ウルトラマンティガ THE ULTIMATE MAGICIANS   作:naogran

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小人が襲う
メルヒン、小人 登場



19/小人が襲う

ロバイト王国に、ある不穏な情報が溢れていた。

 

タクト「王国に魔人出現。被害が相次いでいる。」

 

魔人出現が新聞の記事にされていた。

 

フェオン「まさか魔人がロバイト王国に居たとはね・・・」

 

ヒナ「それに、その魔人が現れた所で死者は出ず、人々が凶暴化する事件が相次いでいると。」

 

イザベラ「魔人なら、人間を殺すはずなのに。」

 

レア「ある意味優しいんじゃないのか?」

 

アンナ「何呑気に言ってるのよ。魔人が現れた場所では国民が凶暴化するって記事に書いてあるんだから。」

 

ティオ「何処から現れるか分からないし、警戒は必要だね。」

 

 

 

 

 

 

夜のロバイト王国の見回りをしている2人の兵士の姿があった。

 

兵士A「よし。今日も異常無しだな。」

 

兵士B「そんじゃ、帰って寝ますかな。」

 

兵士A「ん?」

 

兵士B「どうした?」

 

兵士A「あれ見ろ。」

 

広場に停められてる1台の馬車があった。

 

兵士A「誰だ?こんな所に馬車を停めたのは。」

 

兵士B「馬が居ない。不法投棄か?」

 

兵士A「調べてみよう。」

 

不審な馬車を調べてみる。

 

兵士B「・・・ん?おい!人が倒れてるぞ!!」

 

兵士A「何!?」

 

馬車の中に人が倒れていた。

 

兵士B「怪我をしているみたいだ。搬送の準備だ!」

 

兵士A「了解!」

 

だがその時。

 

”ガチャ”

 

兵士B「ん?」

 

小さな2つの影が、突然兵士を襲った。

 

兵士B「うわあああああああ!!!」

 

兵士A「お、おい!何だコイツ等!?おい!今助けてやる!!」

 

しかし、別の小さな2つの影がその兵士を襲った。

 

兵士A「ぐああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

翌朝。

 

フェオン「小さな生物が、突如兵士を襲った。兵士と怪我人に命の別状はない。ねぇ・・・」

 

昨晩に起こった出来事が新聞に掲載されていた。

 

グレア「小さな生物って、魔物化したネズミなのかな?」

 

カサンドラ「いえ、リスかも知れません。」

 

レア「カラパイアかも知れないぞ?小さい癖にかなり凶暴って聞いてるぞ。」

 

エミリー「もしくは、子猫か子犬か。」

 

ヒナ「フェオンさん。兵士さん達が見た影の形って何なんでしょうか?」

 

フェオン「読んでみるわね。えっと、インタビューによると・・・人?」

 

ティオ「え?人?」

 

イザベラ「人の形をした小さな生物って・・・」

 

タクト「恐らく小人だな。」

 

カサンドラ「小人?」

 

タクト「小さな人の形をした伝説の生物。しかし、このロバイト王国に生息しているとは珍しいな。ここは採石場が盛んだから、森や森林が少ない。」

 

イザベラ「もしかしたら、他の国から移住して来たんでしょうか?」

 

タクト「うん。イザベラの言葉に一理ありそうだ。その記事通り、小人は人間を襲う可能性がある。」

 

レア「しっかし、魔人の次は小人か?訳の分からん記事だなぁ。」

 

 

 

 

 

 

その夜、牧場では。

 

小人「・・・!」

 

そこに、5人の小人が家畜の牛を殺して肉を頬張っている。

 

小人「ドノバン・・・僕達何処まで逃げれば自由を得られるんだろう・・・」

 

ドノバン「さぁな。生き残ったのは俺達5人って訳か。ファラ。レパードは?」

 

ファラ「ぐっすり眠ってるわ。」

 

レパード「zzz・・・」

 

ドノバン「ジョセフ、ダヴィル、ファラ。奴が何処から現れるか分からない。気を付けろよ。」

 

