ウルトラマンティガ THE ULTIMATE MAGICIANS 作:naogran
石に戻ってしまった2人のウルトラマン、ティガとトリガーはもう二度と光になる事は出来ないのか。
ヘザー『ハッハッハ!!!』
メガタノゾーア「ーーーーーーーーーー!!!!!」
石像になってしまったティガとトリガーの映像を見ていた避難民が驚愕する。
アズマ「やられたのか・・・!?」
シイナ「ティガがやられちゃうなんて・・・」
ナナセ「あのウルトラマンも・・・」
タカオ「もうお終いです・・・・」
カオル「嘘だ・・・そんなの嘘だ!!」
アールスハイド王城。
シシリー「タクト君・・・アランさん・・・」
シン「くそッ!!」
石像に戻ってしまったティガとトリガーに、シンが壁を殴った。
シン「やられたなんて・・・こんなの・・・!」
シシリー「シン君・・・」
アウグスト「このまま我々は、ヘザーに屈するしかないのか・・・」
ロゼッタ「・・・・・」
???『ロゼッタ。聞こえる?ロゼッタ。』
ロゼッタ「え?・・・アラン!?」
全員「っ!?」
突然ロゼッタにアランの声が聞こえた。
ロゼッタ「アラン!大丈夫なの!?」
アラン『ああ。テレパシーで君に声を届けている。タクトも無事だよ。』
タクト『すまない皆。』
ロゼッタ「タクト!」
フェオン「え・・・!?」
タクト『ロゼッタ。俺達の声を皆に共有してくれ。』
ロゼッタ「分かったわ。」
2人のテレパシーをシン達に共有する。
フェオン「タクト!無事なの!?」
タクト『ああ。ヘザーは強い。油断してしまい、すまなかった。』
フェオン「・・・あなたが無事ならそれで良いのよ・・・」
ルシア「お父さん、聞こえるかな?」
イザベラ「タクトさん!私の声聞こえますか?」
タクト『ルシアとイザベラだろ?勿論聞こえるさ。』
マリア「タクト。アラン。どうにか復活出来そう?」
アラン『う〜ん・・・石像に戻ってしまった以上、僕達だけじゃどうする事も出来ないよ。』
タクト『でも諦めてはいけない。皆で出来る限りの事をする。そうすれば、自ずと道は切り開ける。』
シン「・・・そうだな。」
アリス「でもでも、2人を復活させるにはどうすれば良いの?」
ローラ「それが問題よね・・・」
フォス「1つ、可能性があるわ。」
ローラ「え?」
ロゼッタ「ご先祖様?」
フォス「これを使うわ。」
懐から、エタニティコアの欠片を出した。
ロゼッタ「エタニティコアの欠片!?」
トニー「何だいそれ?」
ロゼッタ「私が先祖代々から受け継がれている物。ご先祖様も持っていたなんて。」
フォス「ロゼッタ。あなたがトリガーに与えたエタニティコアの欠片は、私の物の半分。これを使えば、トリガーを助ける事が出来るわ。」
ロゼッタ「・・・・・!」
フォス「しかし問題はこの欠片は1つしかない。ティガを助ける方法を・・・」
ヒナ「あ、私に良い考えがあります。」
フォス「え?」
ヒナ「実は以前、魔法でレンズを作った後、太陽の光でティガを回復させた事があります。」
シン「そうか!光で照らせば、ティガを復活させるかも知れない!」
エミリー「だが、どうやって光を照らすのか。空はヘザーが生み出した黒い雲で遮られているから。」
シン「あ、そうか・・・」
マーリン「それならば、ワシらが手を貸そう。」
シン「爺ちゃん達が?」
メリダ「空を遮っている黒い雲を払えば良いんだろ?」
リチャード「私達も2人を助けたいんだ。」
オリベイラ「皆さんが仰るなら、私も力になろう。」
ユーリ「ありがたいけど、皆に危険が及ぶんじゃ・・・」
