ウルトラマンティガ THE ULTIMATE MAGICIANS 作:naogran
アストラル公国から遠く離れた丘の上に佇む謎の人影。
???「・・・」
その人物に、イノシシの魔物が迫って来る。
???「・・・ハァッ!!」
だがイノシシの魔物が、その人物の裏拳で討伐されてしまった。
???「タクト・・・」
魔人女・アディウム=モオルによって異空間へ飛ばされてしまったティガは。
ティガ「ッ!」
異空間にある抉られた大地に着地した。
ティガ「くそっ・・・異空間の狭間に飛ばされてしまったか・・・」
???「ハァッ!!」
ティガ「ッ!タァッ!!」
突如飛んで来た炎を避けた。そこに現れたのは、トール、ユリウス、マーク、オリビアの人工魔人だった。
ティガ「トールにユリウス・・・マークとオリビア・・・ッ!!」
パワータイプへタイプチェンジし、4体と対峙する。
ティガ(早く戻らないと・・・!何としても・・・ベローナの野望を・・・!!)
実験施設。アディウムが束縛され、胸の魔石から魔力を注いでる。
ベローナ「アディウム=モオル。鎧魔を破壊した時は驚いたけど、あなたは私の忠実な奴隷。命令には逆らえないわよ。フッフッフッ・・・ハッハッハッハッハ!!」
眠っていたアディウムが密かに目を開き、脳裏にある人物が浮かび上がった。その人物は、紺碧のマントを羽織っている魔人女だった。
アディウム(ッ!?メルヴィア・・・様・・・!?)
脳裏に浮かぶメルヴィアと言う魔人女を言った後、アディウムがそのまま眠りに入った。
???『おい!聞こえるか!』
シン「ッ!誰だ!?・・・気のせいか。」
シシリー「さっきの声は・・・一体・・・」
目覚めたシンとシシリーは今、独房で磔にされていた。
シン「クッ!!」
魔力を出そうとしたが、出せなかった。
シン「ダメか!」
シシリー「魔法が使えない!?」
???『今助けてやる!!』
シン「その声・・・誰だ!!」
すると独房のドアが破壊され、現れたのは。
???「ッ!!」
銀髪の少年だった。
シシリー「あなたは!?」
銀髪の少年「ちょっと待ってろ!!」
現れた銀髪の少年は、シンとシシリーを縛っている十字架を破壊して助けた。
シン「お前は一体!?」
銀髪の少年「俺はレオン!ソフィーは!?」
シシリー「あなたがレオンさん!?フェオンさんが言ってた!」
レオン「フェオン!?彼女達と知り合いか!?」
シン「あぁ、それとタクトもだ。」
レオン「そうか。2人は、あの人工魔人とは違うのか?」
シン「俺達は本物だ。俺はシン=ウォルフォード。」
シシリー「シシリー=フォン=クロードです。」
レオン「シンとシシリー・・・なぁ2人共、ソフィーを見なかったか?」
シン「ソフィー・・・いや。」
レオン「一体何処に居るんだ?」
シン「レオン。世界が崩壊しようとしているんだ。」
シシリー「ソフィーさんを探しながら行きましょう!」
外では。
アウグスト「シーーーン!!」
マリア「シシリーーーー!!」
アリス「2人共、何処行ったんだろう・・・」
リン「ん?皆!あれ!」
実験施設の近くの崖に、巨大な穴が空いていた。
フェオン「これは・・・そうか!」
アウグスト「ん?」
フェオン「さっきの2人の激突で、実験施設に穴が空いたんだわ!」
イザベラ「・・・お姉ちゃん!この先にシンさんとシシリーさん、それにレオンさん達を感じるよ!」
フェオン「よぉし、そうと決まれば乗り込むわよ!」
アウグスト「よし、我々も行くぞ!」
全員「了解!!」
異空間の狭間。
ティガ「タアァァァッ!!!!」
宙に浮かぶ巨岩をティガバーニングダッシュで押して急降下する。
魔人達「!?」
急降下する巨岩に驚愕している。
