクト「あはは。ヒナは本当エミリーに執念深いって言うか・・・幼馴染みだから当たり前・・・かも?ヒナにとってエミリーは特別なんだな。」

 

ヒナ「そんな事はありませんよ?フェオンさん達や勿論、タクトさんも特別の1つですから。」

 

タクト「ありがとな。んじゃ、そろそろ出発するか。」

 

ヒナ「はい。」

 

タクト「おーい皆ー。そろそろ行くぞー。」

 

起こそうとしたが、目覚める気配がない。

 

タクト「ん?おーい起きろー!出発するぞー!」

 

強く揺すっても起きない。

 

タクト「まだ眠たいのか?」

 

ヒナ「レアさん。アンナさん。起きて下さい。」

 

エミリー「カサンドラ。起きろ。」

 

しかし、彼女達が眠りから目覚めない。

 

エミリー「何故だ?何故皆目を覚まさないんだ?」

 

タクト「グレアとティオは?」

 

2人もまだ眠ってる。

 

タクト「少し雑が・・・ほいっと。」

 

ウルトラ念力で2人を縛り、そのまま縦横無尽に振り回した。

 

グレア・ティオ「ウワアアアアアーーーー!?」

 

振り回されて起きた。

 

タクト「起きたか。」

 

グレア「もうタクト!!気持ち良く眠ってたのに!!」

 

ティオ「幾ら何でも雑過ぎない!?」

 

怒った2人がタクトに怒る。

 

タクト「悪い悪い。それより2人共、フェオン達を調べてくれ。」

 

グレア「え?」

 

タクト「一向に起きる気配が無いんだ。」

 

ティオ「・・・本当だ。僕達が大声出したのに起きないなんて。」

 

タクト「ちょっと調べてくれ。頭の中がどうなってるのかを。」

 

グレア「分かった。」

 

2人がフェオン達を調べてみる。

 

グレア「・・・・」

 

ティオ「目覚める気配がない。何かの効果かも。」

 

タクト「何かの効果・・・」

 

”〜〜〜〜〜〜〜♪”

 

タクト「ッ!そうか。この歌か!」

 

エミリー・ヒナ「歌?」

 

タクト「あぁ。お前達が眠ってる間、この歌を聞いた瞬間に眠ったんだ。勿論俺も。それで俺は、さっきヒナに起こされた。この森に何かあるのか調べよう。グレアとティオはフェオン達を守ってくれ。」

 

グレア「任せて!」

 

ティオ「分かった!」

 

タクト「エミリー、ヒナ。行くぞ。」

 

エミリー「あぁ!」

 

ヒナ「はい!」

 

 

 

 

3人は森の奥へ進む。

 

エミリー「この森、カサンドラと出会った秘境とは違う雰囲気があるな。」

 

ヒナ「はい。嫌な予感がします。」

 

”ザザッ!”

 

タクト「ん?」

 

茂みから音が聞こえた。

 

エミリー「どうした?」

 

タクト「シッ!」

 

その茂みにゆっくり近付き、手を伸ばした瞬間。

 

 

 

 

 

 

少女「来ないで!!!」

 

 

 

 

 

 

タクト「うわっ!?」

 

1人の少女が出て来てナイフを構えた。

 

少女「はぁ・・・はぁ・・・あ、あなたは・・・」

 

タクト「君は?」

 

少女「私、あなた達がこの森に入って来るのを見た。」

 

タクト「俺達を?」

 

少女「早くこの森から出た方が良いわよ。じゃないとあなた達も・・・」

 

エミリー「どうなるんだ?」

 

少女「・・・死ぬわ。」

 

タクト・エミリー・ヒナ「!?」

 

タクト「死ぬって、どう言う事だ?」

 

少女「この歌よ。」

 

”〜〜〜〜〜〜〜♪”

 

少女「この歌を聞けば・・・」

 

エミリー「まさか・・・永久に眠りに・・・?」

 

少女「それだけじゃない・・・眠ってしまったら最期・・・」

 

タクト「まさか・・・フェオン達が!?」

 

少女「でも大丈夫!まだ動く気配がないわ。」

 

ヒナ「どう言う事ですか?」

 

少女「私は自然と対話が出来るの。まだ動く気配はない。」

 

タクト「この森に関しては君が詳しいみたいだ。何か知っているのか?」

 

少女「あなた達はどうするの?」

 

タクト「この森の秘密を暴きたい。君に協力をお願いする。」

 

少女「・・・仲間の為に?」

 