ダヴィル「はい。」

 

ジョセフ「うん。」

 

ファラ「えぇ。」

 

男性「な、何だこれは!?」

 

そこに、牧場の主人が殺された牛の肉を食べてる小人を見て叫んだ。

 

ドノバン「ッ!逃げるぞ!!」

 

小人達一斉に逃げ出す。

 

男性「待て!!逃がすか!!」

 

ドノバン「これでどうだ!!」

 

周りの木材を倒して道を塞いだ。

 

男性「なっ!?」

 

 

 

 

5人は牧場から逃げ切った。

 

ジョセフ「何とか逃げれたね・・・」

 

ドノバン「あぁ。また隠れる場所を探さないとな・・・」

 

レパード「・・・ドノバン・・・」

 

ファラ「ん?ドノバン!」

 

ドノバン「どうした?ファラ。」

 

ファラ「レパードが!」

 

レパードの身体が光っていた。

 

ドノバン「まさか!!」

 

???「見付けたぞ!!」

 

 

 

 

1人の魔人が、小人を見付けた。

 

 

 

 

ドノバン「マズい!!逃げるぞ!!」

 

俊足で魔人から逃げる。

 

ドノバン「何としてもレパードを護るんだ!!」

 

ダヴィル「はい!!」

 

魔人「フフッ。」

 

両目から光弾を放ち、小人達の逃げ道を爆発させた。

 

魔人「逃がさん!!!」

 

光弾を連射し、ドノバン達の逃げ道を妨害する。

 

ドノバン「ジグザグに走れ!!」

 

5人がジグザグに逃げ続ける。

 

ドノバン「殺されてたまるか!!!」

 

魔人「逃げても無駄だ!!地獄の果てまで追い続ける!!!」

 

光弾を前の木に直撃させ、ドノバン達の逃げ道を塞いだ。

 

ドノバン「何!?」

 

ファラ「そんな!?」

 

魔人「さぁどうする?私の為に働くか?」

 

ドノバン「巫山戯るな!俺達はお前の道具じゃない!!」

 

魔人「そうか。なら!!私から逃げた罪を、その身をもって償え!!!」

 

光弾を巨大化させ、ドノバン達に向けて放つ。

 

ジョセフ・ダヴィル・ファラ「うわああああああ!!」

 

ドノバン「ッ!!」

 

 

 

 

 

 

しかし横からハンドスラッシュが現れ、巨大光弾を粉砕した。

 

 

 

 

 

 

魔人「何だ!?」

 

そこに現れたのは、タクトだった。

 

タクト「お前が例の魔人か。ここでお前を止める!」

 

魔人「邪魔が入ったか。」

 

魔法で自分の姿を消した。

 

タクト「消えた・・・!?」

 

ドノバン「人間・・・」

 

タクト「っ。」

 

小人に顔を向けたタクト。ドノバン達が構える。

 

タクト「あの魔人に追われたのか?」

 

ドノバン「だったら何だよ。」

 

タクト「・・・話を聞かせてくれるか?」

 

 

 

 

 

 

翌朝のホテル。テーブルの上にドノバン達5人の小人が立ってる。

 

ドノバン「あれは、1年前から始まったんだ。俺達は、遥か遠くの小さな森で暮らしていたんだ。」

 

ダヴィル「僕達はその森で、平和な生活を送っていたんです。沢山の仲間達や、美しい自然に囲まれて。」

 

ファラ「でもある時。突然メルヒンが現れたの。」

 

タクト「昨夜の魔人か?」

 

ファラ「えぇ。メルヒンは、私達の故郷を破壊し、私達を攫った。小人達を支配して道具にさせた。抵抗したら、容赦なく捨てると言う残忍な魔人。」

 

ジョセフ「生き残ったのは、僕達5人だけ。奴から逃げ出したまでは良かった。」

 

ドノバン「けどメルヒンは、俺達を執拗に追い続け始めた。俺達は奴から逃げ続ける為、凡ゆる国を転々としながら逃げた。食料は家畜達を殺して食べた。」

 

