ウルトラマンティガ THE ULTIMATE MAGICIANS 作:naogran
イングリットが仲間になった後日。森林の中で野営するタクト達。夜になって全員が眠る。
黒い空間。
レナード「・・・ここは・・・?」
1人佇むレナードに、無数の白い魂が現れた。
魂『何故お前は生きてる?何故お前は死なない?』
レナード「何・・・?」
魂『お前はこの世界で、我々にとっては異端に過ぎない異物だ。』
魂『お前を殺さないと、我々の恨みは晴れない。』
レナード「君達は・・・まさか・・・」
魂『必ずお前を殺す。それまで首を長くして待っていろ。』
朝になり、一行が馬車に乗って次の国へ向かう中。
レナード「・・・・・」
ゼオラ「レナード?どうかしたのか?」
レナード「え?あ、いや。ちょっと昨日余り眠れなくて。」
ゼオラ「睡眠不足は体に毒だ。今日の夜はしっかり眠るんだぞ。」
レナード「うん、ありがとう。」
昼になり、草原でキャンプする。
タクト「なぁイングリット。ユエリアンでは強いって言われてたのか?」
イングリット「いや、大した事はないが。」
レア「実はイングリットはな、右に出る者は居ないって言われてる程なんだぞ?」
エイダ「へぇ〜!あのデザイアドールの時も凄い戦いしてたもんね!」
タクト「なら後で、少しイングリットと模擬戦してみたいな。」
フェオン「イングリットは強いわよ?」
昼食後。タクトがイングリットと模擬戦した。
タクト「うへぇ〜、エミリー以上の実力だな。」
イングリット「お前も中々やるな。タクト。」
ローラ「凄いわ。結構互角だったわ。」
タクト「おいレナード。お前もやってみるか?」
レナード「え?僕?」
タクト「アルバスから伝授した剣技でやってみろ。」
レナード「あ、うん。」
タクトと交代して、レナードが木刀を構える。
レナード「行くよイングリット。」
イングリット「ああ。全力で来い。」
レナード「フッ!」
イングリット「フンッ!」
2人が剣とヌンチャクで互角に戦う。
スズ「す、凄い・・・!目が追い付かないよ!」
ユリア「イングリットさんに並ぶ強者の誕生しそうですわね。」
ルシア「レナードお兄ちゃん凄い!イングリットお姉ちゃんも頑張って!」
レナード「ッ!」
振り上げた木刀がイングリットのヌンチャクを飛ばした。
イングリット「あ!」
レナード「貰った!」
木刀を振り下ろした瞬間。
”ドクン!”
レナード「うっ・・・!?」
突然苦しむレナード。イングリットが隙を見てレナードの腹部にヌンチャクを当てた。
リナ「あ!イングリットさんが勝ちました!」
ナタリー「どうしたのレナード?さっき振り下ろせば勝てたのに。」
レナード「ご、ごめん。何かちょっと気分が悪くて・・・」
ナタリー「ええ?大丈夫?彼処の木陰で休んだ方が良いよ?」
レナード「あ、うん・・・」
ナタリーに支えられ、近くの木陰に座って休む。
シア「レナードさん。お水飲みますか?」
レナード「あ、ありがとうシア。」
シアから水が入った水筒を受け取って水を飲む。
タクト「どうしたんだレナードの奴。急に気分が悪くなるなんて。」
エミリー「さっきまで元気だったのに。」
ゼオラ「タクト。ちょっと話が。」
タクト「ん?」
少し離れた場所でゼオラがタクトに話す。
タクト「朝からレナードの様子が?」
ゼオラ「ああ。本人は寝不足で眠れなかったと言っていたが、妙な違和感があってな。」
タクト「もしかして、夢の中で魘されていたとか?」
ゼオラ「魘されていた?」
タクト「ホラ、以前にレナードが村人達の怨霊に取り憑かれて苦しんでいた時あっただろ?その昔の記憶が蘇って魘されたとか。」
ゼオラ「・・・そうかも知れないな。」