レア「心配ないぞ!レア達はユエリアンの戦士だ!」
アンナ「皆で数々の死戦を潜り抜けたんですもの!」
ミウ「今度は私達がタクトとアランを助ける番。」
ジェシー「皆で一緒に戦おう!」
シン「ありがとう皆。・・・オーグ。」
アウグスト「・・・危険だと思うが、それしか無かろう。父上、良いですか?」
ディセウム「そうだな。2人を救えるのはその手しか無い。皆、必ずやり遂げるのだぞ。」
アルティメット・マジシャンズ「はい!」
フォス「ユエリアンの神子の皆さん。ゼオラ、エイダ。お願いする事があるわ。」
ヒナ・シア・ナタリー・パドメ「ん?」
ゼオラ「私達に?」
エイダ「何何?」
精神世界。
タクト「クッ・・・」
アラン「・・・・・」
今のタクトとアランは、水晶の中に閉じ込められている。するとヘザーの幻影が現れた。
ヘザー『もう諦めなさい。あなた達に私を勝てる術はもう失ったんだもの。』
タクト「戯言を。今俺の仲間達が俺達を救う作戦を立てている。何れお前の野望が崩れるはずだ。」
アラン「これ以上世界を滅ぼそうとして何になるんだ!」
ヘザー『何になるって?そんなの、これから考えれば良いだけよ。私の今の目的は、始末されたお母様の悲願を実現する為だけ。何れあなた達の仲間や愚かなお姉様も滅ぶわ。』
タクト「・・・確かに世界は闇、暗黒から生まれた。けどな、生まれた命はその先の光を掴む事を許されている。」
ヘザー『へぇー。それは楽しみにね。まぁ精々そこでお仲間達が殺られるのを見届けなさい。アハハハハハ!!』
嗤いながら幻影が消えた。
アラン「タクト・・・」
タクト「心配無い。仲間達が救ってくれる。アイツらを信じよう。」
アラン「・・・うん。」
アールスハイド王国・リッテンハイムリゾートの浜辺にアルティメット・マジシャンズとユエリアンの戦士達が立っている。
シン「この先にタクトとアランが。」
リン「過酷な戦いになると思う。」
ユリウス「だが、拙者達とユエリアンの皆が力を合わせれば怖いもの無しで御座る。」
フォス「それじゃ、作戦を言うわね。」
戦う前にフォスが皆に作戦を伝える。
フォス「精霊達が魔法を合わせて光を生み出して、ティガに光を照らす。そして私とロゼッタ、神子の皆とゼオラとエイダは魔法でエタニティコアに力を与える。その間にアルティメット・マジシャンズと戦士達はヘザーを撹乱して欲しい。」
オリビア「でもフォスさん。敵と言っても、あなたの妹さんなんですよね?」
フォス「・・・あの子は自分の選んだ道に後悔は無いって言っていたわ。だから、妹を止める為に手段を選ばない。私もその後悔を捨てるわ。」
マーク「フォスさん・・・」
フェオン「スズ。あなたに重大任務を与えるわ。」
スズ「じ、重大任務!?ま、まさか先に行って戦って来いって事ですか!?嫌嫌嫌嫌無理ですよそんなの!!」
フェオン「あはは。誰もそんな事言ってないわよ。あなたは、タクトとアランの復活に臨む皆を守って欲しいのよ。これはあなたにしか出来ない事。出来るわね?」
グレア「私達もスズに協力するよ!」
ティオ「4つの自然をスズに与えれば、防御力は格段と上がるよ。」
ガルーダ「僕達の力を使ってね。」
ゴーテル「頼りにしているわ。スズ。」
カサンドラ「私も守りに徹します!」
スズ「ううぅぅ・・・・」
シア「スズさん・・・」
スズ「・・・怖い・・・怖いけどやる!今回は守られてばかりじゃダメなんだ!今度は私が皆を守るよ!!ウオーーー!やってやるぞーーー!!」
決心して皆を守る事を約束したスズがやる気を出した。