ティオ「でも、人間を襲う理由なんてなかったのに。」

 

ドノバン「魔人は元々人間なんだろ?だから・・・」

 

ティオ「人間不信になったんだね。」

 

レア「ん?抵抗したら捨てるって言ったんだろ?」

 

ドノバン「メルヒンの狙いは、レパードなんだ。」

 

ティオ「彼女が?」

 

レパード「・・・・」

 

フェオン「でも、あなた達と同じく普通の小人でしょ?何で追う必要があるの?」

 

タクト「グレア。」

 

グレア「うん。」

 

魔法を使って、レパードを調べてみる。

 

グレア「成る程ね。謎が解明したわ。」

 

アンナ「どうだったんですか?」

 

グレア「この子、凶暴化を弱める魔力を持っているわ。」

 

カサンドラ「凶暴化を弱める魔力?」

 

ティオ「実は僕達、国の皆に聞き込みをしてたんだ。魔人から発する紫の煙で凶暴になってしまうって。」

 

グレア「その魔人の持つ凶暴化させる煙を打ち消す力を、レパードは持っているって訳。」

 

タクト「つまりメルヒンは、自分の魔法を打ち消す力を持つレパードを殺す為に追い続けていると。」

 

レパード「・・・私にそんな力が・・・」

 

タクト「あの様子だと、今まで自覚がなかったんだな。」

 

ドノバン「俺達はそのとばっちりって訳なんだ。でも俺達はレパードの仲間だ。どんな危険が来ようとも護る。」

 

ダヴィル「そうです!僕達は固い絆で結ばれています!」

 

タクト「俺達と同じだな。」

 

ドノバン「え?」

 

タクト「俺達も固い仲間の絆で結ばれているんだ。お前達が人間を信用しなくとも、俺達にだけは信用しても良いんじゃねえの?」

 

ドノバン「タクト・・・」

 

ジョセフ「ドノバン。昨晩彼に助けられたんだし、少し位は・・・」

 

ドノバン「・・・分かった。」

 

レパード「あ、また・・・」

 

彼女の身体が光っている。

 

レア「お、おいレパード!?光ってるぞ!?」

 

ドノバン「メルヒンだ!メルヒンが来てるんだ!」

 

”キャアアアアアア!!!”

 

全員「!?」

 

ホテルの窓を開けて外を見る。

 

タクト「逃げ惑っている!ん?」

 

紫の煙が見えた。

 

タクト「彼処か!皆行くぞ!」

 

フェオン「えぇ!ドノバン達はここで待ってて。」

 

彼等は急いでメルヒンの元へ向かう。

 

レパード「・・・・」

 

 

 

 

 

 

メルヒン「何処だレパード!!出て来ないと王国を破壊するぞ!!」

 

暴れ狂うメルヒンが魔法弾を乱射してる。

 

メルヒン「グアッ!!」

 

魔法師団の魔法弾が直撃した。

 

魔法兵士「紫の煙で照準がぶれます!真上から打ち込めば!」

 

魔法団長「いや、下手をすれば周囲に危害が及ぶ!」

 

 

 

 

 

 

ホテル。

 

レパード「・・・・」

 

ドノバン「彼奴等・・・俺達の為に・・・」

 

ジョセフ「どうするのドノバン?僕達ここで待ってても良いの?」

 

ファラ「ジョセフ何言ってるのよ!フェオンがここで待っててくれって言われたんでしょ?動く必要はないわ!」

 

ダヴィル「でも、人間の皆さんをこのままにしても良いんですか!?」

 

ファラ「人間の問題でしょ!?私達は小人だから関係ないの!!」

 

ドノバン「喧嘩は止せ!」

 

レパード「・・・ドノバン!」

 

ドノバン「レパード?」

 

レパード「私を行かせて!」

 

ドノバン「レパード?」

 

ファラ「何言ってるのよ!凶暴化するのは人間が制御しないのが悪いんでしょ!?」

 