タクト「取り敢えずしばらく様子を見よう。もし異変だと確信したらレナードを助けよう。」
ゼオラ「そうだな。」
夜。再び野営で全員が眠りに入った。
黒い空間。
レナード「・・・またこの空間・・・」
魂『準備が整った。これでお前を始末出来る。』
レナード「始末・・・?まさか僕を本気で!?」
魂『そうだ。これで我々の無念は晴れる。我々を見捨てた事を後悔するが良い!ーーーーーーーーー。』
無数の魂が詠唱を唱えた。
レナード「ウッ・・・!あ、ああ・・・!」
その詠唱にレナードが頭を抱えて苦しみ始めた。
魂『死ねぇ異端め!!!!』
すると無数の白い魂がレナードに迫り来る。
レナード「っ!!」
???「レナードさん・・・!レナードさん・・・!」
レナード「っ!?」
黒い空間にイザベラの声が聞こえた。
魂『チッ!』
分が悪くなった無数の魂が消えた。
イザベラ「レナードさん!レナードさん!」
レナード「はっ!はぁ・・・はぁ・・・」
起き上がったレナード。彼の顔は汗まみれになってる。
イザベラ「レナードさん大丈夫ですか?」
レナード「はぁ・・・はぁ・・・あ、ありがとう・・・イザベラ・・・」
ヒナ「凄い汗ですよ。」
ハンカチでレナードの汗を拭いてあげる。
タクト・ゼオラ「・・・・」
フェオン「一体何があったの?レナード。凄い魘されていたけど。」
タクト「ゼオラ。」
ゼオラ「ああ。」
タクトがレナードに近付く。
レナード「ありがとう。僕はもう大丈夫。朝ごはんまだかな?」
タクト「おいレナード。」
レナード「え?」
立ってこちらを見てるタクトを見上げるレナード。
レナード「え?どうしたの?」
タクト「お前、ちょっと背中向けろ。」
レナード「え?」
タクト「いいから。」
レナード「う、うん。」
背中をタクトに向けると、タクトがレナードのサスペンダーを外して服を脱がした。
レナード「っ!」
ジェシー「え・・・!?」
その場に居た全員が、レナードの背中を見て驚愕した。その理由は・・・
背中に痣が広がっていたからだ。
タクト「やっぱり。お前、また取り憑かれてるだろ?」
レナード「・・・・・・」
タクト「何で相談したかったんだ?」
レナード「・・・また皆に迷惑掛けたらいけないと思って・・・」
タクト「何言ってんだ!俺達はお前の仲間なんだ!仲間なら助けるのは当然だ!隠し事なんて水臭いだろ!」
レナード「タクト・・・・」
ミウ「レナードのその痣って何なの・・・?」
タクト「この痣は、霊障で出来た痣だ。」
ジェシー「レイショウ?」
エイダ「霊障って言うのは、霊に取り憑かれた時に起きる災いの事よ。勝手に体が動いたり、金縛りに遭ったりするなど危険な物なの。」
フェオン「じ、じゃあまさかレナードは・・・」
ゼオラ「ああ。恐らく霊障が再発したんだ。」
タクト「前に皆に話したよな?レナードは滅ぼされた村人達の怨霊に取り憑かれて苦しんでたって。」
ジェシー「うん。その時に偶然タクトさん達と出会ってレナードさんの怨霊は祓われたって。」
タクト「レナード。夢の中で何があったんだ?」
レナード「・・・滅んだ故郷の村人達の声が聞こえて、僕を殺そうと・・・」
タクト「あの時祓われたのにまたも取り憑くなんて、性懲りも無い奴らだ。よし、今すぐ奴らを祓うぞ。」
レナード「タクト・・・」
タクト「大事な仲間を放っておけない。あの時の二の舞になってたまるか。ゼオラ、エイダ。レナードの痣を調べてくれ。」
ゼオラ「ああ。」
エイダ「分かった。」
2人がレナードの霊障で生じた痣を視る。
ゼオラ「これは・・・かなり酷いぞ。」
エイダ「うん。恨みがあの時より増してるようだよ。」
タクト「一筋縄ではないかないみたいだな。ならここは、神子の力を借りようか。」
ゼオラ「ああ。それが良いだろう。」