ティガ「ハアァァァァッ!!!!」
このまま押して急降下する。だが、途中で巨岩が止まった。
ティガ「ッ!?」
魔人ユリウス「ヌゥン!!!」
それは、魔人ユリウスが巨岩を受け止めたからである。そのまま巨岩を振り回して投げ飛ばした。
魔人マーク・魔人オリビア「ハァッ!!!」
2人の炎が巨岩を爆破した。その爆煙のなからティガが現れた。
ティガ「タァッ!!!」
実験施設・通路。
レオン「ソフィー・・・何処に居るんだ?」
シン「なぁレオン、君はタクトの仲間だったよな?」
レオン「あ、あぁ。」
シシリー「タクトさんとの出会いを聞かせてくれませんか?」
レオン「・・・ソフィーは俺の幼馴染みで、誰にでも優しく強い子だった。以前にゴディ盗賊団に攫われた時、タクト達と一緒にソフィーと子供達を助けたんだ。それ以降タクト達と旅をしていたんだ。」
シン「そうか。」
シシリー「ソフィーさんって言うお方は、レオンさんの支えなんですね?」
レオン「あぁ。」
異空間の狭間。
ティガ「タァッ!!」
魔人達にティガ・ホールド光波で魔力を無効化させた。
ティガ「ーーーーー!!ハァッ!!!!」
そのままデラシウム光流で4体纏めて、浮遊している巨岩に向けて押し上げた。デラシウム光流を受けた4体の魔人達が爆発四散した。
ティガ「・・・人工魔人とは言え、アルティメット・マジシャンズとやり合うってのは・・・結構厳しいな・・・ッ!?」
だがその後ろには、魔人アウグストと魔人マリアが佇んでいた。
ティガ「オーグにマリア・・・」
そしてその後ろには、魔人シンと魔人シシリーが陰から現れた。
ティガ「シンにシシリー・・・まだ残っていたか・・・」
4体の魔人達がティガを囲んだ。
ティガ(右にはシン、左にはオーグ、後ろにはシシリー、前にはマリア・・・クッ!!)
地面に叩き付けて土煙を蔓延させた。
ティガ「タァッ!!!」
スカイタイプへタイプチェンジし、飛翔した。
高速で飛ぶティガを4体の魔人が追う。
ティガ「ッ!!」
魔人シシリーと魔人マリアの魔力弾を蛇行で避ける。
ティガ「何!?」
だが左右に魔人シンと魔人アウグストが。2体がティガに魔力弾を連射した。
ティガ「アアアァァァ!!!!」
実験施設・最深部。
シン「こ・・・これは!?」
そこには、量産された人工魔人アルティメット・マジシャンズがあった。
シシリー「私達を模した人工魔人を・・・!?」
レオン「ベローナは何を企んでいるんだ!?」
ベローナ「ハッハッハッハ!!驚いたぁ?私の偉大な技術力を。」
シン「お前がベローナか!」
ベローナ「私の技術力は万能よ?世界中を監視し、あなた達アルティメット・マジシャンズを分析して、あなた達の人工魔人を造る事が出来たんだから。そしてレオン、あなたのガールフレンドも利用させて貰うわ。」
???「レオンくーーーーん!!!」
レオン「っ!!」
磔にされた銀髪の少女・ソフィーがそこに居た。
レオン「ソフィー!!ベローナ貴様!!」
だが2人の部下が3人を取り囲んだ。
ベローナ「辺境の国・アストラルへようこそ。」
シン「何の実験か知らないが、お前達は世界を崩壊しようとしているんだぞ!」
ベローナ「あれを見なさい。アディウム=モオルの異空間魔石。」
シシリー「異空間魔石・・・?」
ベローナ「一歩でも間違えれば、世界を跡形もなく消滅させてしまう禁断の魔石よ。でも私は成功した!異空間魔石の完全制御に!異空間をコントロールし、凡ゆる国を行き来する事が可能になったのよ。」
シン「凡ゆる国を!?」
すると量産された人工魔人アルティメット・マジシャンズの12体が転送台に立てられた。
シン「まさか・・・お前達!!」
