七つの想いと一つの杖   作:紅霧竜

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行き着いた終わり伝承の始まり~2~

追跡者という名ばかりの青年を始末したあと地図に記された一軒家へ到着…しなかった

竜をつけ狙う気配が複数あったためわざと見通しの悪い裏路地を歩く

一つは自らもよく知る人物の気配

一つは隠す気のない守護の気配

その他は獲物の隙を狙う狩人の気配

そしてその中にある極限まで隠された「本物」の気配

 

狩人A)(いま!)

狩人B)(掃射開始!)

竜)そんなの効かないよ?…次はこっちの番?

狩人A)撤退!!完全撤退だ!!

 

 

狩人達の気配は消える

残る気配は「4つ」

うち二つはわかっている

ならその答えは?

 

竜)その程度のナイフじゃ切れないよ!

暗殺者)ほう!竜人か!!

竜)あなたは遊びたい人ね?

暗殺者)ミストゥエスケープ!これ鉄則ね!

 

暗殺者は一撃与えて逃げた

 

竜は残り二人の気配を頼りに進むと

 

竜)あれ?さっきの…

暗殺者)いい加減にがしてくれませんかね~

道化師)いやでございます~

一真・監視者)あいつらとめれねえ…

 

二人は「人間なのに空中戦」をしていた

もちろんアーティファクトを使っていない

一度交差すれば幾重にも金属音が響き

一度離れれば瞬時に何かが飛び交い

すでに常人の域を越えた遊びが行われていた

 

竜)直人?「降りてきて」

道化師)はいただいま~ヘブシ!?

暗殺者)!?(にげっ)ゴメラッ!

 

 

竜は降りてきた道化師をぶん殴りついでに暗殺者に当てる

 

道化師・暗殺者)……

竜)ふたりともーいきてるー?

二人)…生きてるよ(小声)

竜)返事がない…ただの屍のようだ…

一真)言ってないで手当てしましょうよ…

 

 

暗殺者は軽症であったが道化師は見えてはいけないものが見えかかっていた

 

一真)再生のアーティファクト…これで立てるか?

道化師)まだむり~そんなにすぐ~動け…ヘブシ!?

竜)動ける…よね?

道化師)はい…

 

竜人と比べてはいけないが道化師自身も「回復のアーティファクト」を使っていた

傷を癒す効果を高めるだけであるがその効果は絶大である

 

竜)さーてと…どうして私を襲ったのか理由は?

暗殺者)三人の中で君だけが私に気づかなかったからだな…まあご覧の通りである…私もまだまだだな

直人)私と互角なら十分ですよ暗殺者の号を「ただ一人」受け継いだ竜人よ

竜)竜人!?全然気づかなかった…ねえねえ!いつから暗殺者なの!?!?

暗殺者)急に来ますね…もう100年位まえかな?もはや覚えていないよ…(囲まれた?狙いはわたしか…数が減って?どうゆう…)

竜)なおと~あと一人~?

直人)終わりっと…ただいま~

竜)どうだった?って聞くまでも無いね…

 

 

襲撃者達の首もとにはたった一撃与えられた後しかなかった

直人の接近に気づけない以上この場にいる誰にも勝てなかったであろうが手負いに負けているのでは話にならない

 

竜)まあこういうことだよ!私たちは「自分が認めたもの」…そうやすやすと触れさせないたとえすべてを敵に回しても

暗殺者)あんた…コグリさんみたいだな…

竜)おじいちゃんをしってるの!?

暗殺者)あれはもう数千年前だけどな当時は「俺が強くなって皆を守る!」と大見得切ったけど…

竜)でもボロボロにされたの?

暗殺者)いいや…あの人は一度も攻撃をせず避けようともしなかった…今ならわかるよ…あの人は「力を振るうだけが強さじゃない」っていうことを教えてくれたんだよ

道化師)おやおや~?てれてますか~??

暗殺者)うるさい!

道化師)アイタッ!…ひどいじゃないですか!鉄の塊投げるなんて!!

竜)直人?静かにね?

道化師)はい…

 

暗殺者を加えた5人はそのまま語り合う事にする

 

暗殺者)そうか~あんたが孫になるのか~時代は進んでるな~

竜)うーん?あんまり変わってないよ??この前だって他の集落から攻撃されたし

暗殺者)もしかしてあんた達…一人でそれぞれの部隊潰してないよね?ね??

竜)う~ん?一人で20人位相手にするのっておかしいのかな?

一真)そうなんですか?訓練では30人の雑兵と3人の精鋭の混成部隊としてましたからね

道化師)私の時はいきなり10人の手練れでしたね~

暗殺者)あんたら化け物か?普通はしねえぞ?

竜)そう?一人で数百の傀儡を殲滅できて一人前でしょ?雑魚は遠くからえいってパンチ出せば吹き飛んでくれるし

一真)そうですね…烏合の衆であれば一度砲撃すれば散り再度撃てば勝手に転び三度撃てば殲滅できますから

道化師)私は狂気に苛まれ勝手に殺しあってくれますからぁ~あの表情がとぉっても素敵です~

 

暗殺者は自分が相対している三人がそれぞれ次元が違うスキルを持っていると認識させられた

 

道化師)…さぁて…「沈静化」…ふぅやっとどっかいったわ…

一真)お帰り直人…あの人たちも大変ですね、上が上なら下が苦労するんですから

暗殺者)ん?なんのことだ??

竜)あなた気を付けないと死ぬよ?無数の気配が蠢いていたから…

 

暗殺者は一本のナイフを出す

それは刃がなく柄もボロボロの古びたものだった

 

直人)これは…暗殺者の号を獲たものに受け継がれるナイフですよね?

暗殺者)ああ…直人と言ったな?これを君に託す…なあいいだろ?ボス

監視者)バレてたか…ああいいよこの人こそふさわしい

 

監視者とは治安維持の為あらゆる手段を使う

その障害を取り除くならば自身すらいとわない

 

今回襲ってきたのは監視者を潰しその役目を得るため

 

監視者)さーて!一段落したし目的を果たそうか!!

 

監視者はおもむろに煙幕を張り

行方をくらまそうとするも

 

直人)この程度で

一真)我々が

竜)逃がすと思う?

 

監視者を囲むように立ちふさがる三人

それは新しい争いを生んだ

 

 

 

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