かっこいいと言われるのは嫌。なのに付き合った   作:月島柊

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第三章「Shortage」は部活中心の章になります。足らないものを見つけられるか、楽しみですね。
今回から前書きを復活させようと思います。結構面倒ですけど、頑張ります!
さて、前回登場した新メンバー、七瀬もも、七瀬ゆみ。この2人がキーになってきたり……
この2人、秋人に好意は無いんですが、すごく信頼を置いていますから、べったりくっついてることが多いです。
ですが、秋人はもうすぐコンクールで、かつ引退です。この2人が足りないことを見つけてくれるのか……
これが第三章の内容です。
それでは本編へどうぞ!


shortage. 2 見つかる?

 俺は部活にいち早く来ると、すぐに準備室に行ってユーフォを出した。うん、いい色してる。

 

「こんにちは……」

 

音楽室に部員が来たようだ。俺は楽譜とユーフォを持って音楽室に戻った。

 

「こんちゃ。おっ、ももだったか」

 

ももは俺に一礼してから言った。

 

「ユーフォ、マウスピースはまってないですよ」

「え!?嘘!」

 

男子とは思えない字面をして言った。確かに、マウスピースだけはまってなかった。

 

「ああ……こんなミス久しぶりだなぁ、1年生の時だったかな」

「高校ですか?」

「中学の頃。まだ始めて3ヶ月くらいの頃以来かな」

 

そう考えると、ここまで6年間続けてきたのか。長かったな。

 

「あとコンクールまで1週間。いつも通り、ね」

「はい」

 

ももはユーフォを取りに行った。俺は教室を確保するため、4階の3年生の教室から見た。

 

「4階は空いてないか……」

 

俺は諦めて音楽室に戻った。結構部員が集まっていて、俺はすぐ3階の教室に向かった。

 

「先輩、待ってくださいよ」

 

ももが後ろをついてくる。俺はそのままのスピードで2年生の教室に入る。

 

「先輩、基礎練を」

「あぁ。チューニングしてて」

 

俺は音楽室にとんぼ返りした。

 

「先輩っ、こんにちは」

「うっす」

 

ゆみだった。ゆみはユーフォを抱いて持つのが癖らしく、毎回抱きかかえている。

 

「楓、練習行くぞ」

 

俺は音楽室にいた楓を呼んだ。楓は小走りでこっちに来て、俺の手を握る。

 

「行く」

「よし。行くか」

 

 

 練習が終わり、いつも通り楓と一緒に帰っていた。新路線ができて、上町高校ができ、そこから南小歌で乗り換え、雑賀江まで行き、新幸田まで行く。

 

「空いた」

「そうだね。終日10両だし、これで通学も楽だ」

 

楓はボックス席に座り、俺が隣に座ると、楓は肩を俺に乗せた。

 

「秋人、おやすみ」

「寝るのかよ」

 

俺がそう言ったときには、もう楓は眠っていた。ずっと考えてる、足りないものなんてない気がするが。俺の気のせいだったりするんだろうか。

 

「この電車は、快速、大西行きです」

 

楓はその放送に起きてしまった。

 

「楓?」

「……止まるか」

 

楓はぎゅっと俺の腕を掴んだ。

 

「着いたら起こして?」

 

少しデレてるんだろうか。

 

「どうしよっかな」

 

俺は少しもったいぶった。

 

「秋人、起こしてくれたら今度デートしてあげる」

「うし、南小歌で起こしてやる」

 

俺はデートという言葉に誘惑されて許可してしまった。なんで俺はそういうのに弱いんだろう。足りないものってもしかしてこれかな。気のせいだと思うんだけどなぁ。




こんばんは。今は9/1、23:05です。投稿3日前ですが、今更書いてます。
いかがお過ごしでしょうか。話すことがないんです。
コロナの話をしてもしょうがないんでね。あ、まだワクチン1回目です。
2回目がある関係で、忙しいんですよ。ワクチン接種日を超えるように小説を予約しないと。3日分は予約しておかないと困りますからね。
大体次にお会いするのは9月7日くらいかと。
それでは!
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