ベローナ「そうよ。凡ゆる国々に私達のアルティメット・マジシャンズを送り込んで世界を破滅する事。それが私達の計画。英雄の象徴であるアルティメット・マジシャンズが、全世界を制圧する!!ベローナの手先としてね。そしてソフィー!あなたは私達が創り上げる国の王妃として迎えてあげるわ!!」
レオン「その為にソフィーを!!」
ベローナ「さぁ、転送開始!!」
アディウムの異空間魔石によって、転送のカウントダウンが始まった。
ベローナ「後1分で世界中へ転送されるわ。」
シン「何!?」
異空間の狭間。
ティガ「アァッ!!」
戦いの疲労でティガが追い込まれてしまった。
ティガ「体力が・・・!!」
立ち上がろうとしたが、バイブレーションソードを握った魔人シンに掴まれてしまった。
ティガ「もう・・・ここで終わりか・・・」
魔人シンがバイブレーションソードを振り翳したその時。
???「最後まで諦めるな!!」
ティガ「ッ!?」
突然現れた光が4体の魔人に直撃し、更に緑色の光がティガに降り注ぎ、体力とカラータイマーが回復した。
ティガ「・・・ッ!!」
上を見ると、謎の人影が岩の上に立っていた。
???「希望の光を捨ててはダメよ!!タクト!!」
ティガ「アザレア!!!」
その正体は、マーリンとメリダの娘で、シンの叔母のアザレア=ウォルフォードだった。
アザレア「ハァッ!!」
実験施設・最深部。
ベローナ「転送まで30秒。もうすぐね。」
シン「止めろーーーー!!」
レオン「ソフィーーーー!!!」
だがその時、何処からか蔦が現れ、ベローナの部下達を束縛した。
ベローナ「っ!?」
???「オルァ!!」
???「よいしょ!!」
そして、ある人物達が部下達に飛び蹴りした。
ジェレミー「よう、また無茶したか?」
ケイティ「相変わらずだねぇ。」
シン「ジェレミー!!」
シシリー「ケイティさん!!」
アウグスト「シーーーン!」
マリア「シシリーーーー!」
上を見ると、アウグスト達が立っていた。
シン「オーグ!!皆!!」
全員が飛び降りた。
アリス「大丈夫!?」
シシリー「ありがとうございます!皆さん!」
ジェレミー「面白そうな代物達だな。喰い尽くすぜ!!」
魔喰人へ強化した。
ベローナ「何!?」
アウグスト「全員!一斉攻撃!!」
ジェレミー「おう!行くぜ!!」
アルティメット・マジシャンズが転送寸前の人工魔人アルティメット・マジシャンズを全て破壊した。
ベローナ「クッ!!」
イザベラ「ソフィーさん!!」
磔にされてるソフィーを蔦で引き寄せた。
レオン「ソフィー!!」
ジャンプして磔を破壊し、ソフィーを抱き締めた。
レオン「ソフィー、もう大丈夫だ。」
ソフィー「レオン君・・・!」
異空間の狭間。
ティガ「タァッ!!」
魔人アウグストと魔人マリアと戦うティガと・・・
アザレア「ハァッ!!」
魔人シンと魔人シシリーと戦うアザレア。
アザレア「甥っ子達を模して造られた人工魔人は言語道断!!」
2体の攻撃を躱して、しゃがみキックで転ばせた。
アザレア「この落とし前、高く付くわよ!!」
そのまま蹴り飛ばした。
ティガ「タァッ!!」
フラッシュボマーで魔人アウグストと魔人マリアに大ダメージを与えた。
ティガ「ハァッ!!」
ハンドスラッシュを連射した。
実験施設・最深部。
ベローナ「ドラゴンを出せ!!」
ドラゴンの災害級を出した。
レオン「クッ!」
部下A「貴様!!」
レオン「邪魔だ!!」
部下B「小娘!!」
ソフィー「えいっ!!」
2人が部下達を呆気なく蹴散らした。
アウグスト「油断するな!!行くぞ!!」
全員「了解!!」