タクト「そうだ。今俺達には眠ってる仲間達が居る。その仲間達を助けるまで、この森から出ない。」

 

少女「・・・私はシャーリー。あなた達は?」

 

タクト「俺はタクト=クリスティ。」

 

エミリー「私はエミリーだ。」

 

ヒナ「ヒナです。」

 

シャーリー「宜しく。案内するわ。付いて来て。」

 

 

 

 

彼女に付いて森の皿に奥へ。

 

タクト「なぁ。眠ったら誰かに殺されるとか?」

 

シャーリー「ここに人は居ない。居たとしても死ぬだけよ・・・」

 

タクト「この森から抜け出せるとか?」

 

シャーリー「無理よ。特殊な結界が張られてる。出ようにも出られない。」

 

”カラン”

 

エミリー「ん?」

 

足元に何かが当たった。

 

エミリー「こ、これは!?」

 

足元に足の骨が転がっていた。

 

ヒナ「・・・!」

 

エミリー「まさか、何者かに襲われたのか・・・?」

 

タクト「いや、微かに歯型がある。それも人間の歯型だ。」

 

エミリー「まさか・・・食人族か・・・?」

 

タクト「もしくは、出られなくなって食糧が底をついて生き延びる為に犯した行為だろ。」

 

シャーリー「見て。」

 

辺りに無数の人骨が無残に転がっている。

 

シャーリー「この奥に、元凶が居るわ。」

 

奥から黒い霧が漂っている。

 

タクト「・・・」

 

 

 

 

 

 

黒い霧の前。

 

”〜〜〜〜〜〜〜♪”

 

エミリー「この空気な割に似つかわしくない歌だな。」

 

シャーリー「彼処。」

 

開けた場所をこっそり覗く。

 

タクト「ッ!!」

 

 

 

 

 

 

石の上で歌っている女の周囲に人間の遺体が無数に転がっていた。

 

 

 

 

 

 

女「〜〜〜〜〜〜♪」

 

 

 

 

タクト(あの女が・・・)

 

エミリー(歌で人々を眠らせ・・・)

 

ヒナ(眠った人達を食糧に・・・)

 

 

 

 

歌ってる女の背後から、無数の蔦が現れた。その蔦が、遺体達を縛って血を吸収し始めた。

 

女「美味しいかしら?私の可愛い子達。」

 

血を吸収された遺体達が干からびた。

 

 

 

 

タクト(あの蔦が血を吸って栄養を・・・)

 

 

 

 

女「あなた達。そこに隠れている者達もどうかしら?」

 

 

 

 

タクト・エミリー・ヒナ「!?」

 

気付かれた3人が飛び出した。

 

タクト「お前は!?」

 

女「ベロニカ。この森を牛耳る歌姫よ。」

 

エミリー「牛耳る?お前、貴族の者か?」

 

ベロニカ「貴族?生憎貴族とは無縁な存在よ。私。」

 

ヒナ「では、何者なんですか?」

 

ベロニカ「こう言う者よ。」

 

両目を赤く染め上げた。

 

タクト「やはり魔人か・・・!」

 

ベロニカ「この子達はね、私の友達よ。でも、魔力の吸い過ぎで森と化しちゃったけどね。」

 

タクト「何!?」

 

シャーリー「ベロニカ!いい加減私の聖域から出てって!」

 

ベロニカ「また小娘かい。いい加減なのはあなたなのよ?私はね、あなたみたいな地縛霊は信じない性格なのよ?」

 

シャーリー「地縛霊じゃない!自然神よ!」

 

タクト「自然神?」

 

ベロニカ「どっちも同じじゃない。神なんて所詮は架空。あなたに私を追い出せる力はあるのかしら?」

 

シャーリー「・・・・」

 

ベロニカ「出来る訳ないわよね。あなたの力はあの子達が食べてあげたもの。」

 

シャーリー「私の魔石を・・・!!」

 

ベロニカ「あなた達も怪我しない内に逃げた方が身の為よ?」

 

しかしタクトはスパークレンスを握り、エミリーは太刀を握り、ヒナは両手を構える。

 

ベロニカ「?」

 

タクト「生憎、俺達はシャーリーの聖域から逃げられないんだよね。」

 

エミリー「お前を倒せば、この森から抜け出せるかもな。」

 

ヒナ「シャーリーさんの聖域から、あなたを追い出します!」

 

ベロニカ「どうやら、この子達に喰われたいみたいね。さぁ、新しい食糧だよ?行きなさい。」

 

すると蔦が、ベロニカを縛った。

 