ユリア「頼りにしていますわ。スズさん。」
ダイアナ「気を付けてね。ジリオラ。」
ジリオラ「任せて!」
アウグスト「よし。アルティメット・マジシャンズ!ユエリアン!出撃だ!」
アルティメット・マジシャンズ・ユエリアンの戦士「了解!!」
彼らは、メガタノゾーアの居る大海原へ飛翔した。
フォス「皆さん、一緒に。」
エタニティコアの欠片を浮かばせた。
ロゼッタ・ヒナ・シア・ダイアナ・ナタリー・パドメ・ゼオラ・エイダ「ハァッ!」
魔法でエタニティコアの欠片に力を与える。
グレア「スズ、行くよ!」
スズ「う、うん!」
4人の精霊がスズの盾に力を与えた。
スズ「そーーーれっ!!」
魔石を発動させて巨大な盾を展開した。
大海原。
メガタノゾーア「ーーーーーーーーーー!!!」
上空にアルティメット・マジシャンズとユエリアンの戦士が現れた。
シン「見えた!あれが!」
トール「あれがメガタノゾーアですか・・・!?」
アリス「すっごくデカいよアレ!?」
レベッカ「大きさで言うと、300m程です!」
アウグスト「各員!攻撃開始!!」
メガタノゾーア「ーーーーーーーーーー!!!」
アリス、リン、レベッカの爆裂魔法がメガタノゾーアの胴体を爆発させた。
シン「ッ!」
それに続いてシン達も魔法を連射してメガタノゾーアにダメージを与える。
メガタノゾーア「ーーーーーーーーーー!!!」
トニー「フェオン!エミリー!リナ!レナード!行くよ!」
フェオン「ええ!」
魔石を発動させて巨大な刃を生み出した。
エミリー「ああ!」
魔石を発動させた。
リナ「はい!」
魔石を発動させた。
レナード「行くよ!!」
剣を構えて目を閉じる。
トニー「ッ!」
迫り来る触手をバイブレーションソードで切断した。
フェオン「やあぁぁぁーーーー!!」
巨大な刃で一際大きい触手を斬り落とした。
エミリー・リナ「やあああぁぁぁーーーーー!!」
高速斬撃で胴体に傷を刻む。
レナード「だああぁぁーーーーー!!!」
高速刺突でメガタノゾーアの殻の部分を貫いた。
ローラ「これでも喰らいなさい!!!」
柳葉刀の巨大な刃を振り下ろした。
レア「これでどうだ!!」
アンナ「っ!」
旋刃盤の光輪とクロスボウの魔法弾を連続発射。メガタノゾーアの胴体に切り傷が生じた。
ユリア「ジリオラさん!イングリットさん!」
ジリオラ「ええ!」
イングリット「ああ!」
ユリア「おりゃりゃりゃりゃりゃ!!」
魔石を発動したハンマーでメガタノゾーアに何度も叩き込む。
ジリオラ「はああぁぁぁぁーーーーーー!!!!」
魔石を発動した鞭を高速回転して巨大な竜巻を発生させた。
ジリオラ「やああぁぁぁーーー!!」
発生した巨大竜巻をメガタノゾーアに投げた。
メガタノゾーア「ーーーーーーーーーー!!!!」
巨大竜巻に翻弄されているメガタノゾーアにイングリットが迫る。
イングリット「はああぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!」
ヌンチャクを縦横無尽に振り回しながらメガタノゾーアの全身を叩き込む。
ミウ「っ!!」
鎌の鎖で触手を縛って、その隙に胴体を切る。
ジェシー「やああぁぁぁーーーーー!!!」
高速パンチがメガタノゾーアの胴体に大打撃を与えた。
メガタノゾーア「ーーーーーーーーーー!!!!」
あれ程のダメージでもメガタノゾーアは平然としている。
シン「硬過ぎる・・・!」
アウグスト「怯むな!攻撃を続けろ!」
浜辺では、ロゼッタ達がエタニティコアの欠片に力を与えている。