アルティメット・マジシャンズが、ドラゴンの災害級と戦う。ドラゴンの災害級は暴れ、実験施設の最深部を破壊しながらアルティメット・マジシャンズと戦う。
フェオン「ここも保たないわ!行きましょ!」
イザベラ「うん!」
エミリー「レオン!ソフィー!」
レア「逃げるぞ!」
レオン「あぁ!」
ソフィー「えぇ!」
グレア「皆こっちだよ!!」
9人がすぐに脱出する。
実験施設に巨大な穴が開き、ドラゴンの災害級がアルティメット・マジシャンズと戦う。
実験施設・最深部。
部下達「ベローナ様!!」
ベローナ「何をしてるの!!早く施設の機能を回復させなさい!!」
だがその背後から、巨大な黒い煙がベローナに迫った。
ベローナ「キャアアアアアーーー!!!!」
部下達「ベローナ様!!うわあああああ!!!」
崩壊した天井に潰されてしまった。
リオ「デイジー!こっち!」
デイジー「ん?リオ!あれ見て!」
リオ「あ!!」
巨大な煙でベローナを捕縛したアディウムが浮遊している。
ベローナ「何をする!!離せ!!離しなさい!!アディウム=モオル!!」
しかしアディウムは聞く耳持たず、左手から熱線を放射して最深部を破壊した。人工魔人アルティメット・マジシャンズが全て破壊されてしまった。
リオ「彼奴、ここを破壊してる!!」
レオン「どう言う事だ!?」
ベローナ「何故・・・何故だ・・・!!アディウム=モオル!!」
アディウム「思い上がるな。人間。」
ベローナ「・・・!?」
アディウム「命などと言う、儚いものに縋る貴様達に、この私が支配出来ると思っていたのか?フッフッフッ・・・アッハッハッハ!」
ベローナ「・・・・」
その言葉で戦意喪失し、落ちてしまった。
異空間の狭間。
アザレア「ハアアァァァァァ!!!!」
ティガ「タアアァァァァァ!!!!」
ダブルキックで4体纏めて押し込んだ。
アザレア「タクト!模造品なんかに構ってる時間はないわ!」
2人は、浮遊する岩の上に着地する。
アザレア「脱出よ。」
ティガ「けどどうやって?」
アザレア「私達の力を合わせるのよ。そして、異空間の穴を開ける!行けるわね?」
ティガ「分かった!」
両腕を胸の前で交差させて瞬時に左右に伸ばしてから上にあげてエネルギーを集め、アザレアも両手に魔力を集める。
魔人達「ハァッ!!」
前に魔人達が浮遊し、巨大な魔法を放った。
ティガ「タァッ!!」
アザレア「ハァッ!!」
ランバルト光弾と赤と青の魔力放射が重なり、4体の魔人達の魔力弾を押し込んで爆発させ、そのまま異空間の果てまで直撃した。そこから光が出現した。
アザレア「出口よ!タクト!脱出よ!」
ティガ「タァッ!!」
ウルトラ・ボディーアタックでアザレアと共に異空間へ脱出する。
アストラル公国。実験施設はアディウムの手により完全に沈黙してしまった。
ベローナ「・・・・奴は・・・・」
リオ「喋らない方がいいよ。」
ナージャ「大人しくしなさい。」
落ちたはずのベローナは、リオ達に介抱されていた。
ベローナ「・・・何故・・・何故私を助けたの・・・?」
デイジー「あなたに色々聞きたいのよ。」
ケイティ「素性とかね。」
フェオン「過去に私達と戦いで逃げたあなたが、この国の人達を殺したの?」
ベローナ「・・・この国に逃げ込んだ時は・・・既に国民や王族すら居なかった・・・寧ろ殺されていた・・・」
イザベラ「え?」
エミリー「どう言う事だ?」
ベローナ「その国にあったのは・・・アディウムだった・・・私は彼女の洗脳魔法によって自分の欲望を高めてしまった・・・そして私は彼女を捕まえて・・・世界を崩壊させる技術まで与えた・・・」
ヒナ「ベローナさん。アディウム=モオルとは何者なんですか!?」
ベローナ「・・・恐らく・・・別の・・・大陸から・・・」