タクト・エミリー・ヒナ・シャーリー「!?」

 

ベロニカ「な、何すんのよ!!食糧はあっちよ!?」

 

???「此奴等はお前を欲しているみたいだぞ?」

 

ベロニカ「だ、誰よ!?何処から!?」

 

???「私は実体のない存在。お前達の目に見えないのは当然。」

 

ベロニカ「私をどうするつもりなの!?まさか私を喰べるんじゃないでしょうね!?」

 

実体のない存在「それは此奴等に聞けば納得するぞ?」

 

ベロニカ「あなた達!私を喰べようとしないよね?ね?」

 

だが蔦が、ベロニカをキツく縛った。

 

ベロニカ「うぅぅ・・・!!」

 

実体のない存在「どうやら、此奴等はお前を欲しているみたいだな。」

 

ベロニカ「い、嫌!止めて!嫌あああああああああ!!!!!」

 

蔦に引っ張られ、森の奥へ飲み込まれてしまった。

 

タクト「クッ・・・!!」

 

実体のない存在「これで私の計画は完遂する。さぁ出でよ!!我がしもべよ!!!」

 

”ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!”

 

エミリー「地震か!?」

 

すると森の奥から魔石が飛んで来た。

 

シャーリー「あ!魔石!」

 

魔石をキャッチした。

 

タクト「逃げるぞ!!」

 

 

 

 

グレア「な、何が起こったの!?」

 

ティオ「皆!!起きて!!」

 

タクト「おーーーい!!」

 

そこにタクト達が戻って来た。

 

エミリー「まだ起きないのか!?」

 

グレア「うん!」

 

シャーリー「任せて!」

 

ティオ「君は?」

 

シャーリー「話は後!」

 

魔石から溢れる魔力を、フェオン達に浴びせた。

 

フェオン「・・・う・・・ん・・・?あれ・・・?」

 

眠っていたフェオン達が起きた。

 

イザベラ「ふぁ〜・・・眠ってしまいました・・・」

 

タクト「おい皆!早くここから逃げろ!」

 

レア「どうしたんだタクト?」

 

”ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!”

 

アンナ「地震!?」

 

カサンドラ「一体何があったんですか!?」

 

ヒナ「説明は後です!早く!」

 

 

 

 

 

 

森から抜け出した。

 

フェオン「私達が眠ってる間に一体何が・・・?」

 

実態のない存在「逃げても無駄だぞ!我がしもべがお前達を駆逐する!」

 

森から5メートルの巨体を持つ者が現れた。それは・・・

 

 

 

 

 

 

ギジェラ『ゴオオォォォ!!!』

 

 

 

 

 

 

超古代植物ギジェラだった。

 

タクト「な!?」

 

フェオン「何あの魔物!?初めて見る姿だわ!?」

 

タクト(ギジェラ!?何でこの世界にも・・・!?)

 

フェオン「皆!戦闘態勢!!」

 

タクト「ッ!!」

 

スパークレンスの光を解放させ、ウルトラマンティガへ変身した。

 

 

 

 

ギジェラの前に、5メートルに巨大化したウルトラマンティガが立ちはだかる。

 

ティガ「・・・・」

 

ギジェラ『ゴオオォォォ!!!』

 

ティガ「・・・・」

 

咆哮を上げるギジェラにゆっくりと近付き。

 

ティガ「タァッ!!」

 

マルチチョップで花に攻撃した。だが蔦が地面から飛び出してティガに攻撃した。

 

ティガ「アァッ!!」

 

フェオン「タクト!!蔦は私達に任せて!!」

 

ティガ「ッ!!」

 

頷いたティガがギジェラ本体へ攻撃する。

 

フェオン・エミリー「ハァッ!!」

 

大剣と太刀を振り回し、襲い来る蔦を斬り裂く。

 

アンナ「ッ!!」

 

クロスボウを連射して蔦を突き刺して動きを鈍らせる。

 

レア「ナイスだアンナ!!」

 

旋刃盤で動きが鈍くなった蔦を斬り裂く。

 

イザベラ「えいっ!!」

 

蔦の魔法を射出し、ギジェラの蔦を捕縛する。

 

イザベラ「カサンドラさん!!」

 

カサンドラ「はい!!」

 

剣で捕縛された蔦を斬り裂いた。

 

 

 

 

シャーリー「光の戦士ティガ・・・そしてその仲間達・・・」

 

 

 

 

するとギジェラの花が開いた。

 

ティガ「!?」

 

ギジェラの顔がティガを見た。

 

