ウルトラマンティガ THE ULTIMATE MAGICIANS 作:naogran
トリガー時空の3000万年前の世界。
フォス「やめなさいヘザー!!どうして闇に惹かれたの!?」
ヘザー「お姉様・・・私は知ったのよ。世界は闇から生まれると。そこから光となって世界が創られた。私は闇の素晴らしさを見出した。だから私の邪魔をしないで。」
フォス「バカな真似は止しなさい!!一緒に闇の巨人と戦うって約束したのに、あなたが闇に囚われるなんて・・・」
ヘザー「私を恨んでも構わないわ。これは私自身が選んだ道よ。お母様も喜んでくれるはずよ。」
フォス「・・・そう・・・だったら私は、あなたの姉として妹のあなたを止める!!死んだお父様の為に!!」
ヘザー「そう。邪魔をするなら、お姉様だろうと許さない!!」
姉妹の巫女が激突した瞬間、突如現れたワームホールに飲み込まれてしまった。2人はそのワームホールを彷徨い続け、魔法や魔物が溢れる世界へ飛ばされた。
500年後の世界。
ヘザー「・・・・・・」
断崖絶壁の山頂で座っているヘザー。彼女は姉のフォスから貰ったエタニティコアの欠片を見詰めている。
ヘザー「お姉様。私はこの道へ進んだ事を後悔しない。この世界には闇に惹かれる人間は多く存在する。それは魔人に興味を持つ人間も同じ。」
エタニティコアの欠片を懐に仕舞って立ち上がる。
ヘザー「さて、そろそろ計画を始めようかしら。」
懐から水晶玉を取り出した。その水晶玉からある王国を映した。
ヘザー「その最適な場所は・・・フフ。」
彼女の目指す王国は何処なのか。
フェラント王国。
ロゼッタ「・・・・・・」
ホテルの部屋から外を見ているロゼッタにアランが来た。
アラン「ロゼッタ?どうかしたの?」
ロゼッタ「ねぇアラン。ヘザーは何で闇の巫女になっちゃったのかしら?」
アラン「え?」
ロゼッタ「お祖母様からフォスとヘザーは姉妹だって聞いた。なのに何で姉のフォスを裏切って闇に鞍替えしたのか。」
アラン「・・・ヘザーも何か辛い事があったんじゃないかな?大切な人を失ったとか、守りたかった場所を守れなかったとか。そのトラウマが影響して闇に惹かれたとかじゃないかな?」
ロゼッタ「そうかしら・・・」
アラン「考えるのは後にしよう。今日はフェラント王国を出発する日でしょ?」
ロゼッタ「そうね。」
ホテルを出た一行。
タクト「全員揃ったな?んじゃ、フェラント王国を出発しよう。」
レア「この国で色々あったもんな〜。呪いの椅子だったりエルピス・サファイアだったり、そしてタクト達が久し振りに会えたリナエル。」
タクト「そうだな。色々大変だったけど、皆で乗り越えたもんな。特にリナエルと久し振りに会えたのは嬉しかった。」
エイダ「でも病で亡くなっちゃったのが残念だったけど・・・」
ゼオラ「そう落ち込むな。亡くなっても思い出は生き続けるからな。」
フェオン「そうね。リナエルさんの誕生日パーティーはとっても楽しかったわ。」
タクト「それじゃあ、行こうか。」
馬車に乗り込もうとした時。
???「あら、もうここを発つのね。」
タクト「ッ!?」
黒い煙が現れ、そこからヘザーが現れた。
タクト・アラン「ヘザー!!」
イングリット「お前、今度は何をするつもりだ!」
ヘザー「あら酷いわね。命の恩人に向かってそんな口の利き方をするなんて。」
ヒナ「命の恩人?私達、あなたに命を助けられた覚えはありませんよ!」
ヘザー「覚えてないの?リナエル=ヴァレンツの秘密裏の葬儀の時、研究員達を蹴散らした怪獣の事。」
アラン「っ!?ゴルバーの事か!」
イザベラ「あの怪獣、あなたが生み出したんですか!?」