フェオン「別の・・・大陸・・・?」
そして、ベローナは静かに息を引き取った。
レオン「ベローナ・・・」
アンナ「安らかに・・・」
アルティメット・マジシャンズは今、ドラゴンの災害級と戦っている。
シン「傷が付かねえ!!」
アウグスト「あのベローナが何か付与したのだろう。」
???「無駄だ。」
そこにアディウムが現れた。
アディウム「そのドラゴンには、完全無傷の付与がされてある。お前達でも倒す事は出来ない。」
アリス「何それ反則!!」
アディウム「ハァッ!!」
洗脳魔法で、ドラゴンの災害級を狂わせた。
ドラゴン『ーーーーーーー!!!!!』
両目から光の鞭を射出し、アルティメット・マジシャンズを束縛した。
シン「クッ!!」
マーク「このままじゃ俺達負けてしまう!」
オリビア「クリスティ君が居ない・・・」
フェオン「ハアアァァァァァ!!!」
そこにフェオン達が駆け付けた。
フェオン「ヤァッ!!」
エミリー「ハァッ!!」
レア「タァッ!」
大剣と太刀と旋刃盤を振り下ろし、シン達を束縛してる光の鞭を斬った。
フェオン「大丈夫!?」
マリア「ありがとう!」
だが光の鞭がすぐに復活し、シン達を再び捕縛した。
フェオン「え!?アアッ!!」
エミリー「何!?グアッ!!」
レア「フェオン!エミリー!ガッ!!」
別の光の鞭がフェオンとエミリーとレアを束縛した。
イザベラ「お姉ちゃん!!」
ヒナ「エミリーちゃん!!」
アンナ「レア先輩!!」
すると光の鞭が、シン達の魔力を吸い始めた。
アウグスト「我々の魔力を・・・!!」
リン「吸収してる・・・!!」
ユリウス「このままでは・・・!!」
トニー「僕達が殺られてしまう・・・!!」
アディウム「もうお前達には何もない。ここで絶望する恐怖を味わいなさい。」
ジェレミー「クッ・・・!!ん!?」
ローランド「あ・・・あれは!!」
突然空にヒビが生じた。
”バリーーーン!!!”
そしてヒビが割れて、異空間の入り口が出現した。
アディウム「!?」
その入り口から・・・
ティガ「タアアァァァァァ!!!!」
ウルトラ・ボディーアタックで突入したティガがアディウムに直撃した。
アディウム「グアッ!!」
ティガ「待たせたな!皆!!」
シン「タクト・・・!!」
ティガ「ッ!!」
透視能力でドラゴンの災害級の身体を透視する。
ティガ「タァッ!!」
腹部にランバルト光弾を放ち、腹部に埋め込まれた赤い水晶玉を破壊した。
ドラゴン『ーーーーーーー!!!!』
赤い水晶玉が破壊され、光の鞭が消滅した。
シン「助かった・・・!」
アザレア「皆!!」
シン「アザレア叔母さん!?」
シシリー「どうしてここに!?」
アザレア「話は後よ。あなた達を回復させないと。」
回復魔法でシン達の魔力を元に戻した。
ティガ「遅れてすまない。俺も戦う!」
マルチタイプへタイプチェンジした。
アウグスト「分かった!ドラゴンは任せろ!!アルティメット・マジシャンズ!行くぞ!!」
アルティメット・マジシャンズ「了解!!」
フェオン「私達も行くよ!」
イザベラ「うん!」
エミリー「あぁ!」
レア「よし!」
アンナ「っ!」
リオ「デイジー!」
デイジー「えぇ!」
レオン「ソフィー!俺達も!」
ソフィー「うん!」
ケイティ「ナージャ!待っててね!」
ナージャ「ケイティ!お願い!」
ティガ「皆、行くぞ!!」
シン「あぁ!!」
ティガ「ハァッ!!」
アディウム「ハァッ!!」
ウルトラマンVSアディウム=モオル。
アルティメット・マジシャンズ「ハァッ!!」
フェオン・イザベラ・エミリー「ヤァッ!!」
レオン・ソフィー「タァッ!!!」
アルティメット・マジシャンズVSドラゴンの災害級。