エイダ「皆、手伝ってくれる?」
ヒナ「はい!私達に出来る事なら!」
パドメ「私達でレナード様を助けましょう!」
他の神子も全員頷いた。
レナード「皆・・・」
ゼオラ「そうと決まれば、早速準備を始めよう。」
早速レナードの怨霊祓いの準備を始める。
タクト「・・・・」
草木の上に紫色のシートを敷く。
エイダ「〜〜♪」
紫色のシートの周りに銀の十字架を囲うように置く。
ゼオラ「・・・」
紫色シートに油で十字架を描く。
準備をする3人を皆が見てる。
ジリオラ「3人は何をやってるの?」
ガルーダ「お祓いの準備だよ。紫色は悪魔祓いとかで使われる色なんだよ。」
ドロレス「シートの周りに置いてる銀の十字架は?」
ゴーテル「銀は邪気を払う魔除けとして使われているの。」
アンナ「何で油で十字架を描いてるんですか?」
ガルーダ「あれは聖なる油。長時間祈りを込めた悪魔祓いの必須アイテムだよ。」
レア「レナード大丈夫か?」
レナード「う、うん・・・」
ローラ「無理しちゃダメよ。」
疲弊しているレナードをレアとローラが支えてあげてる。
ゼオラ「準備OKだ。」
タクト「よし、レナード!来てくれ!」
レナードがレアとローラに支えられながらタクト達に寄る。
タクト「よっと。」
彼を紫色のシートの上に仰向けにさせる。
タクト「イザベラ。レナードを縛ってくれ。」
イザベラ「え、え!?縛るんですか!?」
タクト「彼に取り憑いてる怨霊がレナードを操って暴れるかも知れないからな。頼めるか?」
イザベラ「そう言う事でしたら、やります!えいっ!」
蔦の魔法でレナードを縛る。
イザベラ「レナードさん、痛くありませんか?」
レナード「うん、大丈夫・・・」
ゼオラ「よし。では怨霊祓いを始める。エイダ。」
エイダ「うん。サマラおいで。」
聖女サマラを呼び出し、ゼオラが聖書を持ってレナードの胸に翳す。
ゼオラ・エイダ「ーーーーーーーーーーー」
2人が詠唱を唱え、サマラが両手を握って魔力を高める。すると。
レナード「う・・・うあっ・・・!!!」
突然レナードが苦しみ始めた。
レア「レナード!大丈夫か!?」
レナード「ううう・・・!!うああああ・・・・・!!!」
イザベラ「うっ!力が強くなってる・・・!」
タクト「グレア!ティオ!ガルーダ!ゴーテル!イザベラに魔力を与えてくれ!」
グレア「分かった!」
ティオ「イザベラ!手伝うよ!」
4人の精霊がイザベラに魔力を与えた。蔦の魔法が強くなり、暴れるレナードを完全に固めた。
レナード「うううう・・・・・!!!!」
するとレナードの胸から白いモヤが溢れ出た。
ゼオラ「もう少しだ!このまま行くぞ!ーーーーーーーー!!」
エイダ「ーーーーーーーー!!」
休む事なく詠唱を唱え続ける。そして。
レナード「うううううああああああああーーーーーー!!!!!」
彼の体から無数の白いモヤが上空へ舞い上がった。
レナード「・・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」
全てのモヤが抜けたレナードが平静を取り戻した。
タクト「レナード、大丈夫か?」
レナード「う、うん・・・」
タクト「背中を見せろ。」
レナードの服を脱がして背中を見る。先程まであった痣が無くなってる。
タクト「あ。痣が無い。成功だ。」
レナード「あ・・・・・」
ゼオラ「やったなエイダ。」
エイダ「うん!えへへ!」
笑顔でレナードに抱き付いた。
レナード「エ、エイダ!?」
エイダ「無事で良かった!えへへ!」
スズ「凄かったよ・・・!見てるこっちまで緊張しちゃったよ・・・!」
リナ「レナードさんが無事で良かったですね。」
タクト「皆。喜ぶの後だ。コイツを始末しないとな。」