ヘザー「ええ。ちょっとした手助けとしてね。まぁ別に恨んでも構わないわ。」
ミウ「あなた、ここに現れたって事はまた何か企んでいるって事よね?」
ヘザー「そうね。私の計画を実行しようと思ってここに現れたのよ。」
ローラ「計画?一体何の計画を?」
ヘザー「ドグラ・マグマが成し遂げなかった計画。この世界中を闇に包み込む。」
リナ「何だと!?世界中を暗闇に沈めようとしているのか!?」
ヘザー「それ以外ないわ。私は自分でこの道を選んだ事を後悔しないわ。あなた達には相手を用意しているわ。」
黒い煙から1体の人形を出した。
タクト「そいつは!?」
ヘザー「最後のデザイアドール・ユラニア。あなた達にはこの子の遊び相手になって欲しいわ。」
ユラニア「お兄ちゃん達。お姉ちゃん達。私と遊ぼ?」
アンナ「以前に現れたアルベラとエフェルと同じ大きさのデザイアドール・・・」
ヘザー「じゃあ私はやる事があるからこれで。」
タクト「待て!何処へ行く気だ!」
ヘザー「計画執行に最適な国・・・」
「アールスハイド王国へ!」
タクト・フェオン「え!?」
ヘザー「じゃあね。」
黒い煙に入ってアールスハイド王国へ向かった。
タクト「待て!!」
だがヘザーが入った煙が消えた。
ユラニア「ねぇ、私と遊ぼ?」
タクト「くッ・・・!」
ロゼッタ「ねぇ、アールスハイド王国って?」
タクト「話は後だ。今はコイツを倒すぞ!」
アールスハイド王国。リッテンハイムリゾートにヘザーが現れた。
ヘザー「平和な国ね。・・・・ーーーーーーーーー。」
詠唱を唱えると、海底地震が起きた。
アールスハイド王都。
アウグスト「どうしたんだ!」
シン「リッテンハイムリゾートで何かあったのか!?」
アルティメット・マジシャンズが王城に集まった。
兵士「殿下!皆様!」
ディセウム「皆、リッテンハイムリゾートで異変が起きた。リチャード様。」
リチャード「ああ。ーーーーーーーーー。」
詠唱を唱えると壁にリッテンハイムリゾートが映った。海面に謎の突起物が現れてる。
シシリー「何ですかこれ?」
マーク「何かの結晶体っスか・・・?」
アウグスト「人間が作った物とは思えないな。」
アリス「ん?ねぇ!突起物の上に誰か立ってるよ!」
突起物の天辺に佇むヘザーが映っている。
マリア「誰アレ?人・・・じゃない?」
トール「そもそもあの突起物、何故ユリウス殿の領地に現れたんでしょう・・・」
ユリウス「解せないで御座るな・・・」
トニー「ユリウス。リゾートにあんな物があったって知ってた?」
ユリウス「いえ、初めて見るで御座る。」
フェラント王国。
ユラニア「アハハハハハ!!」
スズ「あわわわわわ!」
ユリア「危ないですわよ!!」
ユラニアの狂気染みた攻撃にユエリアンの戦士達が苦戦している。
シア「あの人、狂気に侵食されています・・・!」
ナタリー「だね・・・!これじゃあ近付く事は不可能ね!」
アンナ「私に任せて下さい!」
クロスボウを連射する。
ユラニア「キャハッ!」
小さな人形が現れ、クロスボウを体当たりで破壊した。
アンナ「自我を持つ小さな人形を携えています・・・!」
ジェシー「じゃあ今度は私が行くよ!!」
魔力を解放させてユラニアへ超速接近した。
ジェシー「やああぁぁぁーーーーーーー!!!!」
超高速ラッシュを発動した。だがユラニアはそれを華麗に避け続ける。
フェオン「皆避けてーーー!!!」
魔力を解放した大剣の刃が巨大化している。
フェオン「おりゃあああーーーーーーー!!!!」
刃が巨大化した大剣を振り回したが、ユラニアが高速で避けた。
フェオン「アイツ素早い!!」
