死を偽装して数日後
とある家の中では会議が開かれていた
竜人C)さて…あいつらを殺せたのはいいが…長老まで死んでしまうとは…
竜人D)まあいいじゃないか?新しく俺たちが台頭すればいいし
竜人E)それはいいとしてどうやって説明するんだ?
竜人C)老衰でなくなったことにするかあるいわ…
竜人F)おい!大変だ!!長老が生きてる!!
集落の中心、そのやぐらの上には死んだはずの長老がいる
そしてその手には「ステーキ」があった
長老)先日だったかな?この肉をワシに届けた物がおるそうじゃな?そのものは出てきなさい
一人の竜人が歩み出る
長老)お主はこれをどうやって手にいれた?
竜人I)あの人たちから「渡してきて」と言われました
その瞬間証人を消そうと攻撃されるも大盾により弾かれる
一真)メグム!やれ!
竜)ドラゴンダイブ!
長老のいるやぐらを中心に衝撃波のみが走る
そして小細工は全て吹き飛ぶ
一真)私の近くにいなさい…「我が名に誓いて君を護らん」
長老)さて?お主らがこれを送ってきたことになるが…間違いないのかな?
竜人三人)俺はこいつらに利用されていたんです!
長老)ほう…あくまで逃げるつもりか…
道化師)楽しい楽しい映画ですよ~
映し出されるは三人の会話
道化師は全てを記録し公開した
竜人C)そんなの偽物じゃないか!
道化師)購入記録ですよ~?
竜人D)いくらでも複製できる!
道化師)入手方法ですよ~?
竜人E)デタラメを言うな!
ここで三人は自分の失態に気づかなければ行けなかった
竜人F)あれ?この捺印複製できないぞ?
竜人G)えっ?あっこれ「貴族の証」の捺印じゃない
そう…自分たちが認めていればまだ許されたかも知れないが…全てが繋がった今、それはあり得ない
竜人三人)実力行使だ!今殺ればいい!!
一真)アーティファクト起動…「フォートレス」!
一真が使用したのは自らを中心に鋼鉄の要塞を作り出すアーティファクト
今まで破られたのはたった一度…そしてそれは「闇よりの奇襲」だけである
竜人C)いってえ!?硬すぎる!!
竜人D)ドラゴンダイブ!なっ!?びくともしない!?
竜人E)アーティファクト起動!「盾貫く体」!
アーティファクトによる攻撃
それは一真にたいしては無力である
一真)フルファイア!墜ちろ!!
竜人E)ぎゃあああ!…イテェ…ダレカ…タスケテ…
一真のアーティファクトは要塞であってわけ壁ではない
あらゆる武装を突破できなければそれすなわち「死」である
道化師)おやおや~?どうしたんですか~??あんなのにかてないんですか~??
竜人C)うるさい!お前から殺す!!
道化師)おおこわいこわい!まずは捕まえてくださいな~
道化師はみるみるうちに遠ざかる
そして空から隕石のようなものが落ちてくる
竜人に伝わるドラゴンダイブ
真の継承者による本物の一撃
それははるか上空から一点めがけ降下する
途中焔を纏いさらに加速する
そして地表につく瞬間体をひねり尾を叩きつける
一真)(あれはまずい!)アーティファクト解除!「フルガード」!
長老)なつかしいの~…ワシもそこにいれてくれ
竜)(いま!)
それは…隕石のようだった
大地は深くえぐられ
その衝撃波は周囲を悉く吹き飛ばし
その真下にいたものはなにも感じることなく消えた
その中心で吠える一匹の竜
それは赤よりも朱く
どの竜よりも気高く
どの竜よりも強い
それがメグム…竜人の中の…あらゆる竜の頂点に立つ存在
一真)やはりあなたにこそ我が役割がふさわしい…「我ここに誓う、我が魂、メグムに捧ぐ、主、窮地に至ること我が死するまでなかれ」
道化師)いや~危ない危ない~…「我が命メグムに捧ぐ、我ここに誓う、主の剣となりて、あらゆる障害を除かん」
長老)お主ら!?それがどう言うことかわかっておるのか!?
一真)我王国近衛護衛騎士団長村井一真、ここに彼女への忠誠を、主を護る盾となり杖となろう
直人)我王国特殊調査兵いや違うな…王国特殊暗殺調査員村井直人、ここに彼女への忠誠と、主を護る剣となり道となろう
二人はメグムの前に全武装を所持したままひざまずく
それは彼女に付き従い己をそれぞれ「剣」と「盾」とならんと宣言した
竜)二人とも?何してるの??
長老)彼らは「メグムへ忠誠と命を捧ぐ」と言っておるのじゃよ
竜)私でいいの?他の人についた方がいいんじゃない??
長老)彼らはお主と決めたのじゃよ…それはきっと目に見えぬ何かに惹かれたのじゃ
竜は少し悩んだ後自分の左手を切りつけ二人に手を差し出す
竜)私で良ければ…よろしくね!二人とも!!
一真)仰せのままに!
直人)よろしく…我があるじ…