もしかしたらガンダムバトルオペレーション2の世界はこんな感じなのかも知れない

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いつか来る夜明けを信じて

ある郊外の倉庫へと飛行する二機の輸送機

 

 

 

その中にあるのは輸送機 一機につき三機のMS

 

 

 

 

 

彼らは傭兵組織リベリオン

 

 

 

『もうすぐ目的地、上空。MS隊は戦闘体制に入ってくれ』

 

 

 

パイロットからの通信が聞こえた瞬間飛行機内の格納庫の暗闇の中でモノアイが光る。

 

 

 

「リベリオンリーダーより各機へ。俺からのオーダーは一つ。機体は破損しても損壊しても構わない。だが…生きて帰ってこい」

 

 

 

「「「「「了解!!」」」」」

 

隣を飛行する輸送機にも別れて乗ってる仲間たちや妹からの返事が聞こえたことを確認した青年は動力線を赤く塗りそれ以外を黒く染めアイカメラ周辺に浅く切り裂かれた傷があるイフリートを操り降下ハッチへと歩き開いたハッチから外を見ながら昔の事を思い出した。

 

 

 

 

 

今から10年前、彼の両親はテロリスト達に殺された。テロリストはアメリカが製作したジム数機へ乗って日本の都市部を攻撃占領し恐怖を煽るためなのか周囲へマシンガンやビーム兵器を乱射、両親と逃げるために乗っていた自動車もその乱射の餌食となった。

 

直前の彼の記憶は事故のショックからかあやふやながらも断片的に覚えている。

 

 

 

向けられる銃口

 

 

 

ドアを開けて泣き顔でまだ子供だった青年と青年が抱えていた妹を突き飛ばすように走る車から落とした母親

 

 

 

青年が突き落とされて数秒後に車は蜂の巣へとなり爆発していった。

 

 

 

彼が両親の死を受け入れられずに泣く妹を抱え、頭なら血を流しながら呆然としているとジムの銃口が彼らの方へと向く。なんて事はない。泣き声を煩わしく思ったテロリストが殺そうとしただけだ。

 

 

 

あぁ、死ぬんだ…

 

 

 

両親を殺した圧倒的な力の前に抗うことすら辞め死を受け入れようとした時。その銃を持った腕を空から降ってきた何かがオレンジ色に光る剣で切り落とした。彼はこの時は知らなかったが降りてきたのはドイツ製作のイフリート。

 

 

 

腕を切り落としたイフリートは片手でジムへ、ショットガンを放ち体制を崩し右肩から袈裟斬りをしてコックピットごと切り裂きジムを機能停止をさせた。

 

 

 

助かった彼は崩れ落ちるジムを見ながら気を失い次に目覚めたときは傭兵キャンプだった。助けてくれた傭兵はエクスカリバーと言う組織で、イフリートに乗ってたのはエクスカリバーのリーダーだった。助けてくれたお礼と共になんとなく、兄がエクスカリバーの由来を聞くと約束された勝利にあやかってだそうだそういうと照れ臭そうに笑った。そこから身寄りの無くなった兄妹はそのままエクスカリバーで洗濯など雑用係として暫くは生きていった。兄が15歳を過ぎた頃、エクスカリバーのリーダーから二つの道が示される。

 

 

 

一つはMSに乗って戦う傭兵

 

 

 

もう一つはリーダーの知り合いを頼って工場などで仕事をする事

 

 

 

兄は悩んだ。

 

 

 

二日、悩んだ

 

 

 

 

 

悩んだ末に選んだ答えは戦う事だった。

 

 

 

失う事の辛さを知りながら失う者が少しでも減るように、失う者を少しでも助けられるように…傭兵として戦場で生きる事を決めた

 

 

 

兄の気持ちを知ってか知らずか妹も一年後兄と同じくMS乗りになった。兄妹は妹がMS乗りになって半年後エクスカリバーから独立、以降はリベリオンと名乗った。兄が乗ってるイフリートはこの時エクスカリバーから餞別として貰ったエクスカリバーリーダーのお下がりだ

 

 

 

 

 

世界を旅しながら兄妹は同じく親が居ない戦争孤児等を引き取り望めば傭兵として育てチームへと入れたり、戦場を嫌がれば孤児院に連れていったりしながら事業を拡大。今では中堅の傭兵として安定した量の仕事を常に抱えている。

 

 

 

『目的地、上空。降下開始してくれ』

 

オペレーターの声に物思いにふけるのを辞めて青年は前を向き

 

 

 

「リベリオン。任務開始だ」

 

 

 

その声、リベリオンリーダー暁 新夜の指示で鋼の巨人達は降下を始める

 

 

 

いつか来る戦争の無い平和な世界の夜明けを信じて




反応があったりすれば続くかも?

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