七つの想いと一つの杖   作:紅霧竜

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空を食らう島~アンノウン・フォレスト4~

死を偽装して数日後

とある家の中では会議が開かれていた

 

竜人C)さて…あいつらを殺せたのはいいが…長老まで死んでしまうとは…

竜人D)まあいいじゃないか?新しく俺たちが台頭すればいいし

竜人E)それはいいとしてどうやって説明するんだ?

竜人C)老衰でなくなったことにするかあるいわ…

竜人F)おい!大変だ!!長老が生きてる!!

 

集落の中心、そのやぐらの上には死んだはずの長老がいる

そしてその手には「ステーキ」があった

 

長老)先日だったかな?この肉をワシに届けた物がおるそうじゃな?そのものは出てきなさい

 

 

一人の竜人が歩み出る

 

長老)お主はこれをどうやって手にいれた?

竜人I)あの人たちから「渡してきて」と言われました

 

その瞬間証人を消そうと攻撃されるも大盾により弾かれる

 

一真)メグム!やれ!

竜)ドラゴンダイブ!

 

 

長老のいるやぐらを中心に衝撃波のみが走る

そして小細工は全て吹き飛ぶ

 

一真)私の近くにいなさい…「我が名に誓いて君を護らん」

長老)さて?お主らがこれを送ってきたことになるが…間違いないのかな?

竜人三人)俺はこいつらに利用されていたんです!

長老)ほう…あくまで逃げるつもりか…

道化師)楽しい楽しい映画ですよ~

 

映し出されるは三人の会話

道化師は全てを記録し公開した

 

竜人C)そんなの偽物じゃないか!

道化師)購入記録ですよ~?

竜人D)いくらでも複製できる!

道化師)入手方法ですよ~?

竜人E)デタラメを言うな!

 

ここで三人は自分の失態に気づかなければ行けなかった

 

竜人F)あれ?この捺印複製できないぞ?

竜人G)えっ?あっこれ「貴族の証」の捺印じゃない

 

そう…自分たちが認めていればまだ許されたかも知れないが…全てが繋がった今、それはあり得ない

 

竜人三人)実力行使だ!今殺ればいい!!

一真)アーティファクト起動…「フォートレス」!

 

一真が使用したのは自らを中心に鋼鉄の要塞を作り出すアーティファクト

今まで破られたのはたった一度…そしてそれは「闇よりの奇襲」だけである

 

竜人C)いってえ!?硬すぎる!!

竜人D)ドラゴンダイブ!なっ!?びくともしない!?

竜人E)アーティファクト起動!「盾貫く体」!

 

アーティファクトによる攻撃

それは一真にたいしては無力である

 

一真)フルファイア!墜ちろ!!

竜人E)ぎゃあああ!…イテェ…ダレカ…タスケテ…

 

一真のアーティファクトは要塞であってわけ壁ではない

あらゆる武装を突破できなければそれすなわち「死」である

 

道化師)おやおや~?どうしたんですか~??あんなのにかてないんですか~??

竜人C)うるさい!お前から殺す!!

道化師)おおこわいこわい!まずは捕まえてくださいな~

 

道化師はみるみるうちに遠ざかる

そして空から隕石のようなものが落ちてくる

 

竜人に伝わるドラゴンダイブ

真の継承者による本物の一撃

 

それははるか上空から一点めがけ降下する

途中焔を纏いさらに加速する

そして地表につく瞬間体をひねり尾を叩きつける

 

一真)(あれはまずい!)アーティファクト解除!「フルガード」!

長老)なつかしいの~…ワシもそこにいれてくれ

竜)(いま!)

 

それは…隕石のようだった

大地は深くえぐられ

その衝撃波は周囲を悉く吹き飛ばし

その真下にいたものはなにも感じることなく消えた

 

その中心で吠える一匹の竜

それは赤よりも朱く

どの竜よりも気高く

どの竜よりも強い

 

それがメグム…竜人の中の…あらゆる竜の頂点に立つ存在

 

一真)やはりあなたにこそ我が役割がふさわしい…「我ここに誓う、我が魂、メグムに捧ぐ、主、窮地に至ること我が死するまでなかれ」

道化師)いや~危ない危ない~…「我が命メグムに捧ぐ、我ここに誓う、主の剣となりて、あらゆる障害を除かん」

長老)お主ら!?それがどう言うことかわかっておるのか!?

一真)我王国近衛護衛騎士団長村井一真、ここに彼女への忠誠を、主を護る盾となり杖となろう

直人)我王国特殊調査兵いや違うな…王国特殊暗殺調査員村井直人、ここに彼女への忠誠と、主を護る剣となり道となろう

 

二人はメグムの前に全武装を所持したままひざまずく

それは彼女に付き従い己をそれぞれ「剣」と「盾」とならんと宣言した

 

竜)二人とも?何してるの??

長老)彼らは「メグムへ忠誠と命を捧ぐ」と言っておるのじゃよ

竜)私でいいの?他の人についた方がいいんじゃない??

長老)彼らはお主と決めたのじゃよ…それはきっと目に見えぬ何かに惹かれたのじゃ

 

竜は少し悩んだ後自分の左手を切りつけ二人に手を差し出す

 

竜)私で良ければ…よろしくね!二人とも!!

一真)仰せのままに!

直人)よろしく…我があるじ…

 

 

 

 

 

 

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