マーリン「っ!行くぞ!」
メリダ「ああ!」
リチャード「ふんっ!」
オリベイラ「やぁっ!」
3人の英雄とオリベイラが空に向かって巨大な魔法を放った。巨大な魔法が空を遮っている黒い雲を払う。雲が徐々に晴れていく。
スズ「雲が晴れていく!」
グレア「スズ!集中して!」
スズ「あ、うん!」
大海原。
メガタノゾーア「ーーーーーーーーーー!!!」
晴れていく雲を見たメガタノゾーアが暴れ始めた。
アウグスト「マズい!奴が暴れ出した!!」
メガタノゾーア「ーーーーーーーーーー!!!」
ヘザー『無駄な足掻きを!!』
メガタノゾーアの触手がアルティメット・マジシャンズとユエリアンの戦士を束縛した。
シン「があっ!!」
フェオン「ああっ!!」
束縛されて身動きを封じられた。
ヘザー『お前達が何をしているか理解したぞ!貴様らの始末は後回しだ。手始めに・・・向こうの連中を始末してやる!!!!』
両目から火炎弾を連射した。
シン「しまった!!」
浜辺に火炎弾が迫る。
スズ「な、何か来た!!」
カサンドラ「はぁっ!!」
剣で迫り来る火炎弾を斬り裂いた。
盾が火炎弾を防ぐ。
スズ「う、うああああああーーーーー!!!」
力を振り絞るが、火炎弾が爆発した。
スズ「うわあああああーーーー!!!」
グレア・ティオ・ガルーダ・ゴーテル「うわあああっ!!」
爆風でスズと4人の精霊が吹き飛ばされた。
カサンドラ「スズ!皆さん!」
マーリン・メリダ・リチャード・オリベイラ「っ!!」
爆風でマーリン達が怯んだ。魔法が消え、晴れていた空が再び黒い雲で覆われた。
スズ「あ!マズい!!」
最後の火炎弾がロゼッタ達に迫る。
スズ「えいっ!!」
だがいち早く気付いたスズが前に立って再び盾を発動させた。
スズ「私が・・・!!皆を守るんだああーーーーー!!」
アールスハイド王城。
アルバス「レナード!皆!」
レイチェル「皆さんが・・・」
ディセウム「最早これまでか・・・誰も2人を救えないと言うのか・・・」
エリザベート「殿下・・・!」
メイ「お兄様・・・!」
だが。
アズマ「ティガ!!!!」
仲間達「ティガーーーーーー!!!!」
アールスハイド王国の仲間達と、嘗て共に旅をした各国の仲間達が眩しい光を起こした。その光が一直線にティガの元へ飛んで行った。
大海原に仲間達から溢れた光が飛んで来た。
メガタノゾーア「ーーーーーーーーー!!!」
ヘザー『な、何だこの光は!?』
その光は、石像になったティガのカラータイマーに集まって行く。
シン「光が・・・!」
フェオン「光がいっぱい・・・!!」
無数の光にフェオンが涙を流した。
浜辺。
フォス「っ!」
エタニティコアの欠片に力が宿った。
フォス「出来た!」
ロゼッタ「やった!」
スズ「うおおおおおお・・・・!!!」
火炎弾に堪えてるスズ。フォスが魔法で火炎弾を消した。
スズ「はぁ・・・はぁ・・・ありがとうフォス・・・!」
フォス「よく頑張ったわ。」
ロゼッタ「これを早くトリガーに・・・」
フォス「ロゼッタ。あなたの持ってるトリガーダークの水晶玉も一緒に。」
ロゼッタ「え?」
フォス「今のアランなら大丈夫。私を信じなさい。」
ロゼッタ「・・・・はい!!」
エタニティコアの欠片とトリガーダークの闇を吸収した水晶玉を手に持つ。
ロゼッタ「目覚めて!!ウルトラマントリガーーーーーーー!!!」
その2つを魔法で飛ばしてトリガーに届ける。
エタニティコアの欠片とトリガーダークの水晶玉が石像になったトリガーのカラータイマーへ入って行った。