レナードの体内から溢れ出た白いモヤが舞い降りた。
フェオン「お、怨霊・・・!?」
怨霊達『何故だ・・・!何故お前達が邪魔をする!!』
タクト「邪魔なんてしてないさ。俺達はレナードを助けただけだ。」
怨霊達『そいつは我々を見殺しにした異端なんだぞ!!そんな奴を生かすとは言語道断だ!!』
ゼオラ「お前達は何故そうやって自分の事しか考えないんだ!」
怨霊達『我々は常に強くならないとダメだ!!異端の者が頂点に立つなど我々のプライドが許さない!!』
エイダ「何でそうやって外見だけで判断するの!?レナードの中身や実力を見たいと思わないの!?」
怨念達『貴様達に我々の気持ちが解るものか!!!!』
タクト「どう言う意味だそれは!!」
怨霊達『レナードは我々より遥かに卓越している!!生まれた時から強い我々よりレナードは強かった・・・異端よりも弱い我々の気持ちが貴様達に解るものか!!!』
レナード「・・・・・」
タクト「たったそれだけの理由でレナードを迫害したのか・・・!!とんだ大馬鹿共だな!!これ以上レナードを苦しめると言うなら、俺達が相手してやる!!」
怨霊達『・・・面白い。ならば貴様達から殺してやる!!我々を殺した災害級の姿になって貴様達を捻り潰してやる!!!!!ウオオオオオオオオオーーーーーーーー!!!!!』
周囲の怨霊達が1つに集まり、電撃を帯びて怪獣の姿へ変貌を遂げた。
ローラ「怪獣になった!?」
タクト(エボリュウ・・・!?レナードの故郷を滅ぼしたのがエボリュウだと・・・!?ドグラ・マグマの奴・・・!)
ゼオラ「ここは一旦退却だ!逃げるぞ!」
全員が急いでその場から逃げる。レナードはレアとローラに支えられながら逃げる。
エボリュウ「ーーーーーーー!!!」
逃げるタクト達をエボリュウが追う。
アンナ「私が足止めします!早く逃げて下さい!」
イングリット「私も足止めする!」
アンナのクロスボウの連射と、ジャンプしたイングリットのヌンチャクでエボリュウにダメージを与える。
エボリュウ「ーーーーーーーー!!!」
左手から電撃を放射する。
アンナ「キャアッ!」
イングリット「クッ!」
地面に着弾した電撃の爆風で怯む。
退却したタクト達。
タクト「クソォ・・・!!」
レナード「タクト!」
タクト「ん?」
レナード「お願い・・・皆を・・・休ませてあげて・・・」
タクト「・・・ああ!」
スパークレンスの光を開放し、ウルトラマンティガに変身した。
エボリュウの前にティガが着地した。
ティガ「タッ!」
エボリュウにファイティングポーズを構える。
イングリット「ティガ!」
アンナ「タクトさん!」
イングリット「アンナ、退却だ!」
アンナ「はい!」
ティガが側転してエボリュウの攻撃を避けた。
ティガ「タァッ!」
マルチキックがエボリュウに直撃した。
エボリュウ「ーーーーーー!!!」
ティガ「ッ!」
エボリュウの攻撃をティガが後ろへ側転して距離を取る。
ティガ「タァッ!」
エボリュウ「ーーーーーーー!」
頭を掴むティガを殴って離す。
ティガ「タァッ!タァッ!」
両足のマルチキックをエボリュウに直撃。
ティガ「フッ!」
エボリュウの頭を掴んで、顔にニーキックでダメージを与えた。
ティガ「タァッ!」
そのまま前へ投げ飛ばした。
エボリュウ「ーーーーーーーー!!!!」
立ち上がったエボリュウに電撃が帯びる。
エボリュウ「ーーーーーーーー!!!!」
帯びた電撃をティガに向けて放った。
ティガ「ドゥアッ!!」
電撃を受けたティガが後ろへ倒れた。
エボリュウ「ーーーーーーーー!!!!」
ティガ「ッ!」
迫り来るエボリュウを側転で避けた。
エボリュウ「ーーーーーーー!!!」
避けたティガの顔を右手で掴んだ。
ティガ「タッ!」