ユラニア「ねぇその程度なの?ちょっと物足りないなぁ〜。」
ジリオラ「隙ありよ!!!」
ユラニア「ん?」
背後に回り込んだジリオラ。
ジリオラ「はぁっ!やぁっ!せいやぁぁーーー!!」
鞭を縦横無尽に振り回して攻撃するが、ユラニアはそれを避けるばかり。
ジリオラ「はぁ・・・はぁ・・・!」
カサンドラ「ドロシー!何とかならないんですか!?」
ドロレス「無茶言わないでよ。アイツの速度尋常じゃない。流石デザイアドールって訳ね。」
ユラニア「やっぱり物足りないわねあなた達。」
レナード「今度は僕が行くよ!!エイダ!ゼオラ!サポートして!」
エイダ「分かった!」
ゼオラ「油断するなよ!」
2人が魔力をレナードに供給して力を与えた。
レナード「はあぁぁぁぁ・・・・・・・!ヤァッ!!!」
超高速の剣撃でユラニアを追い詰める。
ユラニア「ッ!」
避け続けるユラニアだが、レナードの剣撃が少しずつユラニアの衣服に傷を付ける。
レナード「はああぁぁぁーーーー!!!」
回転切りを繰り出した。しかしユラニアが間一髪避けた。
ユラニア「ふぅ〜ん。中々やるじゃない。」
衣服に少しだが傷が数箇所ある。
ユラニア「中々やるじゃない。でもこれで準備運動は済んだ。さーてと、私もアールスハイドへ行こうかな?」
タクト「何!?」
するとユラニアの腰のリボンが翼の形になり、空を飛んだ。
ユラニア「私の速度に追い付けるかな?じゃあねー!」
そのままアールスハイド王国へ飛翔した。
グレア「逃げちゃった!!」
ティオ「アールスハイド・・・ヘザーが既に行ってるよ!」
タクト「ヒナ。ゲートの使い方覚えてるか?」
ヒナ「はい。シンさんから教わりました。」
タクト「一足先にアールスハイドへ戻れ。」
アラン「ロゼッタもフェオン達に付いて行って。」
ロゼッタ「分かったわ。」
タクトとアランが2つの神器の光を解放した。
ウルトラマンティガとウルトラマントリガーが瞬時にスカイタイプにタイプチェンジしてユラニアを追跡する。
ゴーテル「私達も行こう!」
ヒナ「はい!」
ルシア「アールスハイド王国に帰るの?」
フェオン「ええ。シン達に会えるわよ。」
ルシア「うん!また皆に会いたい!」
ガルーダ「ヒナ!早くゲートを開いて!」
ヒナ「ええ!」
ゲートを開いた。
イングリット「おお・・・!なんて魔法だ・・・!」
フェオン「皆行くわよ!」
ゲートを潜ってアールスハイド王国へ向かった。
アールスハイド王国・リッテンハイムリゾート。
シン「あれだ!」
謎の突起物を発見した。そしてその天辺に佇むヘザーも発見した。
ヘザー「ん?あらあら。」
浮遊して、アルティメット・マジシャンズの前に着地した。
ヘザー「あなた達がアルティメット・マジシャンズね。」
オリビア「誰ですか?あなたは。」
ヘザー「初めまして。私はヘザー。ドグラ・マグマと結託した闇の巫女よ。」
マナミア「闇の巫女・・・!?」
ヘザー「申し訳ないけど、私の計画の為にここを使わせて貰うわ。」
ユリウス「拙者の領地を計画の為にだと!?何を企んでいるので御座るか!」
ヘザー「ん〜。簡単に言うと、世界を闇に閉じ込めるみたいな?」
アウグスト「世界を闇に閉じ込めるだと・・・!?」
ヘザー「そう。それが私の計画。ん?」
アルティメット・マジシャンズの後ろを見て何かを感じた。
シン「おい、何を見ているんだ!」
ヘザー「どうやら、そろそろ来そうね。」
シン「え?」
彼らの後ろにゲートが現れ、そこからフェオン達が帰って来た。
フェオン「皆!!」
シン「あ!フェオン!皆!」
ユーリ「あらぁ?見慣れない顔もあるわねぇ。」