ティガの精神世界。
タクト「あ・・・!!」
彼の前に現れたのは、嘗て共に戦った仲間達の姿だった。仲間達はタクトに手を伸ばした。
タクト「皆・・・!ありがとう!」
手を伸ばす仲間達にタクトも手を伸ばした。
トリガーの精神世界。
アラン「・・・!」
エタニティコアの欠片と水晶玉がアランの前に現れた。
アラン「ロゼッタ・・・フォス・・・ありがとう!!」
2つの力に手を伸ばした。
大海原に巨大な2つの柱が出現した。1つは光の柱。もう1つは光と闇が交じった柱。
シン「っ!!」
光の柱からウルトラマンティガがグリッターティガとなって復活した。光と闇の柱からウルトラマントリガーが光と闇が合わさった最終姿トリガートゥルースとなって復活した。
シン「タクト・・・!アラン・・・!2人が復活した!!」
フェオン「タクト!!」
ロゼッタ「アラン!!」
ヘザー『まさか・・・!人間共の光と・・・光と闇で復活と言うのか!?そんな事ありえない!!!!』
グリッターティガ「フッ!」
黄金のエネルギーをカラータイマーに集める。
メガタノゾーア「ーーーーーーーーー!!!!」
グリッターティガ「タァッ!」
パンチと共に黄金の衝撃波を放つグリッターボンバーがメガタノゾーアを吹き飛ばした。
メガタノゾーア「ーーーーーーーーー!!!!」
トリガートゥルース「ハッ!」
手刀に光と闇のエネルギーを集中させた。
トリガートゥルース「ダァッ!!」
手刀とキックから衝撃波を放つトゥルーボンバーストライクがメガタノゾーアの触手を根本まで破壊した。シン達は触手から解放された。
グリッターティガ「ッ!」
再び黄金のエネルギーを集める。
ティガ「タァッ!」
キックと共に黄金の衝撃波を放つグリッターバニッシュがメガタノゾーアに命中した。
メガタノゾーア「ーーーーーーーーーー!!!!」
ヘザー『こんなバカな・・・!!こんなの認めん・・・認めんぞおおおおーーーーーー!!!!』
グリッターティガ・トリガートゥルース「フッ!」
両腕を前に突き出し交差させ、大きく横にゆっくり広げてエネルギーを集める。
グリッターティガ「タァッ!」
トリガートゥルース「ダァッ!」
グリッターゼペリオン光線とトゥルーゼペリオン光線を放つ合体技・GTスペシャルがメガタノゾーアに直撃した。
メガタノゾーア「ーーーーーーーーーー!!!!」
GTスペシャルの直撃を受けたメガタノゾーアが苦しむ。
トリガートゥルース「ーーーーーーーー。」
秘められているエタニティコアの力を解放し、全身に光が纏った。
グリッターティガ・トリガートゥルース「ッ!」
拳を握った両腕を額の上あたりで交差させ、円を描くようにゆっくりと腕が水平になるまで開いた。
グリッターティガ「タァッ!」
トリガートゥルース「ダァッ!」
タイマーフラッシュスペシャルとトゥルータイマーフラッシュが交わり、メガタノゾーアの装甲を破壊してトドメを刺した。
メガタノゾーア「ーーーーーーーーーーー!!!!!」
ヘザー『タクト・・・!アラン・・・!お前らさえ・・・お前達させいなければーーーーーーーーー!!!!!!』
メガタノゾーアが大爆発し、黒い雲もメガタノゾーアの大爆発と共に跡形もなく祓われた。
グリッターティガ・トリガートゥルース「・・・・・・」
黒い雲が祓われ、大陸に太陽が照らされた。
精神世界。タクトとアランが現れ、膝を崩したヘザーに近付く。
ヘザー「はぁ・・・はぁ・・・何故・・・何故私の闇を拒絶するの・・・!?」