レパード「だとしても!!相手はメルヒン!!それは私達の問題でもあるのよ!!・・・私の力で、皆を救いたい!だから!!」

 

ファラ「レパード・・・」

 

ドノバン「・・・分かった!」

 

 

 

 

 

 

紫の煙を吸ってしまった国民達が暴徒化してしまい、街を壊している。

 

タクト「くそっ!!暴れ狂ってる!!」

 

フェオン「ここはもう手遅れみたいね!!」

 

イザベラ「キャッ!!」

 

人々がタクト達を襲い掛かる。

 

レア「クゥッ!!避けても避けてもキリがないぞ!!」

 

アンナ「ッ!!迂闊に攻撃出来ない!!」

 

デイジー「えいっ!!」

 

そこには、リオとデイジーも暴徒化した人々に襲われていた。

 

リオ「デイジー!!傷付けちゃダメだよ!!避け続けて!!」

 

デイジー「分かってるわよ!でもキリがないわよ!!」

 

 

 

 

すると、光の粒子が街中を覆った。

 

 

 

 

タクト「これは!?」

 

レパード「ッ!!」

 

それは、レパードの光だった。光が暴徒化した人々を解放させた。

 

タクト「レパード!!」

 

リオ「小人!?」

 

レア「彼奴・・・武器もないのに・・・!」

 

メルヒン「フフッ。見付けたぞ。レパード。」

 

レパード「メルヒン!!」

 

メルヒン「自ら死にに出たか。お望み通り、ここで死ねえ!!!」

 

光弾を放ち、レパードに直撃した。

 

レパード「キャアアアーーー!!」

 

エミリー「よくもレパードを!!!許さん!!!」

 

全員が武器を握り、メルヒンに立ち向かう。

 

グレア「皆!」

 

フェオン・エミリー・レア「ハァッ!!」

 

大剣と太刀と旋刃盤がメルヒンの身体を切り裂く。

 

アンナ「ッ!!」

 

クロスボウの矢がメルヒンの右胸を突き刺した。

 

カサンドラ「ヤァッ!!ハァッ!!」

 

双剣を高速で振り回し、メルヒンの身体中に切り傷を刻む。

 

メルヒン「その程度か!!ハァッ!!」

 

光弾を拡散させ、フェオン達に直撃した。

 

フェオン・エミリー「アァッ!!」

 

レア・アンナ・カサンドラ「うわっ!!!」

 

リオ「皆!!」

 

デイジー「危ない!!」

 

光弾で飛ばされたフェオン達を受け止めた。

 

デイジー「大丈夫!?」

 

フェオン「ありがとうデイジー・・・」

 

エミリー「すまない・・・」

 

リオ「無茶しないで!」

 

レア「あぁ・・・」

 

アンナ・カサンドラ「はい・・・」

 

メルヒン「フッハッハッハッハ!!苦しめ人間共!!」

 

 

 

 

タクト「ッ!!」

 

スパークレンスの光を解放させた。

 

 

 

 

 

メルヒン「苦しんで死ぬが良い!!」

 

すると頭部にハンドスラッシュが直撃した。

 

メルヒン「グハッ!!何だ!?」

 

ウルトラマンティガが現れた。

 

ティガ「タァッ!!」

 

メルヒン「邪魔だ!!」

 

ティガ「ドゥアッ!!」

 

光弾を喰らったティガが倒れた。

 

メルヒン「誰だか知らないが、邪魔をするならこうだ!!」

 

両肩の装飾から、紫の煙を放出した。

 

ティガ「ウッ!?ウアアアアアアア!!!」

 

紫の煙に苦しむティガが倒れ、目が紫に変色した。

 

メルヒン「苦しめ苦しめ。そしてこの街を破壊するのだ。」

 

しかし、光の粒子が街全体を優しく包んだ。

 

メルヒン「な、何!?」

 

 

 

 

ヒナ「フェオンさん!煙が消滅していきます!」

 

フェオン「レパード!レパードはまだ生きているんだわ!」

 

 

 

 

レパード「・・・!!」

 

