七つの想いと一つの杖   作:紅霧竜

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強欲な王国~3~

あれから数日後一真によって王国の地下「旧文明の遺跡」へと案内される

 

その道中には未解明の物や危険すぎるため隔離処置のされた物など様々なアーティファクトが無数にあった

 

一真)さて・・・もうすぐ到着か・・・

竜)結構深くまで来たんだねーいろいろ面白そうだった!

一真)ここは我が国でも特別禁忌指定地域なんだがな・・・

???)よ!お待たせ~

一真)直人か?「我が忠誠は国王に」

???)急にどうした?おかしくなったカハッ・・・

 

目の前の人物はどこから侵入したのかわからないが一真を襲撃しようと一人であった

 

???)「我が忠誠は女王に」よおひさしぶりー

一真)ここはいつから出入り自由になったんだ?

 

男の背後から現れた黒い服に身を包みローブを羽織った男

 

一真)紹介しよう・・・私の弟であり対をなす存在でもある(直人)だ

直人)よろしくねー

竜)私はめぐむ!よろしくね!!

 

なぜここに来ているか

それは竜のための身分証明書と衣類一式、及びとある物品をわたすためであった

 

直人)そこに行くと窪みがあるから着替えてきてー

竜)・・・覗かないでね?

直人)興味ないし覗く気はない

一真)同じく

 

竜が着替え終わり出てくると

 

直人)じゃあ俺からはこれを!

一真)私はこれを

竜)籠手と・・・首飾り?

 

竜に渡されたのは深紅の籠手と木彫りの小さな剣の付いた首飾り

 

籠手は竜用に調整されもし全力で振るおうとも壊れない素材と機構を持たせている

首飾りは本来譲渡が禁止されている「最高位の身分証明」に使われる物

 

ここグランレイクでは特別な意味を持つものたちがいる

歩兵たちは基本的にポーンと呼ばれているが

前線にたち戦場を支配するルーク

後方に位置し援護を行うビショップ

情報を管理するナイト

表の象徴であるキング

裏の象徴であるクイーン

これらの称号を持つものに特殊な首飾りが与えられそのひとつが「一真の持っていた」首飾りである

 

一真)竜・・・この国いる間それはあまり見せない方がいい・・・それは私の持つすべての権限を貴方に渡したという意味になる

直人)まあ私の渡した籠手も半ばおんなじ意味ですけどね~

 

直人の渡した籠手は「武術で争うことなかれ」という警告をしている籠手であり、これを持つものに争いを挑むということは「その命消えても文句はない」といっているものである

 

 

直人)じゃあまたな一真どこかで会った時はよろしくな

一真)お前もな・・・じゃあいきましょうか竜

 

竜は一真に付いて歩き地上へと戻る

一真のどこか寂しそうな背中は少し小さく見えた

だが何かスッキリしたその背中には夢が見えてもいた

 

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