ティガ「ハァッ!ハァッ!タァッ!!」
アディウム「フンッ!フンッ!ダァッ!!」
両者が激しい戦いを繰り広げ、アディウムが光の鞭を出した。
ティガ「光の鞭か!だがそんなものにビビらねえ!!」
アディウム「ハァッ!!」
大ジャンプでティガを飛び越え、光の鞭を伸ばした。
ティガ「タァッ!!」
だがティガスライサーで、光の鞭を斬り裂いた。
アディウム「ーーーーー!!」
両手に魔力を集める。
ティガ「ッ!!」
アディウム「ハァッ!!」
巨大な魔力弾をティガに向けて撃った。
ティガ「アアッ!!」
巨大魔力弾を受けたティガが消えた。
アディウム「フッハッハッハッハ!」
高笑いするアディウムの腹に何かが直撃した。
アディウム「ガアッ!・・・何!?」
それは、ティガのハンドスラッシュだった。ティガは間一髪避けたのである。
ティガ「避ければどうって事はない!!」
アディウム「貴様・・・!!よくも!!」
ティガ「タァッ!!」
迫り来るアディウムの腹部にマルチ・スペシウム光線を撃ち込んだ。
イザベラ「えいっ!!」
蔦の魔法でドラゴンを束縛した。だがドラゴンは暴れ狂う。
イザベラ「ち・・・力が強い・・・!!」
ナージャ「手伝うわよ!」
オブシディアンから溢れる魔力がイザベラの魔力を上昇させた。
イザベラ「ありがとうございます!お姉ちゃん!!」
フェオン「うん!エミリー!!レア!!」
エミリー「あぁ!」
レア「おう!」
フェオン・エミリー・レア「ヤァッ!!」
大剣と太刀と旋刃盤を振り下ろして、ドラゴンの羽根を斬り落とした。
レア「ッ!!」
ジェレミー「ウオオオオオオ!!!」
ローランド「アウウウウン!!!!」
ケイティ「行くよーーーー!!!!」
ジェレミーとローランドとケイティが超高速で走りながらドラゴンの全身に切り傷を刻んだ。
アンナ「ッ!!」
クロスボウを連射し、ドラゴンの傷に全て突き刺した。
リオ「デイジー!」
デイジー「分かってるわ!」
レオン「一緒に行くぞ!ソフィー!」
ソフィー「勿論!」
リオ・デイジー「ヤアアァァァァ!!!」
高速回転斬りでドラゴンの角を全て破壊した。
レオン・ソフィー「ハアアァァァ!!!」
ダブルパンチでドラゴンを吹き飛ばした。
ケイティ「皆!!トドメだよ!!」
シン「行くぞ!!!」
アウグスト「あぁ!!」
アルティメット・マジシャンズの魔法一斉発射がドラゴンに全て直撃した。
ドラゴン『ーーーーーーーー!!!!』
全ての技を受けたドラゴンが大爆発した。
シン「よし!」
フェオン「やったわね!」
イザベラ「うん!」
アンナ「や、やった・・・」
レア「おいアンナ、無理したな。」
アンナ「うん・・・」
レオン「ソフィー。」
ソフィー「レオン君。」
2人はハイタッチを交わした。
ティガ「ハァッ!ハァッ!ハァッ!タァッ!!」
ウルトラ・ライトナックルでアディウムに何度も叩き込む。
ナージャ「皆!」
ヒナ「皆さん!」
その場に居る皆が、ティガの戦いを見守る。
アディウム「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
光の鞭を出した。
アディウム「負けはしない・・・!!貴様などに・・・負けはしない!!」
ティガ「あぁ。俺もお前に負ける気はない!」
アディウム「何故だ・・・!!何故お前はそうまでして戦うんだ・・・!!」
ティガ「俺には・・・頼もしい仲間達が居るからだ!!」
右手を振り翳して走り出す。
アディウム「クッ!!」
光の鞭でガードする。
ティガ「タァッ!!!」
スラップショットで光の鞭を斬り裂いた。
アディウム「ク・・・クソッ!!」