立ち上がったレパードが、力を振り絞って光を溢れさせる。

 

ティガ「・・・!!」

 

紫に変色した目が、元に戻った。

 

メルヒン「この死に損ないが!!!」

 

再びレパードに光弾を放ったが。

 

ティガ「フッ!!」

 

その光弾をティガが左手でキャッチした。

 

メルヒン「ッ!?」

 

ティガ「タァッ!!」

 

メルヒン「グアアアア!!」

 

返された光弾がメルヒンに直撃した。

 

 

 

 

レパード「・・・・・」

 

光を使い果たしたレパードが倒れた。

 

 

 

 

ティガ「ッ!」

 

 

 

 

ドノバン「おい!レパード!」

 

ダヴィル「しっかりして下さい!レパード!」

 

ジョセフ「おい!レパード!!」

 

ファラ「レパード!死んじゃ嫌だよ!レパード!」

 

 

 

 

ティガ「・・・」

 

メルヒン「貴様!!よくも!!」

 

ティガ「タァッ!!」

 

メルヒン「死ねえ!!」

 

ティガ「ハァッ!!」

 

ウルトラシールドで光弾を防ぎ、そのままパワータイプへタイプチェンジした。

 

メルヒン「色が変わっただけで!!!」

 

ティガ「タァッ!!」

 

急接近したティガが、メルヒンの腹部にパワーキックを打ち込む。

 

ティガ「タァッ!!」

 

ウルトラ・ホイッパーでメルヒンを投げた。

 

ティガ「タァッ!!」

 

無理矢理立たせて、再度ウルトラ・ホイッパーでメルヒンを投げた。

 

メルヒン「フンッ!!」

 

両手を突き出してフェイント。

 

メルヒン「ダァッ!!」

 

隙を見て蹴るが、ティガが両手で防いだ。

 

メルヒン「死ね!死ねぇ!!」

 

左右で蹴るが、ティガが連続で防いだ。

 

ティガ「タァッ!ハァッ!!」

メルヒン「ダァッ!ダァッ!!」

 

両者のキックがぶつかり合う。

 

ティガ「ハァッ!!ハァッ!!」

 

しゃがんでメルヒンの腹部に連続パワーパンチを打ち込んだ。

 

ティガ「タァッ!!」

 

パワーチョップがメルヒンの首元に命中し、メルヒンが吹っ飛んだ。

 

ティガ「タァッ!!」

 

起き上がろうとするメルヒンを、パワーキックで妨害した。そのまま無理矢理立たせてから。

 

ティガ「タァッ!!」

 

巴投げでメルヒンを後ろへ投げ飛ばした。

 

メルヒン「グッ・・・!!」

 

ティガ「タァッ!!ハァッ!!」

 

ダブルパワーチョップが、メルヒンの装飾を破壊した。

 

メルヒン「貴様!!!!」

 

ティガ「ドゥアッ!!」

 

鋭い爪がティガの首に直撃し、ティガが苦しむ。すぐにティガが起き上がった。

 

メルヒン「よくも私の大事な武器を!!!」

 

光弾を連射する。ティガが避け、光弾が建物等に直撃した。

 

メルヒン「逃がさん!!!」

 

ティガ「ドゥアッ!!」

 

3発の光弾がティガに直撃した。

 

”ピコン”

 

メルヒン「アハハハハハハハハ!!!!!」

 

狂い出したメルヒンがティガを襲う。

 

ティガ「アァッ!!」

 

掴まれて投げられた。

 

メルヒン「シネェ!!シネェ!!シネェ!!!」

 

ティガ「ドゥアッ!!」

 

怒涛のパンチとキックでティガを苦しめる。

 

メルヒン「アハハハハハハハハ!!!」

 

ティガ「アァッ!!」

 

巴投げでティガが投げられた。

 

メルヒン「オマエモジゴクユキダアアァァァァ!!!!」

 

ティガ「ッ!!ハァッ!!」

 

ジャンプからの。

 

ティガ「タァッ!!」

 

