竜長老)おーいこっちじゃ~
傍長老A)ここは無事だったんですね…被害も…特にないんですか
竜長老)ああ…メグムとあの二人のおかげでな
傍長老)へ~海の外の人間ですか…中に入れていいんですか?
竜長老)ワシのかわいい孫が連れてきたんじゃ…そして行動で示してくれたからの~彼らは大丈夫じゃ
その後も他愛ない会話をしていると
攻長老)おやおや腰抜けの皆さんではありませんか
竜長老)…口には気を付けることじゃ
攻長老)今さら老いぼれのジジイに負ける分けねえだろ?口を閉じるのはどっちかな?
傍長老)では私はこの辺で…またお話しましょう…
攻長老)さすが逃げてばかりの弱小集落だな
竜長老)おーいみんな!こやつの所の住人を「帰して」差し上げてくれ
竜長老の一声数人が上空へ数人が下へ待機する
攻長老)おい?何をする気だ?
竜長老)なーに心配はいらん…直接お帰りいただくだけじゃ…やれ!
おう!という掛け声と共に
次々空へ打ち上げられ
次々に尻尾で弾き飛ばされ
攻長老の集落へ「送られる」
攻長老)お前ら!?いったいなにを!?!?
竜長老)ただおかえりいただいただけじゃが?
攻長老)貴様ら…アーティファクト!「鋼鉄の体」!そして食らえ!ドラゴンダイブ!!
竜長老)遅いわ…
竜長老はドラゴンダイブを片手で受け止め尻尾を掴む
そしてそのまま飛び上がり
竜長老)覚悟するんじゃな…フンッ!
集落へ向けて投げ飛ばす
年老いたとてあの「メグム」の練習相手をしているのである
弱ければ問答無用で死が待っている(メグムとやりあえる時点で化け物です)
竜長老)さて?後はどこかの~
攻長老B)すまないこちらに我らの住人はいるだろうか?
竜長老)確認しとくれ…お主はつよいのぉ
攻長老B)いえ…あなたの方がお強い…私では到底勝てませんよ
竜長老)お前ら~「」丁重に頼むぞー
今度は薬草や塗り薬など少量ではあるが攻長老Bに渡す
攻長老B)いいのか?貴重な品を
竜長老)他の集落とて仲間じゃよ
攻長老は一度だけうなずくとそのまま帰っていく
それから数日後の夜
どこからか歌が聞こえる
それは「戦」の準備の合図
そして日の出と共に大勢の竜が向かってくる
竜人F)長老!先日の集落から攻めてきます!!
竜長老)どれ…久しぶりに本気を出そう…お前たちは来なくて良い…
竜長老は広場で半竜化すると
たった一回の火球でその半数を撃ち落とす
再度火球を放ちそこへ自身が突っ込み焔を纏う
竜長老)なぜワシが生きてこられたか…その理由しるがいい!
竜長老は周囲全てを囲まれていたがだれも近づかない
その身に纏うは青き焔
その周囲を吹き荒ぶ風
常に引き絞られる強靭な尾
竜長老)どうした!来ないのならばこちらから行くぞ!!
そこからは凄まじかった
一歩踏み出せば一人のもとへ
拳を振れば二人が吹き飛び
その尾を振るえば幾人も墜ち
他の集落ではすでに代替わりしていたり謀略により古き時代の強さを持っていない者が多い
メグムの長老はそんな中で古の戦で生き残り
その歴史を伝え生きる証人である
今でこそ「アーティファクト」という付け焼き刃があるが当時はそのようなものはない
己自身の力で生き延びねばならぬ時を生き抜いた
その長老が遅れはおろか負けることはまずない
攻長老)くそ!俺が出る!!
竜長老)ほう?遅かったな…
攻長老)アーティファクト起動!「風の加護」「鋼の体」「月読み」
竜長老)小手先の技術で勝てると思わないことだな
攻長老は様々な強化を自分にかける
そして
竜長老)遅い!
攻長老)離せ!…!?離せ!!
竜長老)このような物すら抜けれないとは…落ちたものだ
攻長老)食らえ!「灼熱の火球」!な!?
竜長老)何かしたか?少し眩しかったが
灼熱の火球…ほとんどの竜に対して有効な高温のブレス
竜長老は至近距離で受けて無傷である
竜長老)ではお返しだ「蒼炎のブレス」
攻長老)熱い!止めろ!!離せ!!はなせー!!
竜長老の口から青い光が漏れている
その漏れた光だけでも凄まじい熱量を持つ
数秒後それは放たれる
攻長老)ギャァァァ熔ける!燃える!しn…
竜長老)ふむ…少し落ちたな…
攻竜人)長老がたおれた!?逃げろ!!
攻集落へと次に次に帰っていく人々
竜長老は広場へと降り立ち人間の姿になる
メグム)おじいちゃん!おかえりなさい!!
竜長老)ただいまメグム…さて…今宵は宴じゃ!反撃もせんでええからの!
その夜争いを仕掛けた集落から逃げてきた竜人を迎え入れたり
夜襲をかけた竜人達を三人が「演習」といいながら全て殺していたり
…と宴は朝まで続いていた