イングリット・ロゼッタ「私は・・・・」
フェオン「話は後よ。シシリー、ルシアを頼むわ。」
シシリー「え?は、はい。」
ルシアをシシリーに預けてヘザーの前に立つ。
フェオン「ヘザー!アールスハイドで何をしようって言うの!?」
ガルーダ「うっわ!何あの突起物!?」
レベッカ「あの人が生み出したみたいなんです!」
ヘザー「これだけ大所帯になると賑やかねぇ。」
フェオン「巫山戯んじゃないわよ!あなたの野望もここで潰すわ!」
戦士達が武器を構える。
ヘザー「まぁ慌てないで。計画にはまだ一歩足りないわ。」
イザベラ「まだ一歩?一体何をですか?」
ヘザー「最後の材料が足りないって意味。でもその材料がそろそろ届くわ。」
ミウ「何ですって?」
ヘザー「それが届くまで、あなた達と遊ぶわよ!!」
黒い魔法弾を放った。
フェオン達「っ!!」
しかし、謎の結界が張られ黒い魔法弾が粉砕された。
フェオン「っ!?」
ヘザー「・・・まだ生きていたのね。」
ロゼッタの髪飾りから光が溢れた。その光が人の姿になった。
ヘザー「お姉様。」
ロゼッタ「まさか・・・ご先祖様!?」
その人物は、ロゼッタのご先祖でヘザーの姉のフォスだった。
フォス「ヘザー。これ以上は止めなさい。」
ヘザー「何を今更。私はこの道を選んだ事を後悔しないって。」
リン「ね、ねぇ・・・何が起きたの・・・?」
マリア「急な展開に付いて行けてない・・・」
ヘザー「無駄話はそこまでよ。そろそろ来るわね。」
黒い煙を出してそこへ入って行った。
ロゼッタ「待ちなさい!」
フォス「ロゼッタ。付いて来なさい。皆もこっちへ。」
遥か上空。ユラニアを追跡するティガとトリガーの姿があった。
ティガ「タァッ!!」
フラッシュボマーがユラニアの片翼を破壊した。
ユラニア「きゃあああーーーーーー!!!!」
片翼を破壊されたユラニアが地上へ落下する。
アールスハイド王国の広い荒野にユラニアが落下した。
ティガ・トリガー「ッ!」
荒野にティガとトリガーが着地した。
離れた場所にシン達がフォスに付いて来られて到着した。
シン「ティガ!タクトが帰って来たんだな!」
トニー「あれ?あの巨人・・・ティガに似てない?」
ロゼッタ「あれはウルトラマントリガー。私の仲間よ。」
シシリー「ウルトラマントリガー・・・?」
ティガ「フッ!」
トリガー「ダァッ!」
ユラニア「くぅぅ・・・!よくも私の大事な衣服を!こうなったら・・・!」
衣服の一部を破いて、それを魔法で鍵型の武器に変えた。
ユラニア「さぁ、一緒に遊ぼ!」
鍵を握ったユラニアがティガとトリガーに向かって走り出す。ティガとトリガーもユラニアに向かって走り出す。
ユラニア「アハハ!」
突如ジャンプしたユラニア。
ティガ・トリガー「ッ!?」
ジャンプしたユラニアがティガとトリガーの背後を取った。
ユラニア「アハハハハハ!」
ティガ「ドゥアッ!!」
トリガー「ウアッ!!」
鍵型の武器を水平に振ってティガとトリガーを怯ませた。
ユラニア「アハハハハハ!!」
狂気に嗤いながらティガとトリガーに猛攻を加える。
ユラニア「やあぁっ!!」
再びユラニアがジャンプした。
ティガ・トリガー「ッ!?」
ユラニア「アハハハハハ!!!」
鍵型の武器を強く振り下ろした。
ティガ「ドゥアッ!!」
トリガー「ウアッ!!」
攻撃を受けたティガとトリガーが吹き飛ばされて倒れた。
ユラニア「もう終わりなのぉ?」
ティガ「ウッ・・・!」
ユラニア「まずはあなたから!」
ティガ「ウッ!」
倒れてるティガの首を掴んで持ち上げた。
ユラニア「じゃあ早速だけど、壊させて貰うね!」