ティガ「アァッ!!」

 

蔦で首を絞められ、ギジェラの花粉がティガに直撃した。

 

ティガ「ドゥアッ!!!」

 

更に別の蔦がフェオン達を束縛した。

 

フェオン達「キャアアア!!」

 

ティガ「ッ!!」

 

エミリー「クソッ!!」

 

レア「この野郎!!放しやがれ!!」

 

カサンドラ「身動きが・・・取れない・・・!!」

 

実態のない存在「苦しむが良い!苦しんであの世へ行くが良い!!」

 

 

 

 

すると白い光がギジェラの蔦を破壊した。

 

 

 

 

フェオン「ああっ!!」

 

蔦から解放されたフェオン達が地面に落ちた。

 

イザベラ「痛たたたた・・・」

 

レア「あ!」

 

それは、シャーリーの魔法による光だった。

 

シャーリー「大丈夫!?皆!」

 

エミリー「シャーリー!!」

 

シャーリー「ティガ!今助けるよ!」

 

白い光の魔法を放ち、ティガの首を絞めてるギジェラの蔦を破壊した。

 

ギジェラ「ゴオオォォォ!!!」

 

解放されたティガがバク転して距離を取る。

 

ティガ「フッ!」

 

再びギジェラが蔦を飛ばしてティガを絞めようとするが。

 

ティガ「タァッ!!」

 

マルチチョップで弾き返された。

 

ティガ「フッ!!」

 

両腕を前に突き出し交差させ、大きく横にゆっくり広げてエネルギーを集める。

 

ティガ「タァッ!!」

 

ゼペリオン光線がギジェラの顔を直撃した。

 

ギジェラ「ギイイエエエアアアアア!!!!!!」

 

花粉を吐きながら火花を散らしながら爆散した。

 

”ピコン”

 

ティガ「ウッ!」

 

膝をついて息を切らす。

 

フェオン「タクト!根っこ!」

 

ティガ「ッ!!タァッ!!」

 

逃げようとするギジェラの蔦を掴み。

 

ティガ「ーーーーーハァッ!!」

 

ウルトラヒートハッグでギジェラの蔦を渡って、ギジェラの根っこを燃やして死滅させた。地面から炎が上がり、聖域となる森が炎上した。

 

ティガ「・・・・・」

 

シャーリー「ありがとうティガ。」

 

そこにシャーリーがティガが歩み寄った。

 

ティガ「すまない。君の森まで壊すつもりはなかった。」

 

シャーリー「良いのよティガ。私はこれから、新しい場所で森を創るわ。」

 

ティガ「新しい場所?」

 

シャーリー「うん。ベロニカか実体のない存在に干渉されない場所で新しい森を創り、自然と動物達と平和に暮らすわ。それが自然を愛する神の新しい使命だから。」

 

光となって、新しい場所を求めて去って行った。

 

 

 

 

 

 

戦いの後、出発する。

 

フェオン「いやぁ〜、何かスッキリしたわね。」

 

アンナ「そう言えば、エミリーさんとヒナさんは何で眠くならなかったんですか?」

 

タクト「簡単さ。模擬戦で疲れて眠って、俺達が眠った後に起きたんだ。眠くならないのは当たり前さ。」

 

レア「あ〜成る程な〜。」

 

 

 

 

 

 

謎の黒い空間。

 

実体のない存在「まぁいいだろう。ギジェラは計画のほんの一部にしか過ぎない。私の計画は、あの男だ。フッフッフッフ・・・」

 

『To Be Continued・・・』




キャスト

タクト=クリスティ:萩谷慧悟

フェオン:内山夕実
イザベラ:黒沢ともよ
エミリー:大橋彩香
ヒナ:高野麻里佳
レア:本渡楓
アンナ:近藤玲奈
カサンドラ:高田憂希
グレア:高橋李依
ティオ:村瀬歩

シャーリー:福原香織
ベロニカ:伊瀬茉莉也

実体のない存在:宮内敦士





次回予告

ロバイト王国で出会ったリオとデイジー。そんな中、タクトは女盗賊団フラワーにスパークレンスを盗まれてしまった。彼女達は次々と光る物を盗み続ける。

次回ウルトラマンティガ

盗まれたスパークレンス

お楽しみに





17・2予告

ラミレス王国で魔女として虐げられる少女ドロレス。彼女の生贄の日が刻一刻と迫り来る。タクト達はドロレスを救えるのか。

次回ウルトラマンティガ

魔女に捧げを

お楽しみに
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