胸の異空間魔石に魔力を集める。
ティガ「何度も受けてたまるか!!」
両腕を前に突き出し交差させ、大きく横にゆっくり広げてエネルギーを集める。
ティガ「タァッ!!」
アディウム「葬り去れ!!」
ゼペリオン光線と異空間放射線が激突する。
アディウム「ウアアアアアアア!!!」
ティガ「タァッ!!」
ゼペリオン光線が異空間放射線を押し、アディウムに直撃した。
アディウム「バ・・・バカな・・・!!!」
ゼペリオン光線を受けたアディウムが爆発した。
シン「よし!!」
マリア「やった!!」
ユーリ「やったぁ!!」
アディウム「ガハッ・・・!!どうして・・・どうしてそこまでの力を・・・!!」
ティガ「仲間達の絆が、俺の力だ。」
シン達はティガに笑顔を向け、ティガがサムズアップで応えた。
アディウム「・・・これで勝ったと思うな・・・」
ティガ「ッ!?」
アディウム「世界を揺るがす・・・恐怖と絶望のカウントダウンは・・・既に始まっている・・・やがて我々の世界から・・・強大な・・・!!」
だがその途中でアディウムの両目の瞳が消えて倒れ、大爆発した。
ティガ「・・・・・」
右膝を付いたティガが光となり、タクトの姿に戻った。
タクト「ハァ・・・ハァ・・・」
シン「タクト!!」
タクト「・・・皆・・・」
アウグスト「よく頑張ったな。」
タクト「・・・すまない皆・・・黙って行ってしまって・・・」
アウグスト「何を言ってる。お前が無事で良かった。」
タクト「・・・フェオン、皆。」
フェオン「相変わらず、凄いわねあなた。」
レオン「全くだ。」
ソフィー「タクト君。私達を助けに来てくれてありがとう。」
タクト「ソフィー、怖かったか?」
ソフィー「ううん。レオン君が一緒に居てくれたお陰で怖くなかったよ。」
タクト「そうか。後で治療受けろよ。なぁ2人さん、これからどうする?また旅でも続けるのか?」
ソフィー「旅も良いけど・・・そろそろ憩いの場所で暮らしたいかもね。」
アウグスト「ならば、我々の国に来ないか?」
レオン「え?あのアールスハイド王国へ?」
アウグスト「そうだ。是非我が国へ来てくれ。お持て成しを提供するぞ。」
ソフィー「レオン君、ここはアウグストさんに甘えようよ。」
レオン「・・・そうだな。お言葉に甘えて。」
アウグスト「よし、そうと決まれば。」
タクト「あ、ちょっと待ってくれ。」
アウグスト「どうした?」
タクト「フェオン、ベローナの遺体は?」
フェオン「彼処よ。」
ベローナの遺体を埋葬し、墓を作った。
タクト「安らかにな。ベローナ。」
翌日。アールスハイド王国・クリスティ邸。
タクト「どうだ?新しい家は。」
ソフィー「とっても快適!色々とありがとうね。タクト君。」
レオン「俺達自由になったぞ!」
タクト「良かったな。そうだ。なぁ、カサンドラはまだ会ってないのか?」
ソフィー「ううん。あの日から会ってないの。」
タクト「・・・まぁ、彼女も自分の旅を続けてるんだろうし。何時かまた何処かで会えるだろう。」
レオン「だな。」
タクト「さて皆、今日の夜はパーティだぞ?また来るからな!」
レオン「あぁ!楽しみにしてるぞ!」
ヒナ「それまで、料理を作りますね。」
こうしてタクトの仲間のレオンとソフィーが、アールスハイド王国に移住した。
松田修平
2学年に進級したアルティメット・マジシャンズに、新しい仲間レベッカが加わった。だがイース神聖国で、恐ろしい事件が起きてしまった。
ここは、異世界の異世界。
嘗て巨神兵と呼ばれる存在が世界を破滅へと導いた。
それから1000年後。各地に発生した毒や菌類の海・
この異世界に赴いたタクトが、未来を生き抜く少女・ジェシカと共に、奇跡を起こす。