3人が案内された大きな広場では竜達が上空から勢いよく地面へ尻尾を叩きつけ地面をえぐっていた
長老)皆やっておるのー
竜人A)長老!こんなところまでどうされたんですか?
竜人B)ん?そちらの3人は・・・侵入者!?
竜人達に凄まじい緊張が走りメグムの存在に気付くとさらに緊張が高まる
直人)なあ一真?暴れていいよな?
一真)まだ抑えておけ・・・俺もいつでも行けるが・・・
竜)私もいいよね?長老!いいよね!?
長老)・・・ドラゴンダイブで己が力を示せ
最初に飛び上がるは一真
その飛翔は派手だが低かった
しかしその威力は相手を畏怖させるには十分ほどのものであり
地面には直径15Mのクレーターが出来上がる
次に放つは竜
彼女は天高く跳び上がりそのまま一真のクレーターの中心へと一撃を与える
それは衝撃波を伴いその周囲を吹き飛ばさんとするものであった
最後は直人…静かに拳を地面に当てた瞬間であった
長老)全員その場に伏せろ!!
一真)防護装甲最大展開!あいつやりやがった!!
メグム)待って!?あれは聞いてない!!
直人は拳を当てた瞬間にその場を離れる
その数秒後地面が隆起し土砂が吹き上がる
直人は地面の中を砕きそれを地表へと吐き出させた
メグム)あれはやっちゃダメだって…
一真)展開防護解除…装備回収よし…まさかあれを見せるとは…
直人)アーティファクト使えばこんなもんじゃない?二人は使わずにあれだから悔しいけど・・・
他の竜人達のようにアーティファクトを用いれば一真はメグムのように飛翔しほぼ同じ光景を作り出せたしかしその方法では「己」の力では無いと考え使わなかった
メグムはまだまだ実力を隠しておりその事は知られていない
竜人C)俺は認めないぞ!ドライブダイブはお祭りだ!!そんなもので測れると思うな!
直人)オールセーフティダウン…その言葉…偽りではなかろうな?
竜)あちゃー…みーとこっと
一真)さて…手入れしとくか…
長老)うーむ…本来ならば止めねばいかんのだが…我らは王であるからな~その挑戦を買っただけじゃのう…
直人は装備を外しているが「自分の仲間」がそれを認めたとき全てを使用可能とする
竜人C)おらっ!…はは!たった一撃で吹き飛ばされてやがるぜ!…!?
直人)オヤオヤ~?威勢がイイデスネ~
竜人C)かわされた!?!?
竜)かわしてないね…ずっと…ううん「最初からそこにいない」
直人は暗殺者である
暗殺とは夜だけではない、日があろうとなかろうと
衆人の目があろうとなかろうと
あらゆるセンサーがあろうとなかろうと
それらをかいくぐり一撃をもって仕留める
竜)止め!
竜人C)どうして止めた?なあ?これは…
直人)おしかったですよ…後一秒あれば仕留めれたのに…
竜人C)どういう…!?(なぜ首をさわっている!?)
その合図がなければ視界は地面から見上げていたであろう
直人は影と共に近付き影の中からその首を落とそうとした
しかしメグムが止めたことによりそれは成されなかった
竜)なおとー?やりすぎだよ~?
直人)いや~ごめんごめん!ちょっとねー「調子に乗ったプライドの高い奴に」ムカついちゃって~
一真)まあ俺もムカついたからなにも言わんが…アーティファクト位使ってやれよ…
直人)えー?自分の力量も測れぬ奴に見せるアーティファクトはないよ?
竜)私は使えないからわかるけどさ?技術だけで相手を倒すのは異常だよ??
こうして会話している三人であるが「力のメグム」「技術の直人」「防御の一真」とそれぞれがすでに最高峰にいる
相手をどうするかは彼らの手のひらの上である
そしてドラゴンダイブは今でこそお祭りであるが、古来では「その体をぶつけ合う」という争いに使われていた
ではその技術は誰が継承したか?アーティファクトという小細工を使えず「純粋な力」として誰が磨いたか?
答えは簡単「メグム」ただ一人だけがその歴史を知っており「メグム」ただ一人だけがその技術を継承した
長老)おーい三人とも~食事ができたぞー
竜)おじいちゃんありがとー皆いこっか?
直人)ええお腹がすきました
一真)ありがたくいただこう…しばらくやっかいになるな