すぐにティガがエボリュウの右手を離し、後ろへ側転して距離を取る。
エボリュウ「ーーーーーーー!!!」
両手の連続攻撃を避けるティガ。
ティガ「ウッ!」
隙を取られ顔を掴まれた。
エボリュウ「ーーーーーーー!!!」
そのまま後ろへ放り投げられたティガ。
ティガ「ッ!」
エボリュウ「ーーーーーーー・・・・・!?」
突然エボリュウが苦しみ始めた。
フェオン「何か可笑しいわ。」
ドロレス「・・・力の副作用みたい。」
エボリュウ「ーーーーーーーー!!!」
苦しみながら電撃を帯びる。
ティガ「ハッ!」
電撃を見越してウルトラシールドを展開した。
エボリュウ「ーーーーーーーー!!!!」
両手から電撃を放射。しかしウルトラシールドは電撃を完全防御した。
エボリュウ「ーーーーーーーー!!!!」
走って来るエボリュウにティガが走る。
ティガ「タッ!」
エボリュウの頭を使って後ろへ側転して後ろを取った。
エボリュウ「ーーーーーーーー!!!」
後ろに振り向いてティガを睨む。
ティガ「タァッ!」
大ジャンプしてエボリュウの後ろに着地した。
エボリュウ「ーーーーーーー!!!」
ティガ「タァッ!」
すぐに振り向いたエボリュウにマルチキックでダメージを与えた。
エボリュウ「ーーーーーーー!!!」
右手から鞭を伸ばした。ティガは鞭を避けた。エボリュウは鞭を縦横無尽に振り回すが、ティガはそれを軽々と避ける。
ティガ「タァッ!」
鞭をジャンプで避けて着地した。しかし。
エボリュウ「ーーーーーーー!!!」
振り回した鞭が、着地したティガの首を縛った。
エボリュウ「ーーーーーーー!!!」
ティガ「ドゥアッ!!」
鞭を伝ってティガに電撃が流し込まれた。
ティガ「ッ!タァッ!」
鞭を千切ってジャンプしてエボリュウの後ろに着地した。
エボリュウの電撃が再びティガに直撃した。
ティガ「ドゥアッ!!」
エボリュウ「ーーーーーーーー!!!!」
エボリュウは制御が出来ないのか、周囲に電撃を放射する。
ティガ「ッ!」
両腕を前に突き出し交差させ、大きく横にゆっくり広げてエネルギーを集める。しかし力が消耗しており、集めたエネルギーが離れていく。
ティガ「ウッ・・・!」
エボリュウ「コレデキサマハカンゼンニシヌ!!!シネエエェェェェーーーーーー!!!!!」
力尽きようとするティガ。暴走するエボリュウ。打つ手が無いのかと、誰もが思ったその時。
エボリュウ「ウッ・・・・・!?」
突然エボリュウが白い光に包まれた。
ティガ「ッ!?」
エボリュウ「イ・・・イヤダ・・・キエタクナイ・・・イヤダアアアァァァァーーーーーー!!!!」
虚しい叫びと共にエボリュウが光に包まれて完全消滅を遂げた。
エボリュウの消滅地点に怪獣石が落ちてた。その怪獣石にレナードが近付いた。
レナード「皆・・・誰にでも心に闇はあるよね・・・皆は、心の闇を開いてしまっただけなんだよね。・・・ゆっくりお休み・・・もう苦しむ必要は無いんだよ・・・」
腰の剣を鞘から抜いて、怪獣石を突き刺して破壊した。
レナード「う・・・ううっ・・・・・」
彼は涙を流し、フェオン達は泣いてるレナードを見守るしか出来ない。
ティガ「タァッ!」
戦いが終わり、ティガが上空へ飛翔した。
その後。レナードは村人達の石の墓を建てた。
レナード「僕を迫害した皆だけど、せめてもの弔いをしなきゃ。」
墓の前で両手を合わせて祈る。
タクト「終わったのか?」
レナード「うん。」
タクト「これでお前は、今度こそ過去の苦しみから解放されたな。」
レナード「皆が天国で幸せになってくれる事を祈っているよ。」
”グゥ〜〜”
レナード「あ。」
タクト「あ、あははは。そう言や飯食ってなかったな。早く食おうぜ?」
レナード「あはは。うん!」