タクト「言っただろ。闇から生まれた命は、その先の光を掴む事を許されるって。」
アラン「君も闇から生まれた命ある者。だから、光を掴む事だって出来たんだ。」
ヘザー「私が・・・光を・・・!?そんなのまやかしだ!私にはお母様から授かった闇があるんだ!!」
???「もう止めなさい!ヘザー!」
精神世界にフォスが現れた。
ヘザー「お姉・・・様・・・!?」
フォスは、ヘザーを抱き締めた。
ヘザー「な・・・何のつもりだ・・・!?」
フォス「あなたがそこまで追い詰められてたなんて知らなかった・・・ごめんなさい・・・」
ヘザー「何を今更・・・!?」
フォス「ヘザー。あなたも私や彼らと同じ人なのよ?そして誰しも光と闇を持っている。だから、闇を拒絶なんかしないわ。私はあなたを・・・ヘザーを助けたかった。」
ヘザー「・・・・・・・」
彼女の説得でヘザーが涙を流した。
ヘザー「・・・お姉様・・・」
フォス「ん?」
ヘザー「ごめん・・・なさい・・・」
フォス「・・・もう良いのよ。」
大海原。
フォス「帰りましょう。ヘザー。」
ヘザー「・・・ええ。お姉様。」
2人は光に包まれ、天に召された。
グリッターティガ・トリガートゥルース「・・・・・」
天に召される2人を見届けた。
戦いが終わった後。タクトとアランが海岸から青空を眺めている。
アラン「ヘザー、救われたのかな?」
タクト「きっとな。フォスと一緒に親御さんに会えたんだろう。」
アラン「人間誰しも光と闇を持ってる。僕達も同じだね。」
タクト「ああ、そうだな。」
フェオン「タクト!」
ロゼッタ「アラン!」
タクト・アラン「?」
後ろを振り向くと、フェオンとロゼッタ。仲間達が駆け寄って来た。
タクト「皆・・・」
帰って来たタクトにフェオン、アランにロゼッタが抱き締めた。
タクト「ただいま。フェオン。」
フェオン「・・・うん・・・!」
アラン「心配させてごめんね。」
ロゼッタ「・・・ううん・・・」
シン「これで旅は終わったのか?」
タクト「みたいだな。」
ドロレス「ねぇ、フォスはどうしたの?」
アラン「フォスは、ヘザーと一緒に帰って行ったよ。」
ドロレス「ヘザーも救われたのかな?」
アラン「きっとそうだよ。」
アリス「ねぇ、あの時の光って何だったのかな?」
タクト「俺の嘗ての仲間達の光だった。彼らに感謝しなきゃだな。」
その後。アランとロゼッタはアールスハイド王国を発った。世界中の危機から人類を救う旅に出たのだ。
エイダ「また2人と会えるかな?」
タクト「会えるさ。世界は広いんだから。さーってと、全て終わった事だし、家でのんびりするか!」
フェオン「そうね!」
全ての力を倒し、アールスハイド王国へ帰還したタクト達。新しい日常が始まった。
それは、魔人との戦いに於いて結成された連合国の中で最東に位置するエルスの、更に東に広がる山岳地帯。それを越えた先にある砂漠地帯の・・・更に東。未踏の地とされたその先には・・・1つの大きな国があった。
リーファン「どうしてもこの先へ行かれるのですか?シャオリンお嬢様。」
シャオリン「ええ・・・行くわ。行かないと・・・我が家は終わりだもの。」
リーファン「そうですか・・・ならばもう止めませぬ。共に死地へ踏み出しましょう。」
シャオリン「頼りにしてるわ。リーファン。」
2人の謎の人物・シャオリンとリーファン。この2人は一体何者なのだろうか。
卒業式を終え、平和を享受していたアルティメット・マジシャンズ。エルス自由商業連合国に東の果ての国からシャオリンとリーファンが来訪した。2人からある提案が持ち掛けられた。