鍵型の武器でティガを突き刺そうとした瞬間。
トリガー「ダァッ!!」
パワータイプにタイプチェンジしたトリガーがユラニアの右腕を掴んで背負い投げした。
ユラニア「があっ!!」
背負い投げされたユラニアが地面に倒れた。
ティガ「・・・!」
解放されたティガが立ち上がった。
ユラニア「くゥ・・・!!」
ジャンプしたティガがユラニアに迫る
ティガ「タァッ!」
かかと落としがユラニアの頭部に直撃した。
ユラニア「ぐはっ!!」
トリガー「ダァッ!ハァッ!」
怯んでるユラニアにトリガーのパワーキックとパワーチョップの連続攻撃がユラニアに炸裂した。
ティガ「タァッ!!」
スカイキックがユラニアの腹部に命中し、ユラニアが後ろへ吹き飛んだ。
ユラニア「くッ・・・!こうなったら!!!」
鍵型の武器に魔力を集めて、巨大な魔法弾を放った。
ティガ「ハッ!!」
ウルトラシールドで魔法弾を防ぐ。
ティガ「タァッ!」
ウルトラシールドを張ったままジャンプした。
トリガー「ダァッ!」
魔法弾を防いでるウルトラシールドをパワーキックで弾き返した。
ユラニア「え・・・!?」
魔法弾がユラニアの胸部に直撃した。
ユラニア「いやあああぁぁーーーーー!!!・・・・・・・」
魔法弾を受けたユラニアが機能を強制停止された。
ティガ「ッ!」
両腕を胸の前で交差させ、左右に伸ばしてエネルギーを集める。
トリガー「ダァ!」
両腕を左右から上にあげ、胸の前に集めた超高熱のエネルギーを光球にした。
ティガ「タァッ!!」
トリガー「ダァッ!!」
ランバルト光弾とデラシウム光流の同時攻撃がユラニアに直撃し、ユラニアが爆発四散した。
ティガ・トリガー「・・・・・・・・」
ユラニアを倒したティガとトリガーが光に包まれて元の姿に戻った。
荒野の真ん中に佇むタクトとアランにシン達が駆け寄った。
シン「タクト!!」
名前を呼ばれ、タクトがシン達に振り向いた。
シン「おかえり。」
タクト「ただいま。皆。」
アリス「わあタクト君久し振り!1年振り!」
1年振りの再会にアルティメット・マジシャンズが喜ぶ。
アウグスト「ん?君は・・・」
アラン「僕はアラン。ウルトラマントリガーの仮の姿。」
ロゼッタ「アラン!終わったのね。」
アラン「うん。ん?」
そこにフォスが来た。
アラン「フォス!!」
フォス「久し振り。トリガー。初めまして、タクト=クリスティ。ウルトラマンティガ。」
タクト「アンタがロゼッタのご先祖のフォスか。」
フォス「急いで。ヘザーが。」
ヘザー「ようやくやってくれて良かったわ。」
全員「!?」
現れたヘザーの右手には黒い塊が握られている。
ヘザー「感謝するわタクト。アラン。私の必要な材料がやっと揃ったわ。」
タクト「材料?」
ヘザー「あなた達が倒した最後のデザイアドール。その核が私の計画の材料だったのよ。」
アラン「え・・・!?」
ヘザー「プラチナム。ロンズデーライト。アルベラ。エフェル。カーボニア。そしてユラニア。その全ての核が揃った今、世界中を闇で包み込む絶好の機会。じゃあね。」
黒い煙に包まれて姿を消した。
タクト「ッ!!」
フォス「皆。話したい事があるわ。」
タクト「・・・だったら、アルティメットギルドへ移動しよう。そこで話を聞かせてくれ。シン。」
シン「ああ。」
ゲートを開いてアルティメットギルドへ移動する。
リッテンハイムリゾートに現れた突起物の前にヘザーが立ち尽くす。
ヘザー「お母様。遂に悲願が達成するわ。」
大いなる計画を実行するヘザーを止める為アールスハイド王国に帰還したタクト達。ヘザーの持つ邪悪なる力が、大いなる闇を生み出した。