パワーキックがメルヒンの頭部に直撃した。

 

メルヒン「グゥッ・・・!!」

 

ティガ「・・・・」

 

着地したティガが起き上がるメルヒンを見る。

 

メルヒン「こ・・・こうなったら!!!」

 

魔法を使ってテレポートしようとする。

 

メルヒン「フフフフフ。」

 

ティガ「ッ!!」

 

両手にエネルギーを溜める。

 

ティガ「タァッ!!」

 

集めたエネルギーでティガ・ホールド光波を放った。

 

メルヒン「悪足掻きか!!!」

 

しかしこれは、相手の能力を一瞬で掻き消す技である。メルヒンの魔法も例外ではない。

 

メルヒン「な・・・何だと・・・!?」

 

魔法が掻き消されたメルヒンが撹乱する。

 

ティガ「フッ!!」

 

両腕を左右から上にあげ、胸の前に集めた超高熱のエネルギーを光球にした。

 

ティガ「ハァッ!!」

 

メルヒン「グアアアアアアアアアア!!!!!」

 

デラシウム光流が、メルヒンに直撃して爆発した。

 

 

 

 

 

 

戦いが終わった後。

 

フェオン「ドノバーーーン!!」

 

ドノバン「皆・・・」

 

イザベラ「レパードさんは・・・?」

 

ドノバン「・・・」

 

首を横に振った。

 

アンナ「そんな・・・死んだんですか・・・?」

 

カサンドラ「嘘・・・」

 

グレア「レパード・・・」

 

死んでしまったレパードを皆が悲しむ。

 

タクト「・・・・・」

 

 

 

 

 

 

翌日。タクト達に1通の封筒が届いた。

 

タクト「・・・」

 

それは、4人を写した写真。

 

フェオン「レパードは居ない・・・」

 

レア「彼奴は、立派な奴だったな・・・」

 

エミリー「・・・・ん?」

 

封筒の中に、もう1枚手紙が入っていた。

 

エミリー「?」

 

その手紙には、『皆、元気』と書かれてあった。

 

エミリー「・・・ッ!タクト、写真見せてくれ。」

 

写真を凝らして見ると、ドノバンの後ろから覗くレパードの顔が。

 

エミリー「ッ!!」

 

ヒナ「レパードさん!!」

 

 

 

 

 

 

魔物ハンターの乗る馬車の片隅にドノバン達小人が乗っている。

 

ダヴィル「もうドノバンには騙されましたよ!」

 

ジョセフ「良いじゃないか!しかしドノバンとレパードの演技、凄かったなぁ!」

 

ファラ「流石の演技ね。それに、私達はこれでメルヒンの支配から解放されたんだし。」

 

レパード「うんうん!また会えるかな?タクト達に。」

 

ドノバン「会えるさ。彼奴等にメルヒンを倒してくれた恩返ししなきゃだな!」

 

 

 

 

 

 

グレア「良かったよ!レパード!」

 

ティオ「うん!生きてて良かった!」

 

タクト「生きろよ皆。この世界で。」

 

 

 

 

小人達の新たな旅が、始まったのであった。

 

『To Be Continued・・・』




キャスト

タクト=クリスティ:萩谷慧悟

フェオン:内山夕実
イザベラ:黒沢ともよ
エミリー:大橋彩香
ヒナ:高野麻里佳
レア:本渡楓
アンナ:近藤玲奈
カサンドラ:高田憂希
グレア:高橋李依
ティオ:村瀬歩

リオ:土岐隼一
デイジー:寿美菜子

ドノバン:梅原裕一郎
ダヴィル:山下誠一郎
ジョセフ:新井良平
ファラ:植竹香菜
レパード:伊月ゆい

兵士:増岡大介
   狩野翔

メルヒン:鳥海浩輔





次回予告

ケイティ=グレイスは、笑顔を絶やさず、相手を煽る戦法を得意としている。彼女の性格には、父親からの言葉によって生まれたのだった。

次回ウルトラマンティガ

ラフ・ハンター